東方 過去と未来のシンフォニア   作:ももんがぴょん

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13話 非科学的な扇子

「これで終わりです姉さん!」

 

「甘い!師匠が先生にキスをする並みに甘い!」

 

 台所でお昼ご飯を作っていると庭から依姫と豊姫の声が聞こえてくる。豊姫が言う師匠とは文夜の事であり、先生とは私の事だ。どうやら勉強を教えてくれる私は学校の先生みたいで、稽古をつけてくれる文夜が師匠と言う表現がしっくりくるらしいからだ。

 二人に色々と教えていて気がついた事がある。それは依姫の成長度合いは素晴らしいと言うことだ。私が教えた事を効率良く覚え、自分の知識にしてしまう。意地悪で少し難しめの勉強を教えた時も完璧に覚えてしまった。その出来事で依姫は私と同じ天才型であると確信した。対する豊姫。言ってしまっては悪いが才能が一欠片も無い。しかし彼女には彼女なりに努力している。それが強く伝わるからこそ少し複雑であったりするのだ。

余談ではあるが、私は文夜に弓道を教わっている。彼はてきとうに色々と手を出していたので様々な事ができる。そこで、私は研究だけでは身体を動かす機会が全く無いので二人とは別に教わっているのだ。

 考え事をしながらお皿に千切りにしたキャベツを盛り付けていると家の呼び鈴が鳴る。手に持つキャベツを盛り付け、私は手をタオルで拭き、急いで玄関に向かい扉を開ける。

 

「どうも八意さん!お届け物です!」

 

 爽やかな笑顔を浮かべる青年は封筒を渡す。私はそれを左手で受け取り、右手で印鑑を手に取る。

 

「ではここに印鑑をお願いします」

 

 青年は紙を差し出す。私はそれに印鑑を押すと青年はにっこりしながらそれをポケットに突っ込む。

 

「ありがとうございました!」

 

 私は扉を閉めて鍵をする。差出人を確認すると依姫と豊姫の父親からであった。私は封筒を開けて中身を確認すると扇子と一枚の手紙が入っていた。手紙を読むと豊姫が十五歳の誕生日の日に扇子を渡してくれとしか書かれていなかった。明後日の豊姫の誕生日プレゼントだろうか?私は一度自分の部屋に行き机の上に扇子を置く。早くお昼ご飯を作り終えないとお腹を空かせた三人がうるさいからだ。私は早歩きで台所に戻り盛り付けを再開する。

 

「師匠。先生と師匠が夜中にしていると言うプロレスごっことはなんですか?」

 

 一旦稽古の途中に何の話をしているのだろうか?依姫の悪意の無い質問に文夜が困っている姿は容易に想像できる。

 

「え、永琳の方が詳しいから後で聞いてみるといいよ」

 

 どうやら文夜は私に全て押し付ける事にしたようだ。私はため息を吐きながらリビングにあるテーブルに盛り付けの終わったお皿を並べていく。

 

 

 

 

「誕生日おめでとう!」

 

 豪華な夕食を前に、僕は豊姫の少し上辺りに向けてクラッカーの紐を引っ張る。クラッカーの先からリボンのような物が飛び出し豊姫の頭にかかる。永琳と依姫も次々とクラッカーを鳴らす。

 

「みんなありがと〜」

 

 豊姫は顔を赤くしながら十五本の蝋燭が立つケーキに向けて息を吹きかけて火を消す。火が全部消えたのを確認して僕たちはパチパチと手を叩く。

 

「姉さん!私からの誕生日プレゼントです!」

 

 依姫は少し大きめのラッピングされた箱を豊姫に渡す。

 

「開けてもいいかしら?」

 

「もちろんです!」

 

 満面の笑みの依姫の顔を見ながら豊姫は箱を綺麗に開ける。箱の中には白色の帽子が入っていた。豊姫はそれを頭に被る。

 

「良く似合ってますよ姉さん」

 

「お姉ちゃん想いの可愛い妹め!」

 

「や、やめてくださいよ姉さん!」

 

