憑依転生ランスロット(偽)   作:影後

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これは、ランスロットだけの物語ではない。
彼の物語でありながら、イレギュラーが混ざった物語である。


FGO第六特異点
第六特異点神聖円卓領域キャメロット


「……ランスロット卿、よく来てくれたな」

 

そう呼ぶのは自分の知らない騎士王、いや知っている。かの聖槍を持ち、玉座に座り、アグラヴェインを、モードレッドを、ガウェインを従えている。

 

「どうした、話せ」

 

つい、腰のアロンダイトに手が行ってしまう。

それ程に今の姿は有りえないものだ、だが同じだ。俺が仕えた少女に。

 

「父上、そんな奴は」

 

「…黙れクソガキ」

 

鞘ごとアロンダイトを抜き、モードレッドに叩きつける。鎧を砕き、その首にアロンダイトを突き付ける。

 

「やはり……その程度」

 

「モードレッド卿!ランスロット貴様は」

 

ガウェインが剣を抜かんとしているが理解しているんだろう。

《勝てない》と。

俺はモードレッドの首を絞めながら持ち上げる。

 

「…ぐっがぁ………」

 

「どうやって、その力を手に入れた?その程度、本気で俺に勝てると思ったか?昼のガウェインすら俺に勝てた試しが無いというのに」

 

「よせ、ランスロット卿。モードレッド卿も共に戦う仲間だ」

 

「ゲホッゲホッ」

 

モードレッドを落とし、騎士王を見る。

まったく、反吐が出る、何故俺がお前に使えなければならない。貴様は……俺が仕えた騎士王ではない。だが、

 

「まぁ……貴方がアルトリア・ペンドラゴンだと言うのなら俺は仕えましょう。えぇ、それでは」

 

俺はそう言いながら玉座を出た。

そして、懐かしく、しかし、ボロボロの魔力を持つ者が居ることに気付いた。

気配を消し、その者へと近づくのだ。。

警備の兵士たちが所狭しと立ち並び、記憶にあるキャメロットよりも物々しい。

 

「あっ!ランスロット卿!!」

 

気配を消していたにも関わらず気付かれてしまった。アロンダイトに手をかけながら、殺す事を考えていたが…

 

「………ガレス…ガレスなのか」 

 

俺はまるで我が子ギャラハッドを抱き締めるかの如く、走ってきたガレスを力強く抱いた。

 

「すまない…すまない………」

 

「え…いえ………ランスロット卿は」

 

涙が溢れそうになる、こうして元気でいてくれること、サーヴァントといえど眼の前にかつての様に居ること。

俺が、俺が知っていれば殺さずに済んだ相手。

俺が起こした間違いによって死んでしまった少女。あぁ、女神様、ありがとうございます。

 

「アレは、俺の知るアルトリア・ペンドラゴンなのかな、ガレス」

 

「はい!間違いなく陛下です!」

 

ガレスの純粋さ、そしてその目から洗脳されているのではないと理解できる。

だが、それでも理解できなかった。

アグラヴェインとモードレッドは自身を陥れようとした存在であるが、ガレスの兄と妹である。

ここで敵対するのなら、もう一度ガレスを手に掛けることにもなり得る。

 

「……あの、私はこれから仕事がありますが、その後お食事でも」

 

もじもじと顔を赤らめながら言う台詞を俺は頷くしか出来なかった。

 

「あぁ、約束だ。俺のとっておきの料理を」

 

「あっ……はい!……約束ですよ?」

 

歳相応の少女の様に頬を赤らめるガレスの頭を撫でる。

 

「止めてくださいよ」

 

むぅ~と頬を膨らませながら怒る姿、そして、気恥ずかしくなったのか俺から離れようとする。

 

「待て、ガレス」

 

走って立ち去ろうとするガレスを呼び止め、その手を握る。

 

「あの……ランスロット卿?」

 

「お前の……お前の正義を………貫くんだ」

 

「はい!私は騎士ですから!」

 

「これを持っておけ」

 

「いやいやいや……アロンダイトって!そんなの」

 

「生き残れよ、ガレス」

 

