ダンまちの世界に何故かいるアザ▼ース(液体) 作:ほんと暇つぶし
これからも頑張らせて頂きます!
それでは、SAN値チェックどうぞ!
ー豊穣の女主人ー
酒うめぇぇぇ!!久しぶりに飲んだ!あぁ、涙が出る!!
「おい、ナトラル」
「は、はい!」
豊穣の女主人のミアさんだ。この人には頭が上がらない…
「借金を返してないクズにくわせる飯はないよ!!」
すんごい睨まれた。いや、確かに俺が悪いけど…
「いやいや、違うんですよ!ミアさん!全部は返せませんけど一応5万は返そうと思ってます!!」
怪しげな目で見てくる
「あんたが?借金しまくって賭け事大好きなあんたがかい?」
「は、はい…」
泣きそう。間違ってないけど。ここ返済し終わったらほかんとこにも返済しないと…
「まぁ、いい。久しぶりにあんた見たわね。最後にあんたを見たのは7年前ぐらいか?7年も何してたのさ」
事実を言いたいけど絶対信じてくれないだろうな
「特訓だよ。戦闘訓練とか戦い方とか知り合い(うちの神様の)に教えて貰ってたんだよ」
「…そうかい」
一応事実を伝える。
それにしても、7年も経ったらだいぶ変わるな知ってる店員はもう数人しかいない。
戦闘能力(胸と顔)が跳ね上がったな。特にあのエルフ
「ッ!!」
おっと、睨まれた。御褒美だぜ。だが、嫌われるのが目的ではない。仲良くなって相席して飯を食べるのがゴールだ。
そんなふうに見てると
「ナトラル、見すぎだ」
ゴンッ頭をミアさんになぐられた。
「すみません…」
「はぁ、本当にあんたは…」
そん感じに昔の話を混じえながら喋っていると
「あ、隣失礼します」
ん?朝聞いた声…
「あぁ、どうぞ」
隣に来たのは朝であった白髪少年
「あっ」
「あ」
なんで、こいつ…いや、稼いでるのか…?そういえば血塗れになって全速力で走ることなんて普通はできないしあれ全部返り血ってことか…
割と高名な冒険者なのか?
「よお、朝ぶりだな。」
「は、はい!あの時はすみませんでした!」
いや、このガキ礼儀正しいな…
「あぁ、大丈夫だ。だが、あの血塗れの状態で走って他の人にぶつかったら迷惑だからやめときな」
俺がかっこよく言っていた時。ミアさんが
「借金してるバカが他人に迷惑なんて言葉使うんじゃないよ!!」
「すみません…」
俺が言えるわけがなかった。借金して賭博するのが大好きだから
「…え、借金してるんですか?」
「おう、この店以外に17店以上の店で借金してるぜ!まぁ、1店は潰れてたから返さなくて済むけどな!」
「そ、そうですか…ハハッ(こう言う感じの大人にはなりたくないな…)」
そんな感じに呑気に話していると、どうやらこの子はヘスティアファミリア所属らしい。
「へー、ほかんとこには入れさせて貰えなかったのか」
「はい、見た目が弱そうとかそういう理由でした」
確かに見た目は弱そうだ。
「って、冒険者なったばっかりなのか!?じゃあ、なんで血塗れだったんだよ!」
返り血じゃないのか!
「あー、それはお恥ずかしながら…」
と、事の経緯を話してくれた。
「なーるほどねぇ。」
白髪もとい、ベルは頬を染めて説明してくれた。
「は、はい!」
「いい事じゃねぇか。好きな人が出来たのは」
「ち、ちち、違いますよ!!」
あらら、否定しちゃって可愛いじゃねぇか。やっぱこういうガキを揶揄うのは最高のおつまみだな!
