周りに、障害物の何もない場所において、その2人は戦いを繰り広げていた。
仮面ライダーシノビは、その手に持つシノビブレードを自在に操りながら、目の前にいるアナザーシノビに斬りかかる。
それに対して、アナザーシノビは両腕にあるカギ爪で受け止める。
火花を散らしていきながら、互いに押し合う。
そして、同時に距離を取った。
シノビは、ベルトから取り出した手裏剣型の武器を投げ放つ。
だが、アナザーシノビも同じように手裏剣型武器を取り出して投げ放った。
2つの手裏剣はぶつかり合い、相殺される。
しかし、アナザーシノビはすぐに次の行動に移った。
「はああぁぁぁ!!」
アナザーシノビは真っ直ぐと巨大な紫色の竜巻をシノビに向けて、放つ。
それはまるで、ドリルのように回転しながら地面を削っていく。
その攻撃に対して、シノビは慌てることもなく、避ける。
「火遁の術!!」『ストロング忍法』
その言葉と共にシノビの腰にあるベルトから音声が鳴り響くと共に、両手から紫色の炎をアナザーシノビに向かって放出する。
すると、その炎によってアナザーシノビの攻撃は掻き消された。
そのまま、シノビは駆け出していき、アナザーシノビに接近戦を仕掛けていく。
互いの拳や蹴りをぶつけ合っていく。
そして、両者ともに距離を取ると、今度はアナザーシノビはカギ爪から紫色のエネルギー弾を放ち、シノビはそれを避けた。
「お前は、なぜそんな力の使い方をする!!」
そう、シノビは真っ直ぐとアナザーシノビに向けて言う。
「力があるから使う! 強い者が頂点になるのは当然だ!」
それに対して、アナザーシノビは不敵に笑みを浮かべながら言う。
「違う! 力は、誰かを、守る為に使う!!」
その言葉と同時だった。
『忍者! コミック! ベストマッチ! 忍びのエンターテイナー! ニンニンコミック! イェーイ!』
鳴り響く音声と共に、シノビの身体に新たな装甲が身に纏う。
それは、まるで漫画を思わせる黄色い装甲であり、それを身に纏う。
同時にシノビの手にはビルドの武器の一つである4コマ忍法刀があった。
「なっ」
「さぁ、行くぞ!」
シノビは4コマ忍法刀を構えながら、真っ直ぐとアナザーシノビに対して走り出す。
「そんな力があったとして!!」
アナザーシノビはすぐにカギ爪をシノビに向けると、そこから紫色のエネルギー弾を放つ。
しかし、シノビはそれを全て避けていき、接近していく。
そして、シノビはカギ爪による攻撃を受け止めようとした。
だが
「忍! 4大忍術奥義!」『隠れ身の術』
その音声と共に4コマ忍法刀から煙が溢れると共に、その姿を捕らえられなかった。
同時に
『分身の術!』『風遁の術!』『火遁の術!』
それと共に、シノビは無数の分身に別れると共に、その手に持つ4コマ忍法刀に炎と風を身に纏いながら、真っ直ぐとアナザーシノビを斬り裂いていく。
怒濤の攻撃を前に、アナザーシノビは為す術もなく、斬られ続けていく。
そして、そのまま爆散する。
そうして、シノビとアナザーシノビの戦いが終わりを迎えた時だった。
「ふんっ」
仮面ライダークイズは、目の前にいるアナザークイズと激闘を繰り広げていた。
クイズは、その優れた頭脳を用いた格闘戦を繰り広げていた。
2人のクイズは互いの行動を先読みし、攻撃と防御を行っていく
知識と知識による攻防は、互いに一歩も譲らず互角であった。
「救えよ世界、答えを正解!
問題!」
クイズは真っ直ぐとアナザークイズに向けて、指を差す。
その突然の行動に、その動きを止める。
「俺は今、お前を殴ろうとしている?
○か、×か?」
その質問にアナザークイズは首を傾げるが
「そんなのっ○に決まっている!!」
そう、アナザークイズは叫ぶが
「正解は×だ」
その言葉と共にクイズはそのまま回し蹴りを放つ。
それを受けたアナザークイズは吹き飛ばされる。
同時にアナザークイズは、その身体に電撃を襲う。
「なっなんだっこれはっ」
「クイズに不正解をしたら、電撃を受ける。
お前はクイズの力を知らないのか」
そう、アナザークイズに対して、問いかける。
「そんなの、知るか!」
「知識を知らなければ負けると思わないのか」
「うるさい! クイズで俺を倒すことなんて出来ないんだよ!」
そう叫びながら、アナザークイズは、クイズに向かって駆け出す。
それと共にアナザークイズは、その手から電撃を放つ。
だが
「まったく、知識を正しく使わないとはな」『ハチミツハイビジョン! クマテレビ! イェーイ!』
その音声が鳴り響くと共に、クイズの身体にはテレビを思わせるアーマーを身に纏う。
そして、その攻撃を、クイズは軽く受け止める。
「なっなにを」
「さて、ラストクイズだ。
問題だ、お前は俺に負ける。
○か、×か」
「そんなの×に決まっている!!」
「正解は、○だ」『ファイナルクイズフラッシュ』
その音声が鳴り響くと共に、天井から巨大なクマの手が、まるでバラエティ番組の罰ゲームのようにアナザークイズを掴みあげる。
そのまま、地面へと叩きつけると、その衝撃により、辺りに砂煙が立ち込める。
それと共に、その戦いもまた終わりを迎える。
そして、この戦いもまた。
「ぐっ!」
それはキカイとアナザーキカイとの激戦だった。
鋼の身体のキカイと、木材の身体のアナザーキカイ。
互いの拳を、蹴りをぶつけ合いながら、互いに一歩も譲らない攻防を繰り広げていた。
だが、徐々にではあるが、その差が現れ始める。
仮面ライダーキカイは、その身体は純粋な機械。
痛みも感じない機械。
それに対して、アナザーキカイはあくまでもキカイの力を纏っているだけの生き物。
だからこそ、アナザーキカイは、キカイの攻撃に何度もダメージを受ける。
その度に、その身体からは血が流れ出る。
「くそっ、人形の癖にっ、なぜだっ」
「簡単な事だ。
俺はソウゴの友だから」
そう、キカイはアナザーキカイを蹴る。
「俺の身体は確かに人形かもしれない。
だが、この身体に宿る熱い魂は誰にも否定させない。
そして、友達を助ける思いも」『不死身の兵器! フェニックスロボ! イェーイ!』
同時にキカイの身体には、まるで鳳凰を思わせるアーマーが身に纏う。
そして、キカイはそのままベルトに構える。
『フルメタル・ジ・エンド』
その音声が鳴り響くと同時に、その身体を鳳凰を思わせる炎を纏った一撃を放つ。
それは、キカイとアナザーキカイとの決着をつける一撃だった。