自身の最大の防具であるアロンダイトをガレスに手渡し、俺は歩く。

罪を償う為、俺の正義を、息子との約束を、その為なら、何度でも裏切ろう。

 

「やはり貴様か、無様だな。サー・ケイ」

 

「……ランスロット」

 

囚人服を身に着け、傷だらけの肉体。

誰が思うだろう、これがアーサー王の義兄だと。

 

「ランスロット卿、罪人と話す」

 

「馬鹿者」

 

俺は見張りの騎士達の頭にサンダーを放った。

槍状に、脳髄を貫かれた見張り達はそのまま事切れる。

 

「何をするつもりだ!」

 

「黙れ、俺が仕えたのは部屋で啜り泣き、お前に甘えていた少女だ。そんな少女の為に、俺は円卓の闇となったんだ。クソガキに殺されやがって、馬鹿野郎が」

 

「お前は既に…居なかったろうに」

 

「だが、俺の到着位は待てたろう、お前なら」

 

「………そうかよ」

 

鎧を捨て、殺した騎士達の鎧に着替える。

俺の宝具でどんな物もDランク防具相当にはなる。

この剣でさえもだ。

 

「着替えたか?」

 

「くそ……俺の鎧が」 

 

「鎧なんて、何時でも良い。さっさと行くぞ」

 

「はぁ……わかってるよ」

 

俺とサー・ケイは騎士達に紛れながらキャメロットの外に向かう。

そこには砂漠が広がり、難民達を騎士が傷付けている。

 

「この場は聖都である!選ばれし者達が」

 

「………アルトリア」

 

「サー・ケイ怒る気持ちは判る。だが、俺達では救えんさ」

 

「………判っている」

 

その時だ、騎士が子供を抱きしめる母親に剣を振り下ろさんとしていた。

サー・ケイが動こうとするのを抑え、見捨てろと目で伝える。

 

「……平行世界の父上は………何処まで腐ってるんだろうな」

 

「アレは………」

 

「知っているのか、ランスロット」

 

その騎士は赤い衣をまといながら、何処となく俺のフルアーマーと同じ様なデザインをしている。

そして、何故か知らない記憶が頭にあふれる。

騎士王と瓜二つだが、声は低い。

そして、身長も大きく大人の騎士である。

 

「……モードレッド様」

 

「様?お前……何言って」

 

「……貴様!何者だ!」

 

「私か…私はブリテンの王。モードレッド・ペンドラゴン、貴様等は我が父を、我が国を穢す汚点共だ」

 

二振りの剣を持っている。

一本は自身がよく使っていたアロンダイト。

そして、もう一つは忘れもしないクラレント。

 

「我が剣よ、民を守る為に、生き抜くために。

『気高き我が意志の剣(クラレント)』」

 

エクスカリバーの様に光が飛んでいく、だがクソガキの物とは違い、赤き、気高い精神がある。

 

「襲撃だ!衛兵は何を」

 

「…ブリザガ」

 

城跡が凍る、まるで永久凍土が如く、騎士達は氷像となっていく。

 

「貴方なら、居ると思っていました。サー・ケイが居るのは予想外ですが、私は」

 

「…モードレッド陛下、お早く。民達はこのままですと殺されてしまいます」

 

「わかっています、行きましょう。宰相、サー・ケイ」

 

「民達、我等と共に!」

 

俺の掛け声と共に怯えていた難民達がついてくる。

 

「母上、道を」

 

「えぇ、モードレッド」

 

その言葉を聞いた俺とサー・ケイは剣を構えた。

見知った女、いや魔女が出てきた事に驚くがそれ以上に驚いているのは、かの魔女がまるでモードレッドを我が子の如く愛している様に見えることだ。

 

「……どの世界線でも私はアグラヴェインにしてやられ、ガレス、ガヘリスを殺すことは変わらんという事かよ」

 

「えぇ、可哀想なランスロット」

 

「黙れモルガン」

 

「コチラのお前とは、何度も衝突していたが」

 

