5人兄弟とセカイの関わり方 夢見る少女編 作:エビデンス海老天むす
今回はタイトル通り作戦会議だけなので会話だけです。
前回の通り、今回はみのりsideのお話です。時系列だとみのりが遥にむけてライブをやろうと決意した次の日ですね。
みのりside
私は急いで屋上の階段を駆け上がる。絶対成功させるんだ…ライブを!
「ハァ、ハァ、ハァおはようございます!」
「お、おはようみのりちゃん。どうしたの?そんなに息を切らせて」
「ライブやるなら体力つけなきゃと思って10キロ走ってきました!」
「急に張り切り出してどうした訳?昨日はあんなにへこんでたのに…っていうかライブ?」
「私遥ちゃんのためにライブをやろうと思うんです!」
それから私はライブをやろうと思った経緯や、自分の考えを愛莉先輩や日野森先輩に話した。
青いペンライトの海みたいな景色……。それが遥ちゃんにとって、大切な思い出の景色なのね。」
「はい。その景色は世界のステージでライブをやれば見せられると思うんです。だから私、セカイでライブをやろうと思うんです!それで遥ちゃんが少しでも元気になってくれれば」
「でも、その景色ってステージの上から見ないと意味ないのよね?景色を見てもらうためにはステージに上がってもらわなきゃいけないけど、遥はステージに上がらないわわけで……そこはどうするつもりなの?」
「それに…アイドル時代に見た大切な景色なら見たら余計に辛くなってしまうかもしれないわね……」
「それは……そうですけど…でも、今の遥ちゃんは明日はきっといい日になるって、もう信じられなくなっちゃっていて、そんなふうに前を見て進めなくなっちゃうことは、すっごくすっごく辛いことだと思うんです。」だからせめて遥ちゃんが少しでも前を向いて進めるようにあの景色を見てもらいたい。あの光は全部遥ちゃんに希望をもらった人たちの想いの光なんです!だからきっと届きます!『たとえアイドルを辞めたとしても遥ちゃんには前を向いて進んで欲しい』っていう想いが!遥ちゃんをステージに呼ぶ方法はまだ考えてる途中ですけど……でも、考えてるだけじゃ、私も遥ちゃんもずっと止まったままだから、たとえ一回のライブでも遥ちゃんの心を動かさなくても遥ちゃんが前を向けるようになるまで何度だってライブします。」
「みのりちゃん…」
「それって結局ノープランってことじゃない…ほんとみのりって最初からそうだったわね。無茶なことばっか言うっていうか、無鉄砲っていうか」
「ふふ、そんなこと言ってるけど、愛莉ちゃんはもう答えを出しているんでしょ?」
「まあね、雫のとこの劇場に飛び込んで行った私がとやかく言えないもの。だから…………みのり、私たちにもそのライブをやらせてくれない?」
「ええ、私たちも手伝わせて欲しいわ、渡したにも遥ちゃんを励ましたくてどうすればいいか悩んでいた所だったのよ。…私は愛莉ちゃんが私のために行動してくれたから、また前を向けるようになったわ。だから遥ちゃんのことをいっぱい考えてるみのりちゃんとなら、遥ちゃんを励ませるかもしれないって思うの。」
「それに、みのりみたいな頑張り屋、応援しやきゃ、アイドルが廃るもの。」
「ありがとうございます!桃井先輩!日野森先輩!」
「ただし!一つ条件があるわ!」
「ひゃ、ひゃい!なんでしょうか!」
「ライブには紫乃実も連れてきましょう。」
「え?紫乃実ちゃんもですか?でも今は体調不良で休んでるんじゃ……」
「いいえ、紫乃実ちゃんは昨日から学校に来ているわ、でも……」
「二日もここに来ないって言うことは……紫乃実はもう私たちと関わる気がないってことかもしれないわ。」
「そ、そんなぁ」
「愛美さんの話を聞いて、私はアイドルとして、いいえ、友達として黙っていられないわ。それに紫乃実はまだ夢を諦めていないと思うの、だからこのライブの目的は二つ、一つは遥を前を向いてもらうこと。そして、紫乃実の夢をもう一度見つけさせることよ。」
「でも……愛莉ちゃん、どうやって紫乃実ちゃんを説得するの?」
「そこは任せなさい。その作戦はもう考えてあるわ。」
そのあとは愛莉ちゃんの作戦を聞いたあと、セカイに行って練習をし、本物のアイドルから受ける指導は厳しかった。けど絶対ライブを成功させるんだ!
いかがでしたか?会話してるだけに描写をつけるのが難しくて投げやりになっちゃったんですが、もっと文才が欲しいぃ
次回はライブand完結になります(予定)