ようこそ(勘違い)大和撫子の学校生活へ   作:エカテリーナ

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お待たせしました。
予定より時間がかかり申し訳ございません。

それでは、どうぞ。


②:バッド・コミュニケーション!

女子たちと同じように男子も木造校舎の体育館へと集合していた。同じ説明、同じ流れで教職員から指示がされ、早速とばかりに声を上げたのはAクラスの生徒だった。

ただし手探りや妥協、協調をしつつも納得いくグループを構成した女子とは異なり、Aクラスの男子から上がる意見は一方的な―――体裁を取り繕うことすらしない―――独善的なものだった。

 

 

「俺達Aクラスは、こちらのクラス13人と他のクラス1名を加えた、14名でのグループの構成を提案する。よって、残る一人をこれから募集させて貰う」

 

「………」

 

「………」

 

「………」

 

 

思わず、という様に1年男子の間に沈黙が広がる。呆然、警戒、嘲笑。各々が異なる反応を示しながらも直ぐに反応をしなかったのは、誰が先陣を切るのか。それを推し量っていたからだ。

 

 

「おいおい、随分勝手なことだな。飼い主より出しゃばって良いのかよ」

 

「っ、龍園…!…フン、これは俺達Aクラスの総意だ。…それに、お前らも同じことをすればいいだろっ」

 

「葛城、お前も同じ意見なのか?」

 

「…そうだね。彼を疑う訳じゃないけど、グループは全員の同意が無いと作れない。葛城君としても同意見か、聞きたいかな?」

 

 

反論をするのはCクラスの支配者、龍園翔。同調した訳ではなくとも、同じく意図を尋ねるのはクラスのリーダー格である神崎隆二や平田洋介。後ろには山田アルベルトや須藤健など武闘派の面々も睨みを効かせており、自然とAクラスの生徒も助けを求める様に葛城へと視線を向ける。

 

 

「………」

 

「どうなんだ?」

 

「か、葛城さん…?」

 

「…、……その通りだ。俺が責任者として当グループを指揮する」

 

 

腕組みをして目を瞑っていた葛城はその視線を受け止めると、数瞬の間を開けた後に一言だけ返した。その反応に眉を顰めるBクラスやDクラスの面々。逆に嗜虐的な笑みを深めるのはCクラスの龍園だけだ。

 

 

「ハッ…なら俺らは好きにグループを決めさせて貰うとするぜ。Aクラスの()()はどうすんだ?」

 

「そっ、それはあなた方の好きなグループに、どんな配置でも喜んで参加させてもらう。…だ、だが責任者にはならない!…それ以外なら、競技への協力は約束する」

 

 

龍園の嘲りの混じった質問には、予め答えが用意されたのか。言い淀みながらもAクラスの方針について明確に示された。

龍園はそれに「なるほど、なるほど」と芝居がかった態度で頷くとパン、と手を叩く。それによって1年生の、一部の上級生の注目も集める。

 

ターンが変わる。Aクラスから、Cクラスへと。

 

 

「なら次は俺から提案させて貰う。―――B、C、Dクラスはそれぞれ責任者を一人立てて、他クラスから1人ずつ。自クラスから更に10人を集める。これでMAXの14人の最大ボーナスが受け取れるグループが3つ出来る訳だ。…どうだ?神崎、平田。悪くねえ提案だと思うが?」

 

「っ…!」

 

「………」「………」

 

 

Aクラスの提案が極限まで自クラスで纏めた編成…事故の少ない構成だとすれば、龍園の提案は超攻撃的な編成…ボーナスやペナルティが最も高くなる構成の提案だ。

冷静に提案を吟味する両クラスのリーダーをよそに、驚きの後にサッと顔色を悪くするのはAクラスだ。

もし龍園の提案でグループ編成でされて、仮にAクラスが1位を取った場合。

 

――――――

 

1位報酬の3クラスポイント、人数が14人で1.4の係数がかかり、責任者がAクラス自身で2倍となる。

13人のAクラス生徒がそれを受け取ると、

3cp×1.4×2×13人=109.2cpとなる。

100以上のポイントが増えるのは大きいが、対抗となる3クラスの内Bクラスが2位を取ったら最悪だ。

2位でも1クラスポイント。係数1.4の全クラス合同で3倍、責任者所属の2倍。人数は11人で、

1cp×1.4×2×3×11=92.4cpに。その差はわずか17ポイント。

 

そして、もしも1位を奪取されればAクラスは2位で36.4cpと激減し、1位のクラスは277.2cpの激増だ。

もしDクラスが、あるいはBクラスが1位を取れば一気にクラス替えまで手が届く。

 

――――――

 

