5人兄弟とセカイの関わり方 夢見る少女編 作:エビデンス海老天むす
失踪しかけてたのはですね……イベントを走ってたのですが……一つ問題が発生しまして……
こはねちゃんが出ない!!!(こはね推し)
いや、マジでなんで出ないのってくらいでないんですよ。なんでやろなぁ(2万敗北)
以上、主のくだらない報告でした。
報酬の遥可愛すぎだろ!!
走り出した愛莉ちゃんは人の波をかき分けていく。愛莉ちゃんはどんどんと進んでいくがなかなか追いつかない。
走っていく途中で遥とすれ違った。急いでいた私は要件だけを伝える。
「ごめん遥、状況は後ろのみのりから聞いて!私は愛莉ちゃんを追いかけるから!」
「え?ちょっと………みのり…いないけど」
後ろにいたはずのみのりがいなくなっていることに気づかなかった私は迷わず愛莉ちゃんを追いかける。
私はまだまだ走っていく。ついに中庭に出て愛莉ちゃんの背中が10センチに近づいたところで手を伸ばし、愛莉ちゃんを捕まえた。それと同時に目の前に帰り際の日野森さんもいた。
「愛莉ちゃん!やっと追いついた。あ、日野森さん…」
「待ちなさい!雫。」
「愛莉ちゃん、紫乃実ちゃん……」
「やっぱり、cheerful*Daysを脱退するって噂は本当だったのね。でもどうして?」
「……」
「なんで黙るのよ。ちゃんと話してよ、雫」
「愛莉ちゃん、一回落ち着いて。日野森さん、ゆっくりでいいから教えてくれない?わたしは最近知り合ったばっかりだけど、もう友達でしょ?」
「……」
それでも日野森さんは話してくれない。
そこに、後ろにいたみのりとさっきすれ違った遥がきた。
「日野森先輩!あの……本当にやめちゃったんですか?」
「もう少し…伏せてもらえるはずだったんだけど…」
「本当なんだね……」
「どうして?どうしてよ!雫がアイドルを辞める理由なんてどこにも無いじゃない!雫は……うらやましいくらいアイドルじゃない!華があって…立ってるだけで存在感があって。みんなが振り返るくらいキレイで」
日野森さんは涙ぐんでいた。嗚咽を飲み、言葉を発した。
「どうして愛莉ちゃんまでそんなこと言うの!?愛莉ちゃんが教えてくれたんじゃない。大事なのはハートだって。ファンに希望をあげるために頑張るのがアイドルだって。だから私はずっと、そんなアイドルになろうと思って頑張ってきた、なのに……なのにどうしてみんな、私の生まれ持ったもののことばかり言って責めるの?」
そうか、日野森さんはルックスや元の才能を見るんじゃなくて一人のアイドル、日野森雫を見て欲しかっだってことだったのね。唯一、見てくれていた愛莉ちゃんにそれを否定されたら……
「もしかして、私のせいなの?私が雫にあんなことを言ったから……」
「それは……でも、辞めることはずっと考えていたの。みんなとうまくいかなくなってからずっと」
「『みんな』ってcheerful*Daysのメンバーのこと?メンバーが人気のある雫を妬んでいたって本当だったの?」
「………初めは違ったわ…
そこから日野森さんはcheerful*Daysで起こったことを話し始めた。
もう、私はアイドルが好きかもわからなくなっちゃったの。」
こんなのがアイドル?私が夢見たのはこんなアイドルじゃ……ううん、私はアイドルを目指さないって決めたの。そうだよね、アイドルでも中身は人間。妬んだりするのも普通だって。
「私の、せいだ。希望をあげるだなんて言って、私は……逆のことをして……私が雫からアイドルを……そんなのはいや、雫は本物のアイドルなのに…私とは違う…雫は…だから、雫がステージから落ちるなんて嫌!」
そうゆうと愛莉ちゃんは走り出した。今度は学校の外に向かって。
私は走り出した愛莉ちゃんの後を追いかけた。
愛莉は学校の外に出て走っていると赤信号に捕まった。仕方なく立ち止まった愛莉ちゃんに私は話しかける。
「愛莉ちゃん、どこにいくつもり?」
「……cheerful*Daysの劇場よ……雫のことについて直談判しに行くの。」