【凍結】帝国の緋き皇女の軌跡~七の絆と奇蹟~   作:龍造寺

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アルフィンサイド編11話です。


11ー11ー5・22(14:00〜)ー奇襲と取り調べ。

アルフィンside  

 

ーー1204・5・22・昼過ぎ・14:00・ゴールド・マウンテン共和国支部内

 

アルフィンとヴァンは、自分達以外の侵入者がいるのがわかり、様子をうかがっていた。だが10分が経過し侵入者達が共和国支部に捕まっているのかとも考えたがあり得ないと思った。

 

何故なら誰にも気づかれずにゴールド・マウンテン共和国支部に忍び込んでいるからである。

 

アルフィン「侵入した彼らはどこへ行ったのでしょう?」

 

ヴァン「共和国支部から脱出したようにも思えねぇ。まだ匂ってやがるし」

 

2人で考えていると、大賢者がアルフィンに話しかけてくる。

 

大賢者【マスターは、お気づきでしょうか?】

 

アルフィン「ええ、先程から妙な空気が漂い始めてますわね。これは、昔に日本の時に遭遇した影時間みたいな感じでしょうか?」

 

大賢者【ええ、そんな感じでなのでしょうが、少しばかり違うようです】

 

アルフィン「少しばかり違う?それはどういう意味でしょうか?」

 

大賢者【影時間やマヨナカテレビのような感じのようにも思えるのですが、何かが違うようです】

 

アルフィン「…何かが違う……わたくしも何か違う何かを感じていますが、それと関係はあるのでしょうか?」

 

アルフィンと大賢者が話していると、突然空間が歪みそこから魔物達が突然現れる。突然のことで、会社内がパニックに陥る。

 

ヴァン「いきなりなんだ!空間が歪んだと思ったら魔物がそこから現れてきやがる!」

 

アルフィン「誰がか魔物を召喚した!?」

 

ヴァン「魔物を召喚だと!」

 

アルフィン「ええ、こんなこと誰かが召喚しないと起こりえませんわ!」

 

ヴァン「ちぃ、一体誰がそんなことを!」

 

アルフィン「わかりませんわ!今はとにかく召喚された魔物を倒すしかありませんわね」

 

ヴァン「ああ、そうだな!」

 

アルフィンとヴァンは、突然現れた魔物を退治するべく、戦闘態勢に入る。ゴールド・マウンテン共和国支部内にいる社員や一般の見学者達が混乱して逃げ惑っている。アルフィンやヴァンは、逃げ惑っている人達に安全な方へ逃がすために自らが囮を買って出る。

 

アルフィン「この当たりには、逃げ遅れた人達はいませんわ!」

 

ヴァン「こっちもだ。さて、この魔物をどう相手してやるかだな」

 

アルフィン「首が6本、…あれはまるで…」

 

大賢者【解、あれはケルベロス…地獄の番人と呼ばれるものですね】

 

番人ケルベロス。俗に地獄の番人とも言われる冥府の入口を守護する犬の怪物とも言われる。

 

アルフィン「ケルベロスですって!私があの世界『禁書・劣等生世界』で、私が倒したケルベロスなのかしら?いやそもそもケルベロスは、首は3本のはずよ?それが何故6本に?」

 

大賢者【解、おそらく誰かが通常のケルベロスに何か改造を施してる可能性があります。マスター、十分に気をつけて下さい】

 

アルフィン「わかったわ、大賢者。慎重に大胆に行きますわ」

 

大賢者【解、私もマスターを援護を致します】

 

アルフィンは、戦う構えを取り、ヴァンも警棒みたいなものを取り出して、ケロベロスと対峙する。

 

ヴァン「やれるな?アルフィン!」

 

アルフィン「ええ、やれますわ!」

 

アルフィンとヴァンは、ケロベロスに向かって走り出した。ケロベロスは2人に対して炎を吐く。ヴァンは炎を真横に避け、アルフィンは炎を手でかき消した。

 

アルフィン「私にそんな炎は効きませんわ!」

 

炎をかき消されたケロベロスは、アルフィンに対して6つの首を使って攻撃をしてくる。しかしヒョイヒョイと避けて見せるアルフィン。彼女に夢中になるケロベロスを見て、ヴァンはケロベロスに向けて、警棒を振り下ろした。振り下ろされたケロベロスは、雄叫びをあげながらヴァンの方を見る。

