おしゃべりな"個性"   作:非単一三角形

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 本作への更新は最後だと言ったな?

 …………いや、最後にするつもりだったんですよ? 本当に。
 いつまでたっても創作熱を冷まさせてくれない原作様が本当に偉大過ぎると言いますか(ry


 これまでのifとはちょっと趣向を変えて、本編に出せなかった彼らを書きたかったの回。

 ……整合性? んにゃぴ。



A-s あったらいいねな後日談

 

「───女子会しましょう!」

 

 

《…………》

「…………はあ」

 

 都内に構えられた、小振りながらも質実といった風情で佇む事務所の一室。

 気の無い呟きを溢す()()()に見下ろされながら、()()()()()()は再び声を上げる。

 

「女子会! しましょう!」

「いや聞こえなかったわけじゃなくてね? 突然やってきて何を───」

 

 

「私達、きっと仲良くなれるわ。あなたもそう思うでしょう───『()()()』さん?」

 

 

 ぴく、と。

 手元を止めた彼女───『一方(ひとほ)(あゆみ)』の見開かれる瞳を見上げ、訪問者は口角を上げる。

 

「……そんな名の人間は───もうどこにも存在しないですよ? わたしは『一方歩』ですから」

「ええ、知っているわ。だからこそ声を掛けに来たんだもの!」

 

 その向けるべき感情に迷うような視線に返ってきたのは、朗々と語られる言葉。

 

 

「元雄英ヒーロー科生徒『干河歩』と同普通科『一方歩』、これを繋げる情報は意外と少ないわ」

 

「かの決戦にて奮闘したヒーローの卵が一人『アクセラ』と、当時司法取引に応じたタルタロスの元囚人……これらを一致させる情報に至っては、言うに及ばずよ」

 

「そこまで全部を繋げられたなら、そのままその人物の現状にまで辿り着く。すなわち───」

 

 

「新たな『英雄』の監視下で従事していることに。上手くできてるわね、『()()()()?」

「───出戻りでもご希望なのかしら、()()()()()()?」

 

「失礼ね! アウトなルートは使ってないわ! 今回は!」

 

 

 目を吊り上げ、「またジェントルと離れ離れになるなんて耐えられないもの!」と宣う彼女に、毒気の抜かれた表情を浮かべる、一方歩───の身に宿されし"個性"『干渉』。

 そんな彼女達の元へ、奥の部屋から宙を滑るように現れるは、湯気立つ一組のティーセット。

 

「……あら、ありがとう! これが噂の『生きた事務所(リビングオフィス)』の所以ね!」

「ええ、まあ……と言っても、あんまりお高い茶葉じゃないわよ? なにせうちは所長も副所長も清貧に偏ってるものだからね……」

《お金の使い方が分からないって言ってましたね、二人とも。……もう結構稼いでるのになあ》

 

「事務所構えたてのヒーローにありがちな、自転車操業になるよりはマシじゃないの?」

「それはそうなのだけど。……今をときめく『英雄』が仕事に困ることなんか無いでしょうに」

 

 今は近辺のパトロールに出ているヒーロー達を瞼の裏に、『干渉』は気怠げに頬杖をつく。

 そんな彼女を前に、出された紅茶を一口啜ったラブラバは上機嫌に微笑みながら話を続けた。

 

「あなたに……いえ、()()()()()聞きたいのは、参加の意思と場所の提供についてよ。具体的にはこの事務所の一室を貸して欲しいの。そうすれば方々との折り合いも解決するのよね」

「……私の意思はともかく部屋の提供については所長に……()()()()に確認を取ることになるわ。それにしても、いったいどんな参加者を連れて来る気なのよ? ……ある程度予想は付いたけど」

 

「察しが良いわね! そう言うと思ってリストを作ってあるわ!」

 

 そう言ってラブラバが取り出したのは、一枚の小さな紙片。

 先のティーセットと同様に、ふわりと浮かんだそれが『干渉』の手の中に納まり、一拍。

 

 

