ダンまちの世界に何故かいるアザ▼ース(液体) 作:ほんと暇つぶし
これは、主人公ナトラルがオッタルにボコられる前の話
ヘスティア視点
今日は
ベル君には出来るだけ普通の名前を付けてやりたいぜ…
なんか最近、この世界の神じゃない者が干渉してきたらしく遅れてしまった。
いざ入る。中には既に数々の神がいた。高名な神も無名な神もみんなで和気あいあいとしていた。
「どチビやないか、何しに来てん?」
寄りによっても1番嫌いな奴に声をかけられた。
「ふんっ!うちのベル君がランクアップしたから来たんだ!」
そう胸を張って言う。
憎たらしそうにボクの胸を見てくる
「ほーん、そうか。」
今日はつっかかって来なかった。
「?どうしたんだ?今日はなんか元気がない…いや、どうでもいいけど」
どうでもいいけどなんでそんなにテンション低いかが気になった。
「ドアホ、他の神がオラリオに干渉してきてんでそんな呑気にいられるわけないやろ」
他の神かぁ…新しい神が降りてきたのかな?
仲良くなれたらいいなぁ…タケミカヅチとかミアハみたいに
あ、それとボクが先輩になるんだからいっぱい教えないとね。
そんな事を考えていると
「よし!これより命名式を始める!!」
始まってしまった。
(ベル君!出来るだけまともなのにするぜ!!)
…
「良し!決まりだな!お前のとこのレベル3のエレベルは今日から
「やめてくれええええええええ!!!もっとまともなのにしてくれええ!!」
うわぁ…痛すぎる…ボクのベル君はなんとかリトルルーキーになったけど…
そんなふうに大体の名前が決まった時
「そーや、お前ら他の神がうちの星に来てるの知ってるん?」
ロキが爆弾発言をした。デナトゥスが遅れた理由である事を言った。まだ噂程度だから誰も信じないと思うけど
「おいおい、ロキそんなわけないだろ?そもそも来たところで力は使えないさ。」
と1人の男神が言った。他の神も同意する。僕も同意する。この世界に入るためには必ず力が封印される。それでやっと入れるんだから勘違いだと思うけど
「ロキ、頭がおかしくなったのか?胸は元からおかしいほど無いけどね」
ここぞとばかり煽り倒す。こっちを睨んでくるが目を逸らす。
「はぁ、まぁええわ。勘違いならそれはそれで」
ドンッ!!
「誰だ?勝手に入ってくるの…は……」
そこに居たのはこの世界にはいないはずの神。
即ち
「「ニャルっ!!!」」
数人は知っており他の神は全員唖然としている。
「お久しぶりですね。」
「貴様っ!何故ここに!!」
「何をしに来た!!!」
と、数人の神が怒りながら問う
ロキは
「なんや、何しに来たんや…!!この星はもう諦めたんちゃうんか!?」
話についていけない。なんかよくわかんないが取り敢えずやばそうなのは分かる。
「えぇ、安心してください。実力行使はしませんよ。面倒臭いですし。ただ、この命名式というものに興味を引かれまして。あぁ、勿論私じゃないですよ。私のお父様です。」
そう言い後ろから出てきたのは液体…ズルズルと床を這いながら机の上に座る?
吐き気がする。あの存在を見ているだけで気分が悪くなる。
現に数人の神は吐いている。これは、人の子に見せてはならない。見せては行けない
「ギュルルブル!!」
何を喋っているのかは分からない。でも、一つ分かるのはそれに従わなければ命は無いことだけ。圧倒的強者ただその一言につく。
「お父様は参加させろと言っております。お父様の眷属もレベル3になったので命名したいとの事です。」
冷や汗が止まらない。同じ神ではあるのに圧倒的上位の存在ということを伝えてくる。空気が詰まる。
しばらくして1人、いや1神が口を開いた。
「わ、わかった。どういう名がいいんだ…?」
そう聞いた。すると
「ギャッブルギュル!」
と言った。私たちには理解できなかったが隣にいた執事が小刻みに震えている。間違いなく笑うのを我慢している時の仕草だ。
「…、《闇の使徒》らしい…です…」
何人かの神は笑ってしまった。
何人かの神は汗を浮かべていた。
「それは…宣戦布告なのか…?」
そう思ってしまうのも仕方ない。それほど偉大な巨悪なのだから
「ギュブル」
「お父様は興味無いとの事です。」
そう言われ安堵の空気が流れる。
「…分かった。だが、この星の子には手を出すな…!!」
そう言う。
「ギュプルル」
「お父様は分かったと仰っています。」
それだけ言うと神界と繋いでいるのと同じ門を出し2神は去っていった。
暫くして
「ふぅ、死ぬかと思ったぞ。おい、ロキお前は知ってたんだろ?」
そうロキに問いかける。
「知ってるもクソもうちのベートが喧嘩を売った相手やわ…!」
「マジかよ…」
もしかして、その子って
「ロキ、その子って黒髪の中年ぐらいの…」
きっとボクとベル君を助けてくれた人じゃないかな?
