どうも、私です。現在、チームスピカさんから模擬レースのお誘いが来てる所です...
「え?果たし状?」
「頼む!時間無いんだ!」
「...まぁ、お互いのレベルアップには丁度いいって事ですね。けど、うちには3人しか居ないですよ?」
「模擬レースなら他のウマ娘達も見に来るだろ?そしたらペルセウスに入ってくれる奴もいるさ」
「お互いにちゃんと指導してくれないトレーナーって言われてますけどね」
「なっはは...」
「さて、模擬レースは1週間後でいいですよね?それまでに調子整えて起きますよ、沖野トレーナー」
「おう、俺達も調整するぜ」
〜閑話休題〜
1週間後、ついにチームスピカとの模擬レースの日になった。天気は晴、馬場状態は良。絶好のレース日和です。
「いやぁ、皆ごめんねぇ。そろそろ次のレースも近いのに」
「大丈夫ですわ、寧ろ相手の研究が出来るので良いタイミングだと思いますし」
「...そっかそっか、なら行ってきて。皆が勝つ事を信じてるから」
「...信じてる?違うよ、お姉様」
「?」
そうライスが言うと、マックイーンとマチタンが同時にこちらを向き、3人同時に私に言い放つ。
「「「確信してる。(だよね?(ですよね?(ですわよね?)))」」」
「...全く、なんでウチはこんなに好戦的なんだか...」
(さぁ間もなく始まります。模擬レース、2000m芝、馬場は良馬場となりました!)
「...なんで実況まで付いてるんだろ...」
(チームスピカの出走馬はスペシャルウィーク、ダイワスカーレット、ウォッカ。チームペルセウスの出走馬はライスシャワー、メジロマックイーン、マチカネタンホイザです。)
「俺が用意させてもらった。なんたってペルセウスとスピカの対決だ。盛大にやらねぇとな」
「...サブトレーナー時代の同期ってだけですよね...初めて会ったのショーの時ですけど...」
「懐かしいなぁ、確かお前が俺をマジックの相方に指定したんだったよな」
「正直、あの時の事は運命って事にしてますよ。貴方が私をここに...トレーナーという最高の舞台に上げてくれた。そう思ってますよ」
「ふっ、そうか」
「というか、何故に観客が居るんですかね?これじゃまるで本当のレースじゃないですか...」
(注目の1番人気、6番、ライスシャワー。実力は引けを取りません。2番人気はこの子、4番、スペシャルウィーク)
「お、スペが2番人気か」
「...さて、どうなる事か...」
そして、模擬レースがスタートした。今回はチーム戦ということで6枠しかないが、それでもあの3人なら十分に盛り上げてくれるだろう。
(先頭を走るのはスペシャルウィーク!それに続いてライスシャワー、その後ろにマチカネタンホイザが続きます)
「ん、タンホイザは今回差しじゃないのか?」
「試しに先行にしてもらったんですよ。彼女のスタミナがどれだけ上がってるか見れますし」
「なるほど...絶好の見せ場っつーわけか」
「えぇ、あ、スペシャルウィークが第4コーナーに入りますよ」
「行けぇ!スペシャルウィークゥゥ!」
「差せ!マチカネタンホイザァァ!」
「「やぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」
2人がせめぎ合う中、とあるウマ娘が一気に追い上げてきてるのを私達は見ていなかった。
(っ!ライスシャワー!ライスシャワーが来た!ライスシャワー追い上げる!グングンスピードを上げていく!残り400!ライスシャワー速い速い!残り200!最早独走状態だ!)
「ライス!?」
(ライスシャワー!2位以下を突き放し!今ゴールイン!)
その時見たライスの表情を、私は一生忘れる事は出来ないであろう...