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パルムの街に激震が走る。1人の少女がパルムの街に逃げてきた。そう日本人移民街からである。
少女はすぐにパルムの元締めの家に運ばれ、礼拝堂からは、シスターマルチナが治療にあたる。
少女が意識を失う前に、元締めに手帳のようなものを渡した。
その手帳は、トールズ士官学院のⅦ組専用の生徒手帳である。元締めはすぐに使者に手帳を持たせ、宿酒場(白の小道亭)に送った。
ーー宿酒場(白の小道亭)
使者「マケインさん、Ⅶ組のみなさん!これを!」
マケイン「どうした!なんだ、その手帳は?」
ユフィ「あれは…わたくし達のⅦ組の生徒手帳ですわ!」
使者「日本人移民街から逃げてきた女の子が、君達に見せるように伝えたんだ」
スハルト「その逃げてきた女の子は?」
使者「今は元締めの家で休んでいる」
ユフィ「この生徒手帳、リィンのですわ」
ユフィは、心でリィンに頭を下げ、中身を見る。そこにはこう書かれている。
【ユフィ、マキアス、スハルト、済まない。日本人移民街のゴールド・マウンテン帝国支社の工場の連中に捕まってしまった。1人の女の子がある工場から逃げて来たのを保護したのが始まりだった……】
リィンは、事の始まりからずっと書き記している。
そして女の子の仲間を救いだそうとして、とある工場に踏み込んだのは良いが、ゴールド・マウンテン帝国支社の人間に女の子の仲間を人質にされて、抵抗が出来なくなって…捕まったようだ。
リィン達は、万が一のために女の子に自分の生徒手帳を渡していた。もし自分達に何かあれば、パルムの同じ制服を着た人間がいることを伝えていた。
ユフィ「みなさん、大丈夫でしょうか」
スハルト「向こうも下手な真似はできないはず…。向こうにはユーシスがいる。もし何かあれば、帝国と日本の外交関係にも影響する恐れがある。そのゴールド・マウンテン帝国支社の判断ぐらいでやれるものではないな」
マキアス「確かに…」
ユーシスは、四大名門のアルバレア家の二男である。ユーシスに危害を加えれば、帝国と戦争になる可能性も高い。日本側もそれはわかっている。日本の独立を保てているのは、帝国の手助けがあるからだ。もし帝国の手助けが無ければ、先の戦争で大亜連合や新ソヴィエトに潰されていただろう。
いくら十師族の援助があるゴールド・マウンテン社でも馬鹿な真似はしないと思われていた。
マケイン「…うーん、君達を安全に帰還させるのが私の務めだったのだが、危険な目に合わせてしまったな…」
マケインが気を落としたようにユフィ達に言った。別にマケインのせいではないのだが、パルムにおいての特別実習の責任者は彼である。学院から委託を受けただが、引き受けた以上最後まで学院に帰すまでが、自分の責務だと考えてるマケインである。
そんな時である。宿酒場(白の小道亭)に1人の女性が入って来た。その女性は、西トウキョウ駅で出会ったミサキであった。
ーー
時間は少し遡る。ミサキが何故紡績の街パルムの宿酒場(白の小道亭)に来たのかと言うと、とある人物から指令を受けていたからである。
ミサキがゴールド・マウンテン帝国支社の内部を調査をしている時に、ARCUSに通信が入った。通信の送り主は、帝国政府代表であり宰相のギリアス・オズボーンからであった。すぐにミサキはARCUSをホルダーから取り出して通話ボタンを押す。
ミサキ「はい、ミサキです、閣下」
オズボーン「首尾は順調かね?」
ミサキ「はい、調査は順調よぉ。ただゴールド・マウンテン帝国支社の連中は、日本のヤクザのみたい。一般の社員はいないみたいね」
