暗い・・・暗い・・・ここはどこ?
痛い・・・痛いよ・・・なんで痛いの?
怖い・・・怖いよ・・・なんで怖いの?
僕が何をしたの?
俺が何をしたの?
私が何をしたの?
何をしたの?何をしたと言うんだ。一体、ナニヲシタントイウンダ
儂の名前は猿飛ヒルゼン、火の国にある隠れ里、木の葉隠れの長である火影である。
「火影様!!只今、うちはイタチがうちは一族を滅ぼしました!!」
儂の部屋の扉を慌てて開けて部下である男が入ってきて今、起きている事件を報告をした
「そうか・・・お主達は直ちにイタチ捕獲を急げ」
儂がそう言うと男は「はっ!!」といい部屋を出て行く
部下の気配が消えたのを確認してから儂は声を発する
「イタチ・・・居るんじゃろ」
儂が声を発してから数秒すると儂の前に1人の青年が現れた。黒髪に勾玉のような模様を浮かべた赤い目をしている青年――うちはイタチが頭を下げていた
「イタチ・・・」
「解っています」
儂が何かを言う前にイタチは顔を上げ言葉を発する
「・・・そうか、済まぬな」
「いえ・・・火影様は何も悪くありません。あなたは最後まで俺を守ろうとしてくれたではありませんか」
イタチから言われた優しい言葉に儂は更に心を痛めた。若いながらも類い希な才能に心優しい心・・・こんな事がなければ・・・いや、過ぎたことだのぅ
「ただ・・・」
「ん・・・?なんじゃ」
イタチは一度だけ顔を伏せるたあと真っ直ぐ儂の目を見て来た
「火影様、あなたにお願いがあります」
「言うてみぃ、出来る限りの事は叶えよう」
あのイタチが儂に・・・いや他人に初めてお願いをしたんじゃ少しぐらい聞いてやっても罰はあたらんじゃろ
「俺は・・・この任務で1つだけ失敗しました。弟・・・サスケを・・・殺せなかったです」
「・・・そうか、解った。サスケは儂が守ろう。サスケが1人で大丈夫になるまで」
儂がそう言うとイタチは一度、頭を下げ礼を言うとその場から消えた
「済まぬ・・・」
儂は誰も居なくなった場所を見つめ誰にも聞こえない謝罪をした。
イタチがうちは一族を殺した事件と里を抜けたという事は一夜のうちに広まった。儂は日課である散歩をしながらうちは一族の集落に向かった。昨日まで人が居たであろう場所には何もなく寂しさだけが残されていた。
「・・・ん?」
うちは一族の集落にある南賀ノ神社に来た儂の目に1人の少年が移っ
た
「少年よ。こんな場所で何をしとるんじゃ?」
儂は笑顔を浮かべながら少年に問う。少年はゆっくりと伏せていた顔を上げ儂の顔を見る
「っ!!」
儂は目を見開き驚いた。少年の目を儂は知っている。絶望という絶望を見て来た者・・・かつて儂が参加した戦争中で見かけた目と同じ・・・こんな幼い子がこんな目をするなんて・・・
「なんで・・・ねぇ、なんで僕は“生きてるんだろ”?」
少年は儂の問いに答えるようとするが逆に儂に問うて来た。ただその問いを聞いた儂の心は悲しみで支配された。少年の問いはまるで“死にたいよ”と言ってるものだ。自分が生きている事を否定しているようなものだ。なんと悲しい事だろか、なんと・・・
「そう・・・じゃな。お主は・・・儂に会うためいた。そう儂とお主が出会うために居たんじゃ」
「僕と・・・?」
「そう儂とお主が・・・家族となるために・・・」
気づけば儂の口がそう言っていた。
「家族・・・」
「そうじゃお主・・・いや、ゼレフと儂が家族になるために」
気づけば口に出した言葉だが儂は微塵も後悔はしていない。木の葉隠れの里にいる皆は儂の家族、ならば今更1人や2人増えた所で変わることはあるまい
「ゼレフ・・・?」
「お主の名前じゃ・・・もしかして名前はあるのかのぅ?だとしたら教えてくれぬか」
「名前・・・ゼレフ、それが僕の名前・・・たった今から僕はゼレフ」
少年はそう呟くと初めて笑った。その笑顔を見て儂は決めていた事柄を少年に聞く
「どうじゃゼレフ、儂の家に来んか?」
儂は笑顔を浮かべたまま右手をゼレフに差し出す
「・・・いいの?」
「いいもなにも・・・儂等は家族じゃろ?」
しばらく考えていたゼレフじゃったが決心が付いたのかゆっくりと儂の手を握った。
「よ~っし、今日は一楽のラーメンを食べてから帰ろうかのぅ、のぅゼレフよ」
「・・・うん、と父さん」
ゼレフは少し戸惑いながらそう言った。儂は固まりゼレフの顔を見る。するとゼレフは悲しそうな顔をする
「やっぱり・・・駄目、かな?」
「いや・・・いや!!駄目じゃないぞ!!ただ、この年で父さんと呼ばれたのに吃驚しただけじゃ
そうじゃな。ゼレフとは家族になるんじゃ。儂はゼレフの父親だ」
儂はできる限り優しくゼレフの頭を撫でるとゼレフは嬉しそうな顔をする。
昨日、家族である者が背負わなくて良い罪を背負って里を離れたが今日、儂に新しい息子(家族)が出来た。あの子を守れなかったが今度こそは・・・守ってみせる。儂はゼレフの頭を撫でながら誓った。じゃが儂は知らなかったゼレフがどう産まれたのかを・・・なぜ絶望した目をしていたのかを・・・なぜ滅んだうちは一族の集落に居たのかを・・・儂は知らなかった
注意
長々と書いている上に小説にはあまり関係ありません。作者の過去を書いてます。興味の無い方は見ないなり飛ばしてください
初めまして魁斗と言います。初・小説(嘘)という事で緊張してマース(棒読み)
はい、冗談はこの変にしといて・・・実は自分、にじふぁんで小説を書いていた事があります。まぁこの作品ではなんですが(NARUTOの二次小説です)解る人いるかなぁ?(ニヤニヤ)あ・・・すみませんでした謝るんでその石を捨ててください。(使い古されたネタを使う自分)
さて、もし解った人は作者に教えてね?(感想稼ぎですが、何か?)
因みに作者名は変わりありません