「ふんっ」
3人の変身を見届けたオーマジオウは、そのまま手を真っ直ぐと向ける。
それを合図に、その場にいた多くのモンスター達は、3人へと向かって、走り出した。
「まさか、これは」
そう言いながら、士はふと自分の指を見る。
それは、身体から確かにピンクの粒子が零れ落ちていた。
だが、その零れ落ちている粒子を、まるで拾い上げるように、ソウゴと響の2人から溢れるフォニックゲインが、再生させる。
「師匠?」
「いや、とりあえず、雑魚共を片付ける」
そう言うと共に士はベルトに装填しているケータッチ21にあるボタンを押す。
『オーズ!カメンライド!プトティラコンボ!』
その音声が鳴り響くと同時に、士の隣に召喚された仮面ライダー。
それは全てを破壊する紫のコアメダルの力を宿した姿であるプトティラコンボの姿となっている仮面ライダーオーズだった。
「仮面ライダーが、召喚された」
「ふんっ!」
それと共に士がうなり声と共に、オーズの背中から翼が生え、その風は冷気となって、モンスター達に襲い掛かる。
それによって、完全に氷の塊となったモンスターに向けて、士はすぐにカードを取り出し、腰にあるディケイドライバーに装填する。
『FINAL ATTACK RIDE オ・オ・オ・オーズ!』
同時に士が取り出したライドブッカーをガンモードにすると共に、隣にいるオーズもまた、その手にはプトティラコンボの武器であるメダガブリューを取り出していた。
『♪プ・ト・ティラーノ・ヒッサ~ツ!!
その音声と共に士が構え、引き金を引く。
同時にライドブッカーとメダガブリューから放たれる紫の光線は、氷となっていたモンスター達を全て消し去る。
「ふんっ、なるほど。
だが、この程度」
『エグゼイド!ファイナルカメンライド!ムテキゲーマー』
「なに?」
聞こえた音声。
それと共に見つめた先には、響がいた。
その横に立っていたのは、全身を黄金の輝きで包み込んだ仮面ライダーエグゼイド ムテキゲーマーだった。
「ほぅ、面白い!」
「はあああぁぁ!!!」『FINAL ATTACK RIDE エ・エ・エ・エグゼイド』
「オラオラオラオラァ‼」
そう、叫びと共に、真っ直ぐと、オーマジオウに向かって、連続でオーマジオウに向けて拳を放っていく。
放たれた拳は、HIT!という音が出ており、確かに激突している。
「なんで、世界を何度も破壊するの!」
「それが、私の使命、王としての責務だからだ」
そう、響は真っ直ぐとオーマジオウへと問いかける。
「ソウゴは、そんな事の為には戦わない」
「お前の知るソウゴと、私は違う。
王となる事を拒んだ奴には、所詮理解はできない」
「だとしてもっ!」
『鎧武!カメンライド!極アームズ!』
同時にオーマジオウの反対側に立っていたのは、銀色の将軍を思わせる姿である仮面ライダー鎧武極アームズ。
その彼と共に、シンフォは両手にはアガートラームの剣と、天羽々斬の刀を構えたシンフォが、振り上げていた。
その斬撃もまた、オーマジオウは片手で防ぐ。
「王になる事は確かに拒んだ。
けど、王となる事で、望んだ事は、俺は今でも続けている」
「王になれる力を拒むか」
「王になるのは、それが一番目的を達成できるからだ。
お前は、目的と手段が入れ替わっている!!」
力を込め、真っ直ぐとオーマジオウをシンフォは見つめる。
「お前は、何の為に王となった!
その先に、本当にお前が望んだ光景があったのか!!」
「っ」
一瞬、オーマジオウは何かを考えた。
その視線の先に、何かあったのか。
だが
「貴様らに何が分かる!!」
「「がぁ!!」」
オーマジオウの波動によって、2人は吹き飛ばされる。
「王となり、孤独を選んだ私の覚悟が、お前達に分かるか!」
「覚悟…?違うな…お前は怖いんだ。
お前は王となる事でしか、その孤独な自分になる言い訳にしているだけだ。
世界を破壊するのだって同じだ。そうすることで力で愉悦感を埋めたいんだろ?
空っぽの自分の、拠り所を探しているんだ。
オーマジオウだと…?強がりもいいとこだ。
お前の正体は、孤独な臆病者なんだよ。だから、今も孤独で死ぬのが怖くて、全てを道連れにしたいんだろ?」
「1度、破れたお前に、何ができる!!」
「確かに1度は破れた。
だが、諦めずに何度でも立ち上がる」
『ゼロワン!カメンライド!ゼロツー』
同時に士は、ケータッチ21で新たな戦士を召喚する。
それは、新たな令和の時代を作り出した始まりの仮面ライダーゼロワン。
そんなゼロワンの新たな姿であるゼロツー。
『セイバー!カメンライド!クロスセイバー』
それと共にシンフォの隣には、銀河をも創造する事ができる戦士、仮面ライダーセイバーの最強の姿、クロスセイバー。
『リバイス!カメンライド!アルティメットリバイス!』
それに続くように、響の両隣には、究極の悪魔を倒す為に、最強の信頼で結ばれた1人で2人の仮面ライダーリバイスの最強の姿、アルティメットリバイス。
「決めるぞ」『FINAL ATTACK RIDE!ゼ・ゼ・ゼ・ゼロツー!』
その音声と共に、士とゼロツーは走り出す。
その速度は、目で捕らえる事はできず、分身しているとさえ思える数で、真っ直ぐとオーマジオウに向かって、跳び蹴りをする。
「あぁ」『FINAL ATTACK RIDE!セ・セ・セ・セイバー!』
それに合わせるように、ソウゴはその手にはジオウサイキョーブレードを持ち、その背中からは、ガングニール、天羽々斬、イチイバル、イガリマ、シュルシュガナ、アガートラーム、神獣鏡を作り出す。
そして、セイバーと共に、真っ直ぐと、斬撃をオーマジオウへと向けて放つ。
「うん」『FINAL ATTACK RIDE!リ・リ・リ・リバイス!』
それと共にアルティメットリバイスの2人は腕から複数のバイスタンプ型エネルギーで牙を生成しギファードレックスバイスタンプ型エネルギーを放つ。
それに、響は乗り、真っ直ぐとオーマジオウへと向かって行く。
「ふんっ!!」
襲い来る攻撃。
それに対してオーマジオウもまた腰にあるベルトを操作する。
『終焉の刻!逢魔時王必殺撃!』
全身に黒と金のオーラを纏い、マント状に展開されている針を上げてエネルギーを増幅し、「キック」の文字を大量に出して周りにいる士達に向けて蹴りを放つ。
その場の空間が崩れそうな激突。
次元が。
全てが崩れる。
そう思える程の衝突。
それらの決着は。
「「「はああぁぁぁ」」」
「・・・」
あっさりと終わりを告げた。
3人の雄叫び。
それに対して、オーマジオウは抵抗を止めた。
同時に、3人の攻撃は、真っ直ぐとオーマジオウにとどめを刺した。