「お前たちの俺の記憶もある、だから理解しているさ。俺がアーサー王を殺す手伝いをしたことも、円卓の騎士達を殺し、モードレッド陛下の治世を創り上げた記憶もな」

 

自身の知らない記憶、裏切りの騎士として全てを斬り捨て、モードレッドによるブリテンの統一という快挙を行わせた。

政治的アドバイスはモルガンと二人で行い、モードレッドを一人前の国家元首へと育て上げた記憶。

 

「………円卓の破棄、やりたいことは全てができた。しかし、」

 

「残念だ、宰相。しかし、民達がいる限りココはブリテンだ」

 

モルガンにより結界が貼られ、城塞都市が何故か完成している。オアシスを使い、難民達が生きられる環境すら整っている。

 

「アヴァロンの物を、泉は知り合いが居ましたので」

 

「……母様か」

 

ヴィヴィアンの祝福により枯れることのない泉、民達は楽園ではないがそれでも平和に暮らせる空間が作り上げられていた。

 

「サー・ケイ、私達が召喚されたのは父上。いえ、アルトリア・ペンドラゴンに対するカウンターです、女性の私だけでなく、数多の騎士達は騎士王いえ、かの王は獅子王と名乗っている。苛烈を極め、民をも殺す。私達はソレを許してはおけない」

 

「俺は……アイツを止める、アイツは王なんかじゃない。俺の義妹だ、俺の家族なんだ」

 

あの毒舌家がここまで傷心しながら、熱い視線をモードレッド陛下に浴びせている。

 

「その目、貴方を殺したときと同じですね。では、同盟です。我々の目的は」

 

「獅子王の討伐」

 

「宰相、貴方も?」

 

「私はモードレッド陛下に仕えた記憶もあります、アルトリア・ペンドラゴンに仕えた記憶も。しかしだ、私が、忠誠を誓いし王は騎士王アルトリア・ペンドラゴンただ一人だ。獅子王アルトリア・ペンドラゴン等という女は知らん」

 

「……フフッ、変わりませんね。私のところの宰相も、常に忠誠は騎士王へと。まぁ、そんな貴方だからこそ、私は信頼し、信用しています」

 

サー・ケイと俺はモードレッド陛下の前に立つ。

 

「我々の戦力は難民達の自警団のみ、後は自分達で切り開く。私、この反逆の王と歩むのなら、剣を」

 

サー・ケイと俺はモードレッド陛下の下に剣を置く。

 

「同盟は成った、これより戦の始まりだ」

 

ーモードレッド・ペンドラゴン

 

私は、宰相ランスロットや母上モルガンの様に政治眼も、統治能力も高くはない。

だが、自身が、決して愚王ではない事は理解している。

私の統治は苛烈を極めたと配下の騎士達からは何度も言われた。

敵対者には死を、配下には飴を。

ランスロットが表立って闇を引き受け、私が諌める。

これも母上とランスロットが決めた事である。

だが、二人が政治を、国を牛耳っていたという事はない。

私が決めた事には従ってくれた。

だから、我がブリテンは繁栄していたのだ。

 

「……しかし、この世界はどうだ」

 

あの日、カムランの丘で殺したはずの父上が成長し、かの聖槍を携え民を虐殺していた。

私は、父上という騎士に憧れた。認めて欲しかったが無理だった。

父上は無能ではないが、優しすぎた。

父上は王ではない、アレは騎士であった。

騎士に王は務まらない。

だからこそ私が、立ったのだ。

 

「ケイ卿、嫌な目をしてきますね」

 

「平行世界のモードレッド卿、巫山戯るな。何方にしろ、俺を殺した奴を信用しろというのがな。第一、お前の世界であのランスロットをどうやって仲間にした?あの馬鹿はアグラヴェインとこっちのモードレッドに嵌められて裏切る事になった」

 

「私の世界ではランスロット卿はギャラハッド卿とガレス卿を溺愛していました。それこそ実の息子、ガレス卿は実の娘の様に」

 

「知ってるよ、アイツはあの二人を特に気に入って」

 

