皐月たちの日常   作:こんこんВерныйカワイイヤッター

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あははー夕立が改二になったー


旧泊地にて

…岩礁に乗り上げる。

「ゲホッ…ゴホッ…おえぇ…」

しかし危なかった。途中で意識が戻らなかったら本気で沈むとこだった。一応ここは岩礁の割に大きくまぁ少し休むぐらいは出来そうだ。にしてもここ見たことあるような…気のせいか?

 

休憩している最中ボクはこの海域ついて考えていた。確かにこの岩礁地帯は見たことがあるがそれがどこか分からない。艤装は一旦ここに置いていく。泳ぐことになりそうだ。でも刀は絶対に身に着けておこう。そうしてこの岩礁地帯を探索する。探索して30分。何か痕跡を見つけた。なにかの缶のようだけど…そう思いながら蓋を開ける。すると中から日記が出てきた。題名は秘密基地の記録。ボクはこれを知っている。ボクがブルネイ泊地に在籍していたときのものがどうして…そこでボクははたと気付いた。ここはブルネイ泊地の前の岩礁地帯だ。おそらくここから北に進めばブルネイ泊地跡に着く。

 

そうしてボクはブルネイ泊地に着いた。廃墟と言える程の損壊具合だ。睦月型の艤装のスペアあったら良いけど…工廠内を探してみたが大体は漁られていた。深海棲艦共が持っていったんだろうか。そしてボクはボクの部屋だった場所に行く。単なる思いつきだ。思い出の物があれば良いんだが…中に入るとボロボロの椅子と机、そして2段ベットがあった。下のシーツは比較的清潔だ。…うん?清潔?まさか!?振り返りながら抜刀する。

ガキィン!

寸でのところで受け止める。鍔迫り合いになりながら相手をまじまじと見る。フードを目深に被っているが金髪…やっぱり…深海の霊力を解放して押し倒す。

「何やってるの!お姉ちゃん!」

皐月姉の目に光が戻る。

「さ…つき…?」

「良かった…生きてて…」

 

「皐月…案内したいところがある」

泣いたあとお姉ちゃんはかなり抑揚の抑えられた声でそう言う。このお姉ちゃんの声は冗談も言う気もない真面目なときのものだ。そして案内されたところは艤装が並ぶところだ。長門型のものから特三型のものまで。これは説明されなくても分かる。戦死者のものだ。

「この鎮守府を守った精鋭の中の精鋭達…その墓場だよ」

悔しさを噛み殺す。しかし皐月はこうも言った。

「戦艦などの強い人達も死んだ…ただ…雷、電は恐らく生きている」

「え?」

「雷の艤装はそもそも見つかってないし電はベイルアウトした記録が残ってる。そして電は提督を護衛していた。雷も合流してる可能性もあるし提督も生きているかもしれない…所謂Missing In Action…MIAだよ」

「本隊には連絡出来ないの?」

「通信機器がやられてる。電報を送り続けているけど反応も無い」

「自力で帰るしかってやつか」

「艤装の予備はある?ボクの艤装ボイラーが融解したんだけど」

するとお姉ちゃんは残念なことにこう言った。

「ボクが着けてるので最後。あとは壊れてるやつしかない」

「まじかぁ…深海棲艦の艤装は?」

「あるけど使えるの?」

「たぶん使える」

「分かった。主機は壊れてるよ?」

「浮力は?」

「十分」

「上々だね」

「ついて来て!こっちにその艤装がある」

そう言われたのでついていく。すると旧資材倉庫の場所に艤装が並んでいる。そしてその隣にはかなりの量の艤装の山があった。前者がまだいけそうなやつで他はもう壊れてるのだろう。その裏手にどす黒い山があった。

「えっとここらへんのやつは大丈夫かな…お?これは余り壊れてないね…あーでも右舷にちょっと穴が開いてる。この程度だったら少し補修すれば行けるかな?」

お姉ちゃんが独り言を言いながら選別作業を進めていく。

「皐月ー?壊れてるけど良さそうなのあったよ!ちょっと穴が開いてるけど直したら多分いける!」

「分かったー」

そしてボクたちは修復を行うために工廠に行こうとしたがあることに気がついた。

「あれ?ボクの主機が壊れた艤装持ってきたらよくない?」

「…あっ」

なんでこんな遠回りしてたんだボクたちは…

そう思いながらボクたちは深海棲艦の艤装を置いてボクの艤装を取りに行った。その深海棲艦の艤装の中からは青い光が光っていた。

 

「どう?浮力はあるかい?」

「うん!いつもの僕とは違うよ!(劣化したという意味で)」

「そりゃあ良かった」

ボクたちは本当に浮くか少し試すために洋上に立っていた。艤装は主機が壊れていても浮力さえあれば歩いたりすることが出来る。そしてボクたちが考えついた方法が深海棲艦の艤装を強奪してしまえばいいということだ。ボクは動けないのでお姉ちゃんに索敵してもらい発見次第ボクが徒歩で向かう感じになる。この辺りは深海棲艦が闊歩している海域だが相手方はさほど重視していないのか鉄底海峡に戦力を集中しているのか分からんがさほど脅威になる艦隊は通らない。

 

お姉ちゃんからの短距離通信。敵艦隊発見。地点a-14。敵艦隊は軽巡1駆逐5からなる水雷戦隊。よし行こう。

着くとお姉ちゃんは敵艦に向かって斬り掛かっていた。既に軽巡は轟沈。駆逐もあと2隻というところだった。

「あっ皐月!あとはこいつらだけどどう?」

「多分耐久力が足りないと思う」

「そっかー」

ザシュッ!お姉ちゃんがそういった瞬間視界が歪み暴風と共に元に戻る。敵の駆逐艦は全員胴体から真っ二つにされていた。あー…また強くなってるよこの姉。なんかこうやばい方向で。

 




自分の頭が疲れてきたので一旦ここまで。
そういや自分の名前が橘型駆逐艦にあるんですよ。追加されたら使います。でも来るんですかね。信濃来てないし。
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