 豊姫は依姫に抱き付いて頬ずりをする。依姫は口では嫌がっているが頬は緩んでいるのでとても嬉しいのだろう。

 

「あっそういえば」

 

 永琳は何かを思い出したかのようにリビングから出ていく。豊姫に渡す誕生日プレゼントでも取りに行ったのだろうか?とりあえず僕は白衣のポケットに入っている紫色のリボンを手に取り頬ずりをしている豊姫の帽子に巻きつける。

 

「何をしたの?」

 

「豊姫ちゃんの帽子にリボンをつけてあげたんだよ」

 

「私の為に作ってくれてありがとう!」

 

 豊姫は一瞬僕の手を見た後ににっこり笑いまた依姫に頬ずりを再開する。相変わらずすごい洞察力だなと思っていると永琳が扇子を手に持ってリビングに戻ってきた。

 

「これは貴女達のお父様からの誕生日プレゼントよ」

 

 永琳は扇子を差し出すと豊姫は依姫を解放してそれを受け取る。三人は何も感じていないようだが、扇子から何か得体の知れない力を感じる。一体何なのだろうか?

 

「綺麗な扇子ねー」

 

 豊姫はそれを開いて興味津々に見ている。扇子を開いた瞬間に僕は嫌な予感がしてやまない。豊姫はそれを自分に向けて仰ごうとする。僕は念には念をと言うことで軽く扇子を覆うように目で見えない程薄い妖力で壁を作る。

 

「……なっ!?」

 

 豊姫が軽く風を起こすと、その風は僕が作った壁を軽々と壊す。慌てて僕は強度が高い壁を作っていく。しかし風に触れていく度にそれらは一瞬で消えていく。やけくそで一気に数千枚の壁を作ると、豊姫まで達する前に風を相殺することに成功した。

 

「はぁ……はぁ……」

 

 いきなり肩で息をし始める僕を不思議そうに三人は見る。僕は豊姫の持つ扇子を強引に奪おうと掴む。

 

「ど、どうしたの師匠……?」

 

「いいから……離せ」

 

 震えた声で尋ねる豊姫に僕は少し殺気を含んで睨んでしまう。豊姫は少し悲鳴をあげて扇子から手を離す。

 

「文夜!」

 

 永琳が怒鳴った事で僕は我に帰った。僕は自分がやってしまった事を後悔する前に口を開く。

 

「永琳。豊姫ちゃん。後で僕の部屋に来てくれないかな?」

 

 僕はそう言い残してリビングから出る。日常生活では絶対に使わない量の妖力を使ってしまった為に退治をする時のモードになっていたのだ。そして単純に怒っているのだ。この危険なものを何も説明無しで娘に授けた親に。

 

 

 

 

「姉さん……」

 

 師匠が去り微妙な雰囲気になったリビングでよりちゃんは心配そうに私を見る。

 

「どうしたのかしら……あんな文夜なんて初めて見たわ」

 

 先生も先生で色々と困っている様子であった。私はなぜ師匠がいきなりあんな事をしたかを考える。

 

「師匠は笑っていた……なのにいきなり驚いた声をあげた……」

 

 ブツブツと口に出しながら考えをまとめていく。

 

「そして突然肩で息をし始めて私の持っていた扇子を掴んだ……あっ」

 

 そうだ扇子だ。扇子で仰ごうとしてから師匠の様子が変わった。と、なるとあの扇子には不思議な力があり師匠はそれから私を守ってくれたのだろうか?

 

「……ねえ先生」

 

「何かしら?」

 

「ちょっと師匠に謝ってくる」

 

 私は走って師匠の部屋に向かう。私は何も考えずに怯えてしまった。それで傷付いてしまったかもしれない。でも私も恐かったのだから謝ってもらいたいのだ。私は師匠の部屋の前に着くと一旦深呼吸をして部屋に入る。部屋に入ると師匠はベッドに座っていた。

 

「さっきはごめんね豊姫ちゃん」

 

「なら頭を撫でてくれたら許してあげるわよ」

 

