憑依転生ランスロット(偽)   作:影後

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「はぁ……桜、いい加減に諦めよう。聖杯戦争が起こるまでにランスロットは召喚不可能だ」

「お父さんは黙ってよ!ランスロットさんも居なくちゃ駄目なの!今年こそ…今年こそ呼んで見せる」

間桐桜、第四次聖杯戦争にてランスロットに救われた少女である。隣に立つのは魔術使いとして面の世界ではジャーナリスト、裏の世界では情報屋、魔術師の世界では間桐の当主と言う立場に収まっている間桐雁夜であった。


Fate staynight編
来る日に向けて/既に来ていた男


「はぁ……つまんねー……俺の座には誰も訪ねて来ないし、聖杯戦争にも呼ばれないし」

 

俺は自分の座にて、暇を持て余していた。

英霊の座に俺専門の空間をこじ開け、相棒のテロップと時折訪ねてくる女神様に茶を出すだけの生活だ。

 

「あぁぁぁぁ…………」

 

テロップ

何疲れた顔してるんだよ。

 

「テロップかよ、嫌さ……バルムンクとか、欲しくね?ドラゴン殺せるんだぜ?こう…ロマンあるよな」

 

テロップ 暇すぎて壊れた?

 

「壊れちゃいないさ、暇すぎなのは認めるけども……」

 

女神

「なら、1時間だけ現界させてあげる。こっちも貴方を派遣する予定が有るんだから……まったく、間桐のお嬢様は頑固ねぇ」

 

「へ?」

 

俺は訳も分からず座から追い出された。

 

 

 

 

 

私は残った魔力で最後の召喚をした。触媒があるのに来てくれない叔父さん。私の……私の家族なのに。

 

「あぁぁぁぁ……と?あら、桜ちゃんじゃないの。女っぽくなったねぇ、高い高いしようか?」

 

「お前、そんなキャラだったか?」

 

「お?カリヤじゃん!久し振り!コレお裾分けね」

 

俺は座にて暇つぶしに作っていたマジックボトルとそれにファイア、ブリザド、サンダーを入れた物を各50ずつ渡した。

 

「これって」

 

「舐めんなよ、神代の魔術と同じくらい、いやそれ以上に強いぜ?この魔法はさ

 

ルーン魔術で家燃やす描写あったけど、多分それ以上か同等の事は出来る。少なくともサーヴァントにはダメージ入るぜ?と俺は笑いながらカリヤに話した。

 

「そうだ、桜ちゃん誕生日祝えなくてごめんね。おじさん、座から出られなくて……」

 

「何で…!何でおじさんは帰ってきてくれなかったの!皆で、お父さんとおじさんと私で暮らしたかった!」

 

「ウ~ン、そう言われましても俺も英霊ですしねぇ……」

 

今にも涙を流しそうな桜ちゃん、俺はゆっくりと頭を撫でる。

 

「今回もせいぜい1時間だけなのよ、でも安心なさい。もうすぐ聖杯戦争起こるからその時、サーヴァントとして現界出来るみたい!桜ちゃんのサーヴァントじゃないかもだけど。安心なさい!その時はマスター殺して、令呪奪って帰ってくるから!」

 

「待て!今聞きづてならないよな?なに?聖杯戦争??」

 

「うん、今2004年だろ?あー…近いうちに聖杯戦争起こるね確実」

 

「お前!やっぱし知ってるだろ!話してけ!」

 

「当たり前だろ!まず、マスターになる奴で確実なのを話す。心して聞くが良い!」

 

「はい!」

 

「やっぱお前変なのに影響されたよな!」

 

「ゴホン!まず、ランサーのマスターは魔術協会から派遣される女バゼット・フラガ・マクレミッツ。まぁ、言峰綺礼に令呪奪われるから知った事じゃない、あと……防ぐなよ」

 

「まじかよ、まぁ…お前が言うなら防がないけど」

 

「次に!ランサーは恐らくクー・フーリンだ。ゲイ・ボルクには気を付けろ!」

 

「次は?」

 

「アーチャーを召喚するのは遠坂凛だ!まぁ、桜ちゃんと姉妹で」

 

「姉じゃない」

 

「えと……桜?」

 

「叔父さんも、お父さんもうるさいわね。私に…姉は……居ないの!」

 

桜ちゃんが黒桜ちゃんみたくなってる。魔術も使えるみたいだし……待ってもしかして時計塔でも行ったの?え?

