【凍結】帝国の緋き皇女の軌跡~七の絆と奇蹟~   作:龍造寺

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緋里雪奈編8話です。


8ー8ー5・06→5・07ー鴨志田の後は …。

ーー1204・5・06・午前中・雪奈達の教室。

 

クラスの人間達は、ゴールデンウィークが終わって、また学校がはじまるので嫌な感じでいるようだ。担任の川上貞代が話しているというのに、ペチャクチャと話している。

 

川上「先週伝えた通り、今日の体育は中止。この時間は生活指導ねー。要は、事件については、むやみに言いふらさないこと…それだけ。鴨志田先生のことは、まだ警察が調査中だし私の口からはなんともね…ただ、いち教師として、生徒のピンチを見過ごしてたのは、申し訳なかったかなと…弁解じゃないけど、同僚として見る限りじゃ、鴨志田先生は普通の人だったから。正直、まだ実感わかないんだけど、人の顔って、1つじゃないってことね」

 

モルガナ「先生も大変だな」

 

雪奈「そうね……」

 

蓮「そうだな」

 

川上「そう言えば、昔、ちょっとだけ心理学をかじったことあるんだけどね。人間って、心の中の無意識の部分に幾つも【別人格】を持ってるんだって」

 

モルガナ「別の人格?」

 

川上「あ、多重人格とは全然別の話よ?その別人格は、本人とは違う性別だったり、かけ離れた年齢だったりするもの。と言うか神話の神様とか、怪物さえ元々は人間のイメージなんだとすれば…その【別人格】を、実際に目で見れたら、1や2つは怪物の姿か知れない…」

 

モルガナ「ほほう…」

 

雪奈「確かにそれは言えてるかも」

 

雪奈が、過去に執行者として活動していた時に、そんな感じな事件に遭遇したことがあるのだ。善人っぽい事を言っていたが、裏では悪魔的な事をやっていて、本性は化け物じみたものであったのだ。

 

川上「あれ?今日は珍しく起きてるじゃない?ひょっとして今日、私、結構、タメになること言ってた?まあ、全部、本とか受け売りなんだけど。なんか昔の知識が今になって腑に落ちた感じがするわ」

 

川上の授業は、そのまま時間は過ぎていく。

 

ーー1204・5・06・昼休み・階段の踊り場

 

昼休み、階段の踊り場に雪奈、蓮、竜司、杏の4人は集まっていた。

 

竜司「【怪盗お願いチャンネル】、地味に書き込み増えてんぜ…【いつも借りパクする友達を謝罪させたい】そんなのテメエで何とかしろっつーの!」

 

杏「ねえ、あの子達…」

 

雪奈「クラスから出てきたあの女子達?」

 

雪奈達は、話してるふりをして、2人の女子達の会話を聞く。

 

女子生徒1「怪盗が鴨志田の心を盗んだってうわさ、あれ、本当かな?」

 

女子生徒2「作り話に決まってるでしょ?怪盗なんてマジで信じてるの?」

 

女子生徒1「だけど、鴨志田、ああなったじゃん」

 

女子生徒2「飛び降り騒ぎ隠し通せなくなったから、自分でゲロっただけっしょ」

 

女子生徒1「まあ、そうか。いるわけないか」

 

女子生徒2「それよりさ、こんなことで学校が有名になるの、マジで勘弁なんだけど!」

 

女子生徒1「進学とかに影響あったりするのかな…」

 

女子生徒の2人は、そのまま行ってしまった。

 

竜司「やっぱ、あんなモンなんだよなあ…けど、今に見てやがれ!誰でも知っていりるような大物を2、3人とやってけば、信じるしかねえはずだ」

 

杏「で…その大物だけど、今のところ、メド無しなんだよね?あんた達、鴨志田に暴力まがいの脅迫したって噂立てられてるし…」

 

雪奈「しばらくはおとなしくするほかはないかもね」

 