「そんなこと言っちゃってー」
ダル絡みをするおっさん。恥ずかしくて照れるベル
その時、ざわざわと会話しながら入ってきた集団がいた。
集団は騒ぎながら店員に指示された席に座りだべっていた。
「遠征お疲れやでーー!今日はすきに飲みーーな!!」
声がうるさい胸のない女が声を出す。いつもなら普通にそのまま食うが。
2人の箸が止まっていた。
片方は、恥ずかしく、あの時のミノタウロスの話をされないかとヒヤヒヤしていた。
片方は、朝の件を思い出しイライラしていた。
「…?ベル、まさかお前が好きな金髪のガキってあそこにいるやつの事か?」
と、小声でベルに聞く
「だ、だからぁ…てか、失礼ですよ!あの人ロキファミリアに所属している剣聖ですよ!」
剣聖…?聞いたことないな…俺が知ってるのはオッタルとか、ファミリアもゼウスやら、ヘラしかしらない…
「へぇー」
「そういう、ナトラルさんもなんかイライラしてません?」
そう少し怯えながら聞かれた
「あー、あそこにいるクソオオカミに喧嘩売られた。次は絶対殺す」
そんなふうに会話していると
「おい!アイズあの話しろよ!!5階層でミノタウロスに殺されかけたトマト野郎の話をよ!!」
そう言うと、ロキの面々の数人が笑った。
おいおい、なんつーもん酒の肴にしてんだよ…まぁ、俺も好きだが
と、隣を見ると
ベルが俯いた。
あー…なるほどね。トマト野郎ってベルの事か。
「恥を知れ!!」
そう怒鳴ったエルフの姉ちゃん。いや、めっちゃ可愛いな〜
「5階層までミノタウロスを逃した私達の責任だ!!それを酒の肴にするとは…!!」
そう怒鳴られて静かになった。しかし、悪酔いしている1人の狼を除いて
「はっ、ハイエルフだからって誇りが無駄にたけぇたけぇ、そんなんだから空回りするんじゃねぇのか??」
空気がどんどん悪くなる。
「それと、これにはなにか関係あるか?」
「はっ、アイズもそう思うよな!!雑魚には釣り合わねぇよ!!」
そんな感じでずっと喧嘩している。だが、客観的に見たらハイエルフの方が強いと思った。まぁ、近接なら負けるだろうが魔法なら圧倒するだろ。
ベルが小刻みに震え始めた。そろそろ我慢の限界か。
まぁ、ガキにしちゃあ、よく耐えた方だな
「よく耐えたなべr」
「そうだそうだ!俺が面白い話をしてやるよ!!ギルドの所でゴブリンに負けた小汚いおっさんが俺に喧嘩売りやがってそのまま逃げた話してやるよ!!」
と、大声で笑いながら言った。周りの人間もほとんどつられ笑った。
小さな男と、ドワーフの男とハイエルフ、そしてアイズを省いて
「おい、ベートそろそろやめないか?」
「なんだよ、団長。お前があの話をしたんじゃねぇか!」
と、ケラケラ笑っている
ブチッ
「おいおい、負け犬が。こんな所に逃げてたのか。おい、相手してやるよ。表でやがれ」
ベルはなんだこいつみたいな目で見てきたが今はそんなの関係ない。ぶち殺してやるクソ犬。
「アァ?てめぇ、なんつった?てか、てめぇじゃねぇか!ゴブリンに負けた雑魚ってのは!!」
一触即発、正しく殴り合うと言う時
「おい!!あんたたち、店を荒らしたらただじゃおかないよっ!!!」
ミアさんに言われたから渋々外に出た。
「おい、負け犬、私は負けた負け犬ですーわんわんっ!つったら今なら許してやるよ!」
「てめぇ…!!」
2人して精神年齢が低かった。というか、煽り耐性が無さすぎる
「面白そうじゃん!私、ベート嫌いだから向こうのおっさんに賭けるね!」
「いや、流石にダメじゃろう。フィン、止めないか?」
「まぁ、危なくなったら止めよう。あの人も7年前に出会ったから強くなってると思うけど…」
そんなふうに外野がワイワイしていると。
「じゃあ、いくぜ!」
と、犬が全力で走ってきた。
拳とかこいつ舐めてんのか。ナトラルからすると遅かった。脚が遅いのではなく、空間自体が遅い。空気の流れが変わる。周りの声が一言一言はっきり聞こえ喋るのが遅くなっている。
相手の拳を避け、
「『異界の触手』」
と、小さい声で呟き周りには見えないように腕にまとわりつかせ全力で腹を殴った。
「オヴッヴェ!!」
「ふん!負け犬は負け犬らしく這いつくばってな!!」
ロキファミリアが、黙った。勝負はほんの一瞬だった。ベートが突っ込んで殴られると思いきや避けられ全力でカウンターを喰らったからだ。
「こいつに事実を伝えとけ、お前はゴブリンに負けたオッサンよりも劣ってるんだぞってな!」
ギャハハハと汚く笑っている。最高に気持ちよかったぜ!!
「君は…何者なんだ?」
と、フィン?に聞かれた。
「お前らに説明してやる義理はねぇ!って言いたいが一応助けて貰った恩がある。俺はナトラル!アザト☆❌ファミリアの団長だ!!」
この日を境にアザトースファミリアの名は広がっていく。
「じゃあな!」
「ちょっとまちぃや!!!」
と、極貧乳の女に止められた。俺はそこまでの特殊性癖は無いがやるならやれるぜ
「ロキ!!」
神様かよ!
「なんすか?」
「あんた…!!今言った神の名前本当なんやろなっ!!!」
「そもそも嘘つく必要が無いですよ。俺は事実しか言ってません。では、用事があるので帰りますねー。」
と言って去っていった。
「ほんまかいなっ!!!まずいでまずい…!!」
「どうしたんだ、ロキそんなに慌てて」
「世界が…やばいっ!!」
最後に少し聞き耳をしたが、何が世界がやばいーだよ。うちの神様は液体でなんにも出来ねーつーの。
邪神の名前を邪神が言う場合はフィルターがかかります。アザトースという存在はこの世界では実際は有り得ないです。
『深淵』アビリティのおかげで貴方は言えます。聞けます。
しかし、他人には聞こえないでしょう。この場合耐性を持っているものには聞こえます。持ってなければ聞こえません。砂嵐みたいな現象が起きます。