ダンまちの世界に何故かいるアザ▼ース(液体)   作:ほんと暇つぶし

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皆さんお気に入りと高評価ありがとうございます!
これからも頑張っていきます!


戦闘訓練

ベルに教えると行ったあと直ぐに教えることにした。難しいことは教えない。少し街から離れている森に来た。

「ベル、まず俺がお前に手本を見せてやる。斧や武器を使わず自分の体で捌き、相手を叩きのめす体術。これをマーシャルアーツと呼んでいる。」

「はい!」

そう言い目の前にある少し太めの木を見る。

身体に力をいれる。タメを作る。想像するのは一撃破壊、一撃必殺である。最初は溜めないとまず出来ない。

「いいか?今回は溜めてやっているが実際の戦闘では溜める時間なんてない。その前に行動を起こされる。今回は特別に教えるために溜めてやる。」

足の筋肉が悲鳴をあげ始めた。このタイミング

全力で目の前にある木を蹴り、へし折る。へし折れた上の部分は横に3mほど吹っ飛んだ。

「こういう事だ。これが1つの使い方。もうひとつの使い方は捌く時に使う。相手の攻撃を流したり無駄な動作を無くすことだ。ベル、全力で俺を倒しに来てみろ」

俺は構えずにベルの攻撃を待つ。

まずは正面から拳を振りに来た軽く流す。

次に追撃に左の肘を使い顔を狙ってきたのを右に流す。

体幹が少し崩れた所で脚を払う。

尻もちを着くベル。やはり、戦闘訓練はしてないな。動きが単調すぎる。

「まぁ、こういう事だ。無駄な動きをすれば死ぬ確率は上がる。しかし、無駄な動きを無くし技術を手に入れたら死ぬ確率は下がり勝つ確率が上がる。」

では、まずは基礎訓練の体力から始める。

……

………

「ハァハァ…アァハァ…」

「大丈夫か?」

普通に見れば大丈夫ではないだろう。しかし、俺が聞きたいのは心が折れたかどうかだ。身体の心配はしていない。

「…ハァ、大丈夫です!まだ行けます!!」

やる気はすごいある。

「そうか、では次に筋力を高めよう。腕立てから、腹筋、屈伸………

をやれ。100回なんて言わない。自分の限界が来るまでやるんだ。もちろん柔軟を忘れるなよ。」

どんどん教えていく。まずは知識よりも身体作りを優先する。

 

 

月が見え始めた頃、やっとベルの特訓が終わった。今日そういやダンジョン潜ってねーな。潜らんと金稼げねぇし明日からは潜るか…

「ベル、いいか?これを日課にしろ。毎日やれ。そうすれば日に日に早くなり3から5時間で終わる。」

「………」

疲れて息が荒々しい。ただコクコクとしているので声は聞こえているみたいだ。納得してくれるならそれでいい。

 

ー次の日ー

今日もまずはランニングからの筋トレだ。とりあえず装甲を貫通できるぐらいの力は欲しい。

「終わりまし…た!!」

ランニングと筋トレが終わったみたいだ。今日教えるのはカラーテーと言うやつだ。このカラーテーはチキュウという場所である一つの技を鍛える物らしい。体幹を鍛え、一撃必殺を拳に乗せるらしい。

響きがかっこいいのが好きだ。

「よし、今日はカラーテーというものを教えるぞ。これは力を溜めて解放するという感じだ。」

と説明をしていく。一日では覚えれないと思うがまずは知識を教える。

その知識を元に鍛錬をさせこれを毎日ローテーションを組ませる。

今日はカラーテー

明日はボクシングー

その次にテーコンドー

その次に…

これらを教え終わった時には今よりはマシな動きになっているだろう。

ボクシングは動きを素早くさせるためにさせる。一撃必殺とボクシングを合わせれば素早く破壊力のある一撃を出すことが出来る。

テーコンドーは動きを綺麗にしてくれる。

これも全てイルダのおかげだ…今の俺の状況は技術が身体を追い越している。

逆にベルは身体も技術も追いついていない。ただ、素早い。それだけだ。

「いいか、まずは力の…」

……

………

と1週間色々と教えた。大体半日で終わる内容で午後からはダンジョンに行ったりしていた。用事がある時とかは午後ではなく午前からダンジョンに行くこともあった。

「…とこういう感じに力を溜めたり受け流したりするのがカラーテーというものだ。実際にやってみろ」

実際にやってもらう。1回では成功はしないが昔の俺よりは綺麗に動けてる。

「よし。まぁ、この後はどうせ暇ならダンジョンとか行ってきな。取り敢えず俺が教えたことは毎日やるんだぞ。」

と、正直面倒臭いから後半からは投げ出す。大体の技術の動きは伝授した。後はこいつ次第。才能が無ければ無駄だし才能があれば俺は教えなくても勝手に成長する。

身勝手で教えるのも中途半端だと思われるかもしれないが実際に才能が無ければこれを習得するのは無理だ。

「だが、前も言ったがもう一度言わせてもらう。中途半端な状態で今教えた技術を使うな。無駄に死にたくなかったらな。中途半端な技は自分を殺す。」

「はい!!」

と元気に返事してくれた。正直こいつは才能は絶対ある。

こっからの成長するかしないかは俺が手伝うことじゃない。

人生で初めて弟子を持って俺は地味に嬉しかった。

「ありがとうございました!!」

そうお礼を最後に言われ涙腺に来たがグッと我慢し手を振る。

もちろん背中を向けてだ。目が潤ってるのを見られたくは無いしな。

 




戦闘訓練は短めに描きました。
主人公はイルダからの知識をそのままだいたい伝えているという感じですね
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