 

ヴァン「生憎、この警棒はただの警棒ではないんでな」

 

アルフィン「その警棒は、エルフィン・スナイパー製の特殊警棒ですわね」

 

ヴァン「な〜んだ知っていたのか。正式にはエルフィン・スナイパーとマルドゥック社の共同開発って感じだか」

 

アルフィン「武装一体型の警棒ですわね」

 

ヴァン「まあな。エニグマと一体型もやつもあるようだが、俺はこの警棒型がしょうに合ってるしな」

 

アルフィン「似合ってますわ」

 

ヴァン「褒めても何もねえーぞ」

 

そんな会話をしながらアルフィンとヴァンは、ケロベロスと再び対峙するのであった。

 

 

アルフィンサイド

 

――1204・5・22・昼過ぎ・14:15・ゴールド・マウンテン共和国支部内エントランスホール

 

6つの首を持つケロベロスとアルフィンとヴァンが対峙していた。

 

アルフィン「さてと、どうしましょうか」

 

ヴァン「正面から行くにしてもあの6つの首をどうにかしないとな」

 

アルフィン「そうですわね。ヴァンさんは何か策がありますか?」

 

ヴァン「策だと?」

 

アルフィン「ええ、何か策がありましたら、それを採用しようと思うので」

 

アルフィンの問いにヴァンがため息をはきながら首をひねる。

 

ヴァン「ケロベロスのヤロウ…6本同時には攻撃してこない。3本、3本の波状攻撃のようだな」

 

アルフィン「確かにですわね」

 

ヴァン「波状攻撃を避けながら、ヤツの本体に攻撃を叩き込めば、勝機は見えてくるだろう」

 

アルフィン「ケロベロスの牽制は私にお任せ下さい」

 

ヴァン「ふぅ〜、わたったよ。トドメは任せな!」

 

アルフィン「はい」

 

アルフィンは、ケロベロスに向かって走り出す。ケロベロス自身もアルフィンに向かって3本の首を伸ばしながら攻撃してくる。

 

アルフィン「ケロベロスさん、こっちですわ」

 

ケロベロスは、アルフィンを捕らえようと、首を前後左右に振り回す。しかしアルフィンを捉えることは出来ない。ヴァンは、アルフィンが作ってくれる隙をついてケロベロス本体に攻撃を与えようとしている。そんな時にぴょんぴょんと飛び跳ねるアルフィンを見ながら

 

ヴァン「ったく、スカートでぴょんぴょんと飛び跳ねるとはな…ガキンチョのヤツを見てもな…ぶっ!」

 

ヴァンは、アルフィンのスカートの中身を見て吹き出した。何故ならアルフィンが身につけている下着(ショーツ)に吹き出したのだ。彼女が身につけているのは、子供用ではなく、大人用それもセクシーなものばかりである。

 

ヴァン「アルフィン、アイツが同じ歳だった時にもそんなものは穿いてなかったぞ」

 

そんなことを言いながら、アルフィンが作る隙を見据えながら、警棒を握る力が増していく。するとケロベロスの悲鳴が上がる。なんと6本のうちの首が3本が首同士で巻き付いているのだ。

 

アルフィン「どうでしょうか、ケロベロスさん。それではまともに動けないでしょ?」

 

ケロベロスは巻き付いている首でアルフィンに向けて炎を吐く。彼女はその炎を避けようともせず、ただその炎をぐうパンで、炎をケロベロス自身にぶち当てる。ケロベロスはその衝撃でよろめく。

 

アルフィン「今ですわ!ヴァンさん!」

 

ヴァン「ああ!やってやるよ!」

 

ヴァンは、走りながら警棒を振り上げる。警棒のあるスイッチを押して警棒をより硬化させる。

 

ヴァン「これでもくらいやがれ!」

 

硬化魔法により警棒が強化され、どんなに硬いモノでさえも斬り裂いてしまう警棒がケロベロスの身体を斬り裂いていく。トドメと言わんばかりにアルフィンが

 

アルフィン「グラビティプレス」

 

アルフィンは、重力魔法でケロベロスを押し潰す。体力や身体の安定さを失ったケルベロスは、ただただ雄叫びを上げながら押し潰されていくだけであった。

 

