ONE PIECE 『ドレスローザ奪還』RTA【完結】   作:九時誤字くじら

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人間屋の巡回〜幹部昇進まで

スカーレットの骸をこえて行くRTA、はーじまーるよー。

前回は海賊船を沈め、ある程度金目のものを回収したところでしたね。

 

海賊船を沈める事にした理由ですが、これは一つです。

 

経験値が大量に入るんですね。

 

悪魔の実の能力者は経験値が上がりますし、海でやればさながら逃げないメタルスライムみたいなもんです。

今回は『サラサラの実』の能力者の一つでしたが、みんな溺れ死んでくれたので船に繋いでから首を切って袋に詰めていきましょう。

 

海賊が死んだ、という証明さえできればいいので最悪顔の皮だけでいいのですが、実験してみたところミスの発生率と天秤にかけたら断然首を持ち歩く方が効率的だということになりました。

 

袋の中に生首を詰めたままシャボンディ諸島を目指しましょう。

 

……はい、到着しました。

 

なので早速船を『スクラップ屋』に運びましょう。

血で染まるような作業をしたせいで短時間で劣化してしまってます、もう使えません。

 

使える木はまだ残っていたらしく、1000ベリーで購入されました。

 

その足で早速『人間屋』に向かいます。

安い奴隷の中に探している奴がいないかを探して……

 

いました。

はい、レイリーさんです。

レイリーさんはただの酒飲み&ギャンブル狂いの老人として死ぬほど安値で売られてるため、2000ベリーで購入しつつすぐに連行しましょう。

 

彼を買うと確定でイベントが発生します。

ムービー会話の後で選択肢が表示されるので『私はドフラミンゴファミリーのティン』『お前思いっきり賞金首じゃねえか』『″冥王″ってバカなの?』を選択、最後のは時間制限付きなので体で覚えましょう。

 

町での荒らしを見逃すのと引き換えにコーティングされた中くらいのボートを譲ってもらいます。

船を購入できるとなれば安いもんだ……2000ベリーくらい。

あと、ついでに本体もコーティングしてもらいましょう。

 

コーティングをされたので早速魚人島に潜ります。

この年代で魚人島といえば、皆さん何が起こるか分かるとおもいます。

 

そう、オトヒメ暗殺事件です。

 

本体もコーティングしてはもらいましたが、小船で行けば確実に死が待っています……

 

最も、それは水泳スキル無し、普通の人間レベルの方の話です。

油断したなァ、ティンくんとはLv3(人魚の子供相当)の水泳を持つ生物だ!!

 

そうだったのか、と納得してもらった所で、早速瀕死のところをオトヒメ王妃に保護してもらいましょう。

 

一文無しなので保護してもらいご飯を食べ、眠った次の日に襲撃が起こります。

なのでしっかり眠る時間になる前に魚人の兵士から魚人空手を教えてもらい、『魚人空手』をLv1まで習得しておきましょう。

 

はい、次の日です。

ホーディの様子を『見聞色』で個人マークしつつ、オトヒメ王妃について街頭で一緒に署名を集めて回ります。

帰りに炎が出ているので、皆さんに消してもらいつつオトヒメ王妃が走り出したタイミングでダッシュ。

 

彼女を全力で突き飛ばし、兵士に保護させます。

 

そんな感じで庇ったため腹部に鉛玉が突き刺さりましたが、そこですかさず『魚人空手』の初級スキル『撃水』で流れ落ちる血をホーディの頭にぶち込みましょう。

 

ついでに命の危機に追い詰められたため覇気が成長しました、まだ動こうとホーディの仲間達が銃を構えたので、そのまま『覇王色の覇気』で威圧します。

 

……おっと、ゼオが地面に隠れていましたね。

武装色を纏った血を背骨にぶち込み、立ったまま『失せろ』の如く全体を睨みつけて行動を封じましょう。

 

残り数十秒で気は失いますが問題ありません、既に戦意喪失していた暴漢たちはリュウグウの兵士たちに取り押さえられました。

 

