マキマ「デンジ子ちゃん、おつかれさま」
マキマ「逆カプの悪魔を倒したお祝いに、今週末、パジャマパーティを開催します」
デンジ子「やったァアー!」
デンジ子「パジャマ以外、何持っていけばいいっすか!?」
マキマ「必要なものは私が準備するから手ぶらで大丈夫だよ。パジャマも私が用意するから。あと当日は一緒に買い出しをしようね」
デンジ子「わかりました! 楽しみだぜ!」
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デンジ子「いよいよ明日はマキマさん家でパジャマパーティだぜ!」
アキ「は? なんでデンジだけ!?」
デンジ子「パジャマパーティは男子禁制の秘密の花園だからな」
アキ「くっそ…」
デンジ子「悔しかったらお前も女になってみろ!」
デンジ子(なんだよアキのやつ、いっつもマキマさんのことばっかだな)
デンジ子「パワーはどうする? いちおうお前も女子だからな」
パワー「ワシは嫌じゃ」プルプル
デンジ子「はあ? せっかく誘ってやってんのに」
パワー「だってマキマ、バリタチなんじゃもん…」プルプル
デンジ子「?」
デンジ子(まあいいか! マキマさんと二人っきりでパジャマパーティ楽しみだぜ!)
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マキマ「あれ、デンジ子ちゃん、もういるの? まだ一時間前だよ?」
デンジ子「あ、マキマさん! オハヨっす!」
デンジ子(マキマさん私服かわいいなあ。アキのやつこういうの好きなんだろうな)
デンジ子「今日はどんな感じの予定なんですか?」
マキマ「これからお菓子の買い出しをします。それからレンタルショップに行って映画のDVDを借りて、それから家に行きます」
デンジ子「へへ、マキマさんの家、楽しみだなあ」
デンジ子(アキのやつ、悔しがってるだろうなあ。あとで自慢してやろ!)
マキマ「あと、今日は一日、私のことはお姉様と呼ぶように」
デンジ子「え?」
マキマ「私たちは学校の先輩と後輩--という設定で一日を過ごします」
マキマ「私たちは姉妹の契りを結んでいるの。これをスール制度と言います。私はデンジ子ちゃんのお姉様で、デンジ子ちゃんは私の妹ね」
マキマ「今日は一日、この設定で過ごすよ」
デンジ子「お〜? なんかよくわからないけどわかりました!」
マキマ「あと返事は必ず、“はい、お姉様”と言うこと」
デンジ子「はい、お姉様!」
マキマ「うん、いい子」
デンジ子(なんだかよくわかんねェけど素敵な響きだぜ!)
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マキマ「まずはお菓子を買います」
デンジ子「好きな物買ってもいいっすか!?」
マキマ「いいよ。だけど女子限定のパジャマパーティはね、甘くてふわふわした物、柔らかくてしっとりした物しか食べちゃダメなの」
デンジ「えええ、ポテチ買っちゃダメっすか?」
マキマ「お姉様の言うことが聞けないの?」
デンジ子「あ、じゃあ、いいっす…」
マキマ「違うよね。返事は?」
デンジ子「あ、はい、お姉様…」
マキマ「うん、いい子。デンジ子は賢いね。お姉様は賢い妹が大好きだよ」
デンジ子(なんか今日のマキマさん怖ェ…)
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デンジ子「DVDは何借ります?」
マキマ「私がおススメの映画を選ぶから任せて」
デンジ子「は〜い」
デンジ子「…なんか、あんまし俺いる意味なくないっすか?」
マキマ「パジャマパーティはね、手順が大事なの。一緒に買い出しをした、という事実がね」
マキマ「デンジ子はパジャマパーティ、初めてだよね? 全部お姉様に任せて」
デンジ子「はあ」
デンジ子「あ、はい、お姉様」
マキマ「いい子だね」
デンジ子(まあデートみたいだしいっか! アキに自慢してやろ。マキマさんとレンタルショップなう、と)
アキからの通知『糞ったれ!』ポロリン
デンジ子(アキのやつ悔しがってやがるぜ!)
