【本編完結】BETA転生   作:鈴木颯手

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久しぶりにオリ主くんの一人称となります


第三十話「終焉の時」

「お前が、BETAを動かしているという事か?」

 

 俺の暴露に対して、金髪巨乳の……そう、アイリスディーナ・ベルンハルト大尉が驚いている。まぁ、その気持ちは理解出来る。BETAの正体がこんな中国人だってなったらそりゃ誰だって驚くはずだ。とはいえもう彼女たちが()()()()()()()()()()()()()()()。全部話しても問題はないだろう。

 

「正確にはこの体の中身、いや違うか。()()()()()()()()()()()がってところだな」

「……つまり、それは肉人形で操っている方がBETAを使って人類を滅ぼそうとしているというわけか」

「人類と戦争ねぇ……。はっきり言うけど我々BETAに人類と戦争をしている認識はないよ」

 

 前にも言ったかもしれないがこれは開拓なんだ。人類とBETAではそもそも数も力も違う。戦術機がある以上多少は抵抗できるかもしれないが今の俺でこれなんだ本来の世界ならBETAはもっと勢力を延ばしているかもしれない。

 

「では聞くが何故攻撃してこない国家を放置する? 貴様の行っている事はまさに戦争に等しいではないか」

「いや、最初からすべてを一気に開拓なんて無理でしょ。少しずつ開拓して、ある程度出来たら次に移る。分かるか? つまり侵攻しないと言っているが俺たちはただ順番に攻撃しているだけなんだよ。その結果として面白い状況になったけどな」

「……」

 

 手を出さないようにしただけで人類の結束は面白いように崩れ去った。君たちやリィズ・ホーエンシュタインを拾ったときから、海王星作戦までの間に()()()()()()()。この世界の物語がいつ始まるのか分からない。今すぐか、10年後か、20年後か、分からないが1()0()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 そういう意味で言うならアイリスディーナ達第666戦術機中隊はまさに物語の主人公だ。キャラもいいし物語としてふさわしい設定が盛りだくさんだ。ちょっと男女比が偏っているけどギャルゲーのようなものだと考えれば納得だ。もしかしたらグロ有の18禁ゲームのようなものだったかもしれない。

 だが、こういうものにはスピンオフや外伝はつきものだ。これだけ面白い世界なんだ。それらが5つくらいあってもおかしくはない。俺が知らなかったからと言って存在しないとは限らないのだから。

 

「さて、本題に戻ろうか。君たちだってなんでここに呼ばれたのか不思議でしょ?」

 

 多分全員が感じている疑問。何故自分たちはこうして生きてミンスクハイヴにいるのか。邪魔なのであればあの時に殺されているはずだと。そんな疑問に答えてあげよう。今の俺は目標が達成した高揚感で機嫌が良いからな。

 

「君たちには新たなる人類となってもらう」

「新たなる、人類?」

「そう。BETAに服従するのを良しとして絶対に反抗せずに制限された力・技術・感情で共存する存在さ」

「なっ!?」

「私たちに裏切れというのか!?」

 

 驚くのも無理はないな。誰だってこんな話をされても受け入れるのは困難だ。よっぽど人類に興味がないか、馬鹿でもない限り二つ返事で答えたりはしない。そしてこいつらが首を縦に振らないことも理解している。

 

「別に構わないだろう? むしろこれはチャンスじゃないか。何しろBETAによって滅ぼされそうになっている人類は生存する事が許されたのだから。そして君たちはその一員に選ばれたのさ」

「ふざけるな! なんでBETAなんかに……!」

「アネット・ホーゼンフェルト少尉。別に良いじゃないか。君たちはよく戦った。海王星作戦なんて見事だったよ。せっかく包囲殲滅を返してやろうと思ったのにまさか返り討ちにされるんてね」

 

 ぶっちゃけ勝利云々はどうでもよかった。とはいえ予定では勝てるはずだったのに、ふたを開けてみれば人類に返り討ちにされていた。あれには結構驚いたな。まぁ、戦術の素人が現役の軍人に勝てるはずはないけどね。

 

「それに見てくれも良い。やっぱり生き残らせるなら美しい容姿と肉体を持ったものの方がいいしね。そういう点では第666戦術機中隊は完璧だよ」

「っ! ふざけるなぁっ!!!」

 

 なんだ、せっかく提案してやったというのにそんなに怒って。ほら、君の愛しのアルフレート君に押さえられているじゃないか。……ああ、そうだ。

 

「せっかくだ。ホーゼンフェルト少尉、君を今押さえているアルフレート君に関して説明をしてあげるよ」

「っ!?」

「もうわかっていると思うけどそいつはこの体のような肉人形じゃない。()()()()()()()()()()()()()