レベルが上がりましたね、これで安定して覇気をかませるとおもいます。

 

ちなみに、ティンくんの血液型は『S型』です。

その血液型であるオトヒメ王妃と息子さんから輸血して貰ったので大丈夫そうですね。

 

そのまま目覚めましょう。

 

署名は『ボクは海賊でありんす』とNGを出し、その代わりとして『リク王』、『レベッカ』、『ヴァイオレット』の3人の名前を出して彼らにドレスローザがひっくり返ってから署名してもらうよう言っておきます。

 

……おっと、ここで人魚の血を輸血されたので『水泳』のスキルが一気に3→13まで成長しました。

いいですね、これならドレスローザまで泳いで帰れそうです。

 

せっかくなので見聞色の覇気も特訓しておきましょう、オトヒメ王妃と一緒にお話をします。

 

そのあとで魚人島を駆け巡ってデッケンを暗殺します。

デッケンのマトマトの実も必要なんですね。

 

ついでに帰りに魚人街に寄って1人で演説し、魚人モブを仲間に引き入れましょう。

リポップしたマトマトの実も忘れないでください。

 

王妃からは殺人のことについて説教されますが、『海賊は嫌いなんだよ!』と言ってあくまで対話しない意思を示しておきましょう。

多少わだかまりは残りましたが、オトヒメ王妃にはしっかり礼を言っておきます。

 

そのまま魚人達と共に手荷物を持ったまま泳いで地上に帰り、帰りのエターナルポースを渡してなかったことに気づいたファミリーが送り込んできていたモネに生首を渡し、一緒に近くの海岸基地に提出しておきましょう。

 

ヴェルゴ″さん″に生捕りにしなかったことを怒られましたが、有言実行したこと、部下と資産を手にして帰ってきたことを理由に幹部にしてもらえたので今回はここまでとします。

ご視聴ありがとうございました。

 

 

人間が流れ着いていた。

その姿を見た私は、ついこの前の出来事を思い出してしまった。

 

──天竜人の、漂着。

 

あの特徴的な事件を思い出した私は、そのまま彼に駆け寄った。

 

「……ったたた、ボートで″魚人島″は無理でありんすか」

 

「ボート……ボートで⁉︎危ないからちゃんとした船で来なさい!……痛ァァッ!」

 

とんでもない無茶をした彼の頬を叩けば、またしても腕の骨が悲鳴をあげる。

そのまま彼を連れて帰って治療をしてやれば、そこで彼の口からはいくつかの情報がもらえた。

 

──そしてなんと、彼は魚人に差別的でない人間だというのだ。

 

そして署名を集める演説に、明日はついてきてくれるとまで言ってくれている。

 

無邪気に魚人空手の技を真似して子供のようにはしゃぐ彼を遠目に見ながら、私は静かに笑った。

 

署名も集まった、人間の協力者も見つかった。

順風満帆だな、なんて思いながら、私は幸せを感じて微笑む。

 

だが、それにヒビを入れたのは、次の日の出来事だった。

 

「王妃様!……署名が燃えています!」

 

「なっ……⁉︎」

 

炎。

燃え盛る署名の箱。

思わず駆け寄ったその瞬間。

 

──突然、私の体は強い浮遊感に包まれた。

 

「⁉︎き、貴様!!オトヒメ王妃に何を!!」

 

私をキャッチした兵士の1人が文句を言った、その時だった。

彼の口から、血がこぼれ落ちたのは。

 

「……っ!そこでありんすか……″ホーディ″!」

 

魚人空手の構えで、彼がこぼれ落ちた大量の血を振りかぶる。

知っている。

あれは初歩の技……その名も『撃水』だ。

 

「″撃血水(うちみず)″!」

 

「ぐっ……アア……⁉︎」

 

見聞色の覇気、それで聞こえる声が一つ減った。

恐らく犯人が気を失ったのだ。

そう考えていた所で、さらに天を突くような衝撃が走る。

 

──これは、覇王色の覇気⁉︎

 

そして、それに怯んでいた所で、さらに地面を揺らすような振動が王宮を包んだ。

再び彼の血が、地面にいた魚人の男に突き刺さっていた。

 

テメエら……その人は、一宿一飯の恩人でありんす……

 

「グハッ……!わ、わざと、血を消費させ、た……!ァァ……」

 

あちきの恩人に手ェ出そうってんなら、死ぬ気で来い!!