オズボーン「ふふっ、なるほど、そういう事か…」
ミサキ「閣下?」
オズボーン「いや、続けてくれたまえ」
ミサキ「わかったわ」
ミサキは、オズボーンにゴールド・マウンテン帝国支社の内部資料や人身売買や結社の人形兵器群が帝国支社内部に配備されていたこと、監視カメラの映像から、幹部達らしき人物が、帝国支部から逃走する姿も確認したことも説明する。つまりミサキが踏み込んで来ることをわかった上で、行動をしている。
オズボーン「どうやら獅童やタヌキの七草に出し抜かれたようだな」
ミサキ「……つまり帝国支社の幹部達は部下達を見捨て逃げたと?」
オズボーン「おそらくそういう事になるだろう…。ミサキ、ゴールド・マウンテン帝国支社の重要資料なんかを押さえたのだろう?」
ミサキ「ええ、なんとか支社の人間に破棄される前に確保したわね」
オズボーン「そうか…これで日本国政府、日本国首相の桐条にも恩を売れそうだな」
桐条政孝、かの桐条財閥の総帥である桐条武治の弟である。彼は先の大亜、新ソヴィエトとの戦いで多大な功績を受け、戦争終結後、軍を退役し政治家を目指した。そして七耀暦1203年春の総選挙にて政孝は絶大な人気と支持により内閣総理大臣へと選ばれた。内政にも力を注ぎ、外交は帝国を最重要相手国として、関係強化に計り、東ゼムリア共和国とも軍事同盟を締結、大亜、南中華国、新ソヴィエトへの牽制する形になった。
人身売買の件は、日本国政府も遊撃士協会もしっぽも捕まえることもできなかった。その情報を日本国政府にちらつかせれば、結果的に新帝国派の桐条達を助けることにもなり、反帝国派の獅童、七草への牽制にもなるとオズボーンは判断した。
ミサキ「…日本国政府も今年の始め頃から国内問題ばかり抱えているから、少しでも問題を解決するために、私達の情報を欲しがると言うわけねぇ」
今年に入ってから日本国政府、桐条内閣の閣僚の不正、与党民主自由党の議員の不正、賄賂問題が明るみに出て、かなりの国民から批判されている。
オズボーン「ミサキ、お前にはこれからパルムにて、帝国政府代表として、日本国政府代表と会談を行ってもらう」
ミサキ「日本国政府の代表とですかぁ?」
オズボーン「ああ、日本国政府の代表も密かにパルムに来る手はずになっている。お前もわかってるはずだ。人身売買の件で密かに日本国政府と交渉を重ねていた」
ミサキ「わかりました、閣下。それで日本国政府の代表とは誰ですかぁ?」
オズボーン「日本国政府の代表とは、司波深夏という女性のようだ。リベールの方から来る。よろしく頼むぞミサキ」
ミサキ「わかりましたわ、閣下」
それだけ言うと、オズボーンの通話は切れ、ミサキはARCUSをホルダーにしまった。
ミサキ「司波深夏…ねぇ…。どんな女なのかしらぁ?日本国本土からではなく、リベールからやって来る?パルムはリベールに近いから、在リベール日本大使でも派遣したのかしらねぇ…」
ミサキは、ゴールド・マウンテン帝国支社の極秘資料を集めながら、司波深夏がどのような人物か考えていたのだった。
そんなことがあって、ミサキはパルムへやって来たのだ。日本代表の特使と会談するために。
ユフィ達もその空気の重さに緊張の汗が垂れるのだった。自分達は見守ることしか出来ないことに腹立たしさもあるが、士官学院の学生にどうすることもできないのは承知である。
ただ時間が流れていくだけである。
ーーリベール上空ー中型挺アリストテレス
この中型挺は、リベールから帝国のパルムへ行くことになっている。
中型挺アリストテレス。何でも屋【エルフィン・スナイパー】のアジトのようなものだ。この中型挺アリストレレスは、カズヤが設計しリベールのZFCに作らせたオリジナル挺である。
