今回は護と霊夢のタッグ戦になります
初めてタッグ戦書くのであまりうまく出来ないかもですが、頑張ります!
「護、援護お願い!」
「任せろ!」
霊夢に集まってくるミイラ共を護が薙ぎ払う
「逃がさないわ!」
「ひひひ、やれるものならやってみなよ」
霊夢は宙に浮くマジェステルダムに向かって急接近する
「行けぇ!霊夢!」
「余所見するなよ!」
護にもう一体のマジェステルダムが攻撃を仕掛ける
「見え見えだぜ!」
スフィンクスのような見た目のマジェステルダムから放たれるひっかき攻撃を閻魔刀で受け止める
このように彼らが入り乱れて戦っているのには訳がある
霊夢が戦っている女性型の《エレメント・マジェステルダム》と護が戦っている獣型の《ファラオ・マジェステルダム》の出してきた試練は『お前たちの連携を見せてみろ』というものだった
最初、霊夢は何故かと反論したが彼女らのコンビネーションによって納得せざるを得なかった
ファラオが出すミイラやゾンビ達のの大群。それに気を取られればエレメントからの攻撃を捌ききれない
しかも、エレメントは本体は短剣2本持ちでさらに首に巻くスカーフのような物が触手のように蠢き、それらも刃と化しているため対処が困難だ
ファラオの攻撃は突進やひっかき、砂嵐と単調なものが多いが範囲が広い
一筋縄ではいかない相手だった
「そうやってても勝てないよ?」
「うるさい!」
刃の触手からの攻撃を捌きながら接近しようとするがエレメントには届かない
「セイクリッドじゃ力不足だっていうの?!」
霊夢は歯噛みする
「遅いよ」
「しまった!」
触手に気を取られているうちにエレメンタルが接近し短剣で斬りかかる
間一髪で霊夢はそれを防ぐ
「わかるでしょ?私に勝つためには覚悟が必要なの」
「覚悟……」
霊夢はエレメントの言葉を頭の中で考える
「いいわ、やってやるわよ」
「なかなかやるな、少年!」
「一々暑苦しいな!」
閻魔刀で攻撃を捌きながら護は怒鳴る
「だいたい、ファラオって男じゃねえのか!」
「………」
護の言葉でファラオは沈黙する
見た目がスフィンクスのこのマジェステルダム、先ほどから発する声は女の声だった
「………わるいかよ」
「あ?」
「みんなそう言うんだ、ファラオは歴史上男なのになんでお前女なん?なんて言われてさ。こっちだって女の見てくれで生まれたかったわけでは無いのにさ…」ブツブツ
「えぇ……」
急なテンションの落差に護は唖然とする
そこへ
「護!」
「霊夢か、どうした?」
「ファラオの方、なんとかなりそう?」
「ん、まあ」
「じゃあ、任せたわ」
「任せたってお前、どうする気なんだ?」
「まあ、『覚悟』を決めるだけよ」
「???」
「よろしくね」
「あ、ちょ。おい!」
そう言い残して霊夢はエレメントに向かっていく
「はぁ。おいファラオ」
「……なんだよ」
呆れつつファラオに声をかける
「さっきのは謝る。だから機嫌を戻してくれ」
「……だって」
「ほーん。ウジウジしてるんだぁ?」
「な?!」
「こんなんじゃ周りのが煽ってくるのも納得だな。見た目がでかいだけで中身はちっぽけってかぁ?」
「な、な?!!!」
「やーい、悔しかったらやってみなー!ww」
「怒った!もう怒ったぞ!」
あまりの怒りにファラオは突進を繰り出す
「そうこなきゃ、面白くないぜ」
護は腰を落とし、閻魔刀に手をかけ……
「ッ!」
息を鋭く吐きながら抜刀
ファラオを一閃する
「……やるね」
「…そりゃどうも」
一言残し、ファラオはメモリになった
「どうしたのさ。このままじゃ負けちゃうよ!」
霊夢は先ほどからエレメントの猛攻を防いでいるだけだ
「焦ったいな、終わらせてやる!」
触手をセイクリッドに突き刺し、本体だけで霊夢に肉薄する
が
「かかったわね」
「え?!」
セイクリッドの体は貫かれて身動きは取れなかった
だから反撃されることを想定していなかった
「この距離なら外さないわ」
故に、ゼロ距離に近い距離まで肉薄したエレメントは霊夢の隠し球に気づけなかった
「喰らいなさい!」
「うぐっ!」
霊夢の手から放たれた光線がエレメントに突き刺さる
「…どう?これが私なりの『覚悟』よ」
「…『肉を切らせて骨を断つ』…さすがだね。いいよ、認めてあげる」
満足そうに微笑みながら、エレメンタルはその体をメモリに変えた
「お疲れだったな、霊夢」
「…まだお腹が痛いわ」
ファラオを拾って戻ってきた護が霊夢に話しかける
「あれはやりすぎだ。もう少し自分のことを考えろ」
「少なくとも、あれが私の覚悟よ」
「『自己犠牲』か?ったく、誰に似たんだか」
護はため息を吐きながらやれやれと首を振った
その直後に転送が始まる
戻ってきたのは、最初の空間だった
そこにいたのは
「案外遅かったな、お前ら」
「お疲れ様、護」
「凱?!それにパチュリーも?!」
「俺らが三番目か」
「そうだな…っと噂をすれば」
凱たちや護たちとは別のところに光が生まれ、そこから咲夜が現れる
「お疲れ様、咲夜」
「凱!ええ、疲れたわ」
そう言いながら咲夜は4人に歩み寄る
「そういえば姫乃は?」
「まだだが…」
「きっとまだ試練中」
霊夢の疑問に凱とパチュリーが答える
そこへ…
ブオン「凱!いる?!」
「紫?どうした慌てて」
「急いで戻って!幻想郷と魔界が大変なの!」
『?!』
紫の言葉に全員が唖然とする
「急いで戻らないと…!」
「だが、姫乃がまだ!」
急がないといけないが姫乃がまだ戻ってきていない
「……行くぞ」
「?! 置いていくのか?」
「あいつなら、大丈夫だ」
凱はそう言った
「あいつは、俺らが思ってるよりも強い。きっと大丈夫だ」
「……そうか」
「紫、すぐに幻想郷へ」
「わかったわ!」
紫が開いたスキマを五人は通った
幻想郷の地底に
本来は温泉街でとても暖かい地底は、それの影響によって凍てつく世界へと変貌した
「………………」
冷気を発する中心には、怪物がいる繭があることを、まだ誰も知らない
魔界の地獄門
魔界と他の世界を繋ぐその門を遮るように、
「腹が、空いたなぁ」
自身の欲を満たすための贄を求め、それは動き出す
幻想郷上空
人里や紅魔館、妖怪の山を見下ろせるような上空に
体から奇妙な音を出す結晶のようなそれは只々浮遊を続けるだけだ
「hfweoqffywofmsbxiakdo」
理解できない言語を放ちながら、それは
続く
ここまで読んでいただきありがとうございました!
次回はついに幻想郷と地底、魔界で起こる大規模戦闘です!
果たして、その戦いの先にある結末とは?
凱、姫乃、護、三首、音川の五人の紹介は……
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簡単にまとめてほしい
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詳しく別々でほしい
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いらない