《……わぁ》

「……ああ、うん、成程。出久さんなら喜んで許可するわね、間違いなく」

「そう言ってくれると思ってたわ!」

 

「ええ……でも、一つ言わせてもらって良いかしら?」

 

 笑っていいのか、困るべきなのか。再び苦慮を滲ませながら『干渉』は尋ねる。

 

 

()()()()()()()時点で『女子会』ではなくない?」

「ジェントルを仲間外れにする気!? そんなの許さないわよ!」

 

《むしろ肩身が狭い思いをさせるのでは?》

「出久さんから二人については聞いてたけど……『愛』が重いわねえ」

 

 

        ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 ―――数日後。

 同事務所内、一室。

 

 

「それでは第一回『クリミナルガー○ズの集い』開催を祝って! カンパーイ!」

 

 

「かんぱ……私達まで(ジェントル)の女みたいに聞こえるんだけど? やめてくれない?」

「そもそも祝うような集まりではねぇだろ」

『それに誰一人としてガールズって年齢じゃないのです』

(そしてクリミナル○ールズは不味いぞ、ラブラバよ!)

 

 ラブラバの音頭に合わせ、チンと鳴り合わされたコップの音は、たった一つ。

 ……物寂しく感じた『誰か』がそれぞれの前へと浮かせた杯に仕方なく応える形で、同様の音が二、三度遅れて響いた。

 

 

「というか、この面子を集めて何の会話をさせる気なのよ。……今更だけど」

「共通点と言われりゃ分からなくねぇけどな……『奈落』から這い出しといて河岸を変えた奴が、まさか私の他にも居たとは思わなかったが」

 

 『干渉』が溢した言葉に、同じく呆れに近い色を宿した呟きが返る。

 必然、向けられる数名の視線に、声の主は空いた手で頭を掻きつつ、軽く肩を竦めた。

 

 

 ───社会の闇の中に生き、一度は『魔王』の掌に自ら乗った元ヒーロー、レディ・ナガン。

 

 本来の罪状を隠したまま、最高最悪の監獄へと送られ十年以上。

 決戦の折、自身の心身を顧みない()()によってもたらされた『戦果』が撮影されていたことで、一転……とまではいかないまでも、陽の下を歩いて咎められぬ程度の立場を()()()()()()()人物。

 

 そんな彼女が今、感情を読み取らせない瞳で、ささやかなパーティ会場に席を並べていた。

 

 

「えっと……レディ・ナガン、で良いのよね? 元ダツゴク仲間……ってことになるのかしら?」

「……らしいね。しかしあんた、その若さであそこにぶち込まれるって、何やらかしたんだ?」

 

「ああ、まあ、色々と……あなたこそ何でまたこんな集まりに顔を出すことに?」

「そりゃ、あれだ。……緑谷出久の事務所ってのを、一回見ておくのも悪くねぇかって……」

 

「……なるほど、出久さんか」

「……それで納得されちまうのかよ」

 

「…………」

「…………」

 

 

(……空気が死んでいるのだが!? どうするのだラブラバよ!?)

 

 互いが集まった事情が事情だけに、盛り上がる、からは程遠い空気が部屋を埋め尽くす。

 重苦しい空気に堪えられなくなったこの場唯一の男は紳士の笑みを崩さぬまま……手元の紅茶を震わせながら、発起人(ラブラバ)へと目でSOSを送った。

 

 

 ───迷惑系動画配信者から何をまかり間違ったか、かの決戦にて『英雄』の次に世界中に名を刻んだ元ヴィラン、ジェントル・クリミナル。

 

 その元凶は、彼のパートナーであるスーパーハッカー、ラブラバによる決戦各所の配信映像。

 多分に恣意を含んだ()()により、文字通りに全世界のお茶の間へと届けられた彼の『活躍』は、彼が若き日に抱いた夢を形にしてなお余りあるものではあった。

 

 そんな彼が今、眼差しに込めた救援要請に返ってきたのは「頑張って、ジェントル!」という、口ほどに物を言う期待に満ち溢れた視線のみ。

 いわゆる『無茶振り』に頬をひくつかせつつ、かつて繰り返してきた生動画配信で培った経験を総動員し、この空気を打開せんと彼は思考を駆け巡らせる。

 

