ダンまちの世界に何故かいるアザ▼ース(液体)   作:ほんと暇つぶし

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実質2話目です!よろしくお願いします!
ちなみに、前回の本はネクロノミコンです。開けなくて良かったですね笑


新たな邪神との遭遇

目を覚ました時は夜中だった。

起きて周りを見渡した。神様が俺のお腹の上で寝ている。そして、隣には見たことの無い執事服を着ている男。まぁ、いつもの風景…

ん?誰だこいつ!!!

「おい!誰だお前!」

「私は、偉大なるお父様の息子のニャルラトと言います」

と妖艶な笑顔を向けてくる。俺の第六感は外れることが多いがこいつはやばい!!冗談になってない!!

「な、なんの用事だ。偉大なるお父様って何の話だ!」

「ふむ…1から説明するのは面倒ですがいいでしょう。まず、偉大なるお父様とは貴方の上に乗っていて今はベッドの上にいる液体になってしまっているものです。それが私のお父様です。」

偉大なる??よく分からんが、こいつは要するに神ってことだろう…ってことはなーんだ。敵じゃないじゃん。

「あぁ、そうでしたか。なんか勘違いして申し訳ないです。こそ泥かと思いました」

ピキッ間違いなく空気が悪くなった気がする。

「まぁ、そういう事です。というか、私を召喚したのは貴方では?」

ん??俺は召喚なんてした記憶は無いしする方法も…出来るのは目の前にいる液体の神様ぐらいだが…

「宝玉を見ませんでした?」

やっぱ、こいつ(液体神)のせいじゃねぇか!!と、今も尚呑気に寝ている液体に見た。呼吸する度に身体が伸縮している。そう。普通の息遣いとかお腹が膨れるとかなら分かるが体が全体に大きくなっていたり縮んでいたりする。

「すみません、それは確かに俺です…そこにいる神様に宝玉を見せてもらって(強制)」

「そうでしたか、それで貴方の望みは?」

突然俺の望みを聞かれた。どう答えたらいいんだろう。てか、なんでこの人知って

「私は、人の心を読めますよ?」

なるほど。なら正直に言うべきか…

「出来れば強くなりたいです。というか、バカにされたくないんですよね…強くなるというか誰にもバカにされないぐらい強くなれたらなぁって感じです…」

乾いた笑いをしながらゆっくりと話す、自分の最初のダンジョンで最高にずっこけた話をした。

「…って感じで、バカにされないぐらい強くなりたいなぁって感じですね」

 

ニャルラトは、考えていた。目の前にいる子供には正直興味はなかった。自分のお父様に会うという目的のために実際来ただけなのである。

だが…お父様に認められたのがこんな雑魚ということが彼の中では許せなかった。少なくともお父様は認めた訳では無いのだがここに居座るということはそういう事なのだ。

 

「そういうことなら教えましょうか?これでも戦闘には慣れておりまして…」

という提案をされた。正直に言えば俺にとってはこの上なく有難い話だった。

この神様は凄いまともだな。うちの神様にも見習って欲しい…

だが、そうなればお願いするしかない。どうせ、行かなかったら多分神様(液体)に殺されそうだし…

「いいんですか?いいのでしたらお願いします!」

俺は後にこの判断を後悔することになる。そもそも、俺は運が悪いんだ。普通に考えればそんな甘いことがあるわけなかった。

「では、こちらの門に入って頂きましょう」

目の前に見たことの無いゲートが現れた。さっきまでは無かったのに

「え、ちょ?え、なんすかこのゲート!?え、さっきまでは何も無かっ」

最後まで言い切る前に俺は後ろから蹴られた。

「早く行け」

そういうニャルラトホテプはこれまでに無いほど笑顔だった。

 

ー???の世界ー

 

いてて、あいつ容赦ねぇな…神って子供を大切にするんじゃないのかよ…

「なんだ…ここは」

周りを見渡す。周りには何も無い。ただの荒野。

え、いや、ここで何しろって言うんだ。なんにもないぞ…

《聞こえますか?》

あ、なんか聞こえた。

「一応、聞こえますけど…どこにいますか?」

《あー、脳内に直接送っているのでお気になさらず。それで、強くなりたいんでしたよね?》

脳内に直接送るって…絶対なにか悪影響とかあるだろ!神って優しいもんだと思ってたけどイカれてる奴が多いんだな…

「あ、はい。まぁ、ほどほどに強けれ《ほどほどにが許されると思いますか?》え」

 

