今回は亡元達の戦いを描きます
最近は眠い目を擦りながら描いてるので文が雑かったり、誤字があったりと見にくいかもですが暖かい目で見てくださると幸いです
凱のメモリはこちら
ヘファイストス ルシフェル リベリオン
アラストル エクリプス プロミネンス トラップ
ーー冒涜者ーー
『ったく、どうなってやがる』
辺り一面が暗闇に覆われている
『亡元、尾釜、伊都、射山、無事か?』
『問題ない』『大丈夫です』『無事よ』
三人の応答があるが射山の声だけが聞こえない
『あたり一面真っ暗ですね』
『気をつけましょう』
尾釜と伊都がそう言った途端、闇が晴れる
最初に目に飛び込んできたのは
血まみれの射山だった
『射山ちゃん!?』
尾釜が走り寄る
『一体何が?』
『待て、誰か来るぞ』
前の通路から歩いてきたのは
闇川莉菜だ
『嘘、なんで』
『夢?いや、だが確かに』
『怪しいですね。って恭介さん?』
目の前の莉菜に恭介が近づいていく
『お前、莉菜か?』
「うん、久しぶりだね、恭ちゃん」
懐かしい声で、懐かしい呼び名で呼ばれる
まるで夢のようだ
彼女に近づく途中で、不意に足を止める
「? どうしたの?」
俺は彼女の目を見る
清らかで深みのある紫の双眸が俺を見ている
『無事、だったのか?』
「うん。ねえ、こっにきて」
彼女に誘われまた歩き始める
そして、彼女に抱きつか……
『消し飛べやクソ野郎!』
「え?」
抱きしめられる直前、俺は拳を握りしめ、雷を帯びさせて莉菜の顔面に叩き込む
もろに拳を喰らった莉菜は向こうの壁まで吹き飛ばされる
『な、鳴神君?!』
『一体何を…!』
『騙されんじゃねえ、こいつは偽物だ』
鳴神は吹き飛んで行った先を睨みつける
「いてて、全く躊躇ないじゃん』
そこから出てきたのはドーパントであった
骨格標本のような見た目の体に黒いローブを羽織っている。
顔となっている頭蓋骨には青白い光が灯っている
『お前、幹部か』
『いかにも、俺は《ネクロス》。幹部だよ』
男だとわかるが、聞いているだけで不快になる声をしている
『お前が射山を?』
『そうそう!面白かったよ!』
男はまるで楽しそうに嗤う
『だってさ、死んだ兄の姿で出てきたらめっちゃ泣いてさ!しかも「お兄ちゃん、会いたかった」ってさ!
死んだ人間が蘇るわけないだろっての。本っ当にバカだよねええぇぇ!あはははは!』
こいつの言葉を聞いていると、以前凱が言っていたことがわかる
それは、紅魔館の攻略が終わった後の話だった
「殺意に呑まれる?」
「ああ、カーッとなって周りが見えなくなるんだ」
「まさに狂戦士だな」
「鳴神さんはなったことないのか?」
「ねえな、あと鳴神で構わん」
「じゃあ、もしそうなったら、鳴神はどうする?」
「さあな、何するかわかんねえや」
「こえー」
「エクリプス使ったお前が言うか?」
そう言って2人で笑い合った
今なら、自分が何をしでかすかわかる
『亡元、尾釜、射山を頼む』
『う、うん』『どうする気かね、鳴神君』
『伊都、防御壁で三人を守れ』
『恭介さんはどうするんです?』
『あぁ?決まってんだろ』
既に結論は出ている
相手も覚悟くらいは出来てるはずだ
他人の思いを踏み躙ることが、どうゆうことかを
『
ーー禁断の力ーー
『う、ううん?』
『あ!目が覚めた?』
遠くで響く轟音で目が覚めると、私を見下ろすように祭さんが見ている
近くには亡元さんや、伊都さんもいる
『一体、どうなったんですか?』
『相手の幹部と鳴神君が戦っている』
『そっか、お兄ちゃんは?』
『相手のまやかしだ』
『…やっぱり…もう…お兄ちゃんは』
会ったときに罠だと思った
絶対にいるはずがない
絶対に嘘だと
でも、それでも信じたかった
兄が、時雨が生きてるんじゃないか、と
『亡元さん』
『何かね?』
『お願いがあります』
『あははははは!その程度かぁ!』
ネクロスははっきり言ってうざかった
性格、喋り方、戦い方。何をとっても屑みたいなやつだった
自分では戦おうとせず、召喚したアンデットどもに戦わせ、自分は見ているだけ
『ほぉらほぉら、こっちだぜー?』
『くだらんな』
ゼウスの力を解放し薙ぎ払っていく
一撃決めれば倒せるだろうが
ちょこまか動く上に妨害も多い
あと一歩が攻めきれない
『あれあれあれー?この程度かなー?』
『ほざいていろ』
何とかして、倒せないのか?