そしてケルベロスは消えていき、あたりからも瘴気が消えていく。

 

アルフィン「やりましたね」

 

ヴァン「全く、何とかなったみたいだな」

 

アルフィンとヴァンがケロベロスを倒すと、ゴールド・マウンテン共和国支部内が一気に平常を取り戻し始めた。

 

それにあわせて、警察や遊撃士がやってくることになってしまっていた。

 

 

アルフィンサイド

 

ーー1204・5・22・昼過ぎ・15・10・ゴールド・マウンテン共和国支部→カルバード共和国警察本部内

 

ゴールド・マウンテン共和国支部内に突然魔物が現れ、それだけではなく、地獄の番人であるケロベロスまで現れた。そんな中でもヴァンとアルフィンが魔物とケロベロスを倒し騒ぎを沈めた。

 

しかしその騒ぎが、カルバード警察と遊撃士が駆けつけてくる原因ともなった。

 

そして、アルフィンとヴァンはカルバード共和国警察の本部へ連れて行かれることになる。魔物騒ぎを片付けたことの他に疑いを持たれることに。ゴールド・マウンテン共和国支部内も警察の家宅捜索は入ることになった。

 

谷垣支部長は、警察の支部内の家宅捜索を了承。

 

 

そしてヴァンとアルフィンは、カルバード共和国警察の本部の取調室で尋問を受けていた。

 

取調室の中は、刑事モノに出てくる感じの部屋である。

 

アルフィンとヴァンを同時に調べている捜査官は、荒垣真次郎である。

 

荒垣真次郎、かつて日本で起きた影時間事件を解決した特別課外活動部の1人である。彼も高校卒業後は、カルバードの大学に行ったが2年で卒業し、警察学校へ入り直した。

 

警察学校を卒業するのと同時に警察本部へ入ったのだ。それから出世し警視というポジションにいる。

 

真次郎「はぁ〜まさかアンタがあんなところにいるとは思わなかったが…まさかスプリガンも一緒とは」

 

アルフィン「真次郎さん、お久しぶりですね。あの真次郎さんが警察官になられるなんて、あのときには思えなかったですが」

 

真次郎「フン、あれから色々あったからな。明や美鶴ともだが…後輩達もそれぞれ頑張っているからな。先輩である俺がやらないわけにはいかないからな」

 

アルフィン「みなさん、それぞれに頑張っていらっしゃいますね。ちょっと前には、理さんにもお会いしましたし」

 

真次郎「ああ、理から聞いている。ゴールド・マウンテン帝国支部の件で」

 

アルフィンと真次郎が、話してるのを見て、ヴァンは咳払いを入れる。そして

 

ヴァン「こっちは無視かよ?鬼の捜査官さんよ?」

 

真次郎「無視はしていない、スプリガン。それよりお前達2人がゴールド・マウンテン共和国支部にいたんだ?」

 

アルフィン「ゴールド・マウンテン共和国支部のことで、私がヴァンさんに依頼をだしたのですわ」

 

ヴァン「アルフィン、話して良いのか?」

 

アルフィン「ええ、構いませんわ。彼は信用たる人物です」

 

ヴァン「そうか」

 

アルフィン「私とヴァンさんは、ゴールド・マウンテン共和国支部内部を調べたかったんです」

 

真次郎「ゴールド・マウンテン共和国支部の調査か。斑目一流斎の事でか?」

 

アルフィン「やはり警察も斑目を調査を?」

 

真次郎「斑目の弟子だった奴が、裁判所に訴えを起こしたならな。俺達警察も捜査をしなくてはならなくなった」

 

アルフィン「斑目のお弟子さんは、最初は日本の裁判所で訴えを起こそうとしてましたが、何者かの圧力で裁判所が受理をしなかった。だからお弟子さんは、カルバードの裁判所で訴えを起こしたわけですよね」

 

真次郎「なるほど、あんたの情報収集能力は健在…むしろ上がってると言うわけか」

 

アルフィン「真次郎さん、お褒めに頂きありがとうございます」

 

ヴァン「で、警察は斑目の事をどこまで掴んでいる?」

 

真次郎「斑目の資金の流れ、ゴールド・マウンテン社だけではないことはわかった。共和国の企業も少なくとも関わっている」

 

