憑依転生ランスロット(偽)   作:影後

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ヨッシャァァァァァ!!!

黙れよバーサーカー!!うるせぇ!

マスターよ!セイバーのセイバーのサーヴァントだけはわかった!私は装備を《作る》だから10分時間をくれや!



10分後

お前をが…俺の……サーヴァントだと?


ウォォォ!!!I LOVEアルトリア!!!I LOVE陛下!!!

装備
ケミカルライト
I LOVEアルトリア鉄扇
I LOVE陛下バンダナ
I LOVEアルトリア&I LOVE陛下羽織り

[全部宝具並みの防御力]


アルトリア!アルトリア!!アルトリア!!!

俺はサーヴァントの気配を感じ取った。その為、装備を作成し、マスターを連れ冬木市の港湾区域の一角に足を運んだのだ。

 

「…おかしい、人払いの魔術も張られていない。くそ…奴等は民間人の被害も気にせんと言うのか」

 

「…あのさぁ、まともなのもわかるけどさ。その服装だと説得力無いんだよ!止めてくれよ……」

 

マスターは何故か俺の姿を見て泣いてしまった。何故だ、共に聖杯を手に入れようという同志だろうに。

 

お前の服装

 

「何故かテロップに怒られた気がするが……なんと、マスター!!すまない…俺は……俺は止まれないんだァァァ!!!」

 

「馬鹿野郎!!!」

 

叫ぶマスターを尻目に俺は飛び出した。あの御方が、目の前にいた!あの御方が戦っている!あの御方がこの聖杯戦争に!!俺は感じていた、だからこの装備を!今だけは、俺とは戦う定めだが、今だけは…今だけは

 

「陛下ァァァァァァァ」

 

 

 

 

 

〔被害者様サイド〕

 

何故でしょう、ランサーと戦っている私に嫌な予感が迫りました。関わりたくない、今すぐ逃げ出したい。しかし、切嗣は私とは話そうとせず、アイリスフィールだけ。そのはずなのに…本能が叫ぶ。ここから速く立ち去れと

 

「陛下ァァァァァァァ」

 

「…ランサー、この戦い預けます」

 

「何を」

 

「セイバー?!」

 

「アイリスフィール、逃げますよ!何故…何処で?!キャスターですか?ライダーですか?!何故、何故よりにもよって」

 

「I LOVE セイバーーーーー!!!!」

 

「ふん!」

 

「イヤァァァァァァ」

 

「バーサーカー!!!」

 

 

 

 

 

 

今陛下は戦っておられた、だから真名を叫ばず悲しき、悲しきかな、セイバーというクラス名を言ったのだが……俺は……何故か空を舞っている。

陛下のエクスカリバーに打ち上げられ……

 

「とぁぁぁぁ」

 

「ヒィ?!」

 

「フフッ……フハハハハ!!!アイ!アム!キャスター!陛下!今貴方の親愛なる騎士が再び」

 

「消えなさい」

 

「無駄ァ!」

 

俺は羽織りを翻し、放たれた攻撃を弾いた。

 

「その…ふざけた服装はなんですか!巫山戯てるんですか?!貴方は!」

 

「フフフ…貴方様が来られたそれだけで私の心はと……貴様、何を見ている」

 

ランサーが俺と陛下の再会を見ていた。

 

「……貴様がランサーか、丁度いい。このキャスターが貴様に引導を渡す。セイバー様、構いませぬな」

 

「……もうヤダ」

 

「セイバー?!」

 

なんと、アルトリア様は休憩すら取れないゴミのようなマスターに召喚されたのか。ならば…致し方無い。俺がランサーを仕留め、地獄に送り、アルトリア様のマスターさえ地獄に送り、英霊の座にて休養して頂こう。 

 

キャスター嘘、

君の頭は 

バーサーカー

頭も今は

狂ってる。

 

「はぁぁぁぁ!!!宝具ケミカルライト」

 

「何だそれは?!」

 

「舐めるなよ…ドルオタはな!持てるすべてが宝具になるんだよ!!死ねぇ!ランサー!!セイバー様の為、俺のマスターのためにも」

 

「貴様?!」

 

ランサーの振るう槍を払い除け、その腹をケミカルライトで切り裂く。そしてすかさず後ろを向き女を斬り殺す為に動く。

 

「…陛下、流石ですな」

 

「お巫山戯がすぎるぞ…サー・ランスロット」

 