 

「し……しかしアレだ! 世間一般では刑務所の食事は『臭い飯』などと言われているが、実際のところはそうでもないものだな!」

 

 

「…………ああ、まあ、本当に臭い飯なんか出すと、人権団体とかうるさいらしいしな」

「え? ……私、最低限の点滴だけだったんだけど」

 

「……は? 何したらそんなことになるんだ?」

「その……意識がある限り脱獄しかねない"個性"持ちだから基本眠らされてたのよ。それに、一度抵抗するような素振り……に見えるだろうこともやっちゃったし」

 

「おいおい、どんな"個性"だよ。あの監獄を中からどうにかできちまったとでも?」

「…………わりと? 例の『魔王』様みたいにシステムダウンを起こすのも不可能じゃなかったと思うし……まあ、途中で物理的に潰されるか、深海に沈められただろうけどね」

 

「……冗談に聞こえねぇな。というか、深海に沈める?」

「ああ、脱獄の折に気付いたんだけどね? あの監獄の海底側、多分万が一に備えて丸ごと深海に投棄できる仕掛けがあったわよ。……一息に落とされたせいで起動できなかったみたいだけど」

 

「マジかよ……危うくAFOの身体と一緒に海の藻屑になるとこだったのか、私ら」

「強引に破壊してたら水圧でお陀仏でしょうし、中々どうして合理的に出来てたみたいね」

 

 

(……話題、広がってる)

 

 半ばヤケ混じりに投じた話の種が、思いのほか芽吹いている様に逆に困惑する男、ジェントル。

 にこにこと微笑む愛しき相棒(ラブラバ)に一度笑みを返した後で、彼は内心を包み隠すべく、震える紅茶に口を付けるのであった。

 

 

『───私もお話したいです。そっち、聞こえてます?』

「……ええ、電波は良好よ」

 

 会場に持ち込まれた一台のノートパソコンから、どこか気の抜けた声色が発される。

 今回唯一の遠隔(リモート)参加となった人物の、彼方からの呼び掛けが。

 

 

『良かったです。私、あなたとお話したいとずっと思ってたんですよ、『干渉』ちゃん?』

「……私は特にあなたに興味は無いわよ、()()()()()

 

 

 ───この場でも最も異質な存在。『元』の付かないヴィラン、渡我被身子。

 参加者の中に彼女の名前を見付けた際に、『干渉』が感じた驚愕は言うまでもなく。

 

「……あの戦場にあなたが現れた時、私は荼毘の炎から人々を守るのに注視していたし……後からお茶子さんに聞いた話の範囲でしか、あなたの事を知らないのよね」

『私はお茶子ちゃんからあなたの事もいっぱい聞きましたよ? お茶子ちゃんが大好きな人なら、きっと私も好きになれると思ってたのです」

 

「そう言われてもね。……そもそもあなた、あの後どうなって……どういう扱いになってるのよ? ねえ、ラブラバさん?」

「知らないわ! ホワイトな範囲では調べられなかったもの!」

 

 

 どのようなやり取りの末なのか、決戦の終わりには自ら身柄の拘束に応じたという彼女。

 そこに決戦に参加したヒーローの雛が一人、麗日お茶子(ウラビティ)の存在が深く関わっているという情報に限れば、同じ戦場に居合わせたヒーロー達の中での暗黙の了解ではあった。

 

 しかし、その後の渡我が如何なる経緯を辿り、今回の集いに遠隔にせよ参加できる程度の処遇を得たのか、その仔細を知る者はこの場にも居ない。

 また、そうした情報を収集する能力に最も長けているだろうラブラバの返答は、彼女が再度法を犯す事を避けようとしている限りは手の届かない場所にある、ということの証左でもあった。

 

 

「…………まあ、いいわ。それで、私と何の話をしようと言うの?」

『勿論、お茶子ちゃんの事です。同じお茶子ちゃんの友達として絶対に必要な話ですから』

 

