ちょっ!?誰ですかあなた!?
違いますからね!
気を取り直して、
椿の日常始まります。
(にしてもさっきの人、鏡で見た私にすごく似てた・・・。
ドッペルゲンガー?)
日常とはなんだろう。
それは平々凡々に流れるものだが、人それぞれにそれは違うだろう。
「大丈夫つばき!?」
「つばきちゃん!?」
私にとってのそれは兄や姉と朝から剣の鍛練をする事から始まる。
とはいえ私が兄や姉から学んでいる「剣」は一般の「剣道」とは異なる。
現代においては少なくなった実戦的な「剣術」なのだ。
ああ、それから言い忘れていましたが、私が教わっている剣術は二刀流です。
二刀流といえば大概の人が宮本武蔵を思い浮かべるだろう。
その辺りが私がこの「御神二刀小太刀」を学びたくなった理由だったりする。だが・・・
「立ち会ってる時に別のところに気をとられるからだバカ者。」
自宅の剣道場にて仰向けで倒れ、優しい姉や妹に心配され、偉大な兄にありがたい言葉をもらっている。
これが私、高町つばきの日常なのだ。
――――――――――――
私の名前は高町つばき、私立聖祥学園初等部に通う小学生3年生だ。
私の家族構成は父、母、兄、姉、双子の妹、私の6人家族です。
母と妹を除いて私を含めた4人は御神二刀流小太刀の使い手です。
まあ、姉と私はまだ半人前と言った所ではあるけど。
とはいえ姉と私とでは、明らかに姉の方が腕前は上である。
偉大な兄は中々にスパルタのようで早朝の稽古から私をその姉と立ち合わせたのだが、ありがたい事に姉に手を抜くなと厳命しておいてである。
その結果が私が道場で倒れるという結果に繋がったのだ。
まあ、双子の妹のなのはなら1合も打ち合えず終わりそうだが、それは今は関係はない。
「つばきちゃん遅刻するよ!」
「今いきますよ、なのは。」
そう、先程も言ったが私は小学生なのだ。
故に一般的な社会人や中学生よりは少し早めに家を出なければ遅刻する。
聖祥の小学生はスクールバスで通学する。下校は徒歩や保護者の送迎が多いが、スクールバスも動いてはいるらしい。おっとバスが来たようだ。バスに乗り込むと、
学友の2人が私達双子に朝の挨拶をする。
「おはよう、なのはちゃん、つばきちゃん。」
「おはよう!なのは、つばき。」
「おはよう!アリサちゃん、すずかちゃん。」
「おはようございます、アリサ、すずか。」
「あっ!つばき、またそんな他人行儀な挨拶して!」
「アリサ、これは他人行儀なのではなく丁寧な挨拶をしているだけですよ。」
「だからそれが他人行儀なのよ。」
「それに親しき仲にも礼儀ありですよ。」
「屁理屈よ!そんなの!」「にゃはは、また始まったよ。」
「ふふ、もはや朝の恒例行事だね。」
こうして私の日常は始まる。
こんにちは、はじめまして。
作者のウサガミと申します。
前書きの寸劇(笑)の通り、
つばきの容姿はほぼなのポに出るシュテルにそっくりです。
違うところといえばシュテルのようにハイライトの無い目ではないことぐらいですかね。
この作品はリリなの一期の時期の話ですが、主人公は今のところは魔法に関わりません。
あしからず。