それは、様々な平行世界と繋がり、共鳴する事ができる。
数多くの世界を渡り歩いた彼は、そのギャラルホルン・ドライバーによって、多くの共鳴する事ができる。
そして、その根幹にあるもう一つの力。
それが呼び出すのは果たして」
こちらで、新たな募集を行っています。
皆様の応募、お待ちしています。
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その身が変わると共に、初めて感じたのは、湧き上がるような感情だった。
この身体が白く染まっているのに、対になるように、湧き上がる感情はまるで虹のように様々だった。
「んっ、ソウゴ、お前、そんな姿だったか?」
そうして、俺自身も分からなかったが、確かに以前のネフシュタンギアとは違う感じがする。
クリスから問われて、見てみると、確かに違うのが分かる。
それでも、これが間違った姿ではない気がする。
「変だったか?」
「別に。
それに、どちらにしても、やる事は変わらないだろ」
「あぁ」
それと共に、俺達はそのままノーブルレッド達に向けて、目を向ける。
「それで、なんでお前はクリスの真似をしたんだ?
それも、わざわざネフシュタンの鎧を身に纏って」
「そうね、あえて言えば、それが一番あなたの感情を揺さぶれるからね。
未だ人間ではない身体である私が一番適任だと判断してよ」
そう、ヴァネッサは何事もないように笑みを浮かべる。
彼女達が行った行動の数々を知っており、それに対して、躊躇はないだろ。
だからこそ。
「ならば、それに対しての覚悟はあるんだな」
同時に俺は真っ直ぐと手を伸ばす。
それと同時に身体に身に纏う紫色の結晶は、まるで俺の意思に合わせるようにその形を変える。
その形はまるで薙刀を思わせる形態であり、それを構え、真っ直ぐと向かう。
「同じネフシュタンならば、こちらは人間の身体ではないからこそ、十全に使えるわ!」
それと同時に、その身体のあらゆる箇所からミサイルや銃火器を放っていく。
本来ならば、それで弾切れを起こす可能性はあっただろう。
だが
「涙が溢れるのは 君が傍で微笑むから
抱きしめたくなるのは 君が傍にいるから」
それよりも前に、湧き上がる歌詞に合わせるように、そのまま薙刀を振り払う。
それによって、黄色い半月状の衝撃波を放ち、それらを全て吹き飛ばす。
「なっ今のはっ」
「ミラっ」
だが、それに驚いているミラアルクに向けて、エルザが叫ぶ。
その言葉の意味をすぐに理解する。
「なぜに生まれて来たかなんて
考えても わからないんだ」
それは、既にクリスが構えていたネフシュタンギア最大の特徴である背部から伸びる一対の大型ビーム砲からの一撃。
それが真っ直ぐとミラアルクに向かって、放たれた。
それを防ぐように、エルザはミラアルクの前に出て、その身体を巨大な黒い円で防ぐ。
だが、それで防ぐ事ができずに、そのまま吹き飛ばされる。
「なっ、こいつっ!!」
同時にミラアルクはそのまま脚に血のような塊で巨大な脚となって、そのままクリスに向かって蹴り上げる。
クリスの大型のビーム砲は先程の一撃によって、再び放つのに僅かな時間がかかっている。
その隙は、確かにミラアルクが一撃を与えるには十分だった。
クリス一人ならば。
「心が震えるのは 君が強く見つめるから
命が輝き出す 漲るんだ 力が」
しかし、それよりも前に、薙刀は二つの銃へと変わり、虹色の二重螺旋ビームと紫色の光弾で、ミラアルクを吹き飛ばす。
「ミラアルクちゃん!エルザちゃん!!」
(どういう事なの!確かに同じネフシュタンのはずなのにっ!)
そうしながら、そのまま俺達はそのまま並び立つ。
「だからせめて生きてる間ぐらいは一緒にいてくれよ」
「俺が守っからよ」
それと共に、俺はそのまま真っ直ぐとクリスの前に立つ。
同時に、既にチャージを完了している一対の大型ビーム砲から光が溜まる。
「これはっ、二人共っ」
「分かったっ」
「ヴァネッサも無茶をしないでっ」
「えぇ、幸いっネフシュタンのおかげで、これに制限はないわ!」
そんな俺達に対して、再びダイダロスの迷宮を発動させた。
ネフシュタンの鎧による無限再生能力を使い、どうやら以前までの弱点は克服させたようだ。
だが
「「命、燃やすぜ!!」」
同時に俺は真っ直ぐと飛び上がり、そのままヴァネッサ達に向けて、ライダーキックを放つ。
後ろから、放たれたクリスからのレーザーを受ける事によって、光を浴びまるで虹色のように輝く。
同時に、背中には∞のマークを象った翼と共に、壁に激突する。
勢いは全く止まらない様子のまま、一つ。
二つ。
三つ。
まるで止まる気配はなく、そのまま全ての壁を蹴り壊し、ヴァネッサ達に向けて、当てる。
「「「っ!!!」」」
凄まじい衝撃波と共に吹き飛ばされるノーブルレッド達。
同時に、ヴァネッサが身に纏っていたネフシュタンの鎧は、その衝撃によって、完全に破壊される。
幸いなのか、ヴァネッサが前に出た事によって、他の二人にはダメージが少なく、ネフシュタンの鎧がダメージを肩代わりにしていたのか、死んではいない様子だった。
それと共に、俺は近づく。
「なんで、再びテロリストのような真似をしたんだ」
「・・・転生して、生まれ変わった。
人間になれると思っていた」
「けど、結局は、怪物のままだった。
そんな気持ちがお前に分かるか」
「怪物から人間になれる手段がある。
それを聞いて、私達はこの組織に入る事を決意したのであります」
「お前達が死ぬ前に聞いたな。
怪物ではなく、人間の身体に戻ると。
けどな、どんな見た目は人間でも、やっている事が化け物と変わりなかったら、それはもう人間じゃないだろ」
「っ」
「まぁ、この世界では、あんたらと変わらない奴らが多い。
人間じゃなくても、受け入れてくれる所は確かにあるだろ」
「・・・本当、きつい事を言った後にそれかよ」
「そうね、けど、残念な事に、私達にはもうこれしか希望はないの」
同時に、既に彼女達はテレポートジェムで転移される所だった。
「また、会いましょう。
シンフォギアの恋人さん」
同時に完全にノーブルレッド達は、その姿を消した。
「ソウゴ」
「あぁ、分かっている。
今は、京都をなんとかしないと」
クリスからの言葉を受け止め、俺もまたすぐに気持ちを切り替える事にした。
未だに戦いは終わっていないのだから。