何か、手段は…
『……だめだ』
『お願いします、それ以外ではあいつは倒せない』
亡元と射山は言い争っていた
『そうかも知れないが…』
『マキシマムが使えれば、倒せるんです!』
マキシマムドライブ
それは本来のメモリのリミッターを外し、一撃必殺の技を放つもの
しかし、彼らのメモリでは出来ない
何故ならば…
『それでは君の体が耐えられん!死ぬぞ!』
体にかかる負担が尋常では無いのだ
使えば命があるかどうかもわからない
『それでも、勝つためにはそれしか無いんです!』
現にネクロスは彼らよりも強い
『死ぬ気か、射山君』
『…覚悟の上です』
『…そうか』
亡元は一本のメモリを取り出す
赤いメモリに『A』のイニシャル
《アポロン》のメモリを五月雨に手渡す
(ごめんね、お兄ちゃん)
アルテミスを使いながらアポロンのマキシマムを打てば、確実に死んでしまうだろう
それでも構わない
メモリをホルダーに差し込む
<warning warning warning>
<System Alert>
警報が頭に響く
<Limite Over>
構うもんか
<Your life is in danger>
わかってる、それでもいい
< Final warning>
これで、いいんだ
ありがとう、お兄ちゃん
<auxiliary equipment:Unlocked>
さようなら、凱先輩
<Apollon Maximum drive>
『射山!…あの馬鹿!』
マキシマムを使ったのか、あいつから凄まじい力の流れを感じる
『なんだぁ?おわりか?』
『ああ、そのままくたばりな!』
『は? な?! ぎゃああああああぁぁぁぁ!!!』
射山から放たれた赤と白の力の濁流がネクロスを飲み込む
その威力はあまりにも強く、城の壁を粉々に打ち砕いた
「射山!おい、しっかりしろ!」
射山を囲むように4人は座っている
「…あい…つ……は?」
「倒したぞ、メモリブレイクも確認した」
亡元が答える
「そ…か……よか…た」
既に射山は虫の息だった
「な…元…さん」
「どうしたのかね?」
何かを言おうとする射山の口に耳を近づける
「………」
「…わかった、伝えておこう」
亡元がそういうと射山は満足したように仄かな笑みを浮かべ、瞼を閉じた
「…紫」
「任せてちょうだい」
呼ばれて出てきた紫が射山の遺体を運ぶ
「さて、我々は凱君達に合流しようか」
「そいつは無理そうだ」
砕けた壁から外を眺めていた鳴神がつぶやく
「あれを見ろ」
彼が指差す先にあったのは
巨大な門
それに次々と入っていく魔物達
「なるほど、大方『地獄門』とでも言うつもりか」
「ど、どうしますか?」
「決まってんだろ」
鳴神がこちらを向く
その顔には獰猛な笑みが浮かんでいる
「あれが何処に繋がってるかは関係ねえ。ただ潰すのみよ」
「そうですね、やりましょうか」
「了解です!」
「なら、先に行きたまえ。私は連絡を入れてからにするよ」
「おう、さっさと来いよ」
あの門を潰したからどうこうなる訳じゃないだろう
だが、それでいい
この戦いを
「さあ、いくぜ。第二ラウンドだ!」
そう言って俺たちは新たな
続く
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「く、ひひ。まだ終わってないよぉ」
ネクロスを使っていたこの男はかろうじて生きていた
「メモリが、なくっても 僕はねぇ」
『ほう?メモリがなくとも、なんだ?』
「あ?! なんで こk」
言い終わる前に焼き払われてしまった
『さて、俺の一番弟子にでも会いに行こうかね』
男は歩き出す
その手に紅蓮の剣を携えて
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ちょっと紹介
地獄門
魔界に現れた門
幻想郷と繋がっており、魔物たちを無限に送り込んでいる
ここまで読んでいただきありがとうございました!
自分で描いててオリキャラ死亡するのめっちゃキツいです
まあ、仕方ないね。ストーリーのためだからね
最後に登場した男は以前の話にも登場しています
わかったらぜひ観想のとこにお願いします(切実)
それではまた次回お会いしましょう!
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