みどり色です。
早くも最終章となるEP3が始まります。
変に話を引き延ばすつもりは無く、きっぱりと完結させるつもりです。
ただ物語の構成やオチの関係で、EP3の話数は必然的に増える予定です。
多分ね!?(ブレブレ)
ご要望があれば細かい話を書いて行っても良いかなとも思うのですが、取り敢えずは完結までそのまま行こうと思います。
多分ね!?(2回目)
・・・・・我らの道
ごまかせましたかね?()
困ったときの我らの道、便利(確信)
皆さんはSWで好きなセリフや会話、シーンなどはありますか?
みどり色は・・・あり過ぎて絞れません()
例のごとく、細かい言い回しや誤字などの修正は後でやります。
いつも誤字修正を送ってくださる皆さん、ありがとうございます。
非常に助かっております。
第7話 別れ
銀河共和国と分離主義勢力による戦争が勃発して3年。
クローン戦争と呼ばれるこの戦いは、収束に向かうどころか月日が経つにつれてその規模を拡大している。
際限なく繰り返される戦争は民と国を疲弊させているが、現状では平和交渉の余地はない。
そして募る民の不満が、共和国やジェダイ・オーダーに向くのは必然と言えた。
だがその不満を持つのは一般市民だけではなく、軍人や時にはジェダイの騎士もそれは例外ではなかった。
共和国から離反するのは星だけでなく、自らの意思で共和国から去る者も少なくなかったのだ。
平和の守護者とは何なのか?
その疑問を頭に浮かべるジェダイは少なくない。
<19BBY 惑星コルサント>
現在、惑星コルサントは厳戒態勢が取られていた。
不要な外出は制限され、街にはサイレンが鳴り響いている。
その中で、純白に赤いマーキングが施されたアーマーを装備したクローン・トルーパーが慌ただしく動き回っている。
この騒ぎの理由はグリーヴァス将軍率いる独立星系連合軍艦隊が、共和国の首都であるコルサントを急襲したからだ。
目的は元老院最高議長シーヴ・パルパティーンの誘拐。
誘拐自体には成功した独立星系連合だったが、コルサントの上空で共和国艦隊の激しい抵抗に遭い、現在は銀河の中心であるこの星は激しい戦闘状態となっている。
そして多くのコルサント市民は不安げに空を見上げている。
地表からもその戦闘の激しさが伺えた。
戦争はもっと遠いところで起きているものだと考えていた者も、今日だけは他人ごとではいられなかったのである。
<惑星コルサント上空>
不安げに市民が見上げる遥か上空では、共和国のヴェネター級スター・デストロイヤーと独立星系連合のフリゲート艦やドレッドノート、ルクレハルク級バトルシップが激しい戦闘を繰り広げていた。
それらが織り成す激しい放火の中を2機のイータ2アクティス級軽インターセプターが駆け抜けている。
「あれだな・・・R3、ロックオンだ。 マスター、前方にグリーヴァス将軍の船を確認しました。 愉快な仲間たちと一緒です」
ドロイド軍を率いているグリーヴァス将軍の旗艦を確認したアナキンは、かつての師に報告する。
騎士へと昇格したアナキンの顔には傷跡が刻まれており、クローン戦争の過酷さを物語っているようだった。
だがその身に纏う雰囲気は、ジェダイとしての成長と物事に対する余裕を感じさせる。
「ああ見えている、“楽勝”だな」
そう返答するオビ=ワンの言葉とは裏腹に、確認できるグリーヴァス将軍の旗艦は護衛に囲まれていることから辿り着くには一筋縄ではいかない事は明らかだった。
オビ=ワンは弟子を騎士へと育て上げた事やその実力を評価されて“マスター”の階級を与えられると共に、ジェダイ最高評議会にも籍を置いている。
さらに彼はフォームⅢソレスと呼ばれる防御に重きを置いた型を会得し、当代最高クラスの剣術の腕を持つメイス・ウィンドゥにザ・マスター(ソレスを極めし者)と言わしめる程の腕前に成長していた。
このフォームを完璧に習得すれば、バトル・ドロイドに包囲された状況でも対応する事が可能でブラスターが主な武器であるこの時代において非常に理にかなったものと言えた。
3年前よりもさらに洗練された2人の騎士は、ジェダイ・オーダーでも屈指の実力者として成長を遂げていた。
「オッド・ボール、聞こえるか?」
「聞こえています」
「編隊を組み、私の後に続け」
「了解、ケノービ将軍。 各機、戦闘翼を展開せよ」
オビ=ワンは自らが率いる第212アタック・バタリオン所属のコマンダー、オッド・ボールに命令を下す。