 

「……ハァ……あちきが相手になってやりんす!!

 

徒手空拳、武器はない。

……それでも誰一人彼に手を出せていないのは、ひとえにその覇気の強大さ故だろうか。

 

背中を内部から破壊されたように激しく痙攣する魚人の姿を見て、怯えてるのだろうか。

 

「……っ!拘束しましょう!」

 

ともあれ、彼が動けないのならば兵士たちに指示を出す。

立ったまま荒い息を吐く彼に駆け寄ると、そのまま私は彼の傷を抑えつけた。

 

「ごめんなさい……!まさか、狙撃手が混ざっているとは……!」

 

「ハァ……大丈夫で、ありんす……!肝臓を撃たれても、人間は5分くらい生きてるでありんす……」

 

「……あなた、血液型は⁉︎」

 

「S型でありんす……都合よく……同じ奴がいるとは思えねえでありんすが……」

 

──ああ、私だ!

 

その瞬間、私は立ち上がるなり一番近くにいたドクターに指示を出した。

 

「私の血液をこの人に!この人は私を庇ったの、全部取ってくれても構わない!」

 

「母上!私も同じ血液型です!」

 

「う……うぇ……!」

 

「おれもだ!……し、しらほし!ほら笑ってくれ、この人は絶対死なないから!アッカマーンボ♪何でもないから♪」

 

「そうだぞ〜♪4人分の血があれば絶対助かる〜♪ウー!ほら歌うぞ〜♪」

 

泣きそうになるしらほしをあやしながら、内臓のオペを終えたドクターの手で4人の人魚の血を一人の青年に注ぎ込んでゆく。

 

すると、青年の顔色は少しずつ良くなっていき、そのまま彼はすぅ、と安らかに呼吸の音を立て始めた。

 

助かった。

私はいつのまにか止めていた息を深く吸い込みながら、涙を溢れさせた。

 

人間の血が、人魚の命を守った。

人魚の血が、人間の命を繋いだ。

 

──小さくも偉大な一歩が、未来に向けて踏み出された瞬間だ。

 

「っ……あァ、これは……助かったでありんす。オトヒメさん、息子さん達……!」

 

「いえ……助けられたのは、こっちです……!」

 

海賊だと名乗った彼は、その後海賊を殺してしまって一悶着起こしたり、そのあと少し魚人街などで遊んでいるという噂が入ったりした後、いつの間にやら消えていったり、なんて事もあったが……しかし私は忘れない。

 

──太陽に一歩近づいた、不思議な数日間の出来事を。




・オトヒメ王妃

聖人すぎてやばい人。
地上からやってきた青年に命を救われ、地上からやってきた青年の命を救った。

・ティンくん

この後、ヴェルゴさんに竹竿で新人イビリされた。
見聞色の覇気で粗方衝撃は防いだが、顔面はボコボコになった。

・モネさん

新人に生魚と生肉を塩漬けにしたような匂いのするものを持たされた。
その後海軍の換金所に行く彼の姿を見て、いつか両腕を別のものに交換すると決意した。

・人魚の血液

人間の血液と全く同じ。
泳ぎが上手くなった?
何それ知らん、怖……

・レイリーさん

なんか2000ベリーで買われた上、覇気を使う間もなく即解放されてシャボンコーティングをさせられたかわいそうな人。
その後、2000ベリーを片手にした賭けで大勝ちしたが、一晩で使い果たしてまた人間屋行き(自発的)になったらしい。
こんな年老いたおじいさん相手に爆弾付きの首輪を付けるだなんて、ドフラミンゴっていうのは本当にひどいやつなんだね!



玄瓜阿礼さん、誤字報告ありがとうございます。
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