影の獣in 5歳   作:水道館

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1日経ったらめちゃめちゃ伸びててびっくらこいた。
評価バー赤くて草。UA3倍になってて草。お気に入り150超えてて草。
拙作を読んでくれてありがとうございます。

後作品ジャンルをコメディから冒険バトルに変更しました。
タグ荒らしに感じた方がいらしたら申し訳ありません。以後気をつけます。


特定

1 : ハル

 すれってこれでいいの?

 

2 : 名無しの転生者

 このオールひらがなは!?

 

3 : 名無しの転生者

 この状況でスレを立てると言うことは!?

 

4 : 名無しの転生者

 間違いない!コテハン付いてるけどシャドービーストのイッチや!

 

5 : 名無しの転生者

 生きてるぅ〜(感涙)

 

6 : 名無しの転生者

 無事でよかった…

 

7 : 名無しの転生者

 リアルで叫んで壁ドンくらったわ

 

8 : 名無しの転生者

 草

 

9 : 名無しの転生者

 はしゃぎすぎで草

 

10 : 麻呂

 よくぞ…よくぞ無事だったなイッチよ…

 

11 : 名無しの転生者

 マジでダメかと思った

 

12 : 特定ニキ

 俺がもっと早く特定出来ていればこんな事には…

 

13 : 名無しの転生者

 元気出せよ

 

14 : 名無しの転生者

 まぁ結果オーライよ

 

15 : 名無しの転生者

 その言い方ってことは特定出来たんか?

 

16 : 特定ニキ

 出来たで 完璧や

 

17 : 名無しの転生者

 おお!

 

18 : 名無しの転生者

 朗報が続きますね

 

19 : 名無しの転生者

 テンション上がって来た

 

20 : 麻呂

 待て、特定情報より先にイッチの現状確認が先ぞ

 

21 : 名無しの転生者

 確かに

 

22 : 名無しの転生者

 流石麻呂 冷静

 

23 : 名無しの転生者

 つーわけでイッチ 状況報告よろ

 

24 : ハル

 えっとね シルがぼうけんしゃのひとたちたおした

 

25 : 名無しの転生者

 【銀狼】が!?

 

26 : 名無しの転生者

 わいは信じとったで【銀狼】!

 

27 : 名無しの転生者

 やっぱ英雄ってのは恩を忘れないんすわ

 

28 : 名無しの転生者

 願いの杖もそうだそうだと言っています

 

29 : 名無しの転生者

 お前ら前スレで【銀狼】がイッチ殺しに来るって賭けてた奴らだろ

 

30 : 名無しの転生者

 手のひらくるっくるじゃん

 

31 : 名無しの転生者

 手の平ギガドリルブレイクやめろ

 

32 : 名無しの転生者

 人間は愚かなモノです 特にお前ら

 

33 : 名無しの転生者

 まぁ助かった理由は分かったけどコテハン付けたのは何故?

 

34 : 名無しの転生者

 もしかして記憶が戻ったんか!?

 

35 : 名無しの転生者

 それマジ?

 

36 : ハル

 ううん ちがうよ?

 

37 : 名無しの転生者

 違った

 

38 : 名無しの転生者

 それはそれで悲しくなる

 

39 : 名無しの転生者

 じゃあどうしたんよそのコテハンもとい名前

 

40 : ハル

 シルがね つけてくれたの ハルってなまえ

 

41 : 名無しの転生者

 ……

 

42 : 名無しの転生者

 ……

 

43 : 名無しの転生者

 …なんで?

 

44 : 名無しの転生者

 さぁ…?

 

45 : 名無しの転生者

 どうして【銀狼】がシャドービーストのイッチに名前つけんだよ

 

46 : 名無しの転生者

 ぜんぜんわからん

 

47 : 名無しの転生者

 一体俺らが見てない間に何があったんだ…?

 

48 : ハル

 それとね シルもね ぼくといっしょにいたいって

 ぼくもシルといっしょにいたい

 だからいっしょにいるね

 

49 : 名無しの転生者

 おう …おう???

 

50 : 名無しの転生者

 シャドービーストのイッチと一緒に居たい???

 

51 : 名無しの転生者

 英雄【銀狼】が?

 

52 : 特定ニキ

 なんで?

 

53 : 名無しの転生者

 シラネ

 

54 : 名無しの転生者

 誰か説明してくれよぉ!

