今回は凱の新ドライバーと護のお話になります
新しいおもちゃ貰った時ってテンション上がりません?
現在の凱の使えるメモリはこちら!
ヘファイストス ルシフェル リベリオン
エクリプス プロミネンス トラップ ギルガメス
ーー
普段は天気のいい幻想郷
しかし今日は豪雨だった
そんな日に、FDNの店に数人の人影があった
集まっていたのは霊夢、咲夜、文、妖夢、そして姫乃だ
彼女たちはそれぞれコーヒーを口にしているが、味は感じられない
彼女たちは震えていた。普段は誰が相手でも臆さない霊夢ですら震えている
その原因は…
「♪〜」
普段では絶対しない鼻歌を凱がしていることだった
(な、なんで?!)
(わた、私にもわかりませんよ?!)
霊夢と文はアイコンタクトで会話する
他の少女たちも何も知らないようだった
そんな風にビクビクしていると
「完成した!」
急に凱が大きな声を上げた
「ははは!見てくれよ!」
こっちに来いと言っている凱の顔は子供のように無邪気だった
内心ほっとして向かうと、机の上には一個のドライバーが
そのドライバーには『S』『G』『T』『R』の文字盤のついたルーレットのようなものがある
「これは?」
「新しい俺のドライバー、その名も《スタイリッシュドライバー》だ!」
『スタイリッシュドライバー?』
その場の全員が首を傾げる
「ああ、このドライバーは挿したメモリに応じて戦闘スタイルを切り替えられるんだ」
「…どういうこと?」
いまいち理解できていない
「例えば、だ。射命丸が使ってる《アクセル》、あれは近接攻撃型のメモリだろ?それを遠距離型や防御型に変化させながら戦えるんだ」
「それ、なかなかに強いのでは?」
「まあな!」
胸を張り、自慢する凱
普段見れないその様子に少女たちは微笑む
「それで?今日はこの後どうするの?」
「特には決めてねえよ」
「だったらゆっくりしましょ」
「それもたまにはいいな」
そう言って俺たちは午後の一時を過ごした。
「ハックション!…寒いな」
護は魔法の森にいた
彼の気まぐれで「今日は森行ってみるか!」などと言って出てきたはいいが、雨に降られたのだった
しかし、彼がいるのは屋外ではない
彼のいる場所、それは
「全く、私の家が近くてよかったわね」
「ほんとだよ、助かったぜ。えーと」
「自己紹介がまだだったわね、私はアリス・マーガトロイドよ」
ーー魔法の森の人形使いーー
魔法の森で雨に降られた護はそこに偶然居合わせたアリスに連れられて彼女の家に来ていた
最初は雨が上がるまで、と思ったのだが一時間経っても止む様子はない
仕方がないので雨宿りをしていたのだが、不意に護がアリスの魔導書に興味を持った
本来ならば見せたりはしないのだが、アリスは特別に、と見せた
すると護はすぐに魔法を理解し、こうしたらいいんじゃないか?などと言ってきた
現に彼には魔法を扱う素質もなければ魔法を学んだ経験もない
しかし、いやだからこそ魔法を客観的に見た感想をそのままアドバイスとして言えたのだ
「すげぇ、こんなにも種類あるのか」
「メモリに比べれば少ないかもだけどね」
魔法の種類に驚く護にアリスはそう言った
気がつけば辺りは真っ暗になっていた
「今日は泊まっていきなさいよ」
「いや、いいのか?」
「特別によ?」
「じゃあ、お言葉に甘えて」
その日の夜
アリスはベットで、護は椅子に腰掛けて眠っていた
アリスは心の中で困惑していた
護に対して感じるこの感情はなんだろうか?
霊夢やパチュリー、魔理沙にだって感じたことは無いのに
彼のことを考えるだけで胸が締め付けられる
ふと、近くにあった鏡を覗く
そこには、暗いのにも関わらず赤くなっているのがわかる自身の顔が映っていた
「泊めてくれてありがとうな」
「いいのよ、気にしないで」
次の日の朝、アリスは護の見送りに出ていた
「じゃあな」
その言葉に、アリスは胸の痛みを覚える
「ねぇ」
「ん?どうした?」
「また、遊びに来てもいいわよ。まだ魔導書はあるし」
せめて、せめて思い出に残って欲しかった
嫌だと断られてもいい、せめて___
「そうだな、そんときは茶菓子でも持ってくるぜ」
「…!……楽しみにしてるわ」
思いがけない言葉に驚くが、冷静を保つ
彼の後ろ姿を見ていると、心がとても落ち着くようだった
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「アァ、愉しいじゃないか…なあ!」
地底にて暴れるドーパントがいた
頭は液体の入った袋に覆われ、体や右腕もその液体でブヨブヨしている
「さぁ、宴の始まりだよぉ!」
新たな事件がFDLに舞い降りる
続く
ここまで読んでいただきありがとうございました!
凱のドライバーやアリスのメモリの活躍は次回以降に予定しています
さて、次回ですが遂に地底でのお話になります!
あんまり出てなかった地霊殿組も出しますのでお楽しみに!
それではまた次回、お会いしましょう!
凱、姫乃、護、三首、音川の五人の紹介は……
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簡単にまとめてほしい
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詳しく別々でほしい
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いらない