僕はボクになって、彼女は親友になった   作:XOUND

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今回から本編が終了した後の外伝編ですね。第一話は小星ちゃんに例のストーカーが襲いかかる回です


Side Story
ガールズ・ウォッチ


美亜「にゃふふふ・・・小星せんぱーい!!」

 

小星「うげっ、美亜か」

 

 

 柏木 美亜(かしわぎ みあ)

 ヒメの妹で奏坂の中等部二年生だ。ヒメの妹だからボクが男だったことも知っている。割と付き合いは長いが、正直アイツのことは苦手だ。苦手な理由は至極単純。何故なら・・・

 

 

 

 

 

美亜「うへへ、小星先輩のたわわなフルーツもぎもぎチャーーーンス!!!!」

 

小星「ひっ!?やめろこっちに来るなー!ひゃぁ!?ちょっ胸を揉むなー!」

 

 

 こいつは女の子が大好きでしかも超がつくほどの変態だからだ。実際ヒメの話によると、盗撮とかセクハラとか、女の子でなければ一発逮捕案件な事案を結構やらかしているらしい。こんな姿になる前まではこいつのことを『女の子好きの変わった子』としか思っていなかったが、今となってはボクもターゲット範囲内だ。今まで半年間で数え切れないくらいのセクハラを喰らって、すっかり苦手になってしまった。

 

 

美亜「うへへ、流石は奏坂屈指のフルーツをお持ちでいらっしゃる・・・元男とは思えぬこの弾力!」

 

小星「んっ、こ、声が勝手に・・・」

 

美亜「ウブな反応もいいですなぁ・・・さてフルーツを堪能した後はメインディッシュを・・・」

 

小星「だっ、誰か助けてくれー!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲姫「こらーーーー!!!美亜、またセクハラして!次小星にセクハラしたらコスしてもらう約束だったでしょ?」

 

美亜「げっ!咲姫ねえ!?」

 

 

 ヒメが来たことに驚いたのか、美亜はボクのことをすんなり解放してくれた。ただ、胸を揉まれた時に感じた変な感触が身体中に駆け巡っていて、暫くは立てそうにない。

 

 

小星「ヒメ!助かったよ・・・」

 

咲姫「大丈夫小星?美亜に変なことされてないかしら?」

 

小星「その、胸を揉まれた・・・」

 

咲姫「みーーあーー?これはどういうことかしら?」

 

美亜「ふにゃっ!?ええっと、これは誤解で・・・」

 

咲姫「誤解?じゃあそこで顔を赤くして胸を抱えて縮こまっている小星にどういう説明がつくの?」

 

美亜「ええと、ええと・・・そう!小星先輩は激しい運動をした後だったの!持久走とか!」

 

咲姫「めんどくさがりやの小星がそんなことするわけないでしょー!」

 

美亜「ギニャー!?!?いったぁーー!?!?!?」

 

 

 適当なことを言って誤魔化そうとした美亜に怒槌という名の拳骨が落ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲姫「美亜、反省したかしら?」

 

美亜「ぐぬぬ・・・今日は引いておいてあげるけどアタシは諦めないんだからね・・・」

 

 

 『私は小星先輩の胸を揉むというセクハラ行為をしました』というプラカードを首から下げ、ご丁寧に外せないように手首を後ろ縛られた状態で咲姫の後ろを歩く美亜。完全に見せ物の状態となってしまっている。下校中ということもあり、同じクラス、先輩、なんなら事情を知らない一般人にも見られてしまいかなり恥ずかしい思いをしていそうだ。

 

 

咲姫「大体美亜は中等部でしょ?なんで小星のいる高校校舎まで来たのよ」

 

美亜「アタシは中等部だから基本こっちには来れないじゃん」

 

咲姫「そうね」

 

美亜「そうなると盗撮くらいしか出来ないじゃん」

 

咲姫「・・・続けて?」

 

美亜「そういえば最近先輩の胸揉んでないなって思うじゃん」

 

咲姫「・・・」

 

美亜「小星先輩なら危機感薄そうだし元男ならアタシのこの気持ちも分かると思うから気軽に揉めるかなって」

 

