今回は魔界組第二弾です!
少しアレな表現もあります
多分R17.9くらいです
「チェックメイトです」
「あー!また負けたー!」
ここは盤城の部屋
机の上にはチェス台があり、彼はリーナとやっていた
リーナが着ているのはオシャレなワンピース
それに対し盤城は相変わらずスーツだった
「これで20敗目ですね」
「飛鳥強すぎだよ〜」
「リーナ様も、以前よりお強く…」
「リーナ!あと敬語禁止!」
「そう言われましても…」
「もう
この二人は既に付き合っている
ギルバ達よりも早く付き合い始めており、それはすでにフォルトゥナ城では周知の事実である
「慣れないんですよ、今だに」
「もー」
「というかリーナ様が変わりすぎなんですよ」
まだ和平を結ぶ前のリーナはもっとお淑やかだった
凱を呼ぶ時だって『凱様』などと読んでいたのに今では呼び捨て
しかも最近ではジーナやファスたちとの関わりも増えておてんば姫様になってしまった
もっとも、盤城は今の方が好みのタイプなので内心ガッツポーズをしてたりする
「むー、チェスじゃ勝てないし、別のゲームやりましょ!」
「何をするんです?」
「『愛してるゲーム』よ!」
「なんですそれ」
聞いたこともない名前に首を傾げる
「互いに『愛してる』って交互に言って先に照れた方の負けってゲーム」
「…誰から教わったんですか?」
「ファスよ」
「…そうですか」
まあ、面白そうだしやってみようという気に盤城はなった
「じゃあ、私が最初ね!」
リーナはそう言って盤城に正面から抱きつき、彼の顔を瞳を動かして見上げる
いわゆる上目遣いというものだ
「飛鳥、愛してる!」
「………」
盤城は顔色を変えずに微笑む
「ありがとうございます、リーナ様」
「…悔しい!少しは恥ずかしがりなさいよ!」
頬を膨らませるリーナ
「…あはは(危なかった、もう少しで心臓止まる所だった)」
盤城は顔には出さなかったが心臓はバクバクだった
「じゃあ、次は飛鳥の番ね」
「ふむ…」
盤城は少し顎に手をあて考えた
そして彼が出したやり方
「失礼しますよ」
「え?いやちょっと!?」
盤城はリーナを壁際に連れていき、そのまま彼女の顔のすぐ横に手を付き、反対側の手で彼女の顎に触れた
「愛しています、リーナ様」
「……」カァーッ
その一言だけでリーナは顔を真っ赤にし恥ずかしがる
「ふふっ、私の勝ちですね」
「ず、ずるい!ぜっっったい勝てないって!」
「リーナ様にはまだ早かったんじゃ無いですか?」
「うっうるさい!」
猛抗議するリーナを笑いながら見ていた盤城は不意にその笑みを消し、どこか懐かしむような表情でリーナの頭を撫でた
「いえ、こうして見るとリーナ様はしっかりと成長なさったんですね」
「もう、保護者みたいなセリフじゃん」
「面倒を見ていたのは私でしたけどね」
「そうね。私が生まれてから、ずっと一緒だったものね」
リーナは盤城の左手を両手で優しく包む
「飛鳥がいなかったら、私は今頃ここにはいなかったわね」
「そんなことありませんよ」
「いいえ、きっといなかったわ。飛鳥が脱走後の私の護衛をしてくれたから生きながらえたの」
盤城の左手を自分の頬にあてる
「この手が、この温もりが私を救ってくれた。ありがとう、飛鳥」
「リーナ様…」
「飛鳥。お願い、聞いてくれる?」
リーナは盤城のベットの上に腰掛け、彼に手招きする
盤城も彼女に合わせベットに移動する
「どうかされました?」
そう聞いた瞬間、彼の口をリーナが塞いだ
「…………ぷはぁ」
「はぁ……急ですね。これがお願いですか?」
「違うわよ」
そう言ってリーナはベットに横になる
「…私を愛して。1人の女の子として」
あまりにも煽情的な台詞に盤城は息を呑む
「…よろしいのですか?」
「…うん。飛鳥ならいいよ?」
ふぅ、と、ため息をついた盤城は扉に向かう
(…引かれちゃったかな?)
リーナがそう心配した時
ガチャン!
その音は盤城が扉に鍵をかけた音だった
「…この部屋は完全防音なんですよ」
「…え?」
「もともと、拷問もできるように、と」
そう言いながら振り向いた盤城の目には
普段見ることのできない色が浮かんでいた
「だから、どれだけ声を出してもらっても大丈夫」
「あ…飛鳥?」
「貴女がいけないんだ、
「……!」
「覚悟してくださいね?やるなら徹底的にやりますから…」
「お、お手柔らかに…?」
その日の夜、2人は部屋から出てこなかった
次の日、城の中でリーナ姫を担いで部屋まで連れて行く盤城が目撃され、皆の話題になったのは、また別のお話…
ここまで読んでいただきありがとうございました
……うん、昨日深夜テンションで考えて途中変えたんですが
やっちゃったなぁ…
まあ、そのシーン自体出て無いからセーフってことで(?)
次回はジン&ジーナです!
それでは、また次のお話でお会いしましょう!
凱、姫乃、護、三首、音川の五人の紹介は……
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簡単にまとめてほしい
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詳しく別々でほしい
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いらない