モルガナ「雪奈の言う通りだが、いざというときのために準備だけはしとおけよ」

 

竜司「俺の方は、大物の情報が転がってこねえか見ておくから」

 

杏「私も導力ネットで色々探して見るね」

 

竜司「しかし、せっかくの怪盗団結成したっつうのに、狙う相手が見つからなねえとはな」

 

杏「まあまあ」

 

雪奈「慌てる必要はないと思うよ。必ず助けを求めてくる人達が来ると思うし」

 

蓮「慌てずにやって行こう」

 

雪奈、蓮、竜司、杏は、それぞれに役割分担を決めたのだった。ちなみに雪奈と蓮は、取り引き仲間や世間的な中での情報収集となった。

 

 

 

ーー1204・5・06・午後・授業中

 

雪奈達は公民の授業を受けている。クラスメイト達は、学内に刑事や警察官が来ていることを気にしている。ざわざわとしていて、教科担任はイライラした表情で黒板に文字を書いている。雪奈は真面目にノートを取っていく。

 

 

そんな時、雪奈達のスマホにチャットメールが届く。

 

竜司【マジで警察来てるな…玄関のところで見たぜ】

 

杏【私も見た!先生達と話してた】

 

蓮【俺もトイレの帰りに見たな】

 

雪奈【あなた達、今は授業中よ】

 

竜司【雪奈、ちょっとだけだからさ、マジで改心すげえな!】

 

杏【私達がやったってバレないかな】

 

雪奈【バレないでしょう私達がやったていう証拠があるわけでもないし。それにあの世界のことやペルソナ能力なんて、普通の連中じゃわからないわ】

 

蓮【雪奈と言うおりだろう。心配はいらないさ】

 

杏は、蓮と竜司には、鴨志田を脅迫したという噂があるから、警察に調べられないかと心配している。

 

竜司【こっちの鴨志田は何も知らねえはずだろ?】

 

杏【でも…】

 

雪奈【万が一の時は、私が記憶改竄してあげるから安心して】

 

杏【雪奈さん、さらっと怖い事を言わないで】

 

蓮【記憶改竄って、雪奈の思い通りに記憶を書き換えるってこと?】

 

雪奈【そうね。あまり使いたくはない、魔法…禁術かな】

 

竜司【雪奈…スゲーな…。でもその必要はないかな。俺達は正しいことをしたんだ、レッテルの一つや二つでビビんねーよ】

 

杏【それは、そうだけど】

 

竜司【二重生活するんだろ?まかせとけって!んじゃ、そう言うことで、雪奈、蓮もよろしく頼むぜ】

 

雪奈達は、チャットを終え、スマホをしまうと公民の牛丸が蓮に

 

牛丸「おい!雨宮!今、よそ見していただろう!それが人の話を聞く態度か!!」

 

牛丸が蓮に対してチョークを投げつけるが、蓮には届かない。蓮の斜め前の席である雪奈がチョークを左指の間で受け止めていたからだ。

 

雪奈「牛丸先生、雨宮君がよそ見していたからって、チョークを投げるなんて危ないですよ。他のクラスメイトに当たったらどうされるつもりですか?」

 

牛丸「緋里…」

 

牛丸は、苦虫を噛むような表情で雪奈を見ている。クラスの人間達は、委員長スゲー的な声が上がる。

 

牛丸「ふん、緋里の言うことも一理ある。雨宮、次から気を付けることだな」

 

そんなことを言って牛丸は授業を再開することにした。

 

蓮は、雪奈に感謝しつつ、授業を真面目に聞くことにした。

 

 

 

ーー1204・5・06・夕方・放課後・雪奈達の教室。

 

ゴールデンウィーク明けの授業が終わり、安堵したクラスメイト達が帰る中、雪奈と蓮は帰る準備をしている。

 

しばらくは、普通の学生生活をおくりながら次なるターゲットを探すことに。

 