 

「まぁ……いいや、んでアーチャーのサーヴァントは衛宮士郎だ」

 

「え?」

 

「士郎君だって?そんな…彼は生きてるだろ」

 

「ある意味、イレギュラー中のイレギュラーよ。未来から来た英霊なんだから。あと、アーチャーエミヤに聖杯にかける願いはないけどさ、彼奴、今生きてる衛宮士郎を殺そうとするかも」

 

「何故!」

 

「衛宮士郎ってさ、正義の味方って言ってない?」

 

「はい、先輩は稀にそんな話を」

 

「その成れの果てがアーチャーエミヤさ。大を救うために小を犠牲にし続けて、心は壊れて、最後には裏切られて殺された可哀想な英霊、まぁ、英霊としての実力自体は高いわけじゃないから、簡単に殺せるさ」

 

「………」

 

「……桜、大丈夫だ。だってそうだろ、未来は決まらない。その、英霊となった衛宮君は結婚してるのか」

 

「いんや、独身のはず」

 

「なら、桜が結婚すればいいんだ。そうすれば英霊にはならない」

 

「ちょっとカリヤ?俺、お前が何言ってるか判らない」

 

うん、壊れたよな?カリヤぶっ壊れたよな?

 

「士郎君のこと好きだろ?よく家に呼ぶし、士郎君の家に遊びに行くし、ほら、いっそ告は」

 

カリヤの意識が目の前で奪われた、俺ですら見えない速度で振るわれた手刀。

 

「…おじさん、続きを」

 

「はい、次はバーサーカーです。ヘラクレスです。Aランク以上の宝具で12回殺すかヒドラの毒を与えれば即死できます。はい、あと、アインツベルン家のホムンクルスがマスターです」

 

「マスターの情報は?」

 

「はい、私の記憶だとイリヤスフィール・フォン・アインツベルンです」

 

「うそ?ここでも?イリヤ先輩って、士郎先輩のお姉さんなのに」

 

「あっ…そう言う……ですと、恐らくはアインツベルンの別のホムンクルスがマスターになると思われます。はい」

 

「次」

 

「イエス、マム。次はマムが「それやめて」はい、桜ちゃんの召喚するライダーのメデューサです。はい、彼女、結構寂しいので、俺じゃなくて彼女が来たら友人になってあげて」

 

「えと…はい」

 

「次はキャスター、真名はメディア。コルキスの女王だね。これもぶっちゃけ桜ちゃんが関わる必要無いんだよね。コイツ、佐々木小次郎っていうアサシンのサーヴァントを召喚とかしてるし、夫ができるからそいつと添い遂げさせれば問題ないんだよね」

 

「サーヴァントとマスターの恋?!」

 

まじかよ、そこに食らいつく?あれ?陛下と士郎君のラブロマンスしったら桜ちゃん……忘れよ。

 

「あと、ギルガメッシュ生きてるから」

 

「はぁ?!英雄王が生きてるってどういうことだよ!」

 

「聖杯を汚染してた泥あるだろ?アイツ飲まれてるはずだから歪な受肉して生きてるはずだよ。俺みたいに生前の力は手に入れてないけど、それでもサーヴァントの力はそのままだし、きついなぁ…もう」

 

そうこうしてるうちに時間が来た。

 

「やべぇ…まぁ、こんなズルしてるのうちだけだからな!必ず、必ずずるしてでも来るから!忘れないでね!」

 

 

 

 

なんて話をしたのは1年前、現在俺は2003年。

2000年から俺は冬木市に女神様のお力添えで現界している。そして、持っている料理技術を利用し、カフェ〘Camelot〙を経営している。

 

「店長!仕込み終わりました!」

 

「悪いね、士郎君。今月のバイト代は色を付けとくよ」

 

「そんな!俺も店長にはお世話になってますし」

 

「良いの、良いの!オジサンはね、夢のある子供が大好きなんだ。頑張れよ、正義の味方君!」

 

時間は20時すぎ。未成年がバイトする時間としてはギリギリだ。 

 

「茶化さないでくれよ、店長。俺も」

 

「士郎」「シロウ君」「シロー!」

 

衛宮一家が勢揃いだ。衛宮切嗣、アイリスフィール・フォン・A・衛宮。衛宮イリヤスフィール。

我が店の常連にして、バイトの家族。

 

「ランスさん、あらアイリさん。先週の料理教室はいらしませんでしたが…」

 

「はい…あの……」

 

若干赤らむアイリスフィール。しかし、切嗣の顔には影が浮かんでいる。

 

「美味しかった」

 

「うん!やっぱり良いわね!先生、これからもお願いしますね!」

 

(実際どうだったんだ?)

 

(母さん、塩と砂糖を間違えた上に、オイスターソースとデミグラスソースを間違えて……)

 

(あの、士郎君?私、先生ですけどオイスターソースとデミグラスソースはえ?マジ?)