 

55 : ハル

 いまからごはんだから またくるね

 

56 : 名無しの転生者

 アッハイ

 

57 : 名無しの転生者

 ご飯食べれて偉い!(思考放棄)

 

58 : 麻呂

 …取り敢えずLIVEにして様子を見てみよう

 じゃなきゃ判断が出せん…

 

59 : 名無しの転生者

 じゃあLIVEお願いします

 

60 : システム

 LIVEを開始します 対象は>1 全方向モード

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…《プロテクト》」

 

結界魔法を発動させて、意識を奪った冒険者達を包み込む。

これで魔物に襲われることも無いだろう。

代わりに彼らのレベルでは出ることも出来ないけど。

 

まぁハルを傷つけたのだから1日動かない程度我慢してほしい。

意識を奪うときに昏倒魔法を付与していたからどうせ1日寝てる事になるが。

 

「シル〜」

 

川の方で魚を獲り直していたハルが近づいてくる。

両手で抱え込むように持っているのは立派な鮭だった。

 

「へぇ…時期じゃ無いのに居るんだね。珍しい」

「めずらしい?」

「その魚は鮭って言って、川にいるのは秋とか冬なんだよ。もしかしたら冬のが残ってたのかもね」

「おいしいの?」

「とても美味しい魚だよ。…そうだな、アレ使ってみようかな」

 

そう言いながらハルと一緒に棲家の方に戻って料理の準備を始める。

戦闘自体は対して時間はかかってないが一緒して泣いていたので食事時はとっくに過ぎていた。

 

鮭を捌いて血を洗い落とした後、水を入れた鍋に鮭と山菜を入れる。

火にかけて、煮えるのを待つ間にハルの怪我の様子を見る。

 

幸い怪我自体は攻撃を防いでいた右手以外擦り傷だ。魔法もいくつか貰っていたがシャドービーストは攻撃魔法の耐性がとても高いからなのか特に問題なさそうだった。

 

…こんな時、回復魔法を使えない自分を恨めしく思う。

どうせ1人なんだし私自身は死なないからいいやと横着してたツケだ。

少し、落ち込む。

 

ずっと見ているとハルが不思議そうにこちらを見て来た。

 

「どうしたの?」

「…ごめんね、怪我。治せなくて」

「? ほうたいつけてくれたでしょ?」

「包帯付けただけじゃ治った事にならないよ」

「そっかぁ」

 

そう言った後、ハルは自分の右手をジッ…と見た後、笑ってきた。

 

「だいじょうぶだよ。シルがほうたいつけてくれたからもういたくない!」

「いやでも…」

「ほんとだよ!シルはほうたいのてきせいがあるね!」

「…それ朝の話で覚えたでしょ」

「うん!」

 

自信満々に頷くハル。あまりに堂々としているせいか笑いが誘われる。

 

「フフ…」

「えへへ」

 

そんな穏やかな時間を過ごしていると鍋の方に火が通った。

私は荷物から包みを取り出す。

 

「それなあに?」

「行商人…色んなところで物を売ってる人から買った味噌って言う物だよ。お湯に溶かすと美味しいらしいから、合うかなって」

 

鍋を火から離して味噌を溶かす。味が濃いそうだから、入れ過ぎには気をつける。

鍋の中に味噌を入れてかき混ぜてると初めて嗅ぐいい香りがしてきた。

 

「わぁ…!おいしそう!」

「鮭多めに入れてあげるね」

「ほんと?ありがとう!」

 

2人分の器によせて、片方をハルに手渡す。

 

「熱いから気をつけてね」

「ふーふーすればいいかな?」

「吹き過ぎて飛ばしちゃダメだよ?」

「わかった」

 

自分の器を持って、私は()()()()に座った。

 

「…」

「ハル?どうしたの?」

「シル、いつもぼくのまえのほうでたべるのに、なんできょうはとなりなの?」

「…あ」

 

…完全に無意識だった。いつもは焚き火を挟んで食べていたのに、いきなり隣に座れば疑問に思うのも無理はない。

 

「…ごめんハル。うっかりしてた。食べにくいし離れるね」

「? どうしてはなれるの?」

 

ハルは本当に不思議そうな顔で聞いてきた。

 

「え、いやその」

「ぼくシルとくっついてごはんたべたい!だめ?」

「─ッ!!!」

 

…それはずるいと思う。そんなの断る理由無いのだから。

 

「…じゃあ隣同士で食べようか」

「うん!」

 

そう言って2人で食事を始めた。

多分、人生で一番幸せな食事だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

70 : 名無しの転生者

 …

 

71 : 名無しの転生者

 あのさ これ俺ら見てていいの?

 

72 : 名無しの転生者

 ダメかもしれない…

 

73 : 名無しの転生者

 【銀狼】ってあんな顔するんだ…

 

74 : 名無しの転生者

 めっちゃ幸せそうじゃん

 

75 : 名無しの転生者

 どうしてこうなった?

 

76 : 名無しの転生者

 わっかんないよ!(鳩子)

 

77 : 名無しの転生者

 ワッカ?(幻覚)

 

78 : 名無しの転生者

 だいじょ〜ぶか〜?

 

79 : 名無しの転生者

 それ前スレでやっただろ

 

80 : 名無しの転生者

 天丼やめろ

 

81 : 名無しの転生者

 …てかちょっといいか?

 

82 : 特定ニキ

 どうした?

