ようこそ(勘違い)大和撫子の学校生活へ 作:エカテリーナ
今回は読みにくいかも。
どうぞどうぞ。
―――◇―――
龍園君に連れられ、山田君、石崎君と一緒に島を海の方へ進んでいると潮の香りが強くなってくる。途中、獣道のような所もチラホラ見えましたが、ほとんど平坦な道で進んでくれたので問題なく砂浜に辿り着きました。
「ここは…」
「ククク…ようこそ、西園寺。Cクラスの拠点に。…歓迎するぜ」
キャハハ! ネエマッテヨー!
ソッチイッタゾー! オッケー!
目に映るのは、砂浜を水着やラフな格好で過ごすCクラスの皆様の姿でした。そこには、さっきまでのAクラスの真剣そうな緊張は無く、ただ目の前の『自由』を満喫する学生たちの姿がありました。
「………これ…は…!」
「御覧の通りだ。…俺たちはこの試験は楽しむ事にした。細けぇスポットやらポイントなんざどうでもいい。せっかくの夏休み、無人島で、海だ。楽しまねえでどうすんだよ。なあ、石崎!アルベルト!」
「は、はい!」「Yes, Boss!!」
「とても、皆様…楽しそうですね………」
「…クク、お前も交じって来ていいんだぜ?」
「…え?で、ですが…私は…物資の…?」
返事を待たずして、龍園君は山田君や石崎君に指示を出して、私の手を引いてビーチチェアとパラソルのある場所へと案内してくれました。
「ねぇ、あれって…!」「西園寺さん…?」ざわっ
周りの目もこちらをチラホラと向き、少しだけ気恥ずかしさを感じながらお辞儀をしていると「お、お待たせしました!」と石崎君がクーラーボックスを持ってこちらに走ってきていました。
「ご苦労。…脱水で倒れられても面倒だ。くれてやるよ。…乾杯、ってやつだな」コツン
「あ、ありがとう…ございます?」コツン
無人島に上陸して、初めての水分補給。自分でも気付かぬ程度には喉が乾いていたのか、思わず喉が鳴ってしまう。
隣で美味しそうに頂いている龍園くんを見ると、その気持ちは増した気がした。
「…ング、プハァ…!クク…事が上首尾に終わった後だ、格別だな。…西園寺も遠慮せずやれよ。温くなっちまうぞ」
「しかし、私だけが頂く訳には…。それにこれはCクラスが購入した物資なのでしょう?」
「
「い、いえ、それでは頂きます…」
「そうしろ。遠慮せずに一気にな」
「(…?)一気にですね…?かしこまりました!」グイッ
カシュリと音を鳴らして蓋を取る。
「…!?、ふっ…ごほ!ごほっ、ごほ、…すいませ…ごほごほ…!!」
「あ?」
「え?」「What?」
声を落ち着けようと思わず口に手を当てますが、気道でパチパチと火花が舞っている様な感覚に生理的な涙が浮かぶのを感じる。
初めて口内に受けた衝撃に驚いていると、周囲に人の気配が増えていることに気付く。心配をかけてしまったのか、ひよりが背中を撫でてくれている様だ。
「…ごほ、ひよっ…こほ、こほ…」
「お姉様、大丈夫ですか!?…喋らないでください!」サスサス…
「おい、龍園。何を飲ませたの?不意打ちにしても露骨すぎでしょ。反則行為になるんじゃ…」
「……馬鹿いうな。…ただの
「ごほ、ごほ…た、炭酸…水…?お水とは、こほ、違うのですか…?」ハァハァ…
「あ?」「は?」
近くに来ていた伊吹さんと、龍園君の返事が被る。ようやく喉の中も落ち着き、呼吸を整えているとひよりが恐る恐るという風に声をかけてきた。
「あ、あの…撫子お姉様…。炭酸水って、飲んだことは…?」
「いえ…初めてでした。非常に刺激が強い飲み物なのですね…」ケホッ
「……。…それは、悪い事をしたな。西園寺」
「いえ…お気になさらず…。それより折角の頂いだ飲物を粗末に扱ってしまい申し訳ございません…」
「いや、気にするな。………それよりも、だ。その
「?…あ、そうですね…」
自分の姿を見下ろすと、赤いジャージにこぼした炭酸水で大きなシミができている。いくら夏とはいえ、濡れた服をそのまま着ているのは良くはないだろう。