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マキマ「それじゃ買い出しも済んだし、私の家に行こうか」
デンジ子「はい、お姉様!」
マキマ「うん、いい子」
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マキマ「ここが私の家」
デンジ子「へェ、一軒家なんすね」
マキマ「本当はレンタルハウスだけどね」
デンジ子「へ?」
マキマ「本格的なパジャマパーティをするために借りたの」
デンジ子「…マジっすか?」
マキマ「中にお母さん役もいるからちゃんと挨拶してね」
デンジ子「なにっ、え?」
マキマ「私の妹ならちゃんとできるよね?」
デンジ子「は、はい、お姉様…」
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マキマ「お母さーん、ただいまー」
デンジ子「お、お邪魔します…」
お母さんの魔人「マキマちゃんお帰り〜。あら、その子がデンジ子ちゃん? 可愛いわね〜。いつもマキマちゃんが話してて、会うの楽しみにしてたのよ〜」
デンジ子「は、はあ…」
マキマ「もうやめてよお母さ〜ん」
デンジ子「え? あれっ? お母さん? ナニっ? 魔人?」
マキマ「ほら、デンジ子。自己紹介して」
デンジ子「あ、デンジです。マキ…お姉様には、お世話になってます…」
お母さんの魔人「まあ礼儀正しい子ね! さあ、早く上がって」
デンジ子「え? ナニコレ?」
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マキマ「お母さん。私たち部屋にいるから、勝手に入ってきちゃダメだからね」
お母さんの魔人「はいはい」
マキマ「じゃ、デンジ子、私の部屋に行こう」
デンジ子「はい、お姉様…」
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デンジ子(ここがマキマさんの部屋…可愛いベッドと布団がある…ふわふわしたクッションや、ひらひらしたカーテンやテーブルクロスが可愛い…けど…)
マキマ「これが女子の部屋だよ。まずはクッションに座って一緒にくつろぐの。お菓子はまだ食べちゃダメだよ。お母さんが夕飯を作ってくれるから」
デンジ子「あ、あの、お母さんって、魔人?」
マキマ「そうだよ。お母さんの魔人」
デンジ子「???」
デンジ子「あ、ちなみに、パジャマにはいつ着替えるんです…?」
マキマ「夕飯を食べて、お風呂に入ってからだよ」
デンジ子「はあ」
マキマ「洗いっこしようね」
デンジ子「エッッッッッッ!?」
マキマ「女の子同士なんだから当然だよ」
デンジ子「なにそれエッチじゃん!?」
デンジ子(さんざん女湯で女の裸を見てきたけど、マキマさんの裸!? そんなの絶対エッチじゃん!!)
レンタルハウスのドア「トントン」
マキマ「なに〜?」
お母さんの魔人「夕飯できたわよ〜。今日はマキマちゃんの大好きなふわふわトロトロのオムライスと、デザートはいちごのババロアよ〜」
マキマ「わーい、嬉しい! お母さん大好きぃ」
デンジ子(マキマさんとお風呂マキマさんとお風呂マキマさんとお風呂)
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デンジ子「オムライスうまっ」
お母さんの魔人「あら、嬉しい! ありがとうデンジ子ちゃん」
マキマ「お母さんの料理、本当に美味しい」
デンジ子「うまうまっ」
お母さんの魔人「うふふ。デンジ子ちゃんもうちの娘になっちゃえばいいのに」
デンジ子「は、はあ」
お母さんの魔人「マキマちゃんて学校だとどうなの? デンジ子ちゃんのこと困らせてない? もう大きくなったのに、毎朝私が起こしてるのよ」
マキマ「もうお母さん!」
デンジ子「え? え?」
マキマ「ほら、デンジ子が困ってるでしょ!」
お母さんの魔人「あら、ごめんなさいね」
デンジ子「い、いや別に…」
デンジ子(なんだこれ…?)
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お母さんの魔人「もう遅いし、そろそろお風呂に入ったら?」
マキマ「うん、そうだね」
お母さんの魔人「明日学校が休みだからって、夜更かししちゃダメよ?」
マキマ「もうお母さんうるさいなあ。私とデンジ子は朝まで映画コースなんだから!」
お母さんの魔人「もうこの子ったら。デンジ子ちゃんもごめんねえ」
デンジ子「い、いえ…」
マキマ「じゃあデンジ子、お風呂に行こっか」
デンジ子「!!」
デンジ子(いよいよっ…!)
お母さんの魔人「あとで着替え置いておくわね。あんまりデンジ子ちゃんに迷惑かけちゃダメよ」
マキマ「もうわかってるって」
デンジ子(マキマさんとお風呂マキマさんとお風呂マキマさんとお風呂)
To Be Continued