幻想地憶譚 《とある少年の幻想入り》   作:フォーウルム

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前回のあらすじ
凱サイド
文の作戦により、見事にストマックドーパントを撃破した凱
しかし、紅魔館に戻った彼を待っていたのは、衝撃の事実だった

盤城サイド
戦闘報告書、それに書かれていたのは敵組織の幹部抹殺の報告だった
平穏を目指していたと思っていたのは自分達だけだと知った盤城達は、幻想郷を目指す
その際、幹部の《ファントムドーパント》に見つかるが、上司であり恩人の業蓮寺の援護があり、なんとか幻想郷に続くゲートをくぐることが出来たのであった


今回の凱のメモリはこちら
凱 H A E T ?


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今回は作者がDMC 要素で一番気に入っているものが登場します




第13話 現状確認/姫をつれて

 

 

ーー現状確認ーー

 

 

 

 

 

紅魔館

 

「それで、何人残っているんだ?」

凱は亡元に問う

「残っているのは私と五月雨、ゼウス、ヘスティア、アテナの五人だ」

死亡者は5人、全員がサーガクラスのメモリだったのに、何故?

「何故そんなに殺された?」

「我々が色な次元の管理をしていることは知っているかね?」

「ああ、前に言ってたな」

「今回、死亡したのはそこで停戦協定を結んでいたはずの場所を担当していた者達だった」

「なるほど、油断して変身する間もなく、か」

「恥ずかしい話ではあるがね」

「相手は?」

「確認したのは《ファントム》《グリフォン》《ニーズヘッグ》《エキドナ》《ゴリアテ》だ」

「……そうか」

「何かあるかね?」

「ねーよ」

「そうか、我々は今後も戦う。君にも協力を願いたいのだが」

「当たり前だ。こんだけ殺られて終われるか」

「……すまない。それで五月雨君のことだが」

「大丈夫なのか?あいつ」

「今は立ち直れないようだが、きっと大丈夫と信じるしかあるまい」

「そうだな、後もう一つ。死んだ奴らのメモリは?」

「ここに、我々のメモリは所有者が死ぬとこうやって転送されるのだよ」

「そうか、じゃあ何かあったら連絡くれ」

「わかった」

「ついでに言っておく」

「何かね?」

「もし、連中をこっちが見つけたら、処理は俺がやる。文句は受けん」

「いいだろう、ではまた」

そう言って亡元は転移した

 

 

 

 

「……」

「…お兄様」

紅魔館のホールにて、凱達はいた

「かなりショックなんでしょうか?」

「まあ、急に死亡者が出たからね」

「きっと、心に傷が出来たのよ」

などと言っていると

ビーッ!ビーッ!

凱の持つデバイスが警報を発する

「……魔法の森か」

そう言って凱はホールを後にする

「お兄様!」

「フラン達は待機」

「でも!」

「何があるかわからない、待ってるんだ」

「…わかった」

 

 

 

 

「さて、飛ぶか」

紅魔館を出た凱はメモリを差し込む

それは、彼の新しい力であるメモリにして

戒めであった

 

 

 

 

 

 

ーー姫をつれてーー

 

 

 

 

魔法の森にて

 

 

 

 

盤城達は追われていた

相手は組織の下っぱのマスカレイドドーパントだ

本来なら造作もなく排除できるのだが

「くそ、なんでベルト使えないんすか?!」

「おそらく制限されているんだ」

「私達が裏切った時用ですか?」

「おそらくね」

そう、彼らのベルトは使えなかった

「すいません、私がいなければ…」

そう言うのは盤城の部下ではない、一人の少女だった

彼女は《Devil Castle》のボスの妹であった

元から穏健派の彼女は一刻も早く逃げたがったが警備がきつく、盤城達の起こした騒ぎで脱走し、合流したのであった

「大丈夫です、姫様」

「しかし…」

「! 止まれ!」

彼らの前に一人の男が立ちふさがる

その周りをマスカレイド達が包囲する

「やっと追い付いたぜ」

「その腕、《デビルブリンガー》か!」

「ほう、知ってんのかよ」

男はそう言うとその異形の腕を見せびらかす

「俺は適合できてよ、お前ら殺せば幹部にしてもらえるんだと」

「この方も殺すのか」

目の前の男は姫を一瞥し鼻を鳴らす

「ああ、処分の許可はおりてる。お前らの後に楽しませてもらうさ」

下衆な笑みを浮かべる男

なす術はなかった

「さて、まずは誰かr」

バチュン

「は」

男のデビルブリンガーが切り飛ばされる

落ちた先には

『まさか、こんなものまで在るとはな』

それは背中に四枚の羽を持ち、大剣を携えた何者かであった

「何しやがる!返せ!」

『邪魔』

凱は男を剣で一薙ぎする

それだけで男の体は肉片になり飛び散る

その瞬間、デビルブリンガーは四枚羽の男の右腕に吸収される

マスカレイド達は凱に視線を向けた

盤城達はその男を見ているしかなかった

(デビルブリンガーに適応した?!こいつは一体?)

『お前らに忠告してやる』

男からひどく冷たい声が放たれる

『俺は今、機嫌が悪いんだ』

 

 

『死にたいやつだけかかってこい』

 

 

 

 

反応があった場所に来てみれば、なんだこれ

デビルブリンガーを持つ不細工にマスカレイドの群れ

群れの中央には男が二人と女が三人

敵対してるみたいだが、まあ終わったら聞こう

なぜか俺の手にデビルブリンガーが吸収されたのも今はどうでもいい

マスカレイドどもじゃあ収まらないかもだが、構うものか

 

 

皆殺しだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございます
今回は急な幹部死亡とお姫様に登場していただきました
あっさりですが今回はここまで

それではまた次回お会いしましょう!

凱、護以外のカップリング、見たいのは……

  • 盤城×リーナ
  • ジン×ジーナ
  • モナ×ルクス
  • ギルバ×ファス
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