小星「揉ませてたまるか!ボクをなんだと思ってるんだ!」

 

咲姫「そうよ!いくら小星がそういう女子としての意識低すぎるからといっても、やって良いことと悪いことがあるわ。」

 

小星「えっ」

 

咲姫「えって小星、もしかして自分が女子として違和感のないような最低限の行動が出来てると思ってるの?」

 

小星「えっ」

 

美亜「あっそれはアタシも思ってた」

 

小星「・・・もしかしてボク、そんなにダメ?」

 

咲姫「そうね。少なくとも普通の女の子はダボダボの男子用の服を制服の上から着ないわね」

 

 

 そう言ってボクのお気に入りの『GAME OVER』と書かれたトレーナーを指差すヒメ。ダボダボとはなんだ。このくらいが着心地も丁度良いから好きなんだよ

 

 

咲姫「着心地が良いのはまだ理解出来なくはないけど、これはちょっと・・・。あと私服もそんな感じじゃなかったかしら?『脳天直撃』って書いてあるあれ」

 

 

 確かにボクの上の私服はヒメに選んでもらって買ったスポーツブラの上から男だった時に着ていた『脳天直撃』と書かれたTシャツを着ているだけの簡素なものだ。でも正直に言ってこれで十分じゃないか?

 

 

小星「うぐっ、確かにそうだけどさぁ・・・私服にまで口を出す必要ないじゃないか!ボクには好きな服を好きなように着れる権利があるはずだ!」

 

咲姫「それはそうだけど、あなた私があげたスカート全然履こうとしないじゃない。いつも同じような服着てるんだからたまにはスカートやワンピースなんかも着ても良いんじゃないの?」

 

美亜「そういえばアタシ、小星先輩が制服以外でスカート履いてるとこ見たことないかも」

 

 

 二人の追撃が痛い。でもボクはあんまりそういうのは着たくないんだ。そういうのはズボンとかと違って足元が空いているからスースーして心許なくて、手で思わず押さえたくなってしまう。

 

 

小星「・・・やだ。スカートは履きたくない」

 

美亜「えー!勿体なーい!」

 

咲姫「そうよ。制服で着てるんだから私服もそう大して変わらないでしょ?」

 

小星「制服は着ないといけないから着てるだけなんだ。制限がなかったらボクは着てないぞ」

 

美亜「えー・・・美亜ちゃん小星先輩がお洒落してるとこ見たいなーなんて」

 

小星「そんな風に言われたって、お洒落とかめんどくさそうだし、絶対やらないぞ。ボクの意思は固いんだ。」

 

咲姫「残念ねぇ・・・ところで小星、次の週末に服買いに行くのに付き合ってくれたら、予約していた限定ゲームの・・・」

 

小星「行く!全然付き合うぞ!」

 

美亜「小星先輩掌返しが過ぎない?」

 

小星「ゲームの為なら仕方ない。いくらでも付き合うさ」

 

咲姫「ま、小星はそういう子だからね・・・そうだ美亜、もし似合う服とかあれば、写真送るわよ」

 

美亜「にゃったー!咲姫ねえ大好き!」

 

咲姫「本当に二人とも現金ねぇ・・・」

 

 

 と、言うことでどうやらボクは次の週末に服を見に行くことになったらしい。めんどくさいけど、ゲームの為なら仕方ないな。頑張ろう。




 とりあえずあれです。美亜ちゃんににゃふにゃふされる小星ちゃんはTS概念があろうがなかろうが需要があるんだっていう話をしましょう。そもそも小星と咲姫が同じ7EVENDAYS⇔HOLIDAYSというユニットとして活動していて、そしてヒメと美亜ちゃんは姉妹関係。必然的に小星と美亜ってどこかしらで接点を持っていておかしいはずがないんですよ。更に言うと正直美亜ににゃふにゃふされるなら誰でも需要があります。最低かもしれませんがこれは真理。間違いないです。

次回は小星ちゃんの着せ替え回ですね。ところで『いちげき!』に似たようなやつがあったような・・・
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