ようこそ(勘違い)大和撫子の学校生活へ   作:エカテリーナ

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お待たせしました。
今回は、少し早く仕上がりました。

今回はキャラ崩壊が多い…かも?考察して下さる方々もいらっしゃったので、
背景を考えてみて貰えると嬉しいです。

それでは、どうぞ。


②:Who are you?

―――〇―――

Side.一之瀬 帆波

 

 

我慢。…そう、我慢した。私は我慢をしていた。

撫子が学校に来れなくなったとクラスで聞いた時も、よくわからないメールが学校から届いた時も。そして、目の前の医者から撫子の治療の件を聞いた時もだ。

 

多分、表情は強張っていたと思う。でも、撫子の為。それが必要だって分かったから我慢出来た。それなのにっ…!

 

 

「…すぅ……」

 

「…………」

 

「――――――――」

 

どうして撫子は、そんな穏やかな顔で眠っているの?…()()()()()()()で。

 

 

「落ち着いて、一之瀬さん」

 

「っ…!!説明、して下さい…!!」

 

 

気が付けばガチャガチャと、鍵のかかった病室のドアを開けようとしていた。撫子のお医者様に肩に手を置かれて、それを払うと噛みつくような言葉が自然に出てしまう。

 

座る様に促された椅子に腰かけると、落ち着き払った態度で事情を知る。

―――曰く、撫子の症状は心因性ストレス障害。それを取り除くために、普段ずっと一緒にいるクラスメイトや友人よりも遠回りして人と触れ合うことで、徐々に親しい人へと慣らしていく…らしい。

 

ならなんで、Dクラスの櫛田さんが?私でも…いや、私が一番いいと思った。そう打ち明けると、カルテを見ていたお医者様がこっちを見据えて話し出す。

 

 

「西園寺さんに聞いたわ。クラスメイト以外で最も仲が良い相手を、そう聞いたら貴女の名前を伝えられたのよ」

 

「撫子が…私を…!?」

 

「ええ。だからAクラスの生徒と同様に、貴女を真っ先に呼ぶことは出来なかったの」

 

 

そう言われれば、かぁ…と頬が赤くなるのを感じる。やっぱり、撫子は私のことを…。あう…。

頭をぶんぶん振って妄想を追い出すと、お医者様がくすくすと笑っている姿に急かすよう続きを促す。

 

 

「ふふ、ごめんなさい。…それで、貴女にお願いしたのは彼女の退院後のアフターフォローよ」

 

「退院…って、撫子はもう大丈夫なんですか?」

 

「肉体的にはね」

 

 

最近はマジックミラーの向こう側の光景―――櫛田さんに抱き着いてすやすやと眠る様子―――が見られて、かなり症状も改善しているらしい。

(櫛田さん、羨ましい羨ましい羨ましい…)

ただ、まだ学校に登校してクラスに馴染むには再発のリスクがあるそう。学校側とも暫くは調整して過ごすように段取りをつけたとか。私には、その際に登下校の補助や放課後、休日に撫子の事情を知る上で助けになって欲しいと言われた。

 

 

「もちろん、任せて下さい。撫子の事は絶対に私が護りますっ!」

 

「ありがとう。…それなら、これも渡しておくわね」

 

「…?これ、なんですか?」

 

「今回の事情を知っている生徒さんのリストよ。名前の横にあるのが、西園寺さんの治療…まあ、見ての通り同衾にくる日ね」

 

「………へぇ」

 

 

くしゃりと、紙を持つ手に力が入る。そこには良く知る人の名前や、全く知らない生徒の名前もある。…これ、全員が撫子ちゃんのことを…!

※95点

 

 

「一応、退院の許可は週明けに出す予定です。迎えは―――」

 

センセイ、私も撫子ちゃんと寝たいんですけど、駄目ですか?」

 

「え?…、まあ、退院後なら…本人が望めば。確認しておきます」

 

「お願いします…!」

 

 

即答する。その後、口外しない事や報酬?の書類に手早くサインをすると、マジックミラー越しに撫子を見る。

…少し痩せたかな?薄っすら隈もあるみたい。それでも絹糸のような髪や、豊満な胸、くびれのある腰、つうっと指を這わせたくなるお尻。ギリギリのところで隠れて見えないデリケートな秘部も、幼子のような無垢な寝顔も、私だけのものだったのに…!