 苦笑いをしながら謝る師匠の横に座って帽子を手に取る。師匠は優しく私の頭を撫でてくれる。実の父親には一度もされた事が無い行為。この人が本当の親なのでは?とすら錯覚してしまう。

 

「ごめんなさい……何も分からずに怯えたりしちゃって」

 

「豊姫ちゃんが謝る事は無いんだよ。全部僕が悪いのだから」

 

 私は頭を撫でられながら謝る。師匠は手を休めずに撫でてくれる。しばらくすると先生とよりちゃんが部屋にやってきた。この光景を見て羨ましそうにしているよりちゃんに対して今できる最高の笑顔を見せてやった。

 

「じゃあ豊姫ちゃん。僕は永琳と話があるから席を外してくれないかな?」

 

 師匠は私の背中をトンっと叩くので私は立ち上がってよりちゃんの手を引いて部屋の外に出て扉をしめる。

 

「楽しそうでしたけど大丈夫なんですか?」

 

 私は質問をするよりちゃんの口に人差し指を当てて静かに、と言う。首を縦に振るよりちゃんを確認してから私は部屋の扉に耳を当てて中の会話を盗み聞きする。

 

「さっきは一体どうしたのよ」

 

「ちょっと仕事モードになっちゃってね。楽しい雰囲気をぶち壊してごめんね」

 

 部屋の中の会話はしっかりと聞こえる。気がつくとよりちゃんも扉に耳を当てて盗み聞きをしている。

 

「ねえ永琳。あの扇子の説明とかって受けてた?」

 

「全く受けて無いわよ。扇子に何かあったの?」

 

「うん。僕の予想だけどあれには物を破壊する風を起こす能力があるんだ。現に僕の作った壁をお釈迦にしてくれたしね」

 

 自分の心臓の動きが早くなるのが分かる。この後の展開が何と無く想像がつくからだ。

 

「もしかしてあなたはこう言いたいの?二人の親が豊姫を……」

 

「まあそんな感じかな。でもまだ僕達の予想の段階でしか無いから色々と調べてみるよ」

 

 私はその場に項垂れる。やはり私は親から愛されてなどいなかった。この家に来た時から薄々と勘付いてはいたが、確信に近付いて行けば行く程ショックだ。よりちゃんはそんな私に何て言えば良いのか分からなさそうに私を見ている。

 

「そうだ。豊姫ちゃんと依姫ちゃんには言わないでね?」

 

「あら?どうしてかしら?」

 

 二人の会話は終わらない。私は項垂れたまま話を聞く。

 

「余計な心配をさせたく無いからね。それにこれは大人の問題だ。豊姫ちゃんと依姫ちゃんの育ての親として僕はきっちり話を付けたいんだ」

 

 普段の姿からは想像ができない程真剣な口調の師匠に私は驚く。

 

「それにやっぱり子供は難しい事を考えずに遊んだりするのが一番さ!」

 

 師匠は私の親以上に私の事を想ってくれている。それを今知っただけでも私は十分嬉しい。私とよりちゃんは盗み聞きをやめてリビングへ向かう。

 

「ねえよりちゃん」

 

「何ですか?」

 

「文夜さんと永琳さんこそ私達の本当の親なのかもね」

 

「じゃあお父さん、お母さんって呼んでみます?」

 

 よりちゃんの口から意外な意見が出て私は驚く。彼女も良い意味で人間臭くなったと思う。私はそんな妹の姿が嬉しくて抱きつく。

 

「ど、どうしたんですか姉さん?」

 

「依姫は可愛い妹だなーって思っただけよ」

 

 私は妹の呼び方を今までの様にあだ名で呼ぶことをやめる。それは一人の人間として認めたと言う意味合いが含まれているとは依姫は思いもしないだろう。これからはもう少し自分に素直に生きてみようと思いながら私達はリビングへ向かう。

 

 

 

 

「何の用かしらお父さん」

 

 豊姫の誕生日から一ヶ月が経った今日、僕は豊姫を自分の部屋に呼んだ。あの日から何故か二人は僕の事をお父さんと呼ぶが未だに慣れない。

 

「あの扇子なんだけど……」

 

「あれ?別にいらないけど?」

 

