幻想地憶譚 《とある少年の幻想入り》   作:フォーウルム

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どうも、フォーウルムです!
今回は……とある方に言われてたので作者がちょこっと出るのと
幻想郷に現れた2体の魔物、そして姫乃と新しいメモリ






そして、迷い込んだ少女のお話です




第51話 戦いの幕開け/月と戦と…

 

 

「支援、感謝する」

「んーいいよー」

Olympusの亡元は目の前の男と会談していた

しかし男の顔を見ることはできない

「………」

「どしたの?」

「いや、素顔が見えないというのはこうも違和感があるものなのか、と思ってな」

男の頭にはフルフェイスのヘルメットが被せられている

「これね。君たちに素顔がバレるとまずいんだ」

「まあ、いいが。それでこれが例の」

「うん、彼らなら適正あると思うんだよね」

「感謝するよ」

そこにあるのは六枚の書類

内容はOlympusの新幹部のデータだった

「じゃあ、私はこれで」

「その前にもう一個だけ」

「?」

そう言って見せられたのは2人の男女の写真

「これは?」

「新しい凱のお仲間。今頃魔界の方にでもいるんじゃないかな?」

「なるほど」

「彼らは味方だから、間違えないでね」

「了解した」

 

 

亡元がいなくなった後、男はヘルメットを外す

「関すぎると、世界に影響が出てしまうからね」

彼はこの世界の住人ではない

この世界を創り続ける(描き続ける)。それが彼の役目

「見せてくれ。この世界(小説)で広がる、君たちの世界を」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーー戦いの幕開けーー

 

 

 

 

 

「よし、確認するぞ」

凱は霊夢達を集めていた

「俺、霊夢、魔理沙、咲夜、フラン、レミリア、妖夢、鈴仙、チルノ、大妖精で上空の奴を、護、早苗、幽香、パチュリー、美鈴、椛華は地底に行ってさとり達と合流、地底の奴を倒してくれ」

「任せろ!紫、頼む」

「了解よ」

紫が開けたスキマを護達は通っていく

 

彼らが通り終わったのを確認して、凱は霊夢達とにとりのもとに行く

 

 

紅魔館 ホール(緊急本部)

 

 

「にとり!」

「ん?ああよく来たね盟友」

凱を見たにとりは手招きをする

「状況は?」

「それが…連絡が取れないんだ」

「何?」

「通信機は壊れてないから出来るはずなんだけど」

そう言ってにとりは首を傾げる

「現地で確認だな。霊夢、レミリア!」

凱は二人に声をかける

「二人は文のところへ。何か異常があるかもしれないから気をつけて」

「わかったわ」「任せろ」

そう言って二人は外へ行く

「ナイトメア!」

凱に呼ばれて現れたのは鎧を身に纏った騎士だった

「お前も行け。容赦はしなくていいが、巻き込むなよ?」

凱の言葉に頷き、ナイトメアも出撃する

(一体……何が相手なんだ?)

 

 

 

 

幻想郷 上空

 

 

「各機、対象の行動に気を付けて攻撃!」

『了解!』

空中に出現した敵に攻撃を仕掛けているのは治安維持隊の航空部隊だ

指揮を執っているのは射命丸文だ

(相手の動きが読めない以上、牽制しつつ戦う方が懸命)

文の指示で目の前の敵に仕掛ける航空部隊

彼らは全員で六名おり、全員が優れた飛行技術と射撃技術を兼ね備えている

使っているのは《ジェット》メモリだ

「駄目です!損傷なし!」

結晶のような形をした敵には傷一つ付かない

すると

「Himwndwncowmugwxsunckwnwxbjo」

「!?」

敵が謎の音を発し、()()()()()

その破片はそれぞれでくっつき合い、小型の結晶がいくつかと本体と思われる中くらいの結晶が出現した

「何?敵の攻撃?」

「文さん!あれ!」

「え?」

部隊の1人が指し示したのは

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

「!? 何なの?」

「わかりません、しかし奴の攻撃であることは変わりないかもしれません」

「通信機も使えない…一体何が?」

キン…………キン

「ん?」

「どうしました?文さん」

「いえ何か音が」

「音?」

キン……キン……キン

「ほら、また」

「本当だ……一体何処から」

キン……キン……キン……キン…

「この音……まさか…」

文は耳を澄ます

音の発生源は……

 