彼は命令通り、自らが指揮するARC-170スターファイターで構成されたクローン・フライト・スクワッド・セブンに戦闘態勢を取らせるのだった。
同じようにオビ=ワンとアナキンも、自らが搭乗するインターセプターの戦闘翼を展開する。
そのタイミングで、グリーヴァス将軍の旗艦である“インヴィジブル・ハンド”から、バルチャー・ドロイドの部隊と接敵する。
その無人機特有の優れた運動性を発揮して、救出チームに激しい攻撃を加えるのだった。
さらに独立星系連合のドロイド・トライ=ファイターが後方から接近してきており、機動力で劣るARC-170はドロイド・トライ=ファイターの餌食となる。
「ケツに付かれた! 誰か奴を!!」
ドロイド・トライ=ファイターに後ろをピッタリと付かれたARC-170の一機が助けを求める。
それを確認したアナキンはすぐさま助けに入ろうとするが、オビ=ワンに止められてしまう。
「やめろ、他所に構うな。 自分の仕事をしろ。 彼らの任務は我々を無事にあの船まで辿り着かせることだ」
そう話している間に、敵のさらなる増援が現れる。
『もうダメだ』
誰もがそう思った瞬間、ARC-170を追跡していたドロイド・トライ=ファイターとバルチャー・ドロイドが突然爆散する。
「あれは—————」
太陽を背に現れたのは、オビ=ワンらとは別のもう一機のイータ2アクティス級軽インターセプターだった。
そのインターセプターはさらに急旋回すると、敵を引き付けていたスクワッド・セブンの後方に迫るドロイド・スターファイターを次々に撃墜していく。
「—————随分派手な登場だな、ヴェリウス」
そう呟くオビ=ワンの視線の先には、周囲を旋回して隊列に加わる銀色のイータ2アクティス級軽インターセプターだった。
「大丈夫かい?」
「イエッサー、ヴェリウス将軍。 助かりました」
ヴェリウスに助けられたスクワッド・セブンのトルーパーは礼を述べる。
そして隊の後方から、もう一機青色のインターセプターが接近してくる。
「“マスター”、お待ちください!」
________________________________________
「遅いよ、ティア?」
「マスターが速すぎるのです」
私は弟子にそう言葉を掛ける。
そんな事言ったって、同じ機体を使っているのだから原理的には同じ速度を出せるはずだよね?
ヴェリウスをマスターと呼ぶ人物は、ティア・アテミスと言う名のパダワンだ。
彼女は惑星ジオノーシスでクローン戦争が勃発してすぐに、ジェダイ評議会(ヨーダの独断)でヴェリウスの弟子となった。
ブルネットカラー(栗色)の長髪に、薄い水色(灰色に近い)の瞳を持つ人間の白人女性。
16歳でヴェリウスの弟子となり、現在は19歳。
「やあ、ティア。 相変わらず“マスターに”手を焼いているようだね?」
「お久しぶりですマスター・ケノービ、マスター・スカイウォーカー」
そう声を掛けるのはオビ=ワンだ。
ティアは私の弟子と言う事もあり、様々な任務を共にしたことで彼らと親交を深める機会も多かった。
それにしても聞き捨てならない言葉が聞こえたな。
「オビ=ワン、どうして私が手を焼かされている事になっているのですか?」
「そのままを言ったまでだ、そうだろアナキン?」
「はい、マスター」
どうも納得がいかないが、のんびり話をしている場合でもない。
今は最高議長救出が最優先だ。
「我々は議長救出チームの援護に入るように命令を受けました。 目的地までエスコートします」
「了解した。 オッド・ボール、部隊を再編して付いてこい」
「イエッサー、ケノービ将軍」
________________________________________
グリーヴァス将軍の旗艦に接近すると、敵からの砲火が一気に激しくなる。
このままだと隊に犠牲が出てしまうな。
「ティア、付いてきて!」
私は弟子を引き連れて、隊から離脱する。
それを確認したオビ=ワンが声を掛けてくるが、今は説明している時間はない。
私はインヴィジブル・ハンドの真上へと上昇し、二連レーザー砲の破壊に掛かる。
意図を察したアナキンは砲火が収まった隙に、旗艦のドッグに張られたシールド発生装置に攻撃を加える。
するとシールドが消え、艦の空気漏洩を防ぐ為に高速でシャッターが閉まっていく。
そのシャッターが閉まりきる前に、オビ=ワンとアナキンは機体ごとインヴィジブル・ハンド内部へと消えて行った。