「…!?なんや知ってるんか!!」
勢いよくこっちに来る。
「う、うん。前ベル君と僕の前に出てきたバケモンを倒してくれた子だと思う…」
多分、実害は無いと思う…あそこでボクを殺そうとしたら全然できてたし…
「多分…大丈夫だと思うよ…前助けて貰ったし…」
この発言でまさしく疑心暗鬼という状態となってしまった。
みんな好き勝手に言っている。安全だ、危険だ、上に報告するべきだと口々に言い始める。
「喝ッ!!」
瞬間、みんなが黙り1人の神を見た。
「今回の件は上に報告しておく。それまで出来るだけ干渉をするな。死にたくなければな。」
そう言われ。みんな渋々了承した。
そうして、デナトゥスは解散となった。
「おい、どチビ!」
と、ロキに呼ばれる
「なんだい?僕はこれから忙しいんだ。早く帰らせてくれ」
早く家に帰ってベル君とうぇっへへへ
「そんなん言ってる場合か!!ナトラルという奴と知り合いなら言っといてくれや。ベートがごめんなさいって言ってたって言っといて」
「なんで僕がそんなこと」
しなきゃいけないんだい!そう言おうとしたが頭を下げているロキを見るとなんにもいえなくなった。
「お願いや。あんな奴でも大切なファミリアの一員やねん…」
正直に言うとボクの知り合いじゃないからわかんないけど出会ったらボクから謝ってあげよう…自分の子を大切にする気持ちはボクもよく分かるから
「はぁ、分かったよ。今度もし出会ったら伝えとくね…」
そう言ってその場を去っていった。
時は戻り異世界に蹴り飛ばされた主人公
正直に言えば確かに慢心していた。
ある程度強くなって、今まで自分を下に見ていたヤツらを見返すことが出来て精々していた。
だが、結果はコレだ。
悔しくは無い。悔しくは…勿論嘘だ。めちゃくちゃ悔しい。
あそこでこうすれば、あの時こう動けば。
色々な思考が頭をよぎる。
ナトラルがそんなことを考え悔やんでいると
「どうしたんですか?」
急に後ろから声をかけられた。
「いえ、悔しかったので…」
そう言うとニャル様は大きな声で笑った。
笑ってから5分ほど経った後に
「悔しがる?何を馬鹿なことを言ってるんですか?
あなたには悔しがる権利もない」
そう言われた。心臓がキュッと引き締まる。
怒ってはいない。しかし、許すという空気でもない。
「貴方はお父様の眷属です。負けは絶対に許されません。それはお分かりで?正直あんなにみっともない戦い方をしているのを見て殺そうか迷いましたよ。まぁ、契約があるので殺しはしませんでしたが」
そう言われる。現実を突きつけられる。
自分という存在の価値はその契約が無ければ無かっただろう。
「いいですか?2度目はないです。ですから、今日から貴方も強くなりましょう。今の貴方は弱すぎます。低級神ぐらいは倒せるぐらい強くなりなさい。」
無茶だ。神自体が倒せるもんじゃない
「それは…」
「否定する権利を持ってると思うのか?」
何も言い返せない。怒ってない?訂正する。激怒である。
身体が震えて何も言えない。恐怖で埋め尽くされる。
「貴方は強くならなければなりません。それはわかるでしょう。」
はぁ、やっぱり人体改造させられるのか…チクショウ………
「ですので、今日から私が鍛えて差し上げましょう。」
そう言われた
「え、ニャル様がですか!?」
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。
殺される。マジで殺される!!!
「はい。私がです。と言っても私直々に手伝う訳ではありません。前と一緒でノルマを渡します。それを10個ミッションをクリアし1個につき1回私への挑戦権をあげます。光栄に思いなさい。私が痛手を負うもしくは認めればそこで終わりです。しかし、私が認めない限りまた10個追加します。」
ニッコリした笑顔で悪魔のような要求をされた。
強くはなりたい。しかし、痛い目には会いたくない。
というか、勝てるわけがねぇ!!痛手も無理だろ!何言ってんだこの神!
「あぁ、安心してください。ステータスはあなた達の世界では必須だと聞きましたので1つクリアしたらステータスを更新してもいいですよ。」
安心できるわけが無い。とはいっても逃げ道はない。
「…はい」
そうして地獄の日々が始まった。