 僕は扇子を手に持ち差し出すと豊姫は手を横に振っていらないとアピールする。

 

「もしかしたらこれの能力を豊姫ちゃんに移すことが……」

 

「詳しく聞かせて頂戴」

 

 途中まで話すと豊姫は興味津々な目で僕に顔を近づける。

 

「仕事で色々調べている間、僕の父さんに頼んで扇子の事を調べてもらってたんだ」

 

「私のお爺ちゃん?」

 

「ちょっと違う……かも」

 

 悪意の無いその瞳を見ると反応に困ってしまう。しかし、僕は話を続ける。

 

「まあそれで調べてもらった結果、何と無くなんだけど力の流れが分かったんだ」

 

「ふむふむ」

 

「力の流れが分かるなら、力を操る事のプロフェッショナルである僕なら何とかできるでしょって言われたんだよ……」

 

 感心しながら聞いていた豊姫はずっこける。僕が言っているのは何も確証が無いてきとうな物に近いからだ。

 

「まあいいわ。でも私の能力なんかにしちゃって大丈夫なの?悪用するかもしれないわよ?」

 

「僕は豊姫ちゃんが悪用しないって信じているから。それに悪用するなら僕は全力で止めてあげるから」

 

 豊姫の目を見ながらしっかりと答える。豊姫はしばらく僕と目を合わせていると目を一回閉じてにっこり笑う。

 

「お父さんが信じてくれるなら私もお父さんが成功するって信じるわよ。だからやってくださいなー」

 

「じゃあちょっと手を出してくれないかな?」

 

 豊姫が差し出した右手を左手で掴む。そして机の上に置いてある扇子を右手に持ち目を閉じる。そして頭の中で強く想像する。扇子の力が僕と言う中継地点を通じて豊姫の力と混ざり合うと言うイメージを。

 

「あっ……何か知らない力が私の中に入ってきた感じがする」

 

 豊姫は自分の胸に左手を添えながら言う。これは成功だろうか?

 

「なんか頭に……触れた物を粒子レベルで浄化する翼を作る能力?」

 

 頭に手を当てて豊姫は呟く。恐らくそれが扇子の能力であった物であり、新しい豊姫の能力なのだろう。

 

「人の身体で風を放つのは不可能だから翼って分かりやすい形に変わったのかな?」

 

「そんな事より庭で出してみましょう!」

 

 

「ちょっと待ってね」

 

「はーい」

 

 豊姫に手を引かれて庭に出た僕は家を守るように妖力の壁を張っていく。万が一家を壊してしまうと修理が大変だからだ。

 

「よし、じゃあやってみようか」

 

 僕が準備ができた事を伝えると豊姫は背中を少し丸めて力む。

 

「はぁ……はぁ……全然ダメ……」

 

「それじゃ力んでいるだけだよ。ちゃんと翼をイメージしなきゃ」

 

「翼……」

 

 豊姫は背筋を伸ばして翼をイメージする。ふと、一匹のアゲハ蝶が花の蜜を求めて庭を舞う。それが豊姫の視界に入った瞬間、豊姫の背中から緑色の光の翼が生える。その翼の形はアゲハ蝶の物と同じであった。

 

「綺麗……」

 

 豊姫は自分の背中に生える翼を見てうっとりとしている。蝶々のように動いているのは豊姫自身がやっているのだろうか?

 

「翼の大きさとか形は変えられたりできる?」

 

「ちょっと待ってね……」

 

 豊姫は目を閉じて強くイメージする。すると翼は少しずつ小さくなった。

 

「大きさは変えられるけど形は変えられないわ……」

 

「大丈夫!少しずつ練習して行けば何とかなるよ!」

 

「頑張るわねー」

 

 がっかりしている豊姫の頭を僕は撫でると、豊姫は翼を消して走って家の中へ入る。きっと妹に自慢したくてしょうがないのだろう。僕はそれを見届けて右手首に付けている端末を操作してある人に電話する。

 

「もしもし父さん。文夜です」

 

「あっ文夜君?いきなりどうしたんだい?」

 