よし、何とか送り届ける事ができた。
彼らなら議長を助け出せるはずだ。
「マスター! 敵機が接近してきます!」
ティアがそう警告してくれる。
議長を救出した際に追撃されては面倒だからね。
ある程度、掃除をする必要がありそうだ。
「一旦引いて態勢を整える。 オッド・ボール、君たちも来るかい?」
「はいヴェリウス将軍、お供します」
「編隊を組み直した後に再度攻撃するよ」
「「「イエッサー」」」
私たちはインヴィジブル・ハンドから一旦距離を取り、残存の兵力を掌握して現状取れる最適な編成を組み直す。
可能なら内部に侵入したいな・・・・・。
何か嫌な予感がする。
________________________________________
<インヴィジブル・ハンド内部>
それから暫く経ち、オビ=ワンとアナキンはグリーヴァス将軍の旗艦であるインヴィジブル・ハンドの内部を進んで何とか議長が囚われているフロアに辿り着く事に成功していた。
ここは艦の最上階に位置している観測用プラットフォームで、非常に広い空間になっている。
観測用に強大な窓ガラスが設置されており、そのすぐ目の前の椅子に最高議長が囚われている。
船外で行われている激しい戦闘を、まるで玉座に座る支配者のような様子で眺めている。
何も事情を知らない者が見たら、彼が囚われの身だとは決して思わないだろう。
「議長、ご無事ですか?」
オビ=ワンがパルパティーンに声を掛けると同じタイミングで、フロアの出入り口の扉が開き、ある人物がB-2スーパー・バトル・ドロイドを護衛に引き連れて現れる。
「ドゥークー・・・アナキン、今度こそ共に戦うぞ」
「ええ、望むところです」
「2人では勝てぬ、奴はシスの暗黒卿だ」
3年前(EP2)とは違い、共闘して臨むよう声を掛け合うオビ=ワンとアナキン。
しかしパルパティーンは、2人では強大な暗黒卿を倒せないと言う。
「ご心配なく、シスの相手は我らの専門分野です」
オビ=ワンがそう答えると、2人のジェダイの騎士はそれぞれライトセーバーを取り出す。
それに対して腰に差した銀色のヒルトを取り出しながら、白髪と整えられた髭を蓄えた老齢のシスがゆっくりと歩みを進める。
そのヒルトは湾曲した独特な形状をしており、ドゥークーが得意とするフォームⅡマカシをより効果的に扱う為のものだった。
「剣を渡して降伏しろ。 最高議長の前で恥を搔きたいかね?」
「お前との因縁もここまでだ。 今日こそ決着をつける」
「出来るかな?」
オビ=ワンからの言葉に、不気味な笑みを浮かべながらそう答えるドゥークー。
3人はそれぞれライトセーバーを起動して斬り結ぶ。
数回、たった数回剣を交えただけで2人の騎士の実力が上がっている事を理解した。
3年前とは違い、より実力が近くなったことで戦いに緊張感が生まれ、気分が高揚するのをドゥークーは感じた。
「・・・この日を楽しみにしていた」
「以前とは違う。 前よりも僕の力は倍に増えていると知れ」
「結構、だがお前たちは前座に過ぎん」
2人のジェダイの騎士は、この暗黒卿の言っている意味が分からなかった。
しかし、アナキンはそんな事は関係ないとばかりに戦いを再開する。
フォームⅤシエン(ドジェム・ソ)を用いて激しく斬りかかるアナキンの攻撃に、ドゥークーは後退しながらその強力な斬撃を受け流していく。
そのバランスを崩したドゥークーに対して、オビ=ワンもより攻撃的なソレスで隙を伺いながらライトセーバーを振るう。
しかしドゥークーが操るマカシはその正確無比なテクニックでオビ=ワンの強固な守りを崩していき、剣を結ぶたびにバランスとリズムを崩される。
そして一瞬の隙が生まれた時、オビ=ワンをフォース・プッシュで吹き飛ばす。
それに対してアナキンは力を込めた斬撃を繰り出すが、暗黒卿を狙った強力な一振りは空を斬る。
傍観していた2体のB-2スーパー・バトル・ドロイドは、孤立したオビ=ワンに向けて強力な二連装のリスト・ブラスターを発射する。
しかしソレスの達人は、ライトセーバーを身体の前に出して殆どそれを動かすことなく発射された光弾を弾き返す。
反射された光弾は正確に射手へと返り、それを受けたドロイドは機能を停止する。
そのままアナキンに加勢するオビ=ワンだったが、いつものような洗練された動きとは言い難がった。
アナキンもそれを感じており、出来るだけ暗黒卿の攻撃を引き受けようとするがシス相手では簡単なことではなかった。