「ガレス卿はピクト人との戦闘で殿に。ギャラハッド卿は聖杯探索へ。そして、戻らなかった。ガレス卿の槍とギャラハッド卿の盾を、彼は大事に抱えて泣いていましたよ」

 

「………彼奴が愛想を尽かすには十分だな。ギャラハッドの奴の事でも、相当アルトリアを恨んでた」

 

ケイ卿は変わらない、しかし私もやることがある。

 

「では、私は砂漠の探索に向かいます」

 

「何故だ?」

 

「感です、ランスロット卿に良い報告が出来るというね」

 

私は、年甲斐もなくはしゃいでいた。

それこそ、大人にイタズラをする子供の如く。

砦を出て、砂漠に入る。

母上は出る分には問題ないという。

入るのができないだけなのだ。

 

「おかしい、懐かしい魔力と嫌な魔力を………」

 

私が愛馬に跨り、砂漠を進んでいけば、懐かしい気配が交じる魔力と、何処となく嫌な気配が交じる魔力を感じる。

 

「マシュ防御して!!セイバー!宝具解放!」

 

「はい、マスター束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流。受けるが良い!

─『約束された

 (エクス…」

 

「まったくだ、嫌な魔力は貴方だったか……

我が剣よ、民を守る為に、生き抜くために。

『気高き我が意志の剣(クラレント)』」

 

私の赤き閃光が神獣を呑み込み消滅させる。

この砂漠の中で保護を行うのは運が伴う。

ましてや、太陽王の配下に狙われるなんて……

 

「まさか………貴方は」

 

「どうやら平行世界のアーサー王のようだ。しかし、まったく……度し難いな」 

 

「え?セイバーが二人いる」

 

「どういう事だい?いや、アルトリアは知っているよ」

 

「……マスター、警戒を。彼は敵かもしれません」

 

「なっ、でも助けてくれて」

 

「……サーヴァントセイバー、真名は貴方の予想通りかと」

 

「平行世界のモードレッド卿か」

 

「何分、きちんとした男児でして……貴方様を殺しブリテンを繁栄させた世界から来ました」

 

「なっ」

 

私は最後まで貴方に認められる事はなかった。

まさか、獅子王ではなく騎士王が来るとは予想外にも程がありますがね。

 

「……取り敢えず、その盾を持っている貴方に会わせたい方も居ますしね」

 

「……まさか、モードレッド!貴様は」

 

「気安く呼ぶな!私は、私はブリテンの王!モードレッド・ペンドラゴン!アーサー王!貴様の配下ではない」 

 

私は感情に任せて叫んでしまった。

それが、それがどう言う事かも理解して。

 

「すみません、つい感情的に。………」

 

「あの、アルトリアと何かあるの?」

 

「父上のマスター、家族の問題に関わるべきではありませんよ。それよりも………」

 

「あの、モードレッドさん?」

 

「いえ………なんでも」

 

私は馬を少女に貸し、徒歩で歩く。

 

「しっかし、私達は女性のモードレッド卿に」

 

「あぁ、あの跳ねっ返りの強い。自身を俺とは……女性の割に品がない。アレは騎士ではない、野犬というのですよ」

 

「あっ……はい」

 

「平行世界の同一人物だけど、相当嫌ってるね。アレ」

 

「えぇ、何があったのでしょうか」

 

私が彼等を連れて拠点に戻る。

 

「まず、これから来る方に無礼を働く事はオススメしません。次に、アーサー王何かすれば貴方にもう一度クラレントを突き刺します」

 

「……判りました」

 

「母上、戻りました」

 

その時、父上が約束された勝利の剣に手を乗せる。

 

「よく戻りました、モードレッド」

 

「なっ!モルガン!!」

 

「あら、私から玉座簒奪したくせにモードレッドに取り戻された愚妹……いえ、止めましょう。貴女をアヴァロンに連れて行った意味が無い」

 

「……そうですね、生前の禍根など意味のない事だ」

 

「モードレッドの前でぬけぬけと……まぁ……良いでしょう。あの馬鹿が貴女の相手を」

 

母上が疲れた様子で立っている、何故かと思ってみれば父上は絶望した表情をしている。

 