「陛下、しかし聖杯戦争ゆえ」

 

不敬と理解しながらも陛下の胴体を蹴り飛ばし、女を殺すために動く。しかし、そんな俺をランサーが邪魔をする。

 

「貴様!戦っているのは私だろうが!」

 

「ランサー…弱者が……ほざくなぁぁぁ」

 

ランサーは弱い、戦っていて理解できた。英霊となる実力はあるようだが、俺のように多芸という訳では無い。ケルトの民だったはずだが、それならクー・フーリンと戦って居たかった。目の前の弱者と遊ぶのは気が引ける。

 

「何!」

 

「所詮、俺の人差し指で止められる程度。ケルトの戦士らしいが……笑わせるな!ならば、クー・フーリンでも連れて来い!俺を殺せるのは、貴様等一般英霊ではない!…レベルが違うんだよ……レベルがぁぁぁぁ!!!」

 

ランサーの宝具を奪う。

そして…

 

「『必滅の黄薔薇』ゲイ・ボウか…そうかディルムッド・オディナ!くくっ…フィオナ騎士団の一番槍?貴様が?その程度がか?雑魚が……」

 

「貴様……何者だ」

 

「俺か?俺は……悪魔さ。さて…こう使うんだよな?」

 

「ゲイ・ジャルグ!」

 

「フン!」

 

「ゴブッ…」

 

俺の隙を突いて宝具を展開したのは良かった。だが…取り回しが悪かった。お前のゲイ・ボウは短槍、ゲイ・ジャルグは長槍。俺の扱うゲイ・ボウがランサーの首を貫いた。

 

「ククッ…クハハハ!!!弱い…弱いぞぉ!笑わせるなぁ!アハッ…アハハハハハハハ」

 

ディルムッド・オディナから2つの槍を奪い、何度も、何度も、何度も、何度も、何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度も消えるまで…俺は奴を刺し続けた。

 

「見つけた」

 

「よせ!」

 

そして…ランサーのマスターも……良いねぇ。良いねぇ。死ぬさまは……無様に、何も考えず、恐怖に歪む顔はよぉ!

 

「アハッ…アハハ……ふぅ………次は……君だ」

 

「セイバー!!!」

 

「なぁ…陛下……俺は貴女を斬りたくない。だから…マスター狙ったんだ。なのに」

 

「サー・ランスロット!一体何処まで堕ちるか!武器も持たぬ一市民を…貴様は!」

 

「アルトリア…私は、かつて君に憧れ…円卓に連なった。しかし、それは違う。私は…君に恋をした。けして叶わぬ、叶えてはならぬ恋を!ギネヴィアの私への恋心さえ利用し、君に仇なそうとする騎士たちを葬った。しかし…君は私にあろうことが親友をけしかけた!だが!それでも私は君を憎めない!あのときは老いていたが、今は違う。アルトリア、君のマスターを殺し、君も殺し、私の一部としよう!」

 

あれ?なんか口が勝手に喋ってるし、何…俺もしかして病んでた?アルトリアI LOVEアルトリアを掲げてたけど、中身の俺は病んでたの?

 

「巫山戯た服装で言っても説得力はない!」

 

「アルトリア!!!!」

 

「『約束された勝利の剣』」

 

「アロンダイトォォォォ!!!!!」

 

2つの聖剣がぶつかった。俺と陛下の地面が砕け、辺りが瓦礫とかす。全てが砕け、失われる。俺と…陛下の一騎打ち。かつて、転生して(する前)からひと目見て惚れた(推した)この御方と。

 

「…」

 

「何故!泣いている!サー・ランスロット!!」

 

アロンダイトを右手で持ったまま、左手で目元を確かめる。確かに涙が出ている。おかしい、悲しくはない。それどころか、嬉しい。

 

「…陛下」

 

アロンダイトでエクスカリバーを弾き返す。そして、上着を脱ぎ捨てシャツだけになる。

 

「…我が王よ。聖杯を手にするのは私だ」

 

「何を」

 

「…ゲイ・ジャルグ…ゲイ・ボウ」

 

2つの宝具を展開し、アロンダイトをしまう。

 

「それは」

 

「陛下、私は殺した相手の武器すら奪う。生きるために、そして殺した相手を忘れない。ソレが俺の矜持!!弱者は強者に喰われる、ソレが戦争なのだ!」

 

