ダンまちの世界に何故かいるアザ▼ース(液体) 作:ほんと暇つぶし
そろそろ説明会と今の主人公の実力などを書いたものを用意します。
文章が下手くそであまり分からないと思いますので…
これからもよろしくお願いします!
あの酒場から数日後、俺はもう一度ゴライアスに挑みに行った。
巨人とは異界でも戦ったが動きが大雑把で力任せなのだ。だから、基本的に避けて一撃入れれば負けない。あの白いゴライアスは動きも早くていい練習相手になりそうだと思って行ったが
そこに居たのは普通のゴライアス。肌が白くなく髪の毛も白くない。ただの知性なき巨人だった。
少し落胆したが、あれはレア個体だったんじゃないのかと思う。(ギルドの職員の人もそんなゴライアスは見たことないって言ってたしな)
数日前に、ギルドの方で色々聞いた限り、ゼウスファミリアとヘラファミリアはもう居なく、今はフレイヤファミリアとロキファミリアが覇権を握っているらしい。いつかはそこに俺の神様の名前も入れてぇなぁと呑気に考えながら街で買った鶏肉の串焼きを食べていると
『あ、あー聞こえますか?』
ニャル様からのテレパシーだ。頭に響くから正直やめて欲しい。
「聞こえますよ」
そそくさと裏路地に行って返事する。前、異界で返事せずにガン無視した時頭に不快音を永遠に流され続けたのを俺は忘れない。
『そろそろレベルを上げなさい。貴方まだレベル3でしょう。貴方が有名になって名前を広めないとお父様の名前も広がらないでしょう。』
そんな説教じみたことを言われた。でも、中々上がらない。強いと思える相手がいない。深層は一人で行きたくないし…
「って言っても今のファミリア俺しかいないですよ…死んじゃったらどうするんですか…」
死に対する恐怖がない。逆に言えば死ぬことに慣れたから無茶して死ぬ可能性が高いという事だ。
『はぁ、根が小心者ですね。貴方は…あ、そうそう、この話ではなくてそちらの方にですね。前、領地に行くための門を開いたときにショゴスがそちら側に逃げたらしいです。』
………!?
「ちょ、一大事じゃないすか!!」
やばくね、ショゴスは普通にやばい!!深きものとかなら弱いから何とかなるけどショゴスは…!!
『小さいから弱い個体ですよ。適当に倒しといてください。あ、別に放置してもいいですよ』
ふふっと笑いながら俺に話しかけてくる。ショゴス、アメーバのような見た目で自由自在に身体を操れる。実際の大きさは4mもあるらしい。
「その…サイズは?」
『知りませんよ。』
使えねぇぇぇぇぇ!
『殺しますよ。というか、そちらで神話生物が暴れても正直どうでもいいんですよ。これは、親切心です。』
嘘つけ、絶対なにか裏あるだろ。
「…もしかしてなんすけど、名前広めるためにわざと…」
『変な勘繰りはやめてさっさと行きなさい。大勢の民の前で倒してお父様の名前を広めなさい』
わざとだな。これ…
「わ、分かりましたよ…!くそぅ…もう戦うことないと思ってたのに…」
神話生物はガチで苦手だ。ダンジョンの敵と比べて見た目がキモくてこちらに対して殺意しかない。さらに言うと攻撃方法が基本的に定まってない。触手やら音やら毒やら、色々と使ってくる。
何よりも奴らには装甲というものがある。
Lv1の冒険者がミノタウロス等に傷を付けれないのはそれが原因だ。
装甲を破るのには相当な力がいる。
まあ、見つけたら倒したらいっか
ー街通りー
今日は、なんだかいつもと比べて騒がしいな…
気になったので近くの人に聞いてみることにした
「すみません、今日ってなんでこんなに騒いでるんですか?」
「あー、そりゃ怪物祭だからだよ!」
なるほどね。怪物祭か…?初めて聞くな…
「怪物祭ってなんでしょうか…?」
「あんた知らないのか?年に一回開かれる【ガネーシャ・ファミリア】主催の催しのことさ。闘技場を一日使用して、ダンジョンから連れてきたモンスターの調教を行うショーの事だ。」
モンスターの調教…か。昔より治安が良くなったと思ったがそんなに変わってないな。人の心は変わらんってか。
「なるほど。ありがとうございました。」
丁寧に礼を言ってその場を去っていく。モンスターの調教か。ちょっと見てみたい気もするな。