 

私以外が独占していることに焦燥感を覚える。

それでもあと少し。あと少しだから…。待っていて、撫子。

 

 

―――〇―――

Side.綾小路 清隆

 

 

俺は冬休みも間際の放課後、茶柱に呼び出しを受けていた。最近は図書室で好みの本を見つけてクラス外の友人が出来たり、クラス内の愛理や啓誠たちと試験の対策を練っていたりと学生生活を満喫していた。

その反動か、その男と1年半ぶりの再会をした俺は存外に動揺していたのだと思う。…その筈だ。

 

 

「よくやった、清隆。流石は私の最高傑作(むすこ)だ」

 

「………」

 

 

誰だあんた。

 

 

満面の笑みで俺を褒めるその男を見て、俺はとっさに言葉を返すことも出来ずにいた。

 

 

「………」

 

「………お、お久しぶりです。…綾小路先生」

 

「坂柳か、久しいな。お前も座れ」

 

「し、失礼します…」

 

「清隆、お前も立っていないで座れ」

 

「………」

 

 

…いや、本当に誰だコイツ。同席していた坂柳理事長…Aクラスの坂柳有栖の親族か?も、この男の人となりを知ってか、かなり動揺をしている。挨拶もそこそこに俺の入学について擁護をする理事長にも、着席を促される。油断なく見ていると茶柱が持って来たお茶を口にするほど上機嫌に受け答えをしている。

 

今まで見た事のないヤツの態度に困惑していると、退席しようとした茶柱を呼び止める。「担任にも関係のある話だ残って貰いたい」と告げて、俺の横に座る茶柱。何を口にするのか、当たりを付けて俺は先手を取る。

 

 

「何の用だ?言っとくが俺は、退学するつもりはないぞ」

 

「案ずるな。むしろ逆だ」

 

「逆?」

 

「あぁ、お前には絶対に、A()()()()()()()()()()()

 

 

…どういうことだ?全く予想できない言葉に沈黙をしていると、奴はA4ほどの茶封筒をテーブルに滑らせてこちらに寄越す。見ろということだろうか?どこか浮足立った雰囲気の茶柱を横目に、中の書類を取り出す。

 

………これは

 

 

「どういうつもりなんだ?」

 

「清隆。お前にしては要点を捉えぬ質問だな。まあいい」

 

 

そういうと奴は内ポケットから写真を取り出して、それをこちらに見せる。そこには知らない成人男性と、着物を着た少女。…恐らく、今よりも幼い頃の西園寺が写っていた。

 

 

「西園寺…?」

 

「そう、西園寺撫子だ。―――彼女がお前の婚約者ということになる」

 

「………」「っな…」

 

 

茶柱の驚く声、声を出さないが目を瞬かせる理事長。俺も予想外の事に思考が纏まらないが、手渡された書類に視線を走らせる。

内容は、どうやら彼女の身内との約束の覚書のようなもの―――念書というものだろうか。父、綾小路篤臣と西園寺大和の名前が記してある。

 

俺がAクラスで卒業した場合、西園寺撫子との婚姻を認め、西園寺撫子がAクラスで卒業した場合は俺が婿入りするというもの。

またそれ以外にも生まれた子供が男児だった場合は第一子は生家側に、女児なら両家の同意の元と事細かに決められているようだ。

 

…問題は当然ながら、俺はもちろん西園寺もこの事は初耳だろうという事。当人らの意志を無視して婚姻やその後の子供の親権まで決めると言うのは些か前時代的ではないだろうか。俺は斜め読みした書類を茶柱に手渡すと、上機嫌にお茶を飲んでいるこの男に口を開く。

 

 

「随分と勝手な話だな。本人の意思は無視なのか?」

 

「子に最も望ましい進路を勧めるのは、製造者(おや)として当然の権利(おもいやり)だとは思わないのか?」

 

「…俺は卒業後は、ホワイトルームに戻るのだろうと思っていた」

 

「殊勝な心掛けだな。大筋では間違いない」

 

「西園寺の意志はどうなる?」

 

 

俺はこの3年間のモラトリアムが過ぎれば、この男の命令通りに生きるつもりでいた。予想としては、再稼働したホワイトルームか、それに近い別施設の教官あたりになると思っていたが…全く予想外だ。

言い訳染みた反論にも、奴は鼻で嗤って続ける。

 

 

「撫子嬢には祖父、大和氏からの手紙が届く手はずだ問題ない。…そも、彼女が断ることは無い」

 

「どういうことだ」

 

「元から彼女は西園寺の血を次代に残す為の母体だ。本人の意志よりも家の意志が優先される。そして彼女は、()()()()()()を為されている」

 

「………」

 

 

知識としてはある。旧時代の日本、貴族階級においてはそういう古臭い家同士の繋がりがあった事を。逆に言うなら西園寺の生家はそれに準ずる家系。

つまり目の前の男が欲しているのは、その伝手や血筋だということか。

 

「…この横の男は?」

 

()()()()、彼女の婚約者は先日亡くなったらしい」

 