 

敵の結晶からだった

 

 

 

 

「!! 全員散開!可能な限り距離を取りなさい!」

『!?』

文の警告を聞いた全員が全速力で距離をとる

その時

 

ギィンッッッッ

 

 

辺りの空気を震わせる程の音が響き渡る

「ぅ……あ………?」

全員が吹き飛ばされる

それぞれが各自で体勢を立て直す

「全員無事ですか?」

文の呼び掛けに全員が応答し安否を確認した

そこへ

「文!」

「鈴夢さん!それにレミリアさんまで!」

「どうやら手こずってるようだな」

「ええ、あれなんですが」

そう言って文は敵を指し示す

「なるほど、とりあえず凱に連絡を……ん?」

そこで霊夢は違和感に気づく

先ほどまで使えた通信機がうんともすんとも言わない

「……おかしいわね」

そう言いながら数メートル距離をとる

「れ………霊……聞こえる?霊夢!」

「聞こえるようになったわ、どうしたのにとり?」

慌てるにとりの声に耳を傾ける

「さっきまで霊夢達の反応があったのに()()()()()()()()びっくりしたんだ。そっちは大丈夫なのかい?」

「え?」

霊夢は首をかしげる

そしてとある事に気がついた

「まさか」

霊夢は少し前に出る

その瞬間に通信機からは雑音しか聞こえなくなる

そして離れると

「霊夢!また反応が消えた!どうなってるの?」

「……なるほどね」

霊夢は1人で納得していた

(電波に干渉するメモリか。厄介ね)

 

 

 

 

地底 地霊殿

 

 

 

 

 

 

「現状は?」

「あれが厄介すぎます」

地霊殿で護とさとりは会話していた

「近付くだけで凍りつくって中々だな」

「ええ、どうしようもなくて困っています」

護は首を傾げる

そこへやってきたのは

「どうしたの、護」

「パチュリーか。いや外にいる奴の正体がわからなくってな」

「ふーん、じゃあ聞いてみましょ」

「誰に?」

「ワード」

パチュリーに呼ばれて浮かび上がったのは彼女が手に持つ一冊の本だった

「ワード?メモリじゃ無いのか?」

「ここでは本になってもらってるの」

「呼んだか、パチュリー」

「これわかる?」

そう言って見せたのは二枚の写真

一枚は幻想郷の上空の、もう一枚は地底に現れた怪物のものだった

「……知っている。コイツらは数日前に奪われたやつらだ」

「! なんて名前だ?」

護の問いに一拍置いてワードは告げる

「《ウェーブ》と《コキュートス》だ」

 

 

 

 

 

ーー月と戦と…ーー

 

 

 

「これで満足かしら?」

「おうよ!やっぱいいな、本気で殺り合えるって!」

姫乃がいるのは荒野

彼女は試練という名のお遊びに付き合わされていた

「試練は合格でいいのよね?」

姫乃は上を見上げる

そこにいるのは試練の相手である巨大な漆黒の戦闘空母だった

全長300Mを越えるであろう空母からはハイテンションな男の声が響く

「もちろんだ!お前とならまだまだ楽しめそうだ!」

そう言うと空母は光に包まれ、地面に向かって降下する

着地すると光は消え、そこには男性が立っていた

「メモリじゃないのね」

「まあな、俺は《ウォーズ》! お前は?」

「私は姫乃禍月よ。よろしくね」

「姫乃な。……随分と物騒な姫様だ事」

「何ですって?!」

ウォーズの言葉に激昂する姫乃

そんな中、二人は元の場所に戻される

「それで、どうやって戻るの?」

「俺に聞くなよ。………?」

不意に首を傾げ、なにかを見つめる

「あれ?どうしたの?」

「いや、あんな奴居たっけな、と思ってな」

彼女が見ている先を姫乃も見る

「え……?誰…?」

そこに居たのは

いや、倒れていたのは

 

 

 

桜色の髪を持つ、1人の少女だった

 

 

 

 

 

 

 

続く

 

 

 




ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
次回は謎の少女のお話と、名前が発覚した《ウェーブ》と《コキュートス》との戦いです!

お楽しみに!

凱、姫乃、護、三首、音川の五人の紹介は……

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