世界最強の陸上選手は、世界で一番速い人間ではない 作:ブラックマッハ
夏合宿を終えた翌日、
遂にトレセン学園に帰ってきた。懐かしい
とこのまぶしい太陽を浴びながら叫びたい。
だが俺は直ぐに走り準備をする。このトレセン学園のグランドを自由に午前中だけ使っていいのだ。
軽く走るか。
そう思い俺は監督が来るまで走る。監督とは俺の大学の監督で、俺の走り方を知る監督である。その隣にじっとウマ娘に変装又は、コスプレして登場する嫌な後輩がいる。
そして軽く走ったが監督はいない。何故かスーパークリークがいた。
「あトレーナーさん、おはようございます」
「おはよう、てか遅刻だぞスーパークリーク、速く行かないと」
「あらあら、トレーナーさん、爪長くて危ないですよ」
俺の話を聞かず、俺の心配をする。なんか少し違和感があるけど勘違いだろう。顔も見た目もそっくりだし。少し違うと言えば距離感が近い気がする程度だ。
あと少しデカい何かが気になってしまう。髪もデカいけど。
「なんて先輩私ですよ千弘です」
変装を解除し顔と髪の毛がムカつく後輩になった。
「また騙された。ズルい。で監督は何故来ない?」
「私が来ないでと言ったからですよ」
そんなわけないだろ。この世界は、ハルヒの憂鬱かよ。そう思ってしまう。
「真面目に教えろ。俺はトレーニングが大事なんだよ」
「教えてる生徒が怪我したみたいで今日は私だけですよ」
急にマジで心配な話されると困る。
「そうか、じゃあ筋トレしてくる」
「私も行きます」
ついてこなくてもいいのだが勝手についてこられるから仕方がない。別についてきてほしいわけではないけれど。本当だよ、女の子がいるから凄い所見せようなんて思っていないんだから。
ヨイショ気がついたらいつもより重い物を持っていた。まぁ余裕があるからいいけど。そしていつもより長い時間持っている。
そして筋トレを無事怪我なく終えた。
「おつかれ様です。先輩喉乾いたんで奢ってくださいよ」
「分かった、わかった、買ってあげるか?なんて冗談だろう。俺はまだトレーニングがあるんだ。邪魔するな」
危うく買いそうになった。甘えっ子上手すぎな後輩は困ったものだ。向こうの母親から甘やかさないようにと言われていたんだった。
後輩の事なんて別に可愛いなんて思っていない。だけど甘やかしてしまう。やっぱり中学生からの後輩だったからかな。
「ええズルいです、買ってください」
「そのズルいの気持ちは俺が勝っているから」
本当にそうだ。後輩の変装を気付けないなんて情けない。そもそも変装なんかしないでほしい。
「え、今の口説いているんですか?ごめんなさい、先輩もう一度考えてからもう一度口説いてください」
早口言葉でついていけなかったが。謝れた。
「え別に告白してなかったのだが」
「そうですか?残念です」
へぇモテないんだ。俺と同じで良かった。
「別にモテないわけじゃないですからね。今日……トレーナーに告白されました」
そうなんだ俺と同じ仲間だと思ったら違ったよ、残念だな。
「でどうだ、そっちのウマ娘はスカウト出来たか?」
「はいなんか凄い逃げウマ娘を獲得しました。」
「ヘェ逃げかなんてウマ娘だ」
俺が狙ったウマ娘じゃありませんように。
「ヘルクレベルてウマ娘です。」
「なんかクワガタみたいな昆虫みたいな名前だな。強そうじゃないか?いつデビューするんだ。」
「来年です」
「来年か。俺も絶対獲得しないとな。後輩と戦えるなんて始めてだな。距離が違ったし。今回は俺と相性が良さそうだな」
「そうですね。このウマ娘で勝ちます。先輩早く見つけてくださいね」
「ああ見つけて圧勝してやる」
ヘルクレベルはどんなウマ娘なんだろう。いかんいかん、俺はウマ娘のレースが好きじゃない。好きじゃない。
勘違いしちゃダメ。俺はトレーナーだけど陸上選手なの!!だからオグリキャップで勝って、新しいウマ娘ゲットだぜ。
次の後輩の変装は何が良いですか?
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ルドルフ
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テイオウ
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クリーク
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シチー
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オグリ
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ブライアン