5人兄弟とセカイの関わり方 夢見る少女編   作:エビデンス海老天むす

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お待たせして申し訳ありません!

リアルの方で中間テストと重なり、ポケモンのストーリーやバイトetc……でなかなか小説を書く時間が取れず遅れてしまいましたが、今回は大ボリュームでお送りします。

※以下ポケモンの話題
主はホゲータを選びおよそ12時間でストーリー終了。
ストーリー面白かったなぁ


第十話「セカイと青」

紫乃実side

 

私は学校をサボっていた。もうサボり始めて3日目、なんのやる気もなく寝て起きてを繰り返していた。もう何にもやる気がない、もう一回寝よ………………

 

 

私は目が覚めるととても騒がしかった。大きな声が途方もなく聞こえる。まるでライブ前みたいだ…あれ?私ってライブ来てたっけ?

 

「あ!ミクちゃーん起きたみたいだよ。」

 

「わ!ほんとだ。目が覚めてよかったよ。」

 

「うわっ!だっ誰!?」

 

目の前には緑髪のツインテ少女と、黄色髪と頭に特徴的なカチューシャをつけた少女だった。おそらく初音ミクと鏡音リン。だがその服装はまるでアイドルのようだった。

 

「私?私達は〜紫乃実ちゃん達の想いから生まれたんだ。」

 

「想い?」

 

「そう!紫乃実ちゃん達には、本当の想いをみつけてもらいたいの。」

 

「私の本当の想い?」

 

「うん、紫乃実ちゃんはまだ心の中にしまったままみたいだけど…大丈夫だよ。なんてったって紫乃実ちゃんには仲間がいるからね。」

 

「仲間…多分みのり達のことかな?無理だよ。彼女達は本当のアイドルになるんだから…私が仲間だなんて…無理だよ。私にはそのステージにすらたてない。」

 

「うーん、あ!そうだ。じゃあステージに立ってみようよ!今からライブが始まるし、ね?」

 

「それ、とーーっても素敵なアイデアだよ。さすがミクちゃん。」

 

「ふふ、ありがとう。じゃあ行こっか、」

 

突然、初音ミクと鏡音リンに腕も引っ張られ、ステージに向かっていく。

 

「え?ちょっと、ステージ行って何するの?セトリは?パフォーマンスは?何すればいいの〜」

 

このあとめちゃくちゃ楽しんだ。(ただ手拍子してるだけ)

ライブが終わりそうになると観客の持っているペンライトが青色に光りまるで海のようだった。これって…

 

「ASRUN時代の遥のソロ曲演出…」

 

と、私は確信できた。懐かしいけどもう見ることはできない…

 

「綺麗だよね、ライブが終わると、たまーにペンライトが青く光るの、誰かの想いがそうしてるんだと思ってるよ。」

 

「ありがとう。多分遥じゃないかな。ミク、リン。貴重な体験をありがとう。」

 

「あれ?私たちって自己紹介したっけ?」

 

「2人は超有名人でしょ?すこし姿が変わったくらいじゃあ、私でもわかるよ。そういえば、ここってどうやったら出れるの?」

 

「スマホの中の『untitled』って言う曲の再生を止めれば戻れるよ。」

 

「そっか、じゃあね。今日はありがとう。」

 

「え〜もうかえっちゃうの〜」

 

「リンちゃん大丈夫だよ。また会えるはずだから。またね、紫乃実ちゃん。ここにはまた『untitled』を再生するとこれるから」

 

「うん、またね。また…ライブ見にくるよ。」

 

明日もまた……ううん、明日は学校行こ。

 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

次の日

学校

 

私が倒れてから4日間来なかったことからみんなにたくさん心配された。でも、屋上には行けない、やっぱり私はアイドルには…

 

「あ……」

 

「あ…」

 

私と遥は運命のいたずらのようにばったりとあった。

 

「紫乃実、久しぶり。体は大丈夫?」

 

「遥…ええ、4日間も休んだからね、ばっちり…」

 

「………」

 

「………」

 

すこし会話に間が空いてしまう。

 

「遥は屋上に行くの?」

 

「ううん、今日はもう帰るつもり。」

 

「私ももう帰るつもりだったんだけど…じゃあさ……」

 

 

 

私と遥は学校を出て、ショッピングモールと足を進めていった。

 

 

そこから私たちは服を見たり、映画を見たり少し食べ歩きをしたりして私たちはファミレスにいた。

 

「ねぇ、紫乃実。紫乃実の夢って何?」

 

私たちはそれまで他愛のない話をしていたが急に遥は真剣な顔になり出した。

 

「どうしたの急に、私の夢?それはね……家族みんなに幸せになってもらうことだよ。私は何よりも家族が大事、お兄ちゃん達もお姉ちゃんも弟も、みんな夢を追いかけてる。だからその夢が叶ったらとっても嬉しいから、それが私の夢。」

 

「……!それは…本当の…」

 

遥は私の嘘を分かっているのか分からないが遥の反応を無視して私は逆に遥かに質問する。

 

「じゃあ私からも質問、遥がアイドルをしてた時、1番楽しかった瞬間は?」

 

そこからはお互いが質問をして、質問に答えるを繰り返していた。お互いが5個質問をしたところで私はある質問をした。

 

「じゃあ、遥……ううん、私が倒れたあの日いたメンバーは私の夢について知ってる?」

 

「…………知ってるよ。愛美さんが話してくれたの。」

 

「そっか、お姉ちゃんが…」

 

「紫乃実。アイドル、やってみたら?辞めた私がいうのはなんだけど紫乃実は向いてると思うよ?運動神経もいいしさ」

 

「………遥には分からないよ。教えてもらったんでしょ?私がアイドルを目指したから、お姉ちゃんは体を壊したの。お姉ちゃんは私よりももっとすごかった。将来、いくつもの功績を残してたかもしれない、そんな未来がある人間を私は………」

 

「紫乃実……」

 

「私のやったことは人殺しと一緒よ。未来のある人間を殺して…そんなやつはアイドルになんかなれない。遥には分かんないよ。」

 

私はそう言った。これで諦めてくれるだろう。人殺しがアイドルなんてやっちゃいけない。

 

「……分かるよ。しのみの気持ち…」

 

「え?」

 

なんで?遥が?

 

「2年くらい前かな?ASRUNに真衣って子が入ってきたでしょ?」

 

「うん、辞めちゃったけど結構好きだったんだよね…あの時は残念だったな。」

 

数年前、新メンバーと来て入ってきた真衣ちゃんはメキメキと実力を発揮し出たが、怪我でグループを脱退してしまった。今は足取りが掴めないけど芸能活動は続けていると願いたい。

 

「真衣が怪我したのは私のせいなの。……

 

 

 

そこから遥はASRUNにいた時のことを話し出した。真衣ちゃんがスランプになっても練習し続けて喉を壊した。それは自分のせいでそんな私が希望を届けられるわけがないと、それでついにはステージに立たなくなってしまったと……

 

 

分かった?これが私、桐谷遥のアイドル人生の最期。」

 

「………真衣ちゃんとは仲直りできたの?」

 

「うん、とは言ってもつい昨日の事だけどね。」

 

「そっか……」

 

「変な空気になっちゃったね、もう帰ろっか、」

 

「うん、また明日ね」

 

会計を済ませ、別々の方向に向かう私たちは背を向けて歩き出した。

 




いかがでしたでしょうか、次回はみのり視点から始まるかと思います。
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