アルフィン「やはり、共和国の企業もですか。だからこそ共和国の美術会の賞も取れたわけですね」

 

ヴァン「ミラで名誉を買ったのか、とんだヤツだな」

 

アルフィン「それで、ゴールド・マウンテン共和国支部の方はどうなりましたか?」

 

真次郎「谷垣支部長の元で、共和国支部内を家宅捜索をやっている」

 

ヴァン「それでわかったことは?」

 

真次郎「それはだな、」

 

真次郎が話の続きを答えようとしたら、とある人物が取調室へ入ってきたのだ。

 

 

 

アルフィンside(4)

 

ーー1204・5・22・ 前・15:30・カルバード警察本部取調室内。

 

明彦「シンジ、取り調べはそれぐらいで良いだろう。その2人は釈放してもらうぞ」

 

真次郎「ったくCIDが出しゃばりやがってと言いたいが、斑目の件は警察とCIDの協力体制だからな」

 

ヴァン「鬼の捜査官の次は、CIDのホープかよ、ってアルフィン、どんだけ顔が広いんだよ」

 

アルフィン「明彦さんも真次郎さんは、親友であり仲間ですわ」

 

明彦&真次郎「親友は余計だ!」

 

アルフィンの親友って言った言葉に明彦と真次郎はシンクロしたように言った。それを聞いた彼女は、クスクスと笑った。ヴァンは苦笑いをしたのだった。

 

明彦「と、とにかくお前達は、一旦警察署から出ろ。話はそれからだ。シンジ、お前も来るか?」

 

真次郎「当たり前だ」

 

こうして、アルフィンとヴァンは、警察署から釈放される。もちろん明彦と真次郎もだが。

 

警察署から出たアルフィン達は、ヴァンの導力車と明彦の導力車で、リバーサイドのベルモッティへ向かうことなり、当然お互いに情報収集をするために。

 

 

 

 

ーー1204・5・22・夕方前・16:00・リバーサイド・カフェ・ベルモッティ

 

太陽が西に傾き始めていて、西陽が強くアルフィン達を照らし続けている。そんな中、カフェ・ベルモッティへ足を運ぶ。アルフィンとヴァンは2回目になるが。

 

ベルモッティ「あら、ヴァンちゃんにアルフィンちゃん、またいらっしゃい。それと明ちゃんに真ちゃんもいらっしゃい」

 

アルフィン「ベルモッティさん、またまた来ちゃいましたね」

 

真次郎「おい、ベルモッティ、そんな名前で呼ぶなと言ったはずだが?」

 

明彦「まあ、良いじゃないか、シンジ」

 

真次郎「アキ、テメエ…」

 

ヴァン「大の大人がそんなことでケンカするなよ。やるなら表でやりな。まあ審判くらいはしてやるが。もちろん貰えるもんはもらうがな」

 

真次郎「フン、昔じゃあるまいし、誰がやるかって」

 

ベルモッティ「うーん、そういうのもいいワね。ワルぶってるけど、心の中では仲間思いの真ちゃん」

 

真次郎「うるせぇ、ベルモッティ、盛ってんじゃねー」

 

アルフィン「良いですわね、男同士の会話って」

 

ヴァン「そうか?」

 

カフェ・ベルモッティに入ってからそんな話をしていたので、明彦が本当の話である本題を始めた。

 

明彦は、ゴールド・マウンテン帝国支部でやっていた人体実験。生体実験を繰り返して、被検体を死亡している。最初の被検体は、みなしごで対応していたが、学園都市が提起したみなしご保護育成条約が各国と締結されたあと、日本からの調達に切り替えた。帝国支部が解体されるまで、多数の死者を出した、悍ましい事件。

 

日本から密かに武器を密輸して帝国に運び帝国の貴族派、クロスベルの帝国派、ルバーチェ、共和国の反移民派に流していたこともわかった。

 

少なからず斑目にそのミラが流れていること。

 

帝国支部解体時に被検体の子供達の生存者は、日本へ返された。

 

日本警視庁が被検体の子供達を取り調べている。もちろん帝国軍情報局も協力ということで調べているようだ。

 

帝国支部の幹部達は、帝国から日本への護送中に護送挺が東ゼムリア海に墜落し全員死亡。

 