幸い、この天気だ。干しておけば短い時間で乾くはずだとジャージを脱ごうとジッパーに手を伸ばす。
「ちょっと失礼しますね」ジジ…
「っ!ちょっと、ここで脱ぐな!」「お姉様、待っ…!」ダッ
「っきゃ!ひより?」
ジャージの前を開けて脱ごうとすると、ひよりに思い切り抱きつかれる。このままで彼女も濡れてしまうので、離そうとするが背中に手を回していて簡単には解けそうになかった。
「ひより、抱きついては濡れてしまいますよ?…寂しかったのですか?」オロオロ…
「あっ、あっ…その、お姉様…その、透けて…るんです//」
「?透けてる…?……あっ」
抱きついているひよりよりも下に視線を向けると、確かに薄桃色の下着が白いアンダーウェアから透けてしまっている。
顔が赤くなるのを感じていると、ばさり、と大きいサイズのジャージを山田君が後ろからかけてくれた。
特注サイズだからか、羽織るようすると胸元を隠すことができた。
「…
「
思わず顔を赤くしてしまうが、山田君はサングラスを直しながら目を逸らしてくれた。…やはり彼は
「(…これが、龍園君のクラスなんだ)」
「お姉様、一先ずこちらのテントに…!」
「男共は見るな!散れ!」バキ!ベキィ!
「ぐぉ!(ピンク…!)」「これ暴力だぉあ!?(エ゛ッ!)」
「おい、真鍋。石崎を連れてAクラスのスポットに向かえ。西園寺の着替えやら必要になんだろ。…手荷物を
「はい!(鼻血)」
※蹴られ済
「は、はい…!えっと、なんて言ったら…?」
「あ゛?…クク、そうだな。お前らには俺直々にアドバイスをしてやろう。…いいか、こう伝えろ―――」
その後、Cクラスのテントの中に入って着替えを待つことに。…志保さんと石崎君には後でお礼を言わないと。
少しぶりに直射日光の当たらないテントで座り、一息つく。改めて上半身を全て脱ぐと、少しだけベタついていた。炭酸水というのは粘性のある飲み物だったのだろうか?チラリと連れてきてくれたひよりに目を向けると、鼻を抑えながらタオルを手渡してくれるので、ありがたく借りて使わせて貰う。…体調不良になったらと心配して頂いてるのか、真剣な表情で濡れタオルで身を綺麗にしてくれるひよりや皆様。それに感謝をしながら、私はこの場に来た経緯を思い出すのでした。
・◇・
―――数十分前、Aクラス洞窟スポットにて。
あの後の事は、まさに急展開というか、あれよこれよと言う間に事は済んでいました。
……
契約について合意した二人の言う通りに契約を清書していき、(結構長くなってしまった。)一枚を書いて見て貰う。OKが出たので二枚目に移ろうとして、龍園君が葛城君に声をかけた。
「おい、葛城。随分と譲歩させられた手前、此方からも要求がある」
「………なんだ。それに譲歩というが、こちらは当然の要求をしている。応える義務はない」
「義務はないが…
パチパチ、とつい瞬きをしてしまう。言われてみれば、その通りだ。
今回のCクラスの作戦…。この無人島試験をクラスでのリクリエーションとして消化して、次回以降での試験へのモチベーションを上げる…のが、目的だと思っていた。
しかし、ここで待ったをかけるということは、最低限の利益…抜け目なくポイントを獲得しようとする以外にも何か目的があるのでしょうか…。
チラリとこちらを伺う葛城君に、「聞いてみましょう」と意味を込めた頷きを返す。
「…」コクリ
「…言うだけ言ってみろ。呑むかどうかは、それから決める」
「なぁに、この試験ではSPそのものの譲渡は出来ねえ。だから物資を渡す形でそちらに援助をくれてやる訳だ」
「…それがなんだ」
「だが、今回俺達が指定した拠点は砂浜。物資は購入を決めたクラスの拠点に運ばれる。…俺達が使わねぇ物資を額に汗してここまで運ぶのはかなり酷だと思わねぇか?」