Aクラスが脳内電卓を叩いている間にも神崎の了承と平田の編成への融通を条件に参加が決まり、龍園が主導してグループ編成が開始された。

 

 

「おい、お前らAクラスにはCクラス(ウチ)のヤツを配置するが、文句はねえよな?」

 

「…ええ、大丈夫です」

 

「良し。なら…おい、橋本。てめえは俺らのグループに来い」

 

「お?…俺は構わねえんだけど、いいのか?」

 

 

若干、苦い顔をする生徒も居たもののAクラスの橋本正義はCクラスの主力グループ*1で確定する。

 

それに伴いBクラスやDクラスも有力な生徒…真田康生、鬼頭隼と各々指名をして了承を得る。

各々の意図や密約ありきとはいえ―――これで、4クラスの主力となる4つのグループが構成されるのだった。

 

 

 

 

6つの小グループを作るこの試験、4つのグループが出来て残りは2つ。グループの編成や、()()人数によって偏りが生まれている。

A、Dクラスは残り4人、Bクラスが7人、Cクラスが6人。21人が残され、10人と11人のグループが出来ればパチリと人数が埋まる。

 

―――が、その話し合いはそこから暗礁に乗り上げてしまう。切欠は、グループの責任者を決めようとした時だ。

先に決まった4クラスとは違い、残りの2クラスは必然、上位の成績を取るのは難しい。ほぼ均等に4クラスの生徒が居る為、協力が難しいのも理由に上げられる。

リーダーを決める際にくじ引きやジャンケンを提案したが、Aクラスの生徒―――戸塚弥彦が真っ先に拒否を表明したのだ。

 

 

「な、なんで俺たちが責任者をやらなきゃいけないんだよっ!?」

 

「あ?何故も何も、お前が寄せ集めのグループにしか入れねえ無能だからだろうが」

 

「そ、そんな、それなら落ちこぼれのDクラスにやらせればいいだろ!」

 

「何だとてめぇっ…!」

 

「ひっ…」

 

 

Dクラスでも喧嘩っ早いと噂が立つ須藤がいきり立つ。それに怯える様子をみせる戸塚だが、周囲はDクラスも含め止める気配はない。拳を鳴らす須藤だが、それがポーズであることに平田らは気が付いていたからだ。

くじなどで公平に決める事すら断るAクラスの態度に、他のクラスも話し合い当初から感じていたイラつきを隠せなくなっていた。

 

 

「クク…まあ落ち着けよ、須藤」

 

「あ…?」

 

「っ…?」

 

 

そして再び話の流れを押し進めるのは龍園だ。その場のほぼ全員、なんならCクラスも含めて訝し気に彼を見たが、そこからAクラスへの追及は圧巻だった。夏休みの試験、契約で痛い目にあった事のある葛城は露骨に顔を顰め、神崎や平田などは暴力だけでなく弁も立つ様子の龍園に警戒の色を濃くしていく。

 

 

「…も、元々…俺たちは責任者はしないと言ってあった筈だろ!?それを、」

 

「それに俺達が同意したか?してないよな?勝手にお前らが早合点しただけだろうが」

 

「―――、-!!」

 

「―?、―――」

「―、―――!?」

 

 

「………」

 

「………」

 

 

自然と我儘を言うAクラスと、それ以外のクラスといった情勢になりつつある1年生たち。教師は壁の近くでクラスの面々を見守るだけで、別段アドバイスや仲介などはしないし、()()()()。そういう試験だからだ。

 

それでもその顔色は徐々に、方や歯噛みをして、方や薄ら笑いを浮かべる等、より鮮明に分かれていくのだった。

 

 

 

 

結局、先に決まった女子や他の学年をよそに、1年の男子のグループ決めは難航していた。

 

時間は既に夕方。昼休憩を挟み、各々が休憩や仮の部屋に荷物を運び入れた後に1年は再び体育館に集合をしていた。

2年、3年生は人数にして20名弱と、グループのリーダーやそれに近い生徒だけが遠巻きに見守っている。

 

話題は二転三転するものの、Aクラスは責任者は引き受けようとせず、責任者を出さないと譲らない。他のクラスは実は「もう俺がやろうか?」と思っている生徒が居たりもするが、龍園がクラスの主要陣に口裏を合わせて黙殺させていた。

 

そうこうしている内に、もう間もなく夕飯の時間が迫っていた。やむを得ず教師がグループ決めを終えていない生徒と数名を除いて夕食の準備を命ずると、一気に人数の減った体育館は広く感じる。

 

誰かが寒さから身を震わせると、伝播するようにどこか肌寒さを感じる。「はぁっ…」と誰かがため息をついたのが契機となったのか、龍園はパン、と両の手を合わせる。

 

