山形新幹線 みちのく殺人旅行   作:新庄雄太郎

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そして、南と高山達は休暇から戻って来た。


第4章 高山の推理

暫くして、高山と南は特捜班に戻って来た。

 

「只今、戻りました。」

 

「おう、どうだった、新幹線400系「つばさ」は。」

 

「うん、すごがったよ。」

 

「へぇー。」

 

「そう言えば、高山最上川で殺人に遭遇したんだって。」

 

「ええ。」

 

「山形県警の話だと被害者は溺死と思われます。」

 

「ほう、とう言う事は誰かに拉致して遺棄したと考えられると思うんですが。」

 

「ええ。」

 

「かさねちゃんは宇都宮から福島へ行ったから、そこから「つばさ101号」に乗ったと思うんです。」

 

「ほう、なるほど。」

 

早速、時刻表で調べて見ると。

 

宇都宮発7時53分 東北新幹線「やまびこ37号」に乗車

 

福島着8時42分  下車

 

福島発8時55分  山形新幹線「つばさ101号」に乗車

 

山形着9時55分  下車

 

「そうか、宇都宮から福島までは東北新幹線に乗って、そこから山形新幹線「つばさ101号」に乗ったんですね。」

 

「ええ、彼女は栃木県の宇都宮に住んでいたそうです。」

 

「ほう、なるほど、宇都宮から山形へ行くには新幹線を2回乗り換えなきゃならないんですよね。」

 

「そう言う事になるんだよ。」

 

「やはり彼女は宇都宮から新幹線に乗って福島から山形新幹線に乗り換えたことは確かですね。」

 

「ええ。」

 

「でも、もんだいは綾香がどうやって殺害したかだ。」

 

「被害者の綾香は駅で誰かと待ちあわせていたって事は考えられますかね。」

 

「ああ、駅のロータリーで迎えに来ていた可能性もあるな。」

 

「その男の事を聞いたら、前前心当たりがないって言うんです。」

 

「そうか。」

 

「誰なんですかね、その男って言うのは。」

 

そして、次の日。

 

警視庁管内で、殺人事件が発生した。

 

二人が話していた男が、何と毒殺されていたのだ。

 

「何ですって、男が毒殺された。」

 

「ええ、今警視庁から連絡が会った。」

 

「それで、死因は。」

 

「ウイスキーに混入していたのは、青酸カリだそうだ。」

 

「やはり、あの男が犯人かと思っていたが、まさか殺されるとはな。」

 

「被害者は、東京在住の広田勝弘と判明した。」

 

「死亡推定時刻は、昨日の夜22時頃ですね。」

 

「犯人は、広田のグラスに青酸カリを混入したんだろう。」

 

「今回の事件、謎になって来たな。」

 

「ええ。」

 

「綾香に会ったのはこの男と見て考えてもいいですね。」

 

「よし、この最上川と東京の事件を捜査してみようか。」

 

「ええ。」

 

「最上川へ行く時に、その男に会った可能性があるな。」

 

「でも、2人は知らないって。」

 

「そうですね、知ってるのは彼女の2人って事になるな。」

 

「可能性がありますね。」




被害者のかさねと広田はどういう関係なのか?
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