何でも屋【エルフィン・スナイパー】は、ちゃんとした会社であり社員というクルー達がいる。名前のとおりに依頼の仕事なら引き受ける。遊撃士が引き受けない各国政府や機関、軍や猟兵からの依頼を引き受ける。ちゃんと報酬ももらう。エルフィン・スナイパーを設立して、一度も失敗はない。引き受けた仕事は必ずこなすがモットーである。
そしてアリストテレスの艦長である、カズヤ・アレイスター、年齢は27歳。【容姿は光井和也を大人の青年にした感じである】
カズヤ「本当にすまないな。深夏」
司波深夏、黒髪ロングで、リベールのジェミス王立学園の制服を着ていて、出てるところは出て、14歳とは思えない色気も漂っている。そんな彼女が、何故何でも屋の艦船に乗っているのかは、深夏は四葉深夜の娘であり、四葉の交渉事には良く駆り出されるのだ。
今回の交渉は帝国政府との交渉。
簡単にはいかない相手である事は、百も承知である。
四葉家は、密かに革新派とは密かに同盟を結び、帝国内でも活動範囲も広がり始めている。
深夏は、10歳の時からリベール王国に留学している。もちろん四葉家とリベール王国との関係強化の意味合いもある。それに2度もリベール王国政府と日本国政府の秘密裏の交渉も成功させている。
日、リベール通商航海条約締結。
日、リベール犯罪人引き渡し条約締結。
この2つ条約が締結された裏には司波深夏が秘密裏の交渉、根回しをしていたからである。
深夏「構わないですよ、カズヤさん。私は帝国政府との交渉は初めてですが、リベールでギリアス・オズボーンのやりとりは見ていたつもりですので」
カズヤ「……なるほどな。流石は【違う世界の俺が生まれ変わった】だけのことはあるな…」
深夏はちょっと不機嫌そうにカズヤを見る。
深夏「…確かにそうです。カズヤさん、貴方の言うとおりですわ。ですが、そう言う事をあまり言わないで下さい。誰が聞いてるかわからないですから」
カズヤ「すまない、配慮が足りなかったな」
ちょっと微妙な空気になった時、別の部屋から女性が入ってきた。マユミ・アレイスターの年齢は27歳、【容姿は七草真由美を大人の女性にした感じ】である。
マユミ「カズヤさん、今のは深夏さんのいうとおりよ。それに今は司波深夏さんとして生きてるんですものね」
マユミは、小悪魔の表情で深夏を見ている。深夏は呆れた表情で
深夏「はぁ~マユミさんはマユミさんですね…。私がまだ【光井和也】だった頃と…どの世界のマユミさんは、変わらないんですね…」
マユミ「私は私よ。どんな世界でも変わらないわ」
深夏「そうみたいですね。それに幸せオーラが出てますし。…そ、そのカズヤさんと結婚して嬉しいんですよね?」
マユミ「当たり前でしょ。私の初恋のカズヤさんと結婚できたのだから。貴女は違ったのね?」
深夏「はい…前世の私は真由美と雫、リーナの告白を断り深雪と恋人になりましたから」
カズヤ「…そうか…やはり同じように運命は働くのか…」
深夏「…カズヤさんも?」
カズヤ「まあな。そこに俺の場合は、エリカも加わるけどな」
深夏「エリカもですか…」
マユミ「どこの世界のカズヤさんは、モテモテなのね…」
マユミはジト目でカズヤと深夏を見ていた。
カズヤ「と、とにかく深夏を帝国政府代表が待つ帝国南部の街パルムまで届けないとな」
マユミ「深夏さん、緊張する?」
深夏「ええ、緊張しますわ。私の腕にかかってるから…交渉が成立するか…失敗するか」
カズヤ「なるほどな…」
深夏「今回は日本人の子供達を大量に帝国内に連れて来ていることの問題…」
カズヤ「そうみたいだな。日本の金城とかいう人身売買グループが、絡んでいるようだ」
