仕事の悪魔は強くない   作:アイコウ

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ちょっとやる気が切れました…

スプラとポケモンで気分転換したらハマってちゃって…
ここからの頻度はもっと遅くなるので期待しないで待っていてください

あと狂乱コベニちゃん取り乱し過ぎてて笑ってしまいました


決定事項

 

「そっか…悪魔なのに働こうなんて、ツトムは本当に偉いね」

 

そう言ってマキマさんはフィルの頭を優しく撫でる

(マキマさんがこんな事をしてくるのが分からない…)

 

「〈なんでこんなに良くしてくれるんですか?お、俺は悪魔で、人間からは怖がられてて…〉」

 

その言葉を聞いたあと、マキマさんは撫でるのを辞めてスーツから手帳みたいな物を取り出した

 

「言って無かったよね、私は公安のデビルハンターに所属しているの」

 

その手帳には「公安対魔特異4課」という文字

 

(デビルハンター!?逃げないと殺されるぞ!)

 

その言葉を聞いたのか、フィルはマキマさんから距離をとる

 

「安心して欲しいな、って言っても聞いてくれないよね」

 

そう言ってから、テーブルにケータイといつの間にかあるバットをテーブルに置く、その後テーブルから距離をとって、

 

「はい。これで私は連絡できないし、攻撃も出来ない、だから話を聞いてほしいかな」

 

そう言いながら両手を上げた

 

「〈……………分かりました。〉」

 

「うん、ありがとう。

ツトム君は悪魔が契約するのは知ってるよね?」

 

「〈……はい、知ってます〉」

 

「デビルハンターはね、悪魔と戦う為に、悪魔と契約するの」

 

「〈?言ってる意味が分かりません〉」

 

「知能が高い悪魔は、契約してデビルハンターから討伐されないように契約するの。言わば利害関係だね、そして公安も同じ、悪魔と契約して戦う人しかいないって言うくらい契約してる人がいる」

 

「〈…だから、公安に入れば、悪魔でも安全に生きられるって事ですか?〉」

 

「そうだよ。」

 

(悪魔ならありがたいシステムだなぁ。問題はマキマさんは信用出来るのかってところかな)

 

 

「〈外には、出られるんですか?失敗の、責任とかは…?〉」

 

 

(?)

 

「そういう事に気づくのも、やっぱり変わってないんだね。本来はあるよ、悪魔だから逃げられる可能性があるからね。もし逃げたり、作戦失敗は即討伐の対象になるよ」

 

(討ば…!……なぁ……もう逃げよう?討伐とかされたくねぇよ…見つかってもバレなきゃ討伐されないのと討伐される恐怖だったら前者選ぶって!)

 

そんなツトムの呼びかけにもやはり沈黙を貫くフィル

 

沈黙に対して淡々とマキマさんは口から言葉を紡ぐ

 

 

「でも、“本来は”って言葉が付くんだ。一匹だけ例外がいたの。その悪魔は銃の悪魔上陸の際、日本の被害者5万7912人の内、1168人を蘇生。

その功績、署名活動を配慮して、討伐条件や活動範囲制限の規則を緩めた特例。

でも、銃の悪魔上陸の1年後、悪魔討伐作戦中に失敗。

その後バディが死亡を確認した。それが、ツトム君の前世、仕事の悪魔、フィデールだよ」

 

 

(え?)

 

突如聞かされる突拍子もない言葉。心は理解を拒んでいる。

だが、

心臓の鼓動が早くなることは無い。

目の前の景色だって揺らぐことはない。

まるで、事実を受け入れてるようだった

 

 

「〈蘇生?仕事の悪魔で…?え…?は…?そんな…事実とは…到底思えないですだって!蘇生でしょう?そんな…そんな強い悪魔なら死ぬなんて事起らないでしょ!?〉」

 

「仕事の悪魔、名称:フィデールはね、確かに蘇生を行った。でもね、戦力にはほぼならなかった。だからこそ特例が許可されたの」

 

「〈戦力にならない…?〉」

 

「フィデール君の強みは強さじゃ無いの。

契約の回数だけもらった血を使う、回復しながら敵を観察しに行く偵察役なんだ」

 

(それってゾンビ戦法!?)

 

「〈それ、それって死ぬかもしれないってことじゃないですか!?そもそも、俺とフィデール?が同じ悪魔かどうかだって分からないですよね!〉」

 

「公安に所属してた悪魔だから、情報は残ってるんだ。記入されてた通りだと、紺色の髪に黒目の部分が赤、目には黄の線で描かれたひし形だったかな?」

 

 

(さっき確認した自分の姿と全く同じ…!)

 

「他に質問はあるかな?最後にもう一つ教えてあげる。

 

 

私はツトム君に会う為にここにに来たの。外には他の公安のデビルハンター。ツトム君は生まれて一日くらい、私達は1年以上の戦闘経験の差。私の言いたい事…

 

 

 

分かってくれるよね?

 

 

 

マキマさんが告げた言葉は変わらず淡々としていて、とても不気味だった。でも、これ以外の道はもう、思いつかない

 

 

「〈…………分かりました…公安に入ります…〉」

 

 

「分かってくれて良かった。それじゃあ、これからよろしくね。

 

 

前みたいな活躍に期待してるから。

 

 

 

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