【本編完結】BETA転生   作:鈴木颯手

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やっぱり全部かぁ。たぶんGATE行って門の作り方学んで各世界をつまみ食いするような感じになるのかな
そして86が素晴らしかった。短編するならあそこも追加してレギオンとBETAの泥沼の戦いをしたい。十中八九レギオンが勝つだろうけど


第三十四話「処理落ち」

 人工的に生み出された私たちは“名前”というものがない。“名前”を持つのは生きている、生物だけ。私たちは生きているけど生物として認識されなかった。だから私たちは人間たちが望む能力を成長させることが生きている、()()()()()理由になった。

 そして、私たちは生きてきた集大成を見せる時が来た。人類を脅かすBETAという敵の拠点、ハイヴに突入してそこにいるであろう敵の指揮官から情報を得る。それが私たちに課せられた任務。

 私たちは10人で護衛の人と一緒にハイヴに突入した。でも、それは罠だった。途中でとても強いBETAが作り出した戦術機と戦闘になって9人が犠牲になった。それまで一人も犠牲を出さなかったのに4分の1が死んだ形となった。後退する道は防がれ、唯一残っているのは敵の中枢に続く道。この場にとどまってもBETAに殺されるだけ。だからとびこむしかなかった。

 

『っ! こいつはすげぇ……!』

 

 そしてたどり着いたのが巨大な球体がある大きな広場。おそらくここがこのハイヴの中心部。私たちは警戒しつつ中心の球体に近づいてリーディングを開始する。

 

 リーディング

 

 相手の思考を“画”で、感情を“色”で読み取る特殊な能力。私たちはこの能力を人工的に付与されて生み出された存在、ESP能力者と呼ばれる私たちは自分たちの使命を達成するだけの存在。

 

『……どうだ? BETAの思考は読み取れたか?』

「……これは」

 

 そして見えた、のは……

 

【YOUKOSOWAGAHAIVUNI。-@hfgnqa0ty:@er.9. Was it difficult to come here?  조금은 쉬고 가면 어때?  добро пожаловать Schließlich ist dies der Hive, der für Sie gemacht wurde. Au fait, je suis très intrigué par vos capacités. 我打算留下一半活着,解剖另一半做研究。beni affedecek misin Ekki hafa áhyggjur. Аз ще избера кой да извърши аутопсията, така че всичко, което трябва да направите, е да приемете съдбата си. Dar cred că unele fiice nu vor să moară. Mas ei, vou fazer a outra metade pegar minha reforma e se tornar uma espiã. Jag tror att det blir ungefär som att radera minnet eller omedvetet rapportera det så att det inte upptäcks när man kommer tillbaka. Jeg kan gjøre så mye før frokost. Rwy'n siŵr na allwch chi ddarllen fy emosiynau a meddyliau. Dokonce i slova, která právě mluvím, myslím, že se mi zobrazilo více než 10 dalších obrázků, než je můžete plně pochopit. Bo to właśnie staram się robić. Я впевнений, що ти можеш збожеволіти або втратити свідомість, тому що твій мозок не може це обробити, але це твоя роль, тому зроби все можливе, щоб прочитати та зрозуміти. เอาล่ะ ดูเหมือนว่าคุณจะมารับฉันแล้ว แล้วเจอกันนะ】

 

 なに、これ……! 脳が、処理できない! こんなの知らない!

 

「ぐ、ぐぐ、があぁぁぁぁぁっ!!!???」

『お、おい! どうした!?』

『隊長! 後方から例の戦術機が!』

『くそ! もう追いついたのか! 退却するぞ! 道を探せ!』

『それが……! 今来た道以外に通路がありません!』

 

 いひ、イヒヒ。ダメ、ぜんぜん、考えられない、のう、やかれた、だめ、だめ、だめ、だめ……

 

『まさか……。ここまで計算していたというのか!? 我々がここまで来ることを読んでいたというのか!?』

『隊長! どうすれば!?』

『来た道を戻るぞ! ふさがった穴を急いで掘り出して逃げるんだ! 道はそれしかない!』

『う、うわぁっ!!?? 来t……!!』

『一人やられた! 弾幕を張れ! 死ぬぞ!』

 

 あああ、いいい、ひひひ、ふふふ、あわわわわわわわわわわ

 

『くそ! くそ! くそぉっ! 当たらねぇ!』

『速すぎる! このままじゃ……!』

『またやられた!? 畜生! 道にすら戻れない!』

 

 ……。……。……。……。……。

 

『済まない……! 俺がここまで来なければ……! ぐっ!?』

『隊長!? くそ! 大隊長がやらr……!』

『ひぃ!? た、たすk……!!!』

 

