正義の実力者になりたくて! 〜ミドガル魔剣士学園の優等生〜   作:XIYON

4 / 21

ヒロミ・サクラノ/仮面ライダーデモンズ 仮面ライダー???CV:小野賢章


【挿絵表示】


警察官の居眠り運転のせいでパトカーに跳ねられて死んでしまい、『陰の実力者になりたくて!』の世界に転生した男。サクラノ家の長男としてこの世に産まれ、表側でミドガル魔剣士学園の優等生として過ごすことになる。アレクシア・ミドガルとは幼馴染で恋人。


・正義の実力者は王国第二王女と恋人なのでモブのアイツを驚愕させたい!

 

あれから結構経ったけど…俺は今清々しい気持ちだ。ミドガル魔剣士学園の優等生としての生活は順調だ。今のところディアブロス教団の気配は感じない…アイツらまたどこかで悪さするはずだ。

 

そんな事を考えていたら、ある組が俺達の前に現れた。

 

ヒョロ「おいおいどういう事だ!?」

 

ジャガ「あのアレクシア王女が……まだ2週間しか経ってない学寮の転校生と…付き合うだなんて!?」

 

ヒロミ「コイツら全員俺達が幼馴染だってこと知らねぇみたいだぞ?(小声)」

 

アレクシア「それはそうよ。だって知ってるのは王族学寮の生徒達だけだもの。(小声)」

 

俺達が付き合っている事に驚いていたのはシャドウことシド・カゲノーのモブ友達のヒョロ・ガリとジャガ・イモだ。確か…なんかのゲームにシドが負けて、アレクシアに告白するって罰ゲームだったよな?

 

ヒロミ「全く……これだからモブ生徒は…」

 

アレクシア「モブとか言わないの。同じ生徒でしょ?」

 

ヒロミ「はい…すいません。」

 

そして昼食。俺とアレクシアは食堂の区切られた場所である話題について話すことになった。

 

アレクシア「そういえば…ディアブロス教団がまた表に出ようとしているわね…」

 

ヒロミ「あぁ…しかもこの学園に教団の内密者がいるみたいだ。早く対処しないと皆が危ない。」

 

アレクシア「けど、お友達がいるんでしょ?」

 

ヒロミ「まぁな…てかお前…また超金持ち貴族コース頼んだのかよ。」

 

アレクシア「いつも食べきれないわ……メイドにはもう少し定食なみの多さにしてって頼んでるのに…」

 

ヒロミ「少し夜飯用に貰っていいかな?」

 

アレクシア「構わないわよ?」

 

ヒロミ「やったぜ。」

 

そう言った俺は箱型の保存容器に入れ、持ち帰るのであった…それから数日後…

 

ヒロミ「シドが尋問!?」

 

デザスト「どうやら王女さん誘拐の疑いがあるみたいだが…どうもきな臭いんだよな。」

 

本来なら俺が尋問されると思ったのに……まさかアイツら…シドがアレクシアを誘拐したと見てるのか?

 

でも、元はと言えばゼノン・グリフィ:クソ教師が決まってもいないのに強引に話を進めて婚約者にしようとしている…たく、俺がいるっていうのに…

 

ヒロミ「カゲロウに尾行させろ……もしかしたら、シャドウガーデンの会話が聞けるかもしれない。」

 

デザスト「分かった。」

 

シド・カゲノーの自室…彼は七陰の第一席、アルファと話していた。

 

シド「久しぶりアルファ。」

 

アルファと呼ばれる金髪エルフは肉厚マグロの入ったサンドをシドに渡す。それは王都の有名店『まぐろなるど』のものだ。どこぞのチェーン店のパクリだが、これが相当美味いらしい。

 

シド「僕のサポート当番って今はベータだよね?なんでアルファが?」

 

アルファ「連絡があって戻ってきたのよ。」

 

七陰はみんな自由に暮らしているみたいだが、こうして接待に付き合いに来てくれるらしい。

 

アルファ「あなたの事を犯人に仕立て上げようとする動きがあるわ。」

 

シド「ほっとけば僕が犯人なんだけど…まぁ、貧乏男爵家のパッとしない学生ならちょうどいい…」

 

アルファ「騎士団は信用できないわ。」

 

シド「もしかして教団が入り込んでる?」

 

アルファ「えぇ間違いなく。王女誘拐の犯人は教団の者よ。目的は濃度の高い『英雄の血』ね?」

 

シド「そうか…彼女は生きているのかな?」

 

アルファ「生きてなかったら意味がないでしょ?それにあの王女様が例の優等生とロマンスを繰り広げていたらしいけど…」

 

シド「ヒロミは手を出さないと思うよ…ま、注意は必要だけど。」

 

アルファ「あなたが何か大きなものを抱えているってことぐらい分かってるわ… でももう少し私たちを信頼して。今回だって事前に知らせてくれればこんな大事にはならなかった。そうでしょ?」

 

シド「ごめんねアルファ。」

 

アルファ「いいの。あなたをフォローするのが私たちの仕事なんだから… この事件が解決したら『まぐろなるど』でご馳走して。さっきのサンドは私の分だから…」

 

シド「アルファの分も貰って悪いね……また後で何かで返すよ。」

 

アルファ「気にしないでちょうだい…そろそろ行くわ。あなたはしばらく大人しくしていて?」

 

シド「分かった。」

 

アルファ「ところで、アナタを尋問していたあの2人だけど…先に消しておいていいかしら?」

 

シド「なんでさ?彼らは自分の仕事をしただけだよ。寧ろ報酬を受けとるに値する。」

 

アルファ「報酬ね…でも気が変わったら言って。デルタも来てるし。」

 

シド「デルタいるの?」

 

アルファ「アナタに会いたがってたわよ?」

 

そう言ってアルファはシドの部屋から出て行った。その裏で…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カゲロウ「脳が痺れるぐらいに聞いちゃったなぁ?シャドウガーデンの内緒話……ヒロミに報告しておくか。」




次回

・正義の実力者は最初の戦いなので乱入してみたい!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。