「……え?」

「まぁ、BETAの肉体が使われているから純粋な人間とは言えないけど自立し、自己で物事を考えて感情を見せる。誰がどう見ても人間と言えるだろう?」

 

 そう、アルフレート君は俺が作り上げた人間の一体だ。人間としては大分立派に仕上がったから()()()()()()()()()()()()()()()()。第666戦術機中隊に派遣したわけだ。

 

「ちなみにそこで兄に引っ付いているリィズ・ホーエンシュタインは純粋な人間だよ。ただ、偶然俺が差し出した手を握り、命が助かった幸運な娘だ」

「っ! リィズは、BETAの手を取ったのか!?」

「本当だよお兄ちゃん。だから言ったじゃない。()()()()()()()()()()()()()って」

 

 あれは見ていて面白かった。確かにホーエンシュタイン少尉は嘘は言っていなかった。ただ、どこの犬かを言わなかっただけで。まぁ、シュタージもほぼ俺が乗っ取っていたからシュタージの犬でもあながち間違ってはいないんだけどね。

 

「っ! 貴様は一体いつからこれだけ根回しを……!」

「最初に動いたのは数年前。本格的に動いたのは3年前。リィズを拾ってからだよ。あそこでアクスマン中佐を脅迫出来たのはよかった。おかげでシュタージの掌握がスムーズに進んだからな」

「アクスマンも噛んでいるのか!?」

「尤も、そのせいでストレスを抱えて死にかけているけどね」

 

 今は休養を与えている。ここまで頑張ってくれたんだ。その功績には報わないとな。彼が裏切らない限りだけど。ちなみに彼以外で人間はいない。みんな人間の皮を被ったBETAだ。ここまで数をそろえるのはめんどくさかったけどやれるもんだな。

 

「それじゃそろそろ君たちには協力してもらおうか」

「っ! 私たちが貴様に協力すると思っているのか?」

「思っていないよ。だから()()()()()()()()()()()()()

まず、特殊な培養液に入れて触手を使って脳をいじくる。痛みに耐えられるように快楽を送り込みながらね。麻酔でもいいけどやっぱり()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()こっちにしたよ

そしたらあら不思議、君たちの性格・記憶・感情はそのままにBETAに絶対服従の人間が出来上がるというわけさ」

「っ! 下衆が……!」

 

 うんうん、みんないい表情をしているね。やっぱり美女っていうのはどんな顔をしてもいいもんだ。となるとこの美貌を永久保存できるように遺伝子も弄ろうか。永久に年を取らない。肌が劣化しない今の姿をそのままにね。

 

「待って! お兄ちゃんも弄るの!? それじゃ約束が……!」

「まさか! 君との約束だ。そこのテオドール君が余計なことをしない限り何もしないさ。カシュガルハイヴにも二人で暮らせる空間を用意した。誰にも邪魔されずに永遠に二人で幸せに暮らせる空間をね。君の要望って注文多かったから少し大変だったよ」

「そう、それならいいわ」

「リィズ!? お前一体何を……!」

「ごめんねお兄ちゃん。でも、もう二度と苦しむ事はないからね。一緒に、永遠に幸せになろう?」

 

 おおう! 美女のヤンデレは素晴らしい! あのレイプ目を見れるだけでも拾った甲斐はあったな。

 

「んじゃホーエンシュタイン少尉、奥にある部屋に行くといい。今のテオドール君は混乱しているはずだ。()()()()()()()()()()。好きに使って休ませるといいよ」

「っ! ……何から何まで感謝します」

「いいっていいって。君がお兄ちゃんの体に教え込んでいる間にこっちは済ませておくから。それじゃ、第666戦術機中隊のみなさーん。脳内改造コースにごあんなーい!」

「っ! そんなことを!」

「いや! いやぁぁぁぁっ!!」

「くそ! こんなところで……!」

 

 自分たちに起こる悲劇を知ったからか抵抗しようともがくけど無意味だ。手は拘束されているし武装警察軍の兵士もいる。脳さえ破壊しなければ()()()()()()()。精々無駄な抵抗をしてもがき苦しむといい。

 

 君たちが俺の前に姿を現した時にはそんな抵抗をしない従順な新たなる人類(人形)になっているだろうからね。

 




元々BETA製の首輪とか服とかを考えていたけど純夏の触手攻めを見てこっちの方がいいかと思いこうなりました。弄られていくのが分かる恐怖は自分の趣味です

次話は2022/11/24 23:39投稿予定です。

唐突だけど他作品をBETAで蹂躙したくなった。何処が良いと思う?なお、BETAはこの作品のやつらとする。

  • GATE
  • 日本国召喚
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