「………何故だ!何故私が召喚されて初の特異点で出会うのが」

 

「とぉ!フハッ…フハッ!フハハハ!フハハハハ!!!」

 

聞きたくない、見たくなかった。

いや、時折暴走していたけど、でも……アレは演技だ。きっとそうに違いない。

 

「I LOVEアルトリア!!!」

 

約束された勝利の剣が抜かれた、だめだな。

 

「駄目ですな、陛下。アレは、偽物だ」

 

父上のマスターの首筋にナイフを当てて人質にしている騎士いや戦士。やはりだ、演技だった。

………ちょっと引いた。

 

「ランスロット卿、何の真」

 

「少女よ、今すぐ休め。酷い熱だ」

 

「本当ですか?」

 

「そこの機械の腕つけた厨二病患者、この先に俺の母親の泉がある。俺の名を出せば水ぐらい安全にくれる。モードレッド陛下は何か布を」

 

「ランスロット卿、何を」

 

「子供は死なせるものかよ」

 

ランスロット卿は父上のマスターを抱きかかえると城に向かっていく。

私も手伝わないとこれは怒られてしまう。

 

「良かった、大事ないな」

 

「えと、ランスロット卿ですか?」

 

「あぁ、俺はランスロ?!??!!!!ーー!」

 

「今まで気付かなかったとは」

 

ランスロット卿が少女を見て口をパクパクと動かしている。

 

「あの、私はマシュ・キリエライトと言います。マスターを救って下さりありがとうございま」

 

「……………」

 

アレだけ溺愛している存在がそうなってはランスロット卿も驚くしかないか。

 

「よぉ、ランスロット。何か懐かしい声が」

 

「ケイ卿?!」

 

「なっ、アルトリア?まさか、召喚されたのか?」

 

「そうだ、我々の目的を話さないとね」

 

女性、キャスターのサーヴァント。レオナルド・ダ・ヴィンチはカルデア、そして人理修復を話した。無論、私達はソレを理解している。

だが、その中でもデミ・サーヴァントという存在にランスロット卿はひどく心を砕かれていた。

 

「あの、私と融合したサーヴァントをご存知なので」

 

マシュと名乗った少女の質問に答えられる男に視線を向ければ……

 

「……どうすんだよ、娘にどう話せばいいの?無理だよ、接し方わかんねぇよ。何だよ、どうすれば」

 

「あの、ランスロット卿?」

 

「ふぁぁぁ?!!!!」

 

あのランスロット卿がたった一人の少女に翻弄される様は見ていて面白い、父上、ケイ卿も笑ってみている。

 

「……マシュ、貴女と融合したサーヴァントは………その、ランスロット特効と言いますか」

 

「アルトリア、はっきり言ってやれ。そいつの息子だってな」

 

「ケイ!!!!てめぇぇぇぇ」

 

「はん!さっさと話せ」

 

ランスロット卿がケイ卿に掴みかかっている。

考えたらまともに子供と関わっている親なんて居ない、ランスロット卿は父親と隠してギャラハッド卿と昔から出会っていたらしいが……

 

「あの………私のお父さんなんですか?」

 

「………」

 

「まじかよ、お前の親父気絶してるぞ」

 

溺愛していた華麗な息子はうら若き乙女となり、お父さんと呼ぶ、ランスロット卿が再起してくれるのを待つしかない。

 

「取り敢えず、食事を。環境的に質素な物しか」

 

「…………」ランスロット

 

「………………」マシュ

 

「……………………」ランスロット

 

何故か二人が見つめ合っている、まぁ、通じる物があるんだと…

 

「お父さん」

 

「…………わが生命に変えて、君達一行を守護しよう」

 

ランスロット卿は一瞬で落ちた。

 

 

 

 

 




ランスロ
「お父さん……お父さん……フフッ」

モルガン「……実の娘ではないと言うに」

ケイ「コイツのこんな顔始めてみたぜ」

モーさん♂「宰相、落ち着いてください」

テロップ ┐(´д`)┌ヤレヤレ

女神 「あら可愛い」

ランスロ陣営こんな感じ

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