今回は前回のお話の夜の場面から始まります!
護のメモリと幻想入りした理由についても触れます!
凱のメモリはこちら
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第25話 護のメモリ/妖怪の山へ
ーー護のメモリーー
護が幻想入りし、俺らと出会ったその日
ちょうど紅魔館でパーティーの日であった
皆、酒を飲んだり料理を食べたりとしていた
もちろん俺も楽し…
…んではいなかった
「こんなもんが美味いのか?」
俺が持つ瓶には酒が入っていたのだが、匂いを嗅ぐだけで気分が悪くなってくる
瓶を床に置き、気分転換のためにバルコニーに出る
そこには先客がいた
「お、凱じゃん」
「なんだ、ここにいたのか」
そこには護がいた
「いいのか?こんなとこにいて」
「霊夢も咲夜も酔って寝ちまった。俺らと同い年くらいじゃねえのか?」
「ここじゃ当たり前なんだよ」
「詳しいな、まあそんなことはいい」
「どした?聞きたいことでもあるのか?」
「色々ある」
「じゃあ折角だし、色々話してやるよ」
そう言って護は幻想郷に来た理由を話し始めた
俺がいなくなってから数日、護は特に変わりない生活を送っていた
だがある休日に彼が祖父の蔵を整理していた時だった
整理していた箱の中でも一際でかい箱の中には一本の刀が入っていた
それは子供の頃、一緒にやっていたゲームに出てきた《閻魔刀》であった
驚きながらそれを手に取り、恐る恐る刀を抜くとそれは眩い光に包まれ、メモリになったという
さらにその箱には他にもメモリが三本入っており、それをどうしようかと悩んでいるときに
幼い頃にあった八雲紫に助けを求められ、幻想郷にやってきた、ということだった
「それで、
「まあな。でもまさか、お前がなぁ?」
ニヤニヤと笑う護
「? なんだよ」
「お前に
「…………はぁ??!!」
急な護の言葉に普段じゃでないような声が出る
「そんな驚くか?」
「……あんなかの誰とも付き合ってすらねえよ」
「おいおい、んな冗談が…」
「…」
「……マジ?」
「…マジ」
「えー」
「ってか誰だよ、そんなん言ったの?」
「紫さん」
「あんにゃろう…!」
俺はつい右手で握り拳を作る
すると、デビルブリンガーが発動する
「凱、それって」
「ああ、これか。敵から奪った」
「お前も魔族だったんだな」
「ハーフだけどな……待て、お前『も』?」
「おう。一応俺も魔族だ。もっとも、お前と違って俺はクォーターだがな」
「なるほど、俺らの馬鹿げた身体能力はそれが原因か」
「だな、悪いが今日は寝させてもらうぞ」
そう言いながら護は欠伸をする
「そうしろ、明日は地下室に案内してやる」
「地下室?拷問は嫌だぞ?」
「するか馬鹿。とりあえずおやすみ」
「ああ、おやすみ」
次の日
「おはよう、凱」
「ん?ああ、起きたのか」
時刻は午前6時
比較的早起きの俺はいつものように作業の準備をしていた
「どこか行くのか?」
「自室で研究、つか趣味」
「お前の部屋か!どこにあるんだ?」
「地下」
「…なるほど。昨日言ってたのはそういうことか」
「来るか?」
「行かないわけがないだろう?」
地下室 凱の部屋
「ここが、部屋?」
「そうだが?」
「研究所の間違いだろ?」
護は驚いているが、そこまでだろうか?
まあ、ベットに机、シャワールーム
おまけにメモリのファイルが入った本棚が乱立してりゃあそうか
「そこらへんに座れ」
「おう」
「それで?メモリは何持ってるんだ?」
「これなんだが」
そう言って護が見せてきたのは三本のメモリだった
「これが閻魔刀と一緒に入ってたんだ」
「《ベオウルフ》、《パーティクル》、それに《サジタリアス》か」
「どうだ?」
「どうだ、って言われてもなぁ」
ベオウルフは知ってる
確かDMCに出てきた格闘武器の一つだ。もう驚かん
サジタリアスは射手座のやつか
イニシャルにも弓矢が描かれている
パーティクルに関してはノーコメント
そもそもでパーティクルって『塵、ホコリ』じゃなかったか?
イニシャルは何かのかけらのようなもので描かれているが、詳細は不明だ
「見た感じわかるのは、どれもハイランクってことだな」
「ハイランク…強いのか?」
「まあ、普通のやつで見ればな」
「なるほど」
一通り見たのでメモリを護に返す
「ドライバー作るか?」
「そうだなー、
「わかった。じゃあ俺はここで作業してっから」
「あいよー。またな」
「おう」
そう挨拶を交わし、護は部屋を出て行った
ーー妖怪の山へーー
「さて、どっか行くか」
凱がドライバーを作ってくれてる間にせっかくなので幻想郷を見れる範囲で見に行くことにした
俺はもとより旅好きなので少々楽しみにしている
「にしても、『新組織』か」
俺がこの幻想郷に来た理由
それは新たなる組織との戦いが始まるからだ
組織のことはあまり詳しくはわかっていない
「ま、すぐにわかるでしょ。それよりも」
考えながら歩いていたら、俺は林並木の道を歩いていた
目の前には大きな山(凱曰く『妖怪の山』)がある
そして、俺をさっきから尾行してる奴がいる
「出てこいよ、そんなとこじゃ碌に話せないだろ?」
木の影から出てきたのは一人の少女だった
明らかに人間ではない
白い髪に犬のような耳、青っぽい制服、腰からは狼のような尻尾が生えている
「女の子?犬…いや、狼か?」
「白狼天狗です。ここから先は妖怪の山です」
「知ってる」
「じゃあ何をするおつもりなんですか?」
「せっかく幻想入りしたんだし、観光がてら登ろうかと」
「んな?!だめです!」
そう言って俺の腕を掴んできた少女を、俺は抱き寄せて地面を転がる
「?!!///// 何を?!」
「あぶねえな。俺はまだしも、こんな娘も巻き込むつもりかよ」
俺たちに急に襲い掛かってきたのは、手に剣を持ち、全身が青い皮膚に覆われた人型のドーパントだった
『失敬、刀を使う猛者を見つけてしまってつい、な』
声からして男だ
その男は俺の腰に吊るされてる閻魔刀をその手に持つ剣で指し示してきた
「それは『殺し合おうぜ』ってことでいいのか?」
『話が早くて助かるよ』
完全に敵意を剥き出しにする男
「あ、あの!」
「下がってな、こいつは俺がやる」
「でも!」
「安心しろって、俺は負けないからよ」
少女を下がらせて前に進む
「お前、名前は?」
『羽河透(はねかわとおる)だ。そしてこのメモリの名は《ナスカ》だ』
「ナスカ、ね。俺は総塚護。この刀は閻魔刀だ」
互いに簡単な自己紹介を済ませ、戦闘体勢をとる
『いざ…』
「尋常に…」
『「勝負!」』
その言葉を合図に戦いが始まった
続く
ここまで読んでいただきありがとうございます!
次回はいよいよ護の初戦闘になります!
それと護のメモリを凱と同じように前書きに載せるかどうか迷っているのですが、載せた方がいいですかね?
是非感想とかで教えてください
それではまた次回お会いしましょう!
DMCといえばデビルトリガー(覚醒)!原作みたいにリベリオンをぶっ刺すのは確定してるけど、スパーダの代わりに融合させるものは……
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スタイリッシュドライバー
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デビルブリンガー
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特にない
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作者に任せる