 

「…ここまでAクラスが強情だとは思わなかったぜ、なあ?」

 

「………あぁ、そうだな」

 

「…なんと言われようと、俺達が責任者をするつもりはないぞ、龍園」

 

「…葛城君、龍園君。まだ時間はある。最後まであ「いいや、もう時間切れだぜ平田。…分かってんだろ?」…っ」

 

 

クツクツと笑う龍園に、同意をする神崎。一貫して譲歩を拒む葛城と、何故か龍園を諫めようとする平田。今までの挑発的な態度とは打って変わって、どこか退屈な、あるいは飽きたような素っ気なさを見せる男に、体育館の全員の注目が集まる。

 

しかし、その期待を裏切る様に龍園がしたのはただの―――クラスメイトへの指示出しだった。

 

 

「おい、お前ら。グループを組むぞ」

 

「え?あ、はいっす!」

 

「はいっ!」

 

 

驚きつつも、自分たちのクラスの支配者(リーダー)の命令だ。Cクラスは綺麗に3対3で別れて、残りの2グループとして配置を完了する。その様子に喜色が浮かぶAクラスと、次に動くBクラス。

 

 

「へっ…!へへ、最初からそうすればいいのによっ!」

 

「良かったですね!葛城さんっ。…これなら…!」

 

「…柴田、悪いがリーダーを任されてくれるか?」

 

「お、おう?分かったぜっ!」

 

「残りは、さっきの通りに分かれてくれ」

 

「了解っ」

 

 

神崎の指示通りに4対3で別れて、Cクラスと合流する。これでBC合同の7人と6人のグループが出来た形になる。残るはAクラスとDクラスだけだ。

 

 

「おい平田、お前らも残りを好きに分けてグループに入りやがれ」

 

「あ、うん。分かったよ。それじゃあ本堂君は…」

 

「…譲歩に感謝する、龍園」

 

「あ?」

 

 

龍園が平田に指示を出していると、葛城が一歩前に出て龍園に目礼をする。他クラスの手前、あまり安く自分が頭を下げる訳にはいかない。だが、粘り強い交渉が実を結んだのだ。葛城は()()()()()()龍園に感謝を伝えると、当人はひらひらと手を振ってそれに応える。

 

 

「おいおい、礼には及ばねえさ、葛城。こういう時は持ちつ持たれつ…っていうだろ?」

 

「それでも、だ。…当然のことだが、各グループのAクラスの連中には全力で試験に挑む様に周知しよう」

 

「そりゃ重畳。…だが、そんなことよりも最後のグループの責任者はウチの金田にやらせる。マシな奴を寄越してくれ」

 

「勿論だ。…清水」

 

「あ、はい」

 

 

そういって一歩前に出たAクラスの生徒を、龍園は両手を広げて歓迎をする。肩まで組んで、にんまりとした笑みでグループの輪へと加えていく。

 

 

「え、っ」

 

「っ…?」

 

 

その様子ぞくりと悪寒を感じたのは、幸運な事にリーダー以外のDクラスやBクラスの生徒たちで、不幸だったのはそれを見逃した、Aクラスだ。

 

 

「…よし、では戸塚は清水と同じクループに加わってくれ」

 

「分かりました!葛城さんっ」

 

「じゃあ俺達は残りの…」

 

 

・・

 

 

「ようやくか…」

 

「ええ、そうみたいですね」

 

 

随分と時間がかかった。そう思う教師達はそう零す。上級生たちも遠巻きに見守っていたとはいえ、やれやれといった態度だ。なにせ、これから大グループを決めなければならない。一部の教員は食事の準備に行ったグループのリーダーを呼び戻しに宿舎へと向かった。

 

 

「――――っ!」

 

「――っ!?」

 

 

「?またなにか揉め事ですかね?」

 

「いやぁ、でも流石にもう決まるんじゃないですか?」

 

「…だと、良いんですけどね」

 

 

緩慢な動きでグループの記入用紙を持って良く教師たち。…しかし、教師たちは直ぐに気が付いた。

―――これからが本番だということを。

 

 

・・

 

 

「どういうことだ、龍園!!」

 

「………ククッ」

 

 

顔を真っ赤にして叫ぶのは、葛城だ。先ほどの感謝を告げた際の表情など、幻だったかのように今は憤怒一色となっている。

その原因となっているのは、当然龍園だが周囲の生徒の顔色も一様に悪い。唯一バツの悪い、暗い表情をしているのは神崎や平田らリーダー達だ。それを見て、遅まきながら葛城は状況を察する。

 

 

「まさか…お、お前達…!全員がグルなのか…!」

 