「必要? あなたと話すべきことなんて、私には思いつかないのだけど───」

 

 

 ノートパソコンのモニターを、そこに映る相手の顔を見ながら『干渉』が首を傾げる。

 覗き込まれた画面の向こう、かつて狂気に染まっていた瞳を穏やかに緩めた渡我は、朱に染めた頬を吊り上げながら囁いた。

 

 

『お茶子ちゃんには、いっぱい友達がいますけど……その『一番』は、()()()()()って』

 

 

「……へえ、なるほど良い度胸だ表出ろ?」

《……『干渉』!?》

 

 イイ笑顔のまま流れるように親指で首を掻っ切るジェスチャーを行った彼女に、頭の中で悲鳴を上げた『彼女』の声は届かず。

 火種を投げ込んだ側はと言えば、『トガは許可なく外には出られないのです。残念でした』と、澄まし顔で尚も燃料をくべにかかる。

 

 

『え? それともまさか自分が『一番』だと思ってます? あなた、めちゃくちゃお茶子ちゃんに心配掛けたって聞いてますよ? 自意識過剰じゃないですか?』

「……それこそまさか、よ。私はそこまで自惚れてない。だからといってあなたの思い上がりには頷けないけどね」

 

『……ふーん? じゃあ、『干渉』ちゃんが思うお茶子ちゃんの『一番』は誰なんです?』

「そんなの決まってるわよ。いつも、いつでも、いつだって誰よりお茶子さんの傍に居て、彼女の為に頑張ってきた最高の相棒が居るじゃない」

 

『…………誰です、それ?』

《…………え、誰だろう?》

 

 

 その言葉に渡我だけでなく、頭の中で話を聞いていた『彼女』までもが疑問を溢す。

 そんな二人に眉根を寄せた『干渉』は、やれやれとばかりに肩を上げ、告げた。

 

 

「お茶子さんの一番の相棒、そんなの───『無重力(ゼログラビティ)』さんに決まってるでしょう?」

 

 

『いやそれずるくないです?』

《あー……》

 

 まさかの人物(?)の登場に、思わず遠い目になる渡我被身子。

 画面からも『確かにお茶子ちゃんから聞いてますけど……』という呟きが零れ落ちる。

 

 

『……えっと、じゃあ……トガは『二番』で良いです、ハイ』

「『二番』ですって? 何をバカなこと言ってるのよ」

 

『えー、これもダメなんです?』

「当然よ。あのねえ───」

 

 沈黙を破った渡我の妥協を、しかし『干渉』はにべも無く切り捨てる。

 そうして再び、何を当然の事を、とばかりの口調で()()は宣告された。

 

 

「お茶子さんが『友達』に順序を付けるわけないでしょう?」

 

 

『さてはあなためんどくさい人ですね?』

「もう限界オタクのそれじゃねぇか」

《お茶子ちゃんの事になると、すーぐ素が出るんだから『干渉』ったら、もぉ……》

 

 

        ◇ ◇ ◇ ◇ ◇

 

 

 

 

「───意外と、盛り上がっていたな」

「あら、ジェントルさん? ……そうね、思いの外……ラブラバさんには感謝しないとね」

 

「ああ……それで、なのだが……少し話に付き合ってもらえるかね?」

「……ええ、勿論。ラブラバさんも、そのつもりで()()()()()()()()()のでしょうし」

 

「……やはり、気付くかね」

「まあね。彼女がどこまで掴んだのかは知らないけど───」

 

 

「あなたにも、来たんでしょう? ()()()()()()()()()()という申し出が、公安から」

「……ああ、その通りだ」

 

 

「───おい待て、公安が? 元ヴィランを? 何の冗談だ、そりゃ」

「っ、レディ、これは……」

「……そう驚く事は無いと思うわよ、ナガンさん。何より、()()()()()()()()()でしょうから」

 

「ハ? ……私から、だと?」

「『つくられた正義』、『薄く脆い虚像の超人社会』だったわね。……出久さんから聞いてるわ」

 