 ……。……。……。……。……うふh、kいれい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ようこそ我がハイヴに。僕は君たちを歓迎するよ。ここまで来るのは大変だったでしょ? 少しは休んでいったらどうだい? 歓迎するよ。なんたってここは君たちのために作ったハイヴなんだから。それはそうと僕は君たちの能力がとても興味深くてね。半分は生かして残り半分は研究のために解剖しようと思うんだ。君たちは許してくれるかな? 安心してよ。解剖する者は僕が勝手に選ぶから君たちはただ運命を受け入れてくれればいいからね。でも死にたくはないと思う娘もいると思う。でもね、残りの半分は僕の改造を受けてスパイになってもらうつもりだよ。帰った先でそれがばれないように記憶は消したり無意識で報告をさせるような事になると思うけどね。僕はそのくらい朝飯前に出来るんだよ。きっと君たちは僕の感情や思考を読み取れないと思う。今僕が喋っている言葉だって君たちには把握しきる前に10枚以上追加で見せられているんだと思う。だって僕がそうなるようにしているんだから。きっと発狂したり脳が処理できなくて気絶しちゃうかもしれないけど君たちの役目はこれなんだから頑張って読み取って理解してね。それじゃ迎えが来たみたいだからまた後でね】

 

 早口でまくし立てるように言いつつ大量の思考を送り出す。ついでに感情も一秒で10回くらい変えつつそれらすべてを大きな感情にする。これで相手の脳は処理落ちするだろう。

 

 ESP能力。リーディングという相手の思考を読み取る能力だがこういう事が出来る相手ならば利用されて攻撃が出来るな。人間じゃまず無理だろうけど。それにしても突入してきたのは10機か。これだけいれば半分は解剖に回して能力を得る事が出来るかもしれないな。残りは記憶封印と行う事の刷り込みをしてリリースするか。

 さて、アイリスディーナによる無双劇だけど想像以上だった。銃弾の一発くらいはもらうかなと思ったが流石は東ドイツ最強の部隊を率いていた事はある。俺でもあれだけの動きを見せる事は出来ないかもしれない。

 メインホールに侵入した敵はアイリスディーナの攻撃を受けて一機、また一機と撃墜されていく。その中で10機だけ動きを見せないがそれが処理落ちしたESP能力者なんだろう。分かりやすくて大変結構。機体は破壊して中の人間は先ほどの通りにするか。

 

 ソビエト連邦よ。奇襲の時と言い今回と言い何かとこちらを驚かせてくれる。そんな君たちには僕から特大のプレゼントをあげよう。きっと気にってくれるはずさ。何しろ、B()E()T()A()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()。期待してて待っててね。

 

 

 

 

 

 数日後、ソビエト連邦は()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()を公開した。それは、アメリカがBETAと手を組んでいたというものだ。

 正確にはこうだ。アメリカはカナダに飛来したコアを回収。BETAとの通信を可能とした。アメリカはカシュガルハイヴの重頭脳級という地球にいるBETAの総司令と交渉を行って自国以外をいけにえと差し出す代わりに南北アメリカや太平洋などの一部島々を勢力圏として組み込むことを約束したというものである。

 そのためにアメリカでは派兵部隊の縮小やレンドリースの縮小を行っているとしたものであり、この発表に世界は当然のことながら大混乱に陥った。BETAとの戦争を主導している国だったはずが裏切っていたのだから。

 とはいえこの発表を完璧に信じる者は少ない。精々が中華人民共和国くらいであったがソビエト連邦がオルタネイティブ3で得た功績として証拠も提出しているために半信半疑となっているのが世界の状況だった。だが、これはアメリカの信用を破壊するには効果が強すぎた。たとえ半信半疑だったとしてもアメリカを完璧に信用する事は出来なくなったのだ。

 このことにアメリカは当然のことながら大激怒をしてソ連に貸与しているアラスカの土地を返却させるべしという意見まで出てくるほどだ。しかし、それをやると不都合な発表をしたソ連を潰しにかかっていると取られかねないためにそれが実行には至らなかった。

 さらに、ソビエト連邦でもこの発表は予想外だったらしく、一部の人間が事実ではないと慌てて訂正したり、もっと過激な内容を発表したりと統一性がない動きを見せ始めていた。とはいえ全世界に広まったこの情報を回収することなど出来るはずがなく、アメリカという国は次第に世界中から孤立するようになっていく。レンドリースや派兵は今まで通り行われているがアメリカに無条件で従う国は減っていく事になる。

 

 そして、これ以降人類が団結して対応する事はなくなった。BETAはまさに人類の結束という最大の強みを食い破る事に成功したのである。それも人類に気付かれる事無く。これが人類をさらに追い込む要因となっていくのだった。

 




次話は2022/11/28 23:52投稿予定です。

唐突だけど他作品をBETAで蹂躙したくなった。何処が良いと思う?なお、BETAはこの作品のやつらとする。

  • GATE
  • 日本国召喚
  • ありふれた職業で世界最強
  • コードギアス
  • 地球防衛軍5
  • 僕のヒーローアカデミア
  • ゼロの使い魔(アニメ版)
  • 幼女戦記
  • 進撃の巨人
  • ストライクウィッチーズ
  • 短編にして全部書け!
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