幻想地憶譚 《とある少年の幻想入り》   作:フォーウルム

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どうもフォーウルムです
今回はエクストラランクの顕現についてです

今後のストーリーにも関わる予定でもあるので少しでも覚えていただけると嬉しいです


第44話 エクストラメモリ

 

 

 

 

紅魔館 ホール

 

「それで、あなたは何者なんですか?」

紅魔館のホールにかなりの人数が集まっている

「俺か?俺はプロミネンスだ」

全員から見えるところにいるのは凱だが、今はプロミネンスが体の主導権を握っているため髪と瞳がが紅い

「メモリ、なんだよな?」

「そうとも。俺たち《エクストラランク》に分類される奴らは自我があるんだよ」

護の問いにそう答えるプロミネンス

凱とは違う喋りなので違和感がすごい

「じゃあ、貴方達が封印状態で私たちの前に現れるのって」

顎に手を当てながら幽香が聞いてくる

「そういうことだ。俺たちの自我に感応できるやつじゃなきゃ封印は解けないんだ」

「なるほど」

「以前エクリプスが顕現していたが、あれもできるのか?」

「できるやつと出来ねえ奴がいる。俺みたいな憑依はほぼ全員ができるがな」

「ほぼ?」

「ああ。俺とかそこの緑髪の姉ちゃんの持ってる《カラミティ》。お前が持ってる《ドラゴン》は憑依ができる。が、《エクリプス》は出来ない」

「なんでだ?あいつもエクストラだろ?」

「あいつは俺らと違って凱に創られたからな。憑依できないんだよ」

「そういう問題か」

「他に何か聞きたいことあるやついるか?」

プロミネンスが周りを見渡す

「じゃあ、私から」

前に出てきたのは博麗霊夢だ

「あの化け物みたいなやつもあんたらなのよね?あれってなんなの?」

「あれか、あれは《解放変異》だな」

「解放…変異?」

「ああ。俺たちの記憶を解放してその力を行使するんだ。わかりやすく言えばお前らがメモリ使って変身するのと一緒だよ」

「そうなのね。ってかあんたらのメモリのランクは最上位なのよね?」

「それは少し違うな。俺たちの区分は『天体・災害・概念・伝承の記憶を内包するメモリ』であって『一番強いメモリ』じゃない。だから内容によってはハイランクをゆうに超えるものもあればローランクみたいな性能のやつもいる」

「いろいろなのね」

「そういうことだ……っと、そろそろ変わるか」

そう言うとプロミネンスは目を閉じる

すると髪の色がみるみるうちに灰色に戻っていき、再び目を開けると彼の瞳も灰色になっていた

「聞きたいことは終わったか」

「ええ、まあ」

「そうか。護、ついてきてくれ」

「ん?どこか行くのか?」

「ああ、記憶の遺跡に行く」

「どこだそれ?」

「メモリの記憶の原点にして、エクストラの巣窟」

『な?!』

凱の発言にその場にいた全員が驚きの声をあげる

「なんでそんなところに?」

「組織の連中がそこに刺客を放っているらしい。普通のドーパントではないから対処ができないらしい。プロミネンスから聞いた話だがな」

「そうか。すぐに向かうか」

「ああ」

そう言って二人がホールを出ようとした時だった

「ねえ、一ついいかな?」

「なんだ、姫乃」

姫乃が凱に声をかける

「私たちも言っちゃダメかな?」

「駄目だ。どんな危険があるかわからない」

「でも…」

「まさかとは思うが、そこで()()()()()()()()()()()()()()()()なんていうんじゃ無いだろうな?」

「…それは」

姫乃の本心を見抜いた凱の言葉はその場にいる全員に向けられた言葉だった

「……はぁ」

凱はため息をつき、再び外へ出ようとする

しかしそこで足を止め、全員に聞こえる声で言い放つ

「遺跡では何が起こるかわからん。組織の刺客と戦闘になるかもしれないし、エクストラとの戦闘になるかもしれん。命を落とす危険だってある。それにエクストラに適応できるかもわからない。そんな状態のところに生半可な覚悟じゃつれてはいけない。本当に命を投げ出せる覚悟がある上でエクストラメモリが欲しいやつだけ来い」

その言葉は凱の覚悟でもあり、全員に対する忠告であった

「出発は明日の朝だ。ついて来たいやつは準備しておけ」

その言葉を最後に凱はホールを後にするのであった

 

 

 

続く

 

 

 




ここまで読んでいただきありがとうございました
次回は記憶の遺跡編となります
連れて行くキャラは決まってないのでもう一個アンケート作ります
凱と護以外にあと4人くらい連れて行こうかなと思っています


それではまた次回、お会いしましょう!

凱、姫乃、護、三首、音川の五人の紹介は……

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