怪盗団のメンバーは、それぞれの学生らしくしていくのである。そんな時、三島が蓮に話しかけてくる。

 

三島「やあ、見てくれた、【怪盗お願いチャンネル】」

 

蓮「ああ、例のサイトか?見たよ」

 

雪奈「あ、あれって三島君が作ったの?」

 

三島が怪盗お願いチャンネルの事を言ったので、雪奈は蓮達の方へ向いて話しかけたのだ。

 

三島「緋里…ふーん、なるほどね。緋里の言うとおりで、あれを立ち上げたのは、俺なんだよね。あのさ!怪盗は君らなんだろ?」

 

雪奈「…!」

 

蓮「三島、顔が近い…」

 

三島「あ、ごめん…。いや、もし俺が思っているとおりなら、秘密にしておいた方がいいよな。鴨志田なんかに利用されて、俺は君にも緋里にも酷いことをした…」

 

雪奈「…三島君、あれは…もう気にしていないから大丈夫よ」

 

三島「雨宮、緋里、本当に済まなかった。そのお詫びってわけじゃないけど、俺に出来ることがあったら何でも言ってくれ!」

 

三島は、雪奈達に協力を申し出ている。だがそれは三島にも危険が伴うことになる。それだけではない、結社との繋がりもバレてしまう可能性もある。だからこそ断りを入れる、雪奈と蓮。だが三島は聞いてはくれなかった。それどころか、怪盗団の広報担当になると言ってきた。

 

三島「鴨志田以外にも悪い大人達はたくさんいる。怪盗団ならなんとかしてくれる…。絶対に一度で終わるはずがない。だから、悩みが集まるサイトを作ろうと思ったんだ。怪盗団の今後に期待してる。内心そう思っているやつ、多分沢山いる。だからあのサイトには、匿名アンケートも実装してあるんだ」

 

三島はそう言って、雪奈と蓮にスマホを見せてきた。

 

そこには、【怪盗団を信じますか、信じませんか?】とある。

 

三島「俺は、いつかこいつを、支持の声をいっぱいにしたい。怪盗団の正義の行いの役に立ちたいんだ!いいだろ?」

 

雪奈と蓮は、三島がそこまで考えてるとは思っていなかった。どうせ面白半分だと考えていたが、彼は彼なりの覚悟を決めているようだ。

 

雪奈「ふぅ~勝手にしなさい」

 

蓮「ああ」

 

三島「言葉とおりに勝手にさせてもらうさ」

 

こうやって、怪盗団の武器調達担当の岩井、医療担当の武見、広報担当の三島を改めて仲間にしたのだった。

 

三島「緋里、雨宮、じゃーな」

 

三島はそう言って去っていく。入れ違いに竜司と杏が入ってきた。

 

竜司「聞いてたぜ、今の。ったく声かけづれーのなんの」

 

杏「あのサイト、三島君のだったんだ」

 

雪奈「そうみたいね」

 

モルガナ「ワガハイ達のこと、バレてるんじゃないか?」

 

杏「たとえ、そうでもある様子なら大丈夫だと思うけどね」

 

雪奈「ええ、杏の言うとおりね。彼は怪盗団の支持者、正体をばらすようなことはしないでしょうね」

 

竜司「一応、後で【お話】しとくか」

 

モルガナ「しかし、【悩みが集まるページ】な…こいつは、意外と使えるかもだぜ」

 

雪奈「そうね、私もそう思ったわ」

 

竜司「…まあいい、ともかく【大物探し】だな」

 

杏「それが見つかるまでは準備ね。見つかったら、またパレス行くわけだから、装備とかも」

 

雪奈「杏の装備は私が揃えるわ、蓮は、竜司のやつお願いね」

 

蓮「わかった」

 

竜司「……!!あっ!!」

 

竜司が突然叫びだした。

 

杏「なにを急に?」

 

竜司「俺ら、じき試験じゃね!?」

 