それだけでなく、オビ=ワンの存在がアナキンを戦い難くしている節さえある。
そして再び防御を崩されたオビ=ワンは、ドゥークーのフォース・チョーク(首絞め)の餌食となって吹き飛ばされる。
その一連の攻撃によって、オビ=ワンは意識を手放してしまった。
ソレスを扱うジェダイとしては当代最強の腕を持つオビ=ワンだが、ドゥークー相手ではかなり実力に開きがあるように見えるのには理由があった。
ライトセーバーの型にはそれぞれ相性があり、強固な防御力を誇り『極めた者を傷つける事は理論上不可能』とまで言われるソレスであるが、白兵戦に特化した極めて精密な剣技やフェイントといった緩急自在な攻撃にはその強固な防御を崩されてしまうという弱点が存在する。
実力差を含めて、型の相性の良し悪しがライトセーバー戦においてどれだけ重要かが分かる戦いだと言えるだろう。
オビ=ワンが倒されたことで、アナキンは憎しみの籠った瞳で暗黒卿を睨みつける。
そしてそのまま強烈な攻撃をドゥークーに向けて繰り出す。
若さと強さを併せ持つ若き騎士に、徐々に押され始めているが暗黒卿はそんな状況でも焦る表情一つ見せなかった。
寧ろ何かを確認するかのように、彼からの攻撃を受け続ける。
そして鍔迫り合いが始まった事で、再びシスの暗黒卿は口を開く。
「心に恐れを感じるぞスカイウォーカー・・・その身に宿す怒りや憎しみも、使いこなせてはおらん」
「僕はジェダイの騎士だ。 お前なんかと一緒にするな」
さらに数回、剣を結ぶ。
アナキンの一振りは、暗黒卿の態勢を大きく崩す程に強力だった。
弾かれたライトセーバーを握り直し、少し距離を取って再び口を開くドゥークー。
「ほう? なら“彼”はどうだ? ジオノーシスでは私の予想を遥かに超える力を見せてくれた!」
「・・・どういう事だ?」
「その心の奥に秘める強大な怒り、憎しみ! 彼も違うというのか、若きスカイウォーカーよ」
アナキンはこの男が言っている人物が、ヴェリウスの事だと瞬時に理解できた。
しかし自分の知っている彼と、奴が言っている“彼”が全く結びつかなかった。
心の奥に秘める怒りと憎しみ?
ヴェリウスはそう言った感情とは無縁な人だ。
だが奴は何かを知っている。
ヴェリウスの暗い、闇の部分を。
ドゥークーはアナキンに迷いが生まれた事を見逃さなかった。
その心に生じた僅かな雑念を、チャンスとばかりに攻撃を仕掛ける。
だが3年という月日は、この暗黒卿が思ったよりも若き騎士を成長させていた。
アナキンは常人には決して発揮できない程の反応速度を見せ、自分に向かってくる光剣を弾き返す。
“仕留められる”
そう考えながら放った斬撃はドゥークーが普段用いる洗練されたマカシとは程遠く、慢心と傲慢さが含まれていた。
そんな攻撃を強力な力で弾かれ、フォース感応者による戦いにおいて決定的な隙を生じさせる。
この戦いで何度目になるか、再び弾かれたドゥークーはすぐに態勢を整えることが出来なった。
身体を大きく逸らされてしまい、そのまま青いプラズマがドゥークーを襲う。
________________________________________
私は隊の指揮を弟子のティアに任せ、単身でグリーヴァス将軍の旗艦であるインヴィジブル・ハンドに潜入していた。
この船に乗り込んでから、大きな暗黒面の力を感じる。
それは私が良く知っているかつての師の物だった。
ジオノーシスで嫌と言う程感じたあの力だ。
だが感じる力は一つではなかった。
正確には分からないが、他にも暗黒面の力を感じる。
嫌な予感がする。
急いだほうが良さそうだ。
大きな力は上の階層から感じるが、正確な位置情報を調べた方が良いだろう。
「R2、議長のIDシグナルを表示してくれるかい?」
「~~~♪」
このR2-D2はかつてパドメに仕えていたアストロメク・ドロイドだ。
彼女が『ヴェリウスを一人にしておくのが心配だから』と言う理由で私に贈ってくれた物だ。
R2は格納庫の端末にアクセスし、艦全体の見取り図を表示してくれる。
議長は最上階の観測用プラットフォームか・・・。
「R2、君はファイターに残ってくれ」
「@%&#$!!」
R2は身体を揺らしながら不満そうな声を上げる。
どうやら近くでバラバラになっているアストロメク・ドロイドを見て不安になっているのだろう。
この2体のドロイドはオビ=ワンとアナキンの物かな?