「おいおい、デカい声で叫んでるんじゃねえよ葛城。…言ったとおりだぜ?()()()()()()()()()()()だ」

 

「…まて、待て待てっ!まだ俺達の、Aクラスのふたりがグループに入っていない!!」

 

 

だが、感情は別物だ。葛城は悪あがきと薄々理解しながらも、状況を覆そうと発言を止めようとはしない。それにぎょっとしたのは担任の真嶋だ。驚きのまま、教員の持っているグループ表をひったくるとそこには最後の2グループの名前が連なっている。

 

――――――

第①グループ 責任者:Aクラス葛城康平

…人数はAクラスから順に13人、0人、1人、0人で14人。2クラス編成

第②グループ 責任者:Bクラス神崎隆二

…人数はAクラスから順に1人、11人、1人、1人で14人。4クラス編成

第③グループ 責任者:Cクラス龍園 翔

…人数はAクラスから順に1人、1人、11人、1人で14人。4クラス編成

第④グループ 責任者:Dクラス平田洋平

…人数はAクラスから順に1人、1人、1人、11人で14人。4クラス編成

 

第⑤グループ、責任者:Cクラス金田 悟

…人数はAクラスから順に1人、3人、3人、2人で9人。4クラス編成

第⑥グループ、責任者:Bクラス柴田 颯

…人数はAクラスから順に1人、4人、3人、2人で10人。4クラス編成

 

――――――

 

グループ作成の要項は満たしている。問題は、取り残されたAクラスの生徒2名だ。バスの中で告知したルールでは、グループの作成(責任者決め)を時間内にできなかったグループは退学処分とされている。

なら、グループに入れなかった生徒は?これも、該当生徒はグループを作成・所属できなかったのだから退学となるだろう。冬にも拘わらず、真嶋は背中に冷や汗がじんわりと沁みるのを感じる。

目の前では泣き叫ぶ戸塚たちや、掴み掛からんばかりに龍園に詰め寄る葛城の姿がある。ギリギリ暴力沙汰になっていないのはAクラスの鬼頭が葛城を抑えていたり、Cクラスの山田、Dクラスの須藤などの武闘派がボディガードの様にリーダーを護る様に侍ているのもあるだろう。

 

 

「流石、傲慢なAクラス様だ。この経験を退学後に活かせるといいな」

 

「なんでだ…?あ、ありえない…、なんで、なんで俺が退学になるんだよおぉ!!」

 

「…分かんねえのか?だからお前は退学になるんだよ、雑魚が」

 

「あ、ああああぁああぁああぁあぁ!!!」

 

 

とっとと失せろと、興味のない視線を向けた龍園に心が折れたのだろう。その場で蹲って泣きじゃくる戸塚や、立ち尽くすAクラスの生徒達に声をかける余裕のある生徒は居ない。

 

当然だ。下手な事を言って、矛先を自分に向けられたらたまらない。

保守的なAクラスの面々は、沈黙を保つ他なかった。

 

そして―――呆然自失といった様子の葛城。絶句する上級生や同学年のクラスメイトたち。

そんな空気の中ですら、龍園翔という男は絶対の自信を持って行動するのだ。偏に、自分の勝利の為に。

 

 

「―――さて、待たせたなセンパイ方。大グループを決めようぜ?」

 

「…お前、えげつないな」

 

 

南雲生徒会長の一言が、その場の大半の心情を表していた。

 

 

――――――

※その頃、女子の夕食の一幕

 

Bクラス生徒「「「おかわりっ!」」」

 

委員長「ふふっ、みんな気に入ったみたいだね!*2

 

大和撫子「お口に合ったようで、なによりです♪*3

 

グラドル「(…先生、ポイントを払うので写真を…はい、お願いします)」

 

文学少女「(…半分払うので、焼き増しをお願いしますっ)」

 

*1
C11名+A1・B1・D1の14人編成

*2
後方恋人面

*3
役に立てて嬉しい。エプロン姿が学校一似合う16歳




読了、ありがとうござました。

グループ決め、男子の部。ちょい長くなりましたが、なんと終わりまでは行きませんでした。
皆様の予想は当たっていましたでしょうか?

またアンケート、感想、高評価、全て力となっております。
少しずつ返信もしていくので、引き続き頂けると更新速度に直結いたします。

それでは次回も、お楽しみに!

本作もついにアニメで言う3期に突入しました。また募集なのですが、番外編や幕間、別作品扱いでも書きたいネタはたくさんあるのですが、どれが需要高いか教えてください!

  • 本編番外編、他クラス編など
  • 本編幕間、キャラとの絡みなど
  • 別作品番外編、R指定の作品など
  • 本編優先、とりあえず1年生完結まで
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