龍園君の話を聞いて真嶋先生をチラリと見ると、頷かれる。そういう様になっているようだ。つまり、運搬はこちらがした方が良いのだろうか?葛城君も、同じ疑問を龍園君に向ける。
「…つまり、物資は俺たちに運べと?」
「いやいや、そこまでは言わねぇよ。天下のAクラス様にそんな雑用はさせねぇさ。運搬は、俺らが担当する。…その間、運んでいる奴の仕事を肩代わりする人員をこっちに寄越してもらおうか」
「…なにをさせるつもりだ。それによっては、到底吞むことは出来ない要求だ」
「ハッ!それで暴力行為なんて取られたら詰まらねえ。…別に
「………………」
聞く限り尤もだ。リーダー同士の話し合いが纏まっても現場の感情は簡単には纏まらない。…自分の仲間の事をよく考えている、龍園君らしい意見だ。
「…良いだろう、ただし、何時、いかなる時でも中断出来る事を契約に含めて貰おう」
「良いぜ。ただこっちも試験に挑んでる訳だ。情報を漏らしたら試験から退場して貰う。構わねえな?フン、…おい、西園寺。今から言う事を契約に追加だ。一字一句間違えんなよ?」
「は、はい…!」カキカキ…
そうして龍園君の言う内容を一枚目に追記する。
――――――契約書――――――
1.CクラスはAクラスに200ポイント分の物資を提供する。この物資の選択権はAクラスが持つ。
2.CクラスはB,Dクラスのリーダーを調べ、そのカードキー乃至確認できる証拠をAクラスの生徒に教える。またCクラスがリーダー指名をする場合、当項で教えたリーダー以外を指名しない。
3.CクラスはAクラスのリーダーを指名しない。
4.CクラスはAクラスにリーダーのカードキーを提示する。
5.Aクラスは、上記1,2,3,4項の履行を確認後、Cクラスに同意し記入した全ての生徒数×20,000PPを試験終了後、SPがCPに反映された翌月1日に振り込む。また2項でリーダーと判明したクラスが0~1つの場合、Aクラスが配布するPPを1つ毎に5,000PP減額するものとする。
6.Cクラスは、物資を全部運ぶまでAクラスからぱしりを1名を連れて行く。
物資は俺らが運ぶまで触るな。破損されてこっちの責任にされたら困るからな。
運び終える前に点呼が来た場合は…そん時は帰って点呼させてやるよ。Cクラスから送り迎えもしてやる。無駄口は無しだ。
物資を送り終えるまで、情報漏洩を防ぐために会話は禁止だ。破ったらそいつにはリタイアして貰う。
運搬が終わるまでに辞めたくなったら本人と教師連中が認めたらぱしりは終わりだ。勿論、運び終わったら解放する。
6-1.Cクラスは、全ての物資を運搬するまでAクラスから生徒を1名を指名し運搬補助要員として協力を得られるものとする。
6-2.Aクラスは運搬する物資への干渉は拠点へ到着するまで禁止とする。
6-3.運搬が未完了のまま点呼の時間が来た際は点呼に向かう。その際、Cクラスの生徒が付き添う。運搬が完了するまで、Aクラス生徒との連絡、相談、会話を禁じる。
6-4.物資の運搬完了までCクラスの情報漏洩を禁ずる。破った場合、自主的に当試験をリタイアするものとする。
6-5.指名された生徒は、運搬の完了、あるいは本人及び教員判断の下、その任を解けるものとする。
7.この契約に署名をする場合、上項すべてに同意したものとする。
代表生徒氏名:______
以下、同意生徒氏名
・・・
――――――
本当に一言一句書いたら葛城君に呆れられ、龍園君に叱られました…。
一枚目は少し不格好になりましたが、先生方にお見せすると取り消し線を引きましたので契約書としては問題ないそうです。
お二人にも笑われてしまいました。…お恥ずかしい。
そうして皆さんの居るところに戻り、全員の署名を貰いました。…全部で39人が書くので時間がかかってしまいましたが、最後に龍園君が書きそれを先生方にお渡ししています。
「―――確認した。坂上先生、よろしいですか?」「…ええ、問題ありません。」