巡察で来ていたB2スーパー・バトル・ドロイドにやられたようだ。
「大丈夫だよ、彼らをこんな風にしたドロイドは私が倒したし、君は隠れてファイターを監視してくれれば良い」
それに遠隔で君のサポートが必要になるかもしれないしね?と付け加える。
あの手この手で何とかなだめる事に成功し、私は足早に観測用プラットフォームに向かう。
・・・・・どうして私はドロイドをなだめているのだろうか?
________________________________________
『殺せ・・・早くやれ』
観測用プラットフォームに入ると、跪いているドゥークーに対してアナキンが青と赤の相反するライトセーバーを首に突きつけている所だった。
フロアの一角にはオビ=ワンが倒れている。
フォースを探ると幸いな事に気を失っているだけの様だった。
最高議長はドゥークーを殺すようアナキンに命じていた。
だがシスの暗黒卿はもはや武器を持っておらず、ジェダイの教えに反する殺しの命令をアナキンは実行する事を躊躇っている。
しかし最高議長が再度命じると、アナキンはその両手に持った光剣でドゥークーの首を刎ねるのだった。
しかし首を刎ねられる瞬間、ドゥークーは私の方を向いた。
その瞳には様々な感情が籠っていた。
そしてフォースに乗って、彼の最後の言葉が耳に届く。
________________________________________
【—————】
________________________________________
周囲が無音になり・・・そして時が止まる。
彼の言葉は直接耳元で囁かれているかのようにハッキリと感じる。
受け取ったその言葉を、私は瞳を閉じながら心にしまった。
そして一呼吸置いてから、ゆっくりと彼らの下へと歩みを進める。
「ヴェリウス・・・!」
歩み寄る私の姿を捉えたアナキンは、驚いた様子でそう名を口にする。
殺しの命令を下した最高議長も私を見つけるや否や険しい表情を影に潜め、驚きながらも私の名を口にした。
「ヴェリウス、マスター・ヴェリウス! 少し遅かったな、ちょうどアナキンが見事シスの暗黒卿を討ち取ったところだ」
私はその場に転がるかつてのマスターに、膝をつきながら目を移す。
不思議と思い出されるのはジオノーシスや今目にしている彼ではなく、かつてパダワンだった頃に見ていた厳しくも優しく、父のように慕っていたあの頃だった。
ジオノーシスでは怒りや憎しみ、悲しみの感情しか沸いてこなかった。
しかしこうして彼を目の前にしても、何の感情も沸いてこなかった。
私の心は静かだった。
はい、お疲れさまでした。
シレっと新キャラ登場です。
まさかのヴェリウス君のお弟子さん。
女性と言うのは何かとややこしくなりそうな予感がする作者です。
誰だよ、女性を弟子にした奴()
天然気味なヴェリウスが師匠と言うと、何かと苦労が絶えないような気もします。
ドゥークーとヴェリウスの絡み(会話と戦闘)については入れるかどうか悩んだ末に、結局入れない事にしました。
ヴェリウスは彼からどんな言葉を受け取ったのでしょうか?
別に大したことじゃないかもしれませんね。
だって書いてるのこの人(みどり色)だし()
それではまた近いうちに・・・・・