「それは随分な偶然だな」

 

「あぁ、本当にな。…よって、大和翁とも話はつけた。お前がAクラスとして卒業すれば、すぐに籍を入れる」

 

 

おう…翁?つまり、彼女の家がこの婚約に同意したということだろうか。思わずため息をつく。俺もそうだが、西園寺も随分と自由のない家に生まれたものだと。

それを観念したと思ったのか、ヤツは俺に悍ましい提案をしてきた。

 

 

「清隆、撫子嬢とは出来るだけ早く契って*1おけ」

 

「………」

 

「なっ、なにを言っているんですか!」

 

 

俺よりも先に、茶柱が席を立って声を荒げる。それは教職としてなのか、大人としてなのか分からないが、恐らくこの場で最も常識的な大人として、茶柱佐枝という人間は声を上げた。

 

 

「撫子嬢の実力は非常に高いが、身籠れば当然それは低下する。それを庇うクラスという集団も等しく弱体化するだろう」

 

「っ!…まだ彼らは子供です、大人の私達が将来を決めるのは当然、責任を取れない事を勧めるなどっ、」

 

「いや、そもそもこの学校で妊娠した場合は退学処分になるか?…どうなんだ、坂柳」

 

「いいえ?本人の同意なき性交渉が発覚した場合は違いますが、退学といった処分はありません。もちろん、本人に希望を聞いて、そう望んだ場合は別ですが」

 

「なっ…」

 

 

茶柱の提言など右から左に聞き流し、旧知の仲なのであろう理事長に行為の可否を確認する。相変わらずこの男は、目的の為には一切の躊躇がない。相対する理事長も、まるで倫理観など無い会話を続け在学中の出産、手続き、親権や処分など詳らかに解説をしていく。

 

 

「理事長っ!?」

 

「だ、そうだ清隆。()()()、お前はいかなる手段を用いてもAクラスとして卒業を果たし、西園寺撫子を手に入れろ」

 

「………言いたいことはそれだけか?」

 

「ああ、これで全てだ。詳細は書類にある。確認しろ」

 

 

言いたいことだけ話すと、見送ろうとした坂柳理事長に断りを入れてアイツは去っていった。残されたのは俺と担任の茶柱、そして理事長の3人。

俺を差し置いて口論(と言っても一方的に茶柱が理事長に詰問をしているような構図だが)している二人を尻目に、俺は渡された書類に指を滑らせる。

 

 

「理事長、まさかあんな保護者の身勝手な―――」

 

「茶柱先生、落ち着いて下さい。進路についてはいずれにせよ保護者との三者面談も―――」

 

「………」

 

 

用紙の下部、やけに光に反射をする部分がある。指で擦ると紙の乾いた感触でなく、透明なインクでコーティングされたような部分を一文字ずつ確認していく。

 

 

【坂柳理事長は来期に更迭予定、後任は協力者。来年に後輩も入学予定。好きに使え】

 

「…はぁ」

 

 

どうやら、アレは相変わらず用意周到なようだ。俺は現実逃避気味に、目の前の二人の会話に耳を傾けるのだった。

 

 

―――〇―――

Side.神室 真澄

 

 

「…はぁ」

 

「………」

 

 

最近のAクラスはかなり暗い。それもこれも、撫子が休学したからだけど今日は特に酷い。

今日は期末のテスト日。坂柳の指示で勉強会やら対策は取っていたけれど、それを万全に生かせるか分からない程だ。

 

と言うのも、理由は登校中の一幕が原因だった。

 

 

 

 

私がそれを見たのは坂柳と一緒に登校をしていて、Bクラスの一之瀬とクラスの…多分、葛城か撫子のグループの女子連中が対立していたところからだった。

 

 

「っなんで一之瀬さんがお姉様と一緒に登校をしているの…!?」

 

「なんでって、それはそっちが一番良く分かっているんじゃないかな?」

 

「そ、それは…」

 

「…っ」

 

「…?」

 

 

いつもの優し気な表情ではなく、特別試験の時のような険のある言い方。それも話題は撫子のことで、遠くでこちらを振り返りながら校舎に足を運ぶのは撫子本人だった。

Bクラスの連中に手を引かれて、足早に去って行っている。それを庇うように立つ一之瀬に、普段ならちょっかいをかける坂柳は動かない。

 

そうこうしている間に、一之瀬を呼びに来たBクラスの生徒。それに頷き返すと、踵を返して私達に捨て台詞を残した。

 

 

「悪いけれど、撫子の事を私は任されているの。…分かるよね?」

 

「な…!何の権利があって、西園寺さんを、」

 

「Aクラスの誰より、私はあの子の事を大切に思ってる。…絶対にもう、撫子を傷つけさせないからっ!」

 