ワンチャン、賭け事もあるかもしれないしそうなったら久しぶりに一儲けするか!!(借金340万ヴァリス)
ー怪物祭ーベル視点ー
「シルさんどこだろう…シルさんに財布渡してって言われたけど…」
ベルはシルを探していた。突然やってきて猫人もといアーニャに「財布渡してニャ!」って言われてそそくさとどこかに行った。
「あ、神様!」
「ベル君!!遅いよ!」
「すみません!ちょっと、お願いされちゃって…シルさんに財布を渡してきてって言われちゃって」
と、先程アーニャに言われたことをいった。
「まぁ、いいぜ!今日は久しぶりのデートだからね!それぐらいは多めに見るよ!」
女神様の機嫌が凄く良かった。正直いつものようにどこの女だい!?って言われるのかと思った…。
「はい!行きましょう!」
最近の出来事を思い返しながら食べながら歩いた。
あの日の酒場での出来事がまだ脳裏に焼き付いている。自分は弱くて、似合わないと言った狼男の人。そしてその人をフルボッコにしたナトラルさん。最後に所属ファミリアを言っていたが何故か耳がキーンとなって聞き取れなかった。
ナトラルさんは確かに性格はダメダメだと思う。でも、戦闘は本当に一流だった。動きが洗練されていて、一撃も綺麗だった。
なるなら、ナトラルさんみたいに強くなりたい、このままじゃ行けないと思ってダンジョンに走って無茶してしまった。
その結果神様に心配されてしまった。
でも、今は元気いっぱいでしゃいでる神様を見ているとこっちまで嬉しくなる。
そんな幸せな空間を、破った声が聞こえた。
「モンスターが脱走したぞぉおおぉぉおおおぉおお!!」
先程までワイワイとしていた街の人達の声は悲鳴に変わっていった。
そんな中、一目散にこちらに走ってくるモンスターがいた。
ギルドで聞いたことがある。シルバーバックが全力でこちらに走ってきた。
「神様!逃げてください!」
「で、でも、ベル君…いや、分かった。絶対に生きて帰ってなよ!!」
神様は後ろを向いて全力で逃げた。
よし、これで集中することが
シルバーバックはベルを無視して小さな女神の方に走っていった。
まずい!?狙いは神様だったか!!
「神様!!」
全力で走る。自分の失いたくないものを守らないといけない。自分を救ってくれた女神を守りたい。その一心で全力で走りシルバーバックを追い抜かし女神を抱える。
「ベル君!そっちはダメだ!!」
女神様が何かを言っている。だが、今はそれを気にするほどの余裕はない。全力で逃げねば死ぬ。
前を見て全力で後ろを振り返らずに走る。それが今精一杯できることだ。
しかし、ベルの不運をまだ終わっていなかった。
「いき、どまり?」
後ろからはシルバーバック、前は行き止まり。
もう覚悟を決めるしか無かった。
「神様、僕の後ろにいてください。」
もう戦うしかない。これ以上は逃げられない。
「ベル君…戦うのかい?助けを呼んだ方が…」
ここは、ダイダロス通り何も知らないものは入った瞬間迷子になり出れなくなる。そんな所に助けが来るわけもない
なにかに気づき神様が思いついたように言った。
「ベル君…!ステータスを更新しよう!少しでも…」
ステータスを上げてもきついのは分かっていた。シルバーバックは中堅冒険者が倒せる相手である。ステータスを上げたとしても雀の涙でしかない。それでも、少しでも希望を見出すために
「神様、お願いします!」
ステータス更新が始まる
シルバーバックは走っていた。とある女神に小さな女神を殺すように魅了され、ソレを殺すために全力を尽くしていた。小さな女神の匂いがどんどん大きくなる。
「ベル君、これを君に…本当は今日帰った時に渡そうと思ったんだけどね…」
そう言って1つのナイフを渡された。
「そのナイフはね、ヘスティアナイフって名ずけようと思ってるんだ。その武器は君と一緒に成長する。」
ズドン!と音が鳴りそちらの方を見る。シルバーバックが着いたみたいだ。
「神様、ありがとうございます。」
自分を大切にしてくれる女神に一言感謝を告げる。
そして
「行ってきます」
少年は冒険しに行った。
ベル君の戦闘シーン割愛するか迷っているんですよね。
他の作品でめちゃくちゃ書かれてますし…