深夏「ええ。お母様のお話では、金城潤矢が人身売買グループの元締めでその裏には獅童正義と七草家が付いてるんじゃないかと」
カズヤ「四葉家当主、四葉深夜…俺達の世界では、沖縄戦役で亡くなった、達也と深雪のお母さん…」
深夏「そうね、私の世界でも同じだった。この世界では、私達の世界とは違うようね。お母様の双子の妹の真夜は、帝国のギリアス・オズボーンと結婚したって聞かされてる…」
カズヤ「ギリアス・オズボーン、鉄血宰相か…」
マユミ「私達の世界の真夜様とは…歩んだものが全然違うわね」
カズヤ「そうだな」
四葉真夜は、台湾で行われた少年少女魔法師交流会で、当時12歳だった時に誘拐されている。生体実験の被験体にされ、生殖能力を失い、その後救助され深夜の精神構造干渉魔法で経験を知識に変えられた。
四葉家は、真夜の誘拐に関わった人物、施設への報復活動を開始した。報復と言っても虐殺に近かったとされている。大漢の閣僚、官僚、魔法師、研究者などが大量に虐殺された。中国大陸における魔法成果を全て破壊された。
たがら四葉家を触れてはいけないもの。アンタッチャブルと。
しかしこのゼムリア世界でも、四葉真夜と七草弘一は、婚約をしていて、同じく台湾の少年少女のセレブ交流会が行われていた。東ゼムリアのオブサーバー枠で帝国とカルバードの少年少女も参加していた。
大漢軍が襲撃してくるところは同じであり、真夜も弘一も襲撃されている。同じように、真夜は大漢軍に誘拐されそうになった時、帝国の若き少年ギリアス・オズボーン(17)により救われた。
真夜は、ギリアスに一目惚れしてしまう。ギリアスは、真夜と七草弘一を避難させ、襲われている少年少女達を大漢から守った。
そして、ギリアスは、密かにエレボニア皇帝ユーゲント3世とルーク宰相に文を出し、大漢征伐の許可を許される。
そして四葉家と共闘し大漢に大ダメージを与える。その後にカルバード共和国も大漢に報復攻撃を開始し、台湾での少年少女達を襲撃の代償は大きかった。その後、新ソヴィエトの仲介もあり、日本、帝国、カルバードの間に休戦協定が結ばれ、大漢は多額の賠償金を払うことに。そういう重みから大漢は単独では、統治することができなくなり、朝鮮半島やその周辺の勢力と1つなり大亜が誕生する。台湾は大亜とはならずに独立する。
独立後、台湾は、日本やエレボニアやカルバード、リベール、レミフェミア、アルテリア法国と国交樹立する。
第二次大亜戦役(沖縄戦役、北海道戦役)
大亜軍と新ソヴィエト軍が、宣戦布告無しに日本の沖縄諸島、北海道へ侵攻してきた。
いち早く帝国は、日本側に立って参戦。帝国正規軍を派遣し大亜本土に侵攻する。カルバード共和国も日本側に立って参戦。カルバード共和国軍を派遣し新ソヴィエト、大亜本土へ侵攻を開始する。台湾も日本救援軍を派遣し沖縄救援部隊と正規軍が対岸側から大亜本土へ侵攻し始めた。日本軍も朝鮮半島の南端の釜山に上陸し進撃を開始した。
1ヶ月の戦闘により大亜は、首都北京を帝国軍に落とされ、カルバード共和国軍や台湾軍によって、主要都市は陥落していた。新ソヴィエトもカルバード共和国軍の機動力を防ぐことを出来ず、奥の方に追い込まれいた。
アルテリア法国が日本側、大亜側の仲介に入り停戦協定が結ばれた。帝国占領地、カルバード共和国占領地は、大亜から切り離され、東ゼムリア、南中華国として分離独立した(両国傀儡)日本占領地の朝鮮半島は南半分を日本に併合。北半分は、東ゼムリアに併合された。
新ソヴィエトは、日本側に多額の賠償と千島列島、南樺太を日本に割譲することが決まった。日ソ東京講和条約締結。その後、関係国が大阪平和条約締結する。
