「綾香と広田の事で何か分かった。」
「はい、調べたところ綾香が音ノ木坂時代の時の先輩だったことが分かりました。」
「その被害者は、どうして殺害されなきゃならないんだ。」
「死因は毒殺したからな。」
「はい、犯人は男と見て捜査してみますか。」
「ええ。」
南と高山と小海は、ひとみとかさねに話を聞くことにした。
「ああ、思い出したわ。」
「何か知ってるんですか。」
小海はひとみに言った。
「実は、夏休みにその広田ともう1人の男と一緒だったことを思い出したの。」
「それ、いつ逢ったか覚えてる。」
高山はかさねに言った。
「うん、今年の夏休み頃かな。」
「私が、綾香とかさねと一緒に広田先輩ともう1人の男と一緒に旅行したことがあるの。」
「そのもう1人の男は、何歳ぐらいかわかるか。」
「ええ、確か27歳から32歳ぐらいのね。」
「27歳から32歳の男ね。」
「ええ。」
ひとみとかさねの証言で、1人の男が浮かび上がった。
「何、27歳から32歳ぐらいの男。」
「はい、今年の夏休みに知り合ったって言ってるんです。」
「ほう、その男が犯人の可能性が高いな。」
早速、岩泉と松本はその男を当たって見ることにした。
「ああ、その男なら先日で辞められましたよ。」
「えっ、本当ですか。」
「はい。」
「あのー、理由は何なんですか。」
「一身上の都合で辞めたと聞いているけど。」
「そうですか。」
「その退職した名前を教えていただけませんか。」
「あ、はいはい。」
岩泉と松本は、特捜班に戻り高杉に報告した。
「何、男の身元が分かった。」
「はい、名前は藤渡 和弘さん28歳です。」
「ほう、その男が怪しいって事か。」
「ええ。」
「と言う事は、犯人はこれを利用したって事も考えられるな。」
「わかったよ、犯人はこれを利用したんだよ。」
東京発7時28分 山形新幹線「つばさ101号」に乗車
山形着9時55分 下車
山形発10時00分 奥羽本線特急「こまくさ5号」に乗車
新庄着10時53分 下車
そして、新庄駅で車に乗り、綾香を待った。
「車で綾香を乗せて、最上川で綾香を遺棄した。」
「なるほど、犯人はそれを利用したって事ですね。」
「まった。」
「でも、帰りはどうやって。」
「夜行に乗ったって事は。」
高山は、高杉に言った。
「そこが盲点だったんだよ。」
「えっ。」
新庄から酒田へは陸羽西線に乗り、酒田まで行く。
酒田発17時04分 羽越本線特急「いなほ14号」に乗車
新潟着19時00分 下車
新潟発19時08分 上越新幹線「あさひ4号」に乗車
東京着20時51分 下車
「そうか、犯人は新幹線に乗って東京へ戻ったって事になりますね、新幹線の方が早いんだ。」
「そして、広田を毒殺した。」
「その通りだ、そして広田を毒殺したんだ。」
「なるほど、山形新幹線と特急と上越新幹線を乗り継いで犯行を行ったって事になりますね。」
「そう言う事になる。」
そして、次の日。
ひとみとかさねは新幹線「つばさ」と特急「こまくさ」に乗って山形へ向かった。
「犯人は、最上川へ向かうんですかね。」
「ええ。」
二人は、最上川へやって来ると、藤渡がかさねとひとみに近づいた。
「貴様っ、俺の綾香を。」
「な、喃々アンタ。」
「貴様をぶっ殺してやるっ。」
と、そこへ南と高山と松本と小海がやって来た。
「だ、誰だてめぇらは。」
「鉄道公安隊だ、観念しろ。」
「藤渡 和弘、お前を逮捕する。」
「何、証拠もないのに逮捕していいのか。」
「それがあなたが使った列車トリックを溶けたし、この事件の犯人はあんたっだって事を、。」
「な、何ーっ。」
「そして綾香を最上川で遺棄した。」
「な、何故わかったんだ、俺の計画が。」
高山は、藤渡に手錠をかけた。
「藤渡 和弘、星宮綾香及び広田勝弘殺害容疑で逮捕する。」
そこへ、山形県警の角谷警部と真壁警部補と佐伯刑事が到着した。
「さすがですね、公安特捜班は、よし、行くぞ。」
「はっ。」
「これで、解決ですね。」
「うん。」
犯人藤渡は、綾香に付き合っていた広田が許せなかったことから犯行に及んだのだ。
「まるでトレンディドラマみたいだな。」
「ええ。」
「こいに犯行を及ぶとはな。」
「はい。」
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劇中の列車時刻は平成4年のダイヤを使用しています