一気に空気が変わった。これ絶対に怒ってる。汗が何も無い空間で滝のように流れる。

《いいですか?貴方は今、偉大なるお父様の眷属です。忌々しいですがね。そんな貴方が弱ければお父様にまで被害が及びます。ア☆ト○❌様は実は弱いんだ。という感じに貴方が弱ければお父様も弱いと思われる可能性があります。そこで、私ニャルラト『忠誠』は考えました。あー、言ってませんでしたね。これは本体では無いです。言い方を変えると貴方が先程であった私は化身です。まぁ、そんなことはともかく、私は考えました。弱い貴方を強くすればこのオラリオでお父様の名前は広がり大きく有名になると思いました。》

一気に情報を詰めてくる。マジで何言ってるか分からない。途中アなんちゃらって言ったのは聞こえたが途中で耳がキーンとなって聞こえなかった。

まともな神様だと思ってたら狂信者でしたってね。うん、この神もまともじゃないわ。なんで俺はまともだと思ってしまったんだろう。数分前に戻って自分を殴りたい。

「と、言われましても…何をすれば」

《貴方を強くする方法は色々ありますよ。人体改造、脳の入れ替え、ヤク漬け、神話生物と闘ってもらったりとか》

まともなやつがないねぇ!神話生物って神話で出てくるやつだよな!?絶対無理だろ!てか、人体改造も、脳の入れ替えもヤク漬けも全部やべぇ!俺が俺じゃなくなるじゃねぇか!

「…それ以外に何かないですか?」

俺は恥を捨てて泣きながら土下座した。目の前に居ないのは分かってる。でも、今挙げられた中で俺がやれるやつというかやりたいもそうだがひとつも無い。どれもしたくない。

《はぁ、貴方はそう言うと思っていました。神話生物はまぁ、無理でしょうね。そもそも、オラリオでlv1でどのステータスも上がってない時点で貴方にはこれらは無理だと思っていました。まぁ、聞いてみただけですよ。》

と、ケタケタ笑いながら言われた。ムカつく…けど事実なんだよな。

小心者でゴブリンにもビビってる時点でな…。

《ですので、貴方には戦闘訓練をしてもらうことにしました。》

「戦闘訓練ですか…?それは願ってもないことですが、えっとニャルラトホテプ様?が教えてくれるんですか?」

よかった。これで人体改造とか神話生物と戦えだったら逃げてた。

《いや、私じゃないですよ。あとニャルラトホテプだと長いので私のことはニャル様と呼んでください。それで、貴方に教えてくれる相手はっとちょうど来たみたいですね》

 

何も無い荒野の世界にひとつ大きな門が出てきた。その門はゆっくりと開いた。そして、脳に直接響き渡る多くの人がそれを賞賛する。称賛する。呼ぶ、叫ぶ。助けを求める。

 

うざ・いぇい! うざ・いぇい!

いかあ はあ ぶほう--いい

らあん=てごす くとぅるう ふたぐん

らあん=てごす

らあん=てごす

らあん=てごす!

 

門が開き中から現れたのは

悪意ある存在、身長十フィート、六本の脚と球状の胴を有し、泡を思わせる頭部には、三つの目、長い鼻、ふくれあがった鰓、すさまじい蛇のような吸引管があり、上肢には蟹に似た鋏が備わっている。

SAN値チェック 成功

68→64

あ、あが、え…あえ…?えぇ…?

《その方は、らあん=てごすという神です。その人(神)に教えてもらいましょう!》

イカれてる。マジでコイツはイカれてる。

見た目はおぞましく、脳で直感的に分かる。こいつは神じゃない。邪神だ。うちの神(液体)と同じ分類だ。

『jaGjMjdMmMDJtmmjgPgWdjdwWj!!!』

何喋ってんのかわかんねーーーー!!!マジで怖い。怖い?と言うより恐ろしくおぞましい!!

「あ、あの、な、なんでしょうか?」

《あぁ、怒ってるんですよ。まぁ、急に呼び出したらこうなりますよ》

いや、急に呼び出したってあんたが俺をここに連れてきて呼んだんじゃん!

「え、どういう感じに訓練するんですか…?」

《殺しあってください。》は?

《その空間では何度でも生き返れます。だから、勝つのは不可能でしょう。しかし、小さな傷1つ残せたら…》グチャッ

《あらら、死んじゃいましたか。まぁ、また復活して頑張ってください。》

そう最後にニッコリと笑い。俺は意識を失った。

 




今回迷った結果、変に訓練させるよりも神と戦わせた方が邪神的にもいいかなと思いました。テゴスは別にニャルと仲良くありません。今回、登場させたのはほんの気まぐれです。それで主人公ですがSANが減りにくい理由は現実世界ではなくオラリオなので変な生物は見ることがあるからです。ちなみに、この神様、テゴスに勝てるんかなと思ってる方もいると思いますが絶対に勝てません。言うなれば創造主の1人です。
テゴスがここに来た理由はまた後日談で話します。
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