今回は霊夢達の戦い…だけの予定だったのですが
思ったより内容が薄っぺらになってしまったのでその前に地底と冥界の状況を書きました
おそらくあと2〜3話で完結します
凱のメモリはこちら
ヘファイストス ルシフェル リベリオン
アラストル エクリプス プロミネンス トラップ
ーー共同戦線ーー
地獄門は幻想郷に大量の魔物たちを送り込んでいた
地底 旧地獄
『これってレクス達の作戦?』
旧地獄に溢れる魔物を蹴散らしながら、先ほどまで争っていた
『そんなわけあるか!こんなこと聞いていないぞ!』
レクスはその手に持っている大剣を振るいながら答える
『じゃあ、見限られたとか?』
『かもな、くそ!』
悪態をつくレクス
『ねえ?レクス』
『なんだよ』
『こいつらってレクスの味方じゃないんだよね?』
『? そうだが?』
急な問いに首を傾げる
『じゃあ、私の敵でもあってレクスの敵ならさ、協力してやっつけない?』
『休戦して協力しろ、と』
確かにそれはいい提案ではある
『そう。1人より2人がいいでしょ?』
『それは、そうだが…』
『なぁに?ビビってるの?』
『そんなことはない!』
『じゃあ決まりね!後ろは任せたわよ、騎士さん?』
モナの雰囲気には昔から勝てない
だが、今は悪くはない
『騎士ではない、聖騎士だ!間違えるなよ!』
冥界 白玉楼
『急になんだよこいつら!』
『魔界の下級悪魔ですわね』
地獄門の魔物は冥界にも出現していた
この二人は変身こそしていたもののまだ戦っていなかったのですぐに共同戦線を張っていた
『にしても、どうなんだ。これって』
『わかりませんわ、最近のギルバ様は何かおかしい感じですの』
『おかしい?まあ、詳しいことはあとでな!』
ジンはサイスを振るい魔物を一掃する
『死ぬなよ、ジーザ!』
『勿論ですわ、この《クイーンビー》はそう簡単にはやられません!』
ーー蛇の悪魔と暴食の悪魔ーー
フォルトゥナ城
「ここに幹部がいるのかしら?」
霊夢達の目の前には巨大な扉があった
「準備はいい?」
「勿論だぜ!」「行けますよ!」「ばっちり!」
魔理沙、文、フランがそれぞれ声をあげる
「さあ、行くわよ!」
部屋に入ると、そこには2人の男女がいた
「こんなところに来たのね」
「はええなぁ、飯まだなんだけどよぉ」
男の方は小太り、女の方は背が高いが痩せていた
「あんたらが幹部であってるわよね」
「ええ、そうよ」
「なら話が早いわ、ここであんたらを倒す!」
霊夢がベルトを着け、メモリを構えると同時に他の3人もメモリを構える
「貴方、どれがいい?」
「金髪2人、旨そうだからなぁ」
「いいわ、譲ってあげる」
幹部の2人もメモリを構える
が、それは異様な形のメモリをしていた
「?! そのメモリは…」
「私たちの新メモリよ、ベルトは使えないけど性能は貴女達には負けないわ」
そのメモリを首に挿す
《エキドナ》《ゴリアテ》
男の方が変身したのは巨大な牛のような悪魔、腹部には大きな口がついている
女の方は蛇のような姿をしている
「魔理沙とフランは牛みたいなやつを、私と文で蛇の方をやるわよ!」
「「「了解!」」」
それを合図に戦闘が始まる
『グオオォォォォ!』
『魔理沙!』
『任せろ!』
ゴリアテと戦っているのはフランと魔理沙だ
ゴリアテの戦い方は大振りな強攻撃のみだった
ただ腕を振り回す戦い方
当たれば一溜まりもない
シューティングスターとエンジェルは機動力こそあるもののパワー型ではない
そのため攻めるに攻められなかった
『どうするの?魔理沙!』
『仕方ない、あれを使う!フラン!時間稼いでくれ!』
『わかった!』
フランに一度戦いを任せ、魔理沙は後方に下がる
そしてシューティングスターを別のメモリに差し換える
《スチームロコモティブ》
それは魔理沙の新メモリ、蒸気機関車のガイアメモリだった
『行っくぜええぇぇ!』
変身し、そのまま突撃する
ただの体当たりのように見えるが、それでも体長18メートルを超えるゴリアテが怯んだ
『ゴアアアァァァァ!』
すると、ゴリアテの腹部の口に炎が収束し始める
『今がチャンス!』
フランはエンジェルをマキシマムにセットする
現在、エンジェルガイアナイトの顔の宝石は紫色である
それの状態で使えるのは『毒属性』である
《エンジェル マキシマムドライブ!》
フランの右手に毒を含んだ炎が生成される
そしてそれをゴリアテに向かって投げつけた
『グガァ?!』
そのまま毒を吸い込んだゴリアテは体勢を崩す
『決めるぜぇ!』
そのチャンスを逃さず、魔理沙もスチームロコモティブでマキシマムを発動させる
《スチームロコモティブ マキシマムドライブ!》
魔理沙の体が赤く輝き、足元から線路のレーンが伸びる
そのレーンはゴリアテに向かって伸びゴリアテを拘束する
『私の道は!誰にも邪魔させないぜ!』
魔理沙はゴリアテに向かって凄まじい速さでぶつかり、ゴリアテを吹き飛ばした
『グ、グゴオオォォォ!!』
ゴリアテは苦しげな声をあげ、爆発四散した
『あははは!その程度かしら?』
エキドナはその長い体を器用に扱い、こちらを翻弄してくる
『霊夢さん、どうしますか?』
『どうもしないわ、ただ倒すのみよ!』
霊夢はセイクリッドの機動性を活用しエキドナの攻撃を下げ、的確にダメージを与えていく
『私だって!』
文が今使っているのはトライアルメモリ
一撃一撃は低いが、素早い連撃によって火力を補う
『文!オーバーヒート使える?』
『使えます!』
『じゃあ、私の後に続いて!』
『了解です!』
霊夢が補助スロットにスパークリングを差し込む
『食らいなさい!』
霊夢の腕から大量の泡が発生し、エキドナに向かって飛んでいった
近づいた物から破裂しエキドナにまとわりついていきみるみると動きを遅くする
『な?!私の動きが?!』
『今よ!』
『はい!行きます!』
文はマキシマムスロットにオーバーヒートを差し込む
《オーバーヒート マキシマムドライブ!》
文の拳に紅い炎が宿る
『ぜああああぁぁぁぁぁ!!!』
文の渾身の一撃がエキドナに突き刺さる
そして拳を中心にエキドナの体が炎に包まれる
『ぎやあああぁぁぁぁ!』
エキドナの体は炭のようになり粉々になった
「死んだのかしら?」
霊夢たちは辺りを見るが、変身した幹部の2人の姿は見えない
しかし、メモリだけは地面に落ちている
「とりあえず、いきましょ」
「そうですね」
「メモリはどうするの」
「もらっておこうぜ、凱ならなんとかできるかも」
「そうね」
戦いを終えた少女たちは、その場を後にし凱達の元へ向かうのであった
続く
ここまで読んでいただきありがとうございました!
次回、ついに凱たちのお話です
ラスボス戦はしっかり書きますがその前の幹部戦は今回みたいになると思いますがお許しください
それではまた次回お会いしましょう!
年末ラジオ。主以外の出演者は?
-
凱
-
姫乃
-
護
-
その他