 

83 : 名無しの転生者

 なんぞあったか

 

84 : 名無しの転生者

 いや【銀狼】って人狼族なわけじゃん

 

85 : 名無しの転生者

 そうやな

 

86 : 名無しの転生者

 今更やな

 

87 : 名無しの転生者

 人狼族って自分の伴侶に尻尾巻きつける習性があるらしいんだわ

 

88 : 名無しの転生者

 へー

 

89 : 名無しの転生者

 初めて聞いたわ

 

90 : 名無しの転生者

 …あれ?おかしいな 【銀狼】めっちゃイッチに尻尾巻きつけてないか?

 

91 : 名無しの転生者

 …

 

92 : 名無しの転生者

 マジじゃん

 

93 : 名無しの転生者

 …え、嘘 もしかして

 

94 : 名無しの転生者

 イッチ…【銀狼】をオトしたのか!?

 

95 : 名無しの転生者

 嘘だ…僕を騙そうとしている…

 

96 : 名無しの転生者

 転生して美少女に伴侶扱いされる…?

 

97 : 管理者

 転生しても美少女や美女にモテる事なく日々を生きてる皆さんこんにちわ

 

98 : 名無しの転生者

 うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?!?!!

 

99 : 名無しの転生者

 ごばぁだだぁぁぇぁだ!??れ

 

100 : 名無しの転生者

 ミッ(絶命)

 

101 : 名無しの転生者

 全体即死魔法じゃん

 

102 : 名無しの転生者

 5歳に男として負けた情けない奴らが俺たち…ってこと!?

 

103 : 名無しの転生者

 わぁ…っ…!

 

104 : 名無しの転生者

 つら

 

『ダメだよハル、がっついて食べたら。ほら、顔についてる」

『んぐ?ごめんなさい』

『もう…ほら、取れたよ』

『ありがとうシル』

 

105 : 名無しの転生者

 うわぁぁぁぁぁ!!!うわぁぁぁぁ!!!

 

106 : 名無しの転生者

 やめてくれぇぇぇぇぇ!!!!!!!

 

107 : 名無しの転生者

 ユルシテ…ユルシテ…

 

108 : 名無しの転生者

 何も見たくねぇ…

 

109 : 名無しの転生者

 死屍累々なんだけど

 

110 : 麻呂

 …もう分かった 何にせよイッチの身に危険はなさそうじゃな

 

111 : 特定ニキ

 じゃあもう特定情報言っていいか? 俺ももう耐えれそうに無いんだけど

 

112 : 名無しの転生者

 早く情報共有してもう解散しようぜ…

 

113 : 名無しの転生者

 精神がもう限界

 

114 : 名無しの転生者

 泣いてる

 

115 : 特定ニキ

 んで今のイッチの場所だが…『水上都市アクアニスタ』の南西50km程にある『水精の樹海』やね

 似たのがあり過ぎたけど川の綺麗さ的に多分間違いない

 

116 : 名無しの転生者

 やっと場所わかったよ!

 

117 : 名無しの転生者

 アクアニスタか!そうか!…アクアニスタかぁ

 

118 : 名無しの転生者

 アクアニスタに居るスレ民おる?

 

119 : 名無しの転生者

 あんな冒険者嫌いの都市に行く奴おるんか?

 観光客なら別だけど

 

120 : 名無しの転生者

 最近きな臭いからなぁアクアニスタ

 

121 : 名無しの転生者

 一応アクアニスタに行こうと思えば3日で行けるけど…

 

122 : 名無しの転生者

 取り敢えずイッチが戻ってきた時に方針決めようぜ

 俺はもう今日はふて寝したい

 

123 : 名無しの転生者

 せやな…せやな…

 

124 : 麻呂

 …アクアニスタか 面倒な事になったな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食事が終わって片付けをしていたらもう夜になっていた。時間が過ぎるのが早い気がする。

 

「ハル、ちょっといい?」

「なあに?」

「今日の冒険者は偶然だったけど私を探しに来てた。それを倒しちゃったから、多分ハルの事が周辺国家に…色んな人たちにバレる」

「ばれたらだめなの?」

「ハルは色んな人から狙われる種族なんだ。ハル以外のシャドービーストが沢山悪いことしてきたから」

「そうなんだ」

「勿論私が守る。決してハルにこれ以上怪我させたりなんかさせない。でも、常に追われ続けるのは…きっと限界が来る」

「じゃあどうしよう…」

「うん、だから探そう。ハルが狙われなくて済んで、2人で一緒に住める場所を」

「あたらしいおうちさがすの?」

「うん、ダメかな…?」

「ううん、さがそう!あたらしいおうち!」

 

笑顔で頷くハルを見て覚悟を決める。

そうだ。必ず手に入れてみせる。ハルが幸せに暮らせる場所を。

 

 

 

 

 

 

 

 

決して、私の大切な人を不幸にさせてたまるか。

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