台湾は、第二次大亜戦役後、エレボニア帝国から援助を受けて建国した東ゼムリア共和国と共和国から援助を受けて建国した南中華国とは国交樹立したが、大亜とは国交は無い。
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台湾は、大亜自体を信用してはいない。力を失ってはいるが、また大国意識を復活させるかもしれないと警戒している。
話は元に戻すが、この世界の四葉家は、帝国と関係を強化し再び大亜や新ソヴィエトが攻めてこないようにしている。
帝国で平民として名を挙げていたギリアス・オズボーン。彼はみるみるうちに帝国軍内で出世していく。そんな彼に惚れた四葉真夜。
2人が結ばれるのは、必然的だった。
16歳になった真夜は、帝国のトールズ士官学院へと進学する。
真夜は、ギリアス・オズボーンがかつて通っていたトールズに行きたかったのだ。
真夜も帝国内で色々と苦労していくことになる。
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こちらの四葉真夜は、後々にギリアス・オズボーンと結婚し真夜・オズボーンになった。
ギリアス・オズボーンと真夜・オズボーンとの間に双子の息子が生まれる。
それが達也とリィンである。もちろん深夏はカズヤから以前聞かされていた。
深夏「まさか…この世界で、達也さんと従兄になるなんて思ってもいなかったわ」
カズヤ「世間的には、真夜様と2人の息子は死んだとされているな」
マユミ「真夜様の息子さん…達也君とリィン君は、シュバルツァー男爵家に引き取られていたわね」
カズヤ「…2人が何故シュバルツァー男爵家に届けられたのかわからないが…」
何故シュバルツァー男爵家に達也達がいることがわかったのは、ユミルに新婚旅行に行った時である。
ユミルに達也とリィンがいた。カズヤの目には、ギリアス・オズボーンと真夜の血をひいた命の炎が見えたからだ。妹との炎の色が違った。
深夏「2人のソレを見たのは、ユミルに新婚旅行に行った時にですよね…」
マユミ「そうよ、カズヤさんだけではなく、私の目にも見えたから」
深夏「私も見れば、おそらく分かると思います」
深夏も炎の力、炎の色を見ることも見分ける事もできる。そして繋がりの光も見ることもできる。
カズヤ「いずれは、あの2人に出会うと思うからね」
深夏「達也さんとリィンさんにですか?」
カズヤ「自分の見える先に…自分達も含めて、無数の光の線で結ばれていくのが見えるから」
深夏「無数の光の線ですか…。私にはそんなのは見えませんが……」
カズヤ「深夏、君も前世では見えてたんじゃないのかい?」
深夏「はい、前世では見えてました…」
カズヤ「…そこはやはり…この世界に飛ばされた自分と転生して生まれ変わった君とは違うかもしれないね」
深夏「確かに…そうかもしれませんね」
マユミ「不思議よね…」
3人がそんな話をしていたら、操縦士のクルーのクルーガーがカズヤに対して
クルーガー「社長!もうすぐ帝国領空に入ります!」
カズヤ「一応索敵をしてくれ。この会談は秘密裏にやるそうだからな」
クルーガー「イエッサー!」
カズヤ「こっちの方には対リベールに睨みを利かせているタイタス門がある。帝国軍のレーダーに引っ掛かるのは厄介だからな」
深夏「そうですわね。会談が行われるのを知ってるのはごく一部の人間だけですもの…」
カズヤ「ステルスモードに切り替え!」
クルー達「イエッサー!!」
カズヤ「切り替えた後、進路を十二時の方向に進む!」
クルー達「イエッサー」
中型挺アリストテレスは、ステルスモードになり進路を真北に取りパルム方面へ飛び去って行った。