杏「その様子じゃ、今回も酷そうね」

 

竜司「お前だって、英語ばっかだろ…!?」

 

杏「何も出来ないよりいいじゃん!」

 

雪奈「あなた達…大物探しよりもまずは試験突破が最初の難問ね」

 

竜司「雪奈、教えてくれないか!」

 

杏「学年1位の雪奈様、教えて下さい!」

 

雪奈「うーん、わかったわ。赤点取られて、怪盗団の仕事が出来なくなったら、本末転倒だから。そうだ、蓮もどう?」

 

蓮「俺もお世話になろうかな」

 

雪奈達は学校の図書館に行き、彼女は、蓮、竜司、杏に勉強を教えることに。

 

みんなと勉強をするのは、改めて復習の意味でも大いに役に立った雪奈であった。

 

 

ーー1204・5・07・朝・登校中の導力列車にて

 

雪奈と蓮と鞄の中のモルガナは、とあるトレイン・ニュースを見ていた。

 

【トレイン・ニュースのコーナー。本日の主なトピックスは、バレー部体罰事件、学校に事情聴取。学校側は、指導は教師に一任していたと説明。体罰の認識については改めて否定した。】

 

週明けから花粉注意報、例年より遅くて多いのが特徴。

 

《TOKYO・お散歩スポット》渋谷でアートに触れる!斑目展、来週から開催。

 

モルガナ「鴨志田の件、相当話題になってんな」

 

雪奈「当たり前でしょ。それだけの事をしたんだから」

 

蓮「そうだな」

 

モルガナ「まさか、ワガハイ達の仕業なんて、ここにいる全員誰も思ってないぜ…」

 

雪奈「当たり前でしょ。普通はわからないんだから」

 

そんな話をしながら列車に揺られながら学校へ向かう。

 

 

ーー1204・5・07・夜・秀尽学園→渋谷

 

勉強会を終えた雪奈達。蓮と竜司は、学園の近所に出来たラーメン屋で食べて帰るといい、雪奈と杏は渋谷駅で軽く喫茶店で過ごした。

 

その後、渋谷駅内で分かれた雪奈は、バイトの募集のチラシを見た。

 

何故、雪奈がバイトの募集を見ているかと言うと、情報収集のためである。

 

花屋、コンビニ、牛丼屋がバイトを募集をしている。どこが怪盗団の役に立つ情報が得られるか少し考える。

 

雪奈「さて、どこが一番情報収集がしやすいかな」

 

渋谷駅内から、渋谷駅駅前広場へ出る。すると遠くから男性の声が聞こえてくる。

 

 

くたびれたスーツを着た中年の男性が何かしゃべっていた。しゃべっているというより演説である。

 

演説をする男性「近頃、多すぎませんか?忘れ去られる事件が!列車暴走事故に謎の意識不明現象、教師が乱れる学校…真相は不明ではないですか!?社会に蔓延する無関心。全く、政府、マスコミの怠慢です…君、熱心に聞いてくれているね。政治に興味あるのかい?」

 

雪奈「政治にですか?私は興味があります」

 

演説をする男「君、まだ学生…高校生だね?」

 

雪奈「はい、私は高校生ですね」

 

演説をする男「君のような…若い世代、特に女性に興味を持って貰えるのは、嬉しいことだ。うーん、確かに若い人手を欲しい所だが、未経験者を雇うわけにはいかないな。申し訳ないね。また演説を聞きに来てくれると嬉しいよ」

 

雪奈「はい、また聞きに来ますね」

 

演説をする男「さて、今日はこんなところか。帰りはいつもの牛丼屋だな」

 

雪奈は、演説をする男性に一礼をしてからセントラル街の方へ歩いて行った。

 

セントラル街の人気が無いところで、雪奈は考えていた。

 

雪奈「あの駅前広場で演説していたあの男性…あの人の側でもしかすると情報収集ができるかな」

 