二槍流、行った事は無かったがそれでも…俺には関係ない。俺は騎士であるが戦士なのだから。

 

「はぁ!ラァァァ!!!」

 

「クッ!キャスターの癖に…何と言う」

 

「さぁてね、しかし…驚きですな。貴女がこれ程までに弱かったとは!やはり、私が守らねば、貴女は所詮その程度なのだから!」

 

「サー・ランスロット!!!」

 

宝具と宝具のぶつかり合い、しかもこちらはアロンダイトではない。ランサーを殺し、奪った宝具。だが、陛下はそんな俺を破れないでいる。

 

「…残念です、私は貴女を斬れない。だから……死ぬがいい。セイバーのマスターよ!」

 

俺が槍を投擲しようとした瞬間、そいつは現れた。月夜に浮かびながら、けたたましい笑い声を上げ、少年を率いながら。

 

「我が名は征服王イスカンダル!

此度の聖杯戦争においてライダーのクラスを得て現界した!」

 

名乗を上げた、俺以外が名乗を上げやがった。しかも、あんなに目立ち!羨ましい!俺も目立ちたい。その感情が支配し…俺はセイバーのマスターの事などどうでも良くなった。

 

「舐めるな!イスカンダルよ!!」

 

「なんだと?!我以外に名乗りを?!」

 

「湖の乙女の長子にし…円卓の騎士最強の戦士とは…この俺!サー・ランスロットのことだァァ!!!」

 

「なんと!円卓の騎士ランスロット!!」

 

「見よ!我が王に送るこの宝具ケミカルライトを!!」

 

「嘘だろ…あんな奴が円卓の騎士のランスロットなのかよ!」

 

「フフッ…フハハハハ!!!サー・ランスロット!!面白いぞ!!!」

 

我がアルトリア陛下に送るヲタ芸。宝具ケミカルライトと蘇りし、我が正装《I LOVEアルトリア》

そして…見よ!このケミカルライト捌きを!

 

「……何故、何故壊れたのです。サー・ランスロット」

 

「セイバー」

 

俺はオタ芸を終えると征服王イスカンダルに宝具ケミカルライトを向けた。

 

「俺以上に目立つなど……1000年速いぜ!」

 

俺はやりきった、もうこの場に未練はない。

 

「そなた、我が家臣にならぬか」

 

「……は?」

 

 

 




ランスロット偽の英霊解説のコーナーだ!

ちっ…ランスロットの野郎!次あったら襤褸にしてやるからな!!覚悟してやがれ!!!

舐めプしてたら返討にあってボロボロ

テロップうるせえよ!今日解説するのはコイツ!


ディルムッド・オディナ クラスランサー

俺に瞬殺された挙げ句に宝具くれたいいやつだ!
(煽り)
二刀流ならぬ二槍流の騎士であり、二本の槍を自在に操り巧みに戦うぜ?まぁー俺には敵わないし、俺の方が上手く使えるけどな!

ステータス
マスター ケイネス・エルメロイ・アーチボルト
筋力 B 耐久 C 俊敏 A+ 魔力 D 幸運 E

宝具 B

俊敏以外ほぼ俺の下位互換!可愛そうだねぇ……まぁ、俺が負けるはずないんだけども。雑魚は所詮雑魚なのさ。


保有スキル
対魔力(B)
三節以下の詠唱による魔術を無効化。大魔術・儀礼呪法など大掛かりな魔術を以てしても傷付けるのは難しい。ランサーのクラススキル。

でも…まぁ使う間もなく死んだよね

心眼(真)(B)
修行・鍛錬によって培った洞察力。窮地において、その場に残された活路を導き出す戦闘論理。

フハハハハ!!!雑魚が足掻いても無駄だ!!!

の黒子(C)
魔力を帯びた黒子による異性への誘惑。ディルムッドと対峙した女性は彼に対する強烈な恋愛感情を懐く。対魔力スキルで回避可能。

羨ましい!しかし…これで陛下の心を盗んでも……それは偽の……ぐぅぅ…

騎士の武略(B)
『FGO』での追加スキル。力において及ばずとも、戦いの流れを把握し、相手のミスを誘発させる戦闘法。自己強化ではなく相手の判定ミスを誘うスキル。一瞬の勝機に賭ける冷静な観察力。具体的に言うとクリティカルスターを多く発生させる

クリティカルスター?FGO?うっ!頭が……


今日は終わりだ、しかし…頭が痛い。
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