日本側と帝国側の合同調査にて護送挺を引き上げたが、調査の結果、事故ということに。

 

だが、帝国軍情報局のミサキ・カミジョウ、七草家のエージェントの麦野静江の両名は事故死でなく何者かによる殺害を主張。

 

ミサキ・カミジョウ、麦野静江の両名は、日本、帝国政府の意向と別行動をとってるとも言われている。

 

ヴァン「極東の日本のことや帝国のことまで良く調べられたな」

 

明彦「まあな。日本や帝国にもエージェントは忍ばせてあるのさ。日本には徳川を行かせているが、色々のツテから情報が入ってくる」

 

真次郎「昔なじみの連中から俺だって情報は入る。CIDが徳川なら、警察は一条からもな」

 

ヴァン「情報源のケンカをしてんじゃねーよ。ゴールド・マウンテン社そのものはどうなんだ?」

 

明彦「徳川の情報からすれば、本社はクロ。それも今は獅童正義の生きのあるヤツが社長って話だ」

 

アルフィン「社長がいくらクロでも日本の警察は動くことができない。それは獅童正義の仲間が日本警察の上層部いるようですしね。明彦さんや真次郎さんが、日本を救った時とは大違いですよね」

 

真次郎「ああ、そうだな。アルフィンの言うとおりだ。今の国家体制に無理が来てるんだろうがな」

 

ヴァン「十師族百家革命、カルバード革命よりも前の日本の革命…」

 

明彦「旧徳川幕府倒幕のために立ち上がった十師族とそれに連なる百家。彼ら中心にその後国家体制が築かれた」

 

ヴァン「それに敗れた徳川家の残党がカルバード王家の庇護を受け、後々にカルバード革命で王家側に立って戦った。最終的には、革命軍についたみたいだが」

 

明彦「そうみたいだな」

 

真次郎「まさかこっちで徳川の歴史を習うとは思わなかったが」

 

ベルモッティ「明ちゃんの部下さんの義景ちゃんもその徳川家の血筋かしら?」

 

明彦「義景、徳川義景は、分家のほうだな。本家のヤツは議員をやっているはずだ」

 

ベルモッティ「そうなのねえ」

 

アルフィン「そう言えば、明彦さん、共和国軍基地の問題はどうなりましたか?」

 

明彦「そのことだが、アルフィン、岳羽が共和国軍基地を終撃した連中を取り調べた」

 

アルフィン「猟兵団【波の花】でしたよね。ヤーマン、タロス、カインズの3人…クレイユ村を!それと赤い正座のセシール・ガルボ・ダークス」

 

真次郎「猟兵団【波の花】」

 

ヴァン「つか、アルフィン、俺のとこに来る前に、赤い正座のセシールとやりあってたのか!」

 

アルフィン「そうですわね、クレイユ村を守るために戦いました。まあ向こうが撤退してくださって助かりましたわ」

 

ヴァン「セシール…首狩りのセシールと呼ばれてる、赤い正座内でも団長やその娘にも匹敵すると言われてるやつを退けたって…」

 

ベルモッティ「アルフィンちゃん、女の子なのにすごいじゃない」

 

アルフィン「まあ、そうですね」

 

明彦「アルフィンのおかけで、波の花の連中も確保できたし、そこからわりだしたら日本の暴力団と繋がりがあることがわかった」

 

真次郎「日本の暴力団と繋がりを持とうとするカルバードの不届き者が増えてるのは間違いないな。先週だけでも12件発生している」

 

ベルモッティ「で、ヴァンちゃん達はどうするのかしら?」

 

 

アルフィン、ヴァン、明彦、真次郎、ベルモッティが話しているとディンゴがやって来た。どうやら何か調べて来てくれたようだ。

 

ディンゴ「がん首、揃っているようだな」

 

ヴァン「ディンゴ、何がわかったのか?」

 

ディンゴ「どれについてだ?ゴールド・マウンテン共和国支部、共和国軍襲撃事件、斑目と猟兵団【波の花】か、この3つを調べてきたぞ」

 

ヴァン「まずは、ゴールド・マウンテン共和国支部についてだ」

 

ディンゴ「わかった、ゴールド・マウンテン共和国支部とは…」

 

ディンゴがゴールド・マウンテン共和国支部の話をし始めた。

 

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