「前調べてもらった扇子なんですけど……父さんの言ったとおり何とかなりました」

 

「文夜君の力になることができたかな?」

 

「はい、すっごく助かりました。ありがとうございます」

 

「礼には及ばないよ。子供の頼みを聞いてあげるのも親の務めでしょ?」

 

「そうだ。僕だって父さんって呼んでいるのですから文夜って呼んでくださいよ」

 

「嫌だ。君を付けるのが私の中での拘りと化しているからね」

 

 昔から変わらない意地っ張りな父さんの話を聞くと苦笑いしか出てこない。

 

「話はちょっと変わるけど……文夜君はあの扇子を見てどう思ったかい?」

 

「そうですね……物なのに能力があると言うのが魅力的とは思いましたね」

 

「文夜君は鈍感だね……君と永琳の愛の結晶だって能力を持っているでしょ?」

 

 そう言われてみるとそうだ。僕のアヴァランチの刃こぼれしないなども見方を変えてしまえば固有の能力なのだ。

 

「私はあの扇子を見て科学で証明できない事がまだあると言う事にショックを受けたね」

 

「ショック?」

 

「そうショックだ。再生能力とかは薬品の調合で出来た物だ。だけどあの扇子の能力はなんだ?風を破壊兵器に変えてしまうんだよ?私にはその原理が全く分からなくてもう悔しくて悔しくて……」

 

 電話越しでも父さんの悔しさは充分に伝わってくる。永琳は少してきとうなところがあるけれど、父さんは完璧主義だ。いや、自分に厳しいと言うべきだろうか?僕はそんな父さんを尊敬している。たまに面倒くさいが。

 

「ああごめんね。自分の世界に入り込んじゃいそうだったよ」

 

「まあ僕もお礼をしたかっただけですからあんまりその辺の事は気にしていませんよ」

 

「それはそれで酷い言い方だね……お父さんショックだよ。そんな事はいいや。文夜君は文夜君で頑張ってね。面倒くさい事に突っかかってるみたいだし」

 

 そう言って父さんは電話を切る。確かに僕は面倒くさい事に突っかかっている。しかし、僕はどうしても許せないのだ。綿月家の現頭首の事が。僕は自分の部屋に戻り今着ている白衣を脱いで黒色のジャケットを羽織る。そしてアヴァランチを背中に背負う。僕は家に居る時と軽いお出かけの際は何時も白衣を着ているが、仕事の時は決まってジャケットを羽織る。今日もまた家に帰るのが遅くなりそうだと思いながら家を出る。

 

 

〜メリーの部屋〜

 

蓮「生きてるー?」

 

メ「なんで蓮子は人の家に上がり込んで最初のセリフがそれなのよ」

 

蓮「いやー台風でメリーが怪我とかしてないかなーとか思ったわけよ」

 

メ「私は大人しく自分の部屋に引きこもっていたわよ」

 

蓮「私は川の氾濫を見に行ってきたわ」

 

メ「何馬鹿な事をやっているのよ……死ぬわよ?」

 

蓮「冗談だから!冗談だからそんな本気にならないでよ!」

 

メ「やっぱり蓮子はからかい甲斐があるわね」

 

蓮「ぐぬぬ……あっそう言えば文夜はどうして扇子に不思議な力があるって勘付いたの?」

 

メ「文夜は妖力って力を使いこなしているから扇子から僅かに放たれているエネルギーを無意識の内に感知して、それが嫌な予感って感じになっていたのよ」

 

蓮「ふーん……なるほどね。私も無意識の内に何かを感知しているとか無いかしら?」

 

メ「電波ちゃんの蓮子は感知する方じゃ無くて感知される方じゃないかしら?」

 

蓮「私は電波塔か!って電波ちゃんなんかじゃないわよ!」

 




こんばんは!
文夜君と×××さんの電話での会話が少し自信がありません……似ているのですよ二人の話し方が
それに自分の書く文章に違和感を覚え始めてとても困っています……
しかし、数を熟せばいずれ違和感の正体も分かると思うので頑張っていきます!

では、次回も見てください!
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