 

(ランス先生、どうか、アイリを頼みます)

 

うん、切嗣にまで頼まれてしまった。しかし、最初にであった時は驚いた。

 

「魔術師か、アイリとイリヤを狙いに来たのか?」

 

「……あら、魔術師殺し殿じゃないか。始めまして、ランス・ロットレイクと言う!親父の代までは真っ当な魔術師だけど、弟に家追い出された悲しき料理人だ!あっ、コレ名刺です」

 

俺は銃を構える切嗣を無視して名刺を渡した。

 

「何を」

 

「カフェCamelot!我が店は明日開店しますので良ければいらっしゃいな!」

 

それ以来、俺の店の味を気に入ったアイリスフィールが学びに来て、士郎がバイトしながら店の味を盗もうとしたり、まぁ、良いけど。

 

「そういえば、店長も魔術師なんだよな」

 

「まぁね、種火にしたり、ルーン魔術で店守ったり、それに……悪どい魔術師が来たら拳で語り合うしね」

 

俺はサムズアップして、肉体美もとい激しい筋肉を見せる。大抵のチンピラはこれで消える。

 

「店長、やはり僕と同じ」

 

「アフガン、アンゴラ、ザイール、紛争地はかなり渡り歩いた。そして気付いた食事は総てを解決すると、あと純粋に疲れた。魔術師としては2流だけど、別にもう魔術師続けるつもり無いし」

 

「変わってるな、店長は」

 

「いやぁ、色々ね?んで、何食べるんで?300円オフサービスしますよ?」

 

そんな話をしたのは昨日。

 

「はぁ、今日はどうすっかなぁ……カリヤのやつでも驚かすかなぁ、冬木の幽霊的な」

 

「……へぇ、例えば?」

 

「いやさ、ウェイバー君にカリヤが今も家に居るって聞いてるし?場所もわかるしぃ……偶には朝飯作ったりとか」

 

「…ポルターガイストじゃないのか?」

 

「当たり前じゃん!俺が霊化して……へ?」

 

「桜、あの馬鹿を捕まえてくれないか?」

 

「はいお父さん、家族に悪戯してる悪いオジサンは私がお仕置きしちゃいます」

 

「Jesus」

 

 

 

「つまり、あの後なにかによって四年前の世界に現界したと?」

 

「はい、」

 

「それで、先輩のバイト先ですか?何で教えてくれなかったんですか!」

 

あぁ、まぁ姪っ子みたいなもんだし。

 

「だって、俺見た目変わってるよ?アロンダイトとか、盗……借りた自衛隊の装備もあるし、そうだ見てくれよ。アメリカの飛行機の墓場みたいなとこにさF15置いてあったんだよ」

 

「パクったのか?!」

 

「当たり前」

 

「お前……お前………」

 

カリヤがまた腹痛めてる。まぁ、しゃあないか。

 

「もう……神秘の秘匿とかお前考えてないだろ!」

 

「当たり前、殺人はしてない。俺は貰っただけだ。あと、俺の店はここだから。桜ちゃんに令呪が現れたらここに来な。絶対にどうにかしてみせるから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




女神 
ええっと、折角だからこの前私のランスロットが出した召喚獣について説明するわね。

テロップ 
転生特典だからできる事、マジモンの神様召喚

女神
って事で……どん!

嵐神ガルーダ
FF15の世界にて消された神、エオルゼアと繋がった事でかの蛮神ガルーダがルシルに現れた。それを討つために選ばれし王と仲間達は戦ったのよね。

テロップ
ゲームだとクエストクリア後に何故かよく呼び出せるようになる頼りになる神様。

女神
そうね、でもクリア後の敵とか何か居たわよね?
召喚攻撃効かないやつ、

テロップ
しらね、作者は出会わなかった

女神
メタイわよ、兎に角FF15の世界にて忘れられた、または消された神様。でも、選ばれし王ノクティス・ルシス・チェラムに協力し、名前も蛮神から貰ってガルーダと名乗ってるのよ。

テロップ
〘風の八衝〙
ガルーダの召喚技、当たり一面に風による無属性攻撃を行う。前回は手加減してたけど、場合によってはランスロット以外のサーヴァントは全員死んでた。

女神
異界の神だけど、ギルガメッシュ相手はね。でも、本気になれば剣神、氷神、水神、炎神、雷神、巨神とか一度に呼べるわよ。冬木は滅ぶけど

テロップ
やらないけど、多分酷いことは起こる、





ランスロット
俺のサーヴァント解説まだ?

まだ
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