真嶋先生の声に皆様の表情にも笑顔や安堵が現れます。…ようやく肩の荷が下りたのを感じていると、龍園君から視線を感じる。…いつも通り…?いや、
「さて、じゃあ葛城。契約成立だ。…マニュアルから物資を選びな」
「…あぁ。そうさせて貰おう」
「フン、…じゃあ俺も―――
「なに?」「…ふぇ?」
そう言ってAクラスの皆様を、居ない者のようにしてこちらに近寄ってくる。思わず訝し気な表情を浮かべますが、彼の見せてきた
「…お前だ。西園寺 撫子。―――俺達と来い」チラリ
「……ぇ…ぁ…っ(カードキー……名前…リュウエン カケル…!?)」
ハッとして口を手で塞ぐ。その様子に笑みを深くする龍園君と、周囲の皆様の驚く顔。不味い…。でも、もう私は
―――〇―――
Side.龍園
何度味わっても最高だな…、相手を罠に
それも、これまで手を焼かされてきた相手を、だ。…抑えてるつもりだが、喉の奥から漏れる笑いが我慢できねえ。
「え…!撫子様…!?」「ちょ、なんでCクラスの所にお姉様が行かなくちゃならないの…!?」
「さっきの契約…か…?」「いや、でも運搬の手伝いって…」
「…………っ」
間抜け面で喚く雑魚共とは違い、此方を見据える西園寺は口を押えて契約を
だが、お楽しみは、まだお預けだ。まずはこの思考停止した雑魚共に答え合わせをしてやらねえとな。こっちにタコみたいに赤い顔で近寄る葛城に、西園寺と肩を組んでやる事で挑発してやる。
「さ、行こうぜ?西園寺。ひよりもお待ちかねだ…」グイッ
「っ…」コクン
「待て!…どういうつもりだ、龍園!」
「あ?どうもこうも、
「馬鹿な…!契約にあるのは運搬の補助をする人員をお前達Cクラスへ送るものだ!西園寺を選ぶ理由などないだろう!!」
「プッ、ク、クハ…ハハハ!マジで笑わせてくれるぜ、葛城よぉ。お前が言っただろ?一体どこに、指定する人員を縛る内容が書いてあるんだよ?」
「っ!それは…!だが、運搬する物資を運ぶなら早い方が良いだろう!男手があった方が合理的だ。西園寺を優先して選ぶ理由など…!!」
慌てる葛城の内心は見え透いてる。―――間違いない。西園寺撫子は、Aクラスの
そんなコイツが、こんな序盤で拠点を離れる。試験が始まったばかりのAクラスには相当な痛手だろうよ。…それに、契約書には
「おいおいおい…。別に俺は良いだぜ?別の奴を選んでやっても。だが、
「献身…?どういうことだ、西園寺…!」
「…っ!」フルフル
「口を押えてどうしたんだ…何故、何も話してくれない…!」
「撫子…?」「どうなってんだ…?」ザワザワ…
西園寺は首を左右に振って無言を保つ。…契約違反
「ハッ!…おら、見ろ雑魚共…」
「…!それは…リーダーのカードキー!?」「え!?」
「っ!っ!」
「…馬鹿な…」
「西園寺はCクラスの
「…読んでくれ」
「は、はい!えっと…6-3.運搬が未完了のまま点呼の時間が来た際は点呼に向かう。その際、Cクラスの生徒が付き添う。運搬が完了するまで、Aクラス生徒との連絡、相談、会話を禁じる…!?」
「そんな…!」「おい!どういうことだ葛城…!」
「皆!少し黙ってよ!まだ続きあるんだから!」
「…!」「お、おう…」
糾弾される葛城を尻目に、さっきの女が続ける。それを聞くためか、雑魚共の喧噪も少し落ち着く。…そう、ここからが本番なんだ…!しっかり聞いてほしいもんだぜ。
「ろ、6-4!物資の運搬完了までCクラスの情報漏洩を禁ずる。破った場合、自主的に当試験を…リタイア…!?そんな…」
「なっ!お前…!だからカードキーを西園寺さんに…!」
「クククッ!そう!西園寺はウチのクラスのカードキーを見た!…そして運搬はまだ始まってもねえ!…コイツは、Aクラスのお前らの前で一言でも話せば強制リタイアって訳だ!」
「撫子様…!そんな…!」「畜生…!」
「………(西園寺!…すまん…!俺のミスだ…)」ギリッ…!
