これは、ライスシャワーと出会った時のお話...
どうも、ペルセウスの新人サブトレーナーの私です。と言ってもまだ担当は居ないんですけどね。先輩トレーナーにそろそろお前も担当を持ったらどうだと言われ、渋々模擬レースを見に来たわけですが...
「なんか、あの子走りづらそうだなぁ...自分の適性距離を掴めてない感じがする...模擬レースだから模索中とか?お、いい感じにスタミナがある。多分ステイヤー向きなんだろうなぁ...磨けば絶対化けるよねぇ...まぁ、私みたいな新人、しかもサブトレーナーが分かる事を他のトレーナー達が分からないはずないんだけど...にしてもなんかなぁ...無理して走ってる感が否めない...」
と言ってる間に模擬レースが終わり、トレーナー室に戻ろうと校舎の中に入ろうとした時に私は見てしまった。
先程走っていた子、ライスシャワーが目尻に涙を浮かべ、そこに座り込んでいるところを...そんな所見たら流石に声を掛けないという選択肢は無いので思わず声をかけてしまった。
「Hello Good afternoon or bad afternoon?」
「ふぇ?だ、誰ですか!?」
「やぁやぁやぁ〜なんでそんな所で泣いてるのかなぁ?これはもしやお昼ご飯食べ過ぎて模擬レースで上手く結果が出なかったとかそういう感じのやつかなぁ?そんな貴女にはこちらをプレゼント!ワン、ツー、スリー!」
「食べ過ぎてないですから!普通ですから!...え?青い薔薇?」
「なにぃ?1本じゃ足りない?ならこれでどうだ!1、2、3!」
「え!?5本になった!凄い!」
「え?なになに?まだ足りない?欲張りさんめ〜それじゃあこれでどうだ!1、2、3!」
「す、凄すぎて言葉が出てこない...貴女はもしかして魔法使い?」
「いえいえ、ただのしがない手品師でございますよ。米びつさん」
「ライスシャワーです!!」
「おっと失礼...ついいつもの癖が...」
「...(変な人に絡まれちゃったなぁ)」
「あ、私こういう者です」
「と、トレーナーさんだったんだ...」
「サブトレーナーだけどね...それで、こんな私だけど君をスカウトしたい」
「...え?ライスなんかをスカウトしてくれるの?」
「いやぁ、もう君しか居ない!というか君しか担当したくない!」
「え...えへへ...そこまで言って貰っちゃうと恥ずかしいよ...」
「さぁ往くぞ!2人で世界をあっと驚かせて、世界をひっくり返してしまおう!ライスサワー!」
「ライスシャワーだよ!!!!」
こうして、超ネガティブなライスシャワーと、超変人のトレーナーのコンビが結成されました...