バイトの募集のチラシをもう一度見てみる。そして選んだ結果、雪奈は牛丼屋に決める。牛丼屋【俺のべこ】に連絡をする。

 

店の店員「はい、【俺のべこ】セントラル街店です。注文、何人分ですか?」

 

雪奈「いえ、注文ではなく、アルバイトのチラシを見て、連絡をしましたが?」

 

店の店員「ああ、バイトの応募ね。ちょうど良かった、人手不足でね。猫の手も借りたいところだったんだ。夜で良いんだよね?働ける日ならいつでも歓迎だ。じゃあ、待ってるから!場所は、セントラル街入ってすぐね。それじゃあ、頼むね」

 

雪奈「わかりました」

 

雪奈は、牛丼屋【俺のべこ】でアルバイトをすることが決まった。彼女はセントラル街の牛丼屋【俺のべこ】を目指した。

 

 

牛丼屋【俺のべこ】に着いた雪奈は、すぐに、店の責任者と思われる人物に更衣室に案内され、制服に着替えるように言われる。

 

牛丼屋【俺のべこ】の制服に着替えた雪奈は、バックヤードに呼ばれ、説明を受ける。どうやら先ほどの店の責任者と思った人物は、エリアマネージャーであった。

 

エリアマネージャー【ああ、待っていたよ、君が新しいバイト君だね?」

 

雪奈「はい、緋里雪奈と言います、宜しくお願いします」

 

エリアマネージャー「ああ、宜しく。それじゃあ、早速仕事に取りかかってくれ」

 

雪奈「い、いきなりですか?」

 

エリアマネージャー「…質問はあるかな?」

 

雪奈「あの仕事の説明とか聞きたいのですが?」

 

エリアマネージャー「お客さんの注文を聞いて、作って、配膳して、会計して、片付けて、後は店を掃除をする。料理はマニュアルがあるし、ほとんどがオートだ。素人でも作れる。後は接客態度に気を付けて。他に質問はあるかな?」

 

雪奈「仕事の内容はわかりました。あと他の従業員の方はいないのでしょうか?」

 

エリアマネージャー「悪いが人手不足な上に経費削減が至上命令でね。君1人で切り盛りしてくれ。若いんだから、それぐらいは大丈夫だよね?その分給料は多めにしておくから!それじゃあ、私は別の店を見ないといけないから!後は宜しくね」

 

そう言ってエリアマネージャーは、バックヤードから出ていった。

 

雪奈「……あの仕事量を1人で……」

 

雪奈は鏡で自分の顔を見る。そして伊達メガネを取り、みつあみをぼうしの中に入れた。それから顔を叩いてから

 

雪奈「さてと、戦場に行くとしますか」

 

雪奈はそうやって、バックヤードから戦場へと向かった。

 

初日からかなりのハードなバイトであった。それでもそつなくこなした雪奈であった。

 

今日だけでも、学生からビジネスマン達の会話を聞けただけでも大きな成果でもある。

 

雪奈「この調子だと、この牛丼屋で情報交換もできるかな……」

 

雪奈は、自分がシフトに入るときは、情報収集、情報交換の場にしようと考えている。1人で切り盛りしろとエリアマネージャーが言っていたし雪奈もそれを活用させてもらうだけ。

 

結社との情報交換もあるし、ちょうどいいと思ったのだ。雪奈はチラッと客の方向を見る。

 

それは渋谷の駅前広場で演説していた男性である。彼から何か得られないか考えていたのだ。向こうは今の牛丼屋の店員が雪奈だとは気がつかないだろう。みつあみのメガネ女子ではない。

 

彼女は、どんぶりを片付けながら、彼を見ていた。話すチャンスは、今日は無かったが、渋谷の駅前広場と牛丼屋に通い続ければ、会話を交わすこともできるはずだ。

 

雪奈「とにかく、チャンスを待つしか無いわね」

 

雪奈はこのあと、閉店までバイトを続けるのだった。

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