「……何が言いたい?」

「……偽り(ハリボテ)の社会を実感して、実像を与えようともがいている。私に話を持って来た人間からは、そんな気配がしたのよ」

 

「それは……そんなもん、今更何の……」

「新しい超人社会、新しいヒーローの姿。……『躓いても立ち上がれる社会』の走りとして、私やジェントルさんは良い広告塔になる……そう考えた人が居たのだと思うわ」

 

「…………」

「……そう、いうことだった、のか」

 

 

「さて! あなたが聞きたいのは、私が『何故それを()()()()()()()()()()()?』、でしょう?」

「あ、ああ……そうなのだ。キミもまた、ヒーロー科に通っていた生徒なのだろう? ラブラバが調べてくれた限りでは収監の経緯も不本意なモノだったと……なのに何故、キミは───」

 

 

「それなら、簡単な話よ」

 

 

 

 

「私には、見知らぬ誰かを(たす)けたいという想いが欠けている」

 

「───わたしでは、誰かが(たす)けを求める声に気付けない」

 

「何よりわたし達は───誰より近くの『(たす)けて』から、ずっと耳を背け続けていた」

 

 

 

 

「だから、私達は───『ヒーローからは程遠い』んですよ」

 

 

 

 

「───あなたはどうかしら? ジェントル・クリミナル」

 

「あなたには……あなたの『始まり(オリジン)』には、誰かを(たす)けたいという想いが、あるかしら?」

 

「その心に従うことこそが、あなたにとっての最善の選択……なんて、他人がしたり顔で言うことじゃないけどね」

 

 

 

 

「……いいや、ありがとう。キミの……キミ達のお陰で、肚は決まったよ」

 

(たす)けたいという想いなら、ある。……あったんだ。私は……」

 

「…………うむ! そうと決まれば、少年に……いや、もう少年ではなかったか。緑谷出久くんに伝えておいてくれたまえ!」

 

「次に会う時は、肩を並べて……いいや! コラボ配信のオファーを出すと!」

 

「その際のタイトルは……ふむ、そうだな───」

 

 

 

 

「『デクとジェントル! コラボしてみた!』」

「《分かったタイトルはこっちで考えておくわね(きますね)》」

 





トガちゃん『やいのやいの』
 干渉さん「やいのやいの」
 歩ちゃん《……意外と楽しそうにしてるなあ》
 ラブラバ「企画は大成功ね!」
  ナガン「話題に出てるお茶子ってのは……へえ、緑谷の。……何とも眩しいご夫妻だことで」
ジェントル「……お互い良いパートナーに巡り会えたものだな、少年よ」

 緑谷夫妻の輝きに脳を焼かれた被害者(笑)の集い。
 元ヴィラン組が決戦後にどうなるか、原作で確定していないからこそ書けた話。特にナガン。
 ジェントルも立ち位置凄いことになりそうですし……こんな後日談が"あったらいいね"って。




Q. トガちゃん!?
A. 本作では最終決戦の対AFO戦がね。あーいう形になったからね。その後でまあ、色々ね?
 ホークス筆頭に、比較的余裕のあるヒーロー勢が対応して……それでも増えるトゥワイス群から本物のトガちゃんを探し出せるのは麗日さんだけなんで……ね?

Q. それでも生きてるのはご都合的過ぎない?
A. 原作と違ってヒーロー側に余力がある以上、むしろ死なせるわけがないのです。
 捕縛したヴィラン達すら荼毘の炎から避難させるヒーローの皆さんなら尚の事。
 本作の場合は『干渉』さんが黒霧ゲートを封鎖するので、他戦場への影響も防げますからね。

Q. それでもこの扱いは有り得なくね?
A. 有り得ないですね。温情が得られるような余地も無いですし。本作には。……本作には。
 ifとして出番捻じ込んだのは完全に作者の趣味です。
 彼女とオリ主達の対話を本編で描く機会が無かったのも心残りだったんよ。




Q. 出久さん?
A. だって両方『緑谷さん』なんですもん。
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