「っ…」フルフル
騒ぐ猿共やこっちを睨んで何も言わない奴らを尻目に、肩を組んでも為すがままでいる西園寺を連れ立って出口に向かう。
…背後の罵声も、泣き喚く声も手にした景品がデカいからか、乾いた胸の内が満たされる思いだった。だが、まだだ。まだ、試験はこれから。
既にいくつもの手は打った。作戦もある。…
どうやって他のクラスを突き落としてやるか、考えを深めながら俺はAクラスからの
―――〇―――
Side.葛城
どうしてこうなった…。今、俺の目の前ではクラスメイト達が右往左往している。
「おい!早く決めろよ…!」
「分かってる…!…おい!食料は7日分でいいんだよな…!?じゃあ21食分か…!」
「違う!明日からの分と、最終日は正午で終わるはずだから6日分で良いだろ!」
「ねえ!トイレは二つ頼んで良いよね?シャワーは…」「それより眠れるようにマットを…」
龍園が去った後、俺達は契約書を目を皿にするように確認した。
確かめると確かに龍園のいう内容に齟齬はない。誰を連れて行くのも、そして情報漏洩を防ぐために発言させないのも確かに契約書に盛り込まれている。
折角、西園寺が契約についてアドバイスをくれて俺に手助けをしてくれたのに俺はそれを生かす事は出来なかった…。
呆然自失としている俺の代わりに、橋本が皆に声をかけ、物資の選択を急いでくれた。途中、戸塚が声をかけたが、混乱は強まるばかりだった。
「おい!橋本、勝手に決めるなよ!リーダーは…」
「そんな状況じゃないだろ…!契約書をよく読んでみろよ。物資の運搬が終わるまで、撫子ちゃんは戻って来れない!お前はCクラスの連中の中に何時までも放置されても平気だと思ってんのか?…最低だな」
「なんだと!?」
「止めてよ!そんな事より早く決めてあげないと、お姉様が…!」
「…お姉様…!」「泣かないで…!ね、撫子さんならきっと大丈夫よ…」
これ以上クラスを割る訳にはいかない。…まだ初日、これからあと六日もあるのだ。西園寺が危惧していたこの試験の重要なポイントーーー『クラス関係の崩壊』、『自滅』。そんな事、リーダーの俺がさせる訳にはいかない…!
俺は戸塚をリーダーに指名し、複数人の班でスポットの占拠を指示しながら俺はAクラスの為に行動を開始するのだった。
「………(西園寺、もう少しだけ、待っていてくれ…!)」
―――――――――
※その頃のCクラス拠点。
「おい、
「いえ…今は試験中です。私は…、Aクラスの一員として、そのような事は…」
「なんだよ、いつもの余裕がねえな。お前にゃ話したが、
「?」
「葛城や、残った連中はそんなに頼りねぇのか?…随分な評価じゃねえか。自分のクラスメイトをもっと信じてやれよ」
「…!いいえ…!私が居なくとも、Aクラスの皆様は大丈夫です。私は、それを信じています…!」キッ…!
「フン…、なら、
「(あっ…)の、望む所です…!」
「…クククク…!」
「(の、乗せられてしまった。…すいません、葛城君、真澄さん、皆様…。)」
オネエサマー オマタセシマシター!
「は、はーい…!」
※撫子、夏を満喫中。
読了ありがとうございました。
次回はいよいよ水着回。
実はCクラスは初日に動くことが多いんですよね…。
詰め込み気味になりますが、ご容赦ください。
では次回にご期待ください。ありがとうございました。
高評価、感想、力になっております。
もっともっとあると、もっと頑張れます(ダイマ)
皆様のお力添えをお待ちしております。