ハイスクールG✕S   作:ボルメテウスさん

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この世界と彼女達の世界の繋がり

レーティングゲームの当日。

 

俺達は観客席でアザゼルと一緒にいた。

 

ゲームに直接参加していない俺達は観客席におり、同時に何時でもディオドラの奴がテロを起こしても良いように対策する為である。

 

以前のテロの関連を聞いて以来、切歌と調の2人は怒りを隠せない様子でいた。

 

既にテロが行われる事が確定している事もあるので、俺達は殺る気満々だった。

 

『ボッコボコにしてやるデスよ!』

 

そう切歌は怒りを隠せなかった。

 

そして、調もまた無言ながら、準備をしていた。

 

「おいおい、既にやる気満々だな」

 

「当たり前だろ。

そういうあんたも既に準備ができている様子だな」

 

「まぁな」

 

そうしていながら、俺達は観客席に座っていく。

 

そうして、俺達が既に戦いの準備を行った時だった。

 

「ふむ、お主がギャラルホルンの持ち主か」

 

突然聞こえた声と共に、俺は思わず顔をあげる。

 

そこには、見た事がないお爺さんがおり、俺は驚きを隠せなかった。

 

「えっと」

 

なぜか、目の前にいるお爺さんが、俺をじっと見つめていた。

 

「えっと、この人は一体」

 

「この爺さんはオーディン。

お前も名前ぐらいは知っているだろ」

 

「オーディン」

 

その名前は、俺も知っている。

 

北欧神話に出てくる神である事を。

 

同時に俺にとっても縁深いガングニールと同じ物とされているグングニルの持ち主。

 

そうした意識もあるが、俺を見つめるオーディンさんはどこか懐かしそうに見ていた。

 

「ふむ、お主に一つ聞きたい事がある」

 

「なっなんでしょうか?」

 

「天羽奏を知っているか」

 

「えっ」

 

警戒していた俺は思わず驚き、呆けてしまった。

 

それには、どうやらこの場にいた全員が同じだった様子だ。

 

「おい、爺さん。

なんで、そこであいつの名前が出てくるんだ?」

 

「えっ、知っているのか」

 

まさか、アザゼルが知っているとは予想外だったので、思わず聞き返してしまう。

 

「反対になぜお前が知っているのか、聞きたい所だがな」

 

「まぁ、アザゼル。

少し落ち着け。

にしても、ギャラルホルンと聞いて、もしかしてと思ったら、まさか本当に関係者だったとは」

 

「その様子だと、爺さんは知っていた訳だな」

 

「まぁな。

昔、結構やばい事が起きたんだ。

その時に、どこから来たのか分からない謎の英雄、天羽奏だ」

 

「奏さんが」

 

その言葉と共に、思い出したのは、確か響達の世界にあるギャラルホルン。

 

そのギャラルホルンの最初の一件で、確かに奏さんが解決したと聞いたが、まさかそれが俺の世界だとは思わなかった。

 

「まぁ、俺は爺さんから話を聞いた程度だがな。

結構やばい事態を解決した事で有名だな」

 

「その時に、ギャラルホルンが関係しておった訳じゃ。

さて、儂からは話したが、お前さんにも話して欲しいがな」

 

そう言いながら、オーディンさんは俺に問いかける。

 

「・・・幼い頃から、夢で知り合った人物です」

 

「夢だと?

どういう意味だ?」

 

「ほぅ、つまり、そのギャラルホルンは平行世界に繋げる事ができる訳か」

 

「なっ」

 

それを聞くと、アザゼルは驚きを隠せなかった。

 

「爺さん、知っていた訳か」

 

「当たり前じゃ。

例え形が変わっていても、グングニルであれば持ち主が分からないでどうする」

 

「グングニル?

待て、それってつまり、あいつが持っていたのは、グングニルなのかっ」

 

「正確には、ガングニール。

そう、俺達は呼んでいます」

 

それと共に、シンっと確かに静かになっていた。

 

「まさかとは、予測していたが。

報告にあった最初の姿。

あれはつまりはガングニールを使っていた訳か」

 

「俺の場合は借りていると言った方が良いな。

ガングニールを始めとした、伝説に残された聖遺物の欠片。

そこから形成された鎧を身に纏う響達と共に共鳴する事で、その力を発揮する事ができるんだ」

 

「たくっ、本来だったら気になる所が多すぎるだろ。

それって、つまりはあれらはいわゆる人工神器と同じじゃないか。

しかも、精度は俺よりもとんでもない物だ」

 

そう言いながら、切歌と調の2人を見る。

 

「つまり、そっちの嬢ちゃん達が言っていたザババ。

お前らが持っているのはイガリマとシュルシュガナなんだな」

 

『一発で分かったデスよ!』

 

『びっくり仰天』

 

「そこまで驚くか。

にしても、まさかそんなのを作るとはなぁ」

 

そう言いながら、俺を見つめる。

 

「まぁ、聞きたい事はあとだ。

とりあえず、だが、どうやら既に始まりそうになっているな」

 

その言葉と共に、どうやらディオドラの奴が行動を行い始めた。

 

「切歌!調!」

 

『えぇ!最初から、既に準備完了デス!』

 

『ソウゴ、切ちゃん。

周りは私が警戒するから』

 

同時に俺達は、そのままアザゼルによって、転移される。

 

転移したのは、会場のかなり上空だった。

 

その状況の中で、俺は、そのままギャラルホルンを腰に巻く。

 

『Zeios igalima raizen tron/Various shul shagana tron』

 

2人の歌声が響かせると同時に、俺の身体は同時に身に纏う。

 

そのまま、2人のギアがバランス良く身に纏うと共に、その手には調のアームドギアのヨーヨーを切歌のアームドギアの鎌の柄の先に接続し、巨大な刃が付いた車輪状の武器を手に取る。

 

「挨拶代わりだ」

 

同時に俺はその手に取った武器をそのまま振り回した。

 

同時に回転させながら、鎌の刃と回転鋸が辺り一面に広がり、襲撃してきた悪魔達を吹き飛ばしていく

 

「先記!」

 

「こっちの挨拶は後だろ!

それよりも、今は、アーシアちゃんの救出を最優先にしろよ!!」

 

『こいつらを片づけたら、私達も行くデスから!』

 

『さっさと行く』

 

同時に俺はそのまま降り立つと同時に、足に車輪を出現させ、ローラースケートのように走り出す。

 

とりあえず、救出の前に、こいつらを片付ける必要がある。

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