「っ…!」

 

 

そう宣言した一之瀬は、普段よりもよっぽど強かなリーダー然としていた。結局、その時の噂は直ぐにクラスにも周知されて真嶋に詰め寄った連中は「治療の一環で一之瀬は協力を求められている」と切り捨てられた。

当然、我こそはと手を挙げるヤツもいたけどAクラスの生徒と接触するのは時期尚早とドクターストップがかかっているらしい。

 

それに歯嚙みをしたり、()()()()に憎々しげな視線を向けるクラスメイト達。葛城あたりは空気の悪くなったクラスをなんとかしようとするけど、原因が原因だけに火に油だ。

坂柳あたりが統率を執ればいいんだろうけど、ずっとため息をついていて頼りない。結局、クラスの雰囲気は悪いままに学期末のテストは実施された。…結果は、お察しって感じ。赤点とるような生徒はいないけど、ボロボロだった。

 

クラスの和なんてもう壊滅的だ。森下なんかは戸塚に「クラスの疫病神さ…おっとなんでもないです」とか煽りまくってたけど、切れそうな戸塚をむしろ周囲が視線で射殺そうとするほどに睨んで、仲間であるハズの葛城たちからもハブられてるみたいだった。

 

そんな様子を静観している坂柳をジト目で見ていると、背後から気配を感じて振り返る。

 

 

「…山村?」

 

「はい。あの…坂柳さんに伝言が有って」

 

「そ。ちょっと坂柳、伝言だって」

 

「…え?あ、はい。なんしょうか、山村さん」

 

 

坂柳はそういって、普段よりも固い表情で山村に向き合う。伝言と言っていたが渡したのは手紙のようだ。それを丁寧に開くと、「はぁ…」とため息を吐く。

 

 

「山村さん、ありがとうございます。()()には是非に、とお伝えして頂いても?」

 

「分かりました…」

 

 

そういって再びクラスからどこかに向かう山村。…相変わらず、気配があんまりないわね。そうしてすぐに興味を大切そうに持つ手紙に向けていると、目敏くこっちに来た橋本が指摘をする。

 

 

「なあ姫さん、誰からの手紙だ?」

 

「…あら、橋本君。女性宛の手紙の内容を聞くだなんて、紳士らしくないですね?」

 

「いやぁ、まあ気になってな。それに彼女ってことは相手は女の子だろ?ラブレターって事はないよな?」

 

 

そう茶化すようにしているが、視線は手紙から外さない。相変わらずの抜け目なさに呆れて溜息をついていると、坂柳からは「ご名答、流石ですね?」と便乗するようなセリフが聞こえた。

ぎょっとしてそっちを見ると揶揄ったのか、()()()()()()クスクスと意地悪く笑っていた。

 

 

「は、はは。…冗談だよな?」

 

「…アンタ、そういう趣味だったの?」

 

「………」

 

「冗談ですよ。…それに、手紙の趣旨としては間違っておりません」

 

 

そういって手紙を仕舞う坂柳。その視線の先には、今やクラスの疫病神となった戸塚が一人寂しく席に座っていた。

 

 

「…つまり?」

 

「つまり、()()()()()()ですよ。橋本君、貴方には存分に、働いて貰います。頼りにしてますよ?」

 

「あ、ああ。…そりゃ、もちろん。任せてくれ」

 

「鬼頭君も、お願いします。きっと、貴方の力が必要になるかと思います」

 

「………分かった」

 

 

先ほどまでの落ち込んでいた姿はもうない。まるで、ネズミを甚振るようなネコの様にコイツは嗤っていた。

私は内心、全く同情はしていないけれど戸塚に合掌するのだった。

 

 

*1
性交の意




読了、ありがとうございます。
予想していた人は居ると思いますが、綾小路君が婚約者ポジにつきました。
…ただ実際、本編における接点はあまり多くないんですよね。

原作でもそろそろ自重を止めだす時期ですから、より原作と本作のW主人公が絡む場面を展開出来ればと思います。

そして戸塚君はどうなってしまうのか?遊戯王的な次回予告まで秒読みとなっております。ご期待下さい。

それでは次回も、お楽しみに!

久しぶりにカップリング相談になります、混合合宿、撫子と絡んで()欲しいのは…?

  • 一之瀬帆波
  • 櫛田桔梗
  • 椎名ひより
  • 坂柳有栖
  • 鬼龍院楓花
  • 茶柱佐枝
  • 星之宮知恵
  • 松下千秋・伊吹澪
  • 堀北鈴音・軽井沢恵
  • 白波千尋・姫野ユキ
  • 神室真澄・山村美紀
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