正義の実力者になりたくて! 〜ミドガル魔剣士学園の優等生〜   作:XIYON

8 / 21

お気に入りが50件に超えました。ありがとうございます。

ケノン:イメージCV松風雅也

ヒロミがシャドウガーデンとして活動する時に使う偽名。『番外零』という名で知られる唯一の男性メンバーでシャドウガーデンで知らない者はいない。一部の七陰(アルファやデルタなど)からはイレギュラーメンバーということもあってかあまり期待されていない。(寧ろ怪しまれている。) 逆にベータ、ガンマイプシロンは彼の正体を知っており、度々シャドウガーデンの情報をヒロミにだけリークしている。

顔を隠すためにヴィダールの仮面を付けている。


ニュー (正義の実力者版)/仮面ライダーニュー CV:内田真礼

とある貴族の令嬢で『悪魔憑き』発症のせいで棄てられたのは変わらないが、シャドウガーデンが拾う前にヒロミが拾って救った。以降はガーディアン・オブ・ロゴスのメンバーでヒロミの秘書をしており、シャドウガーデンの一員としてもミドガル学園でいつ起きるか分からない事態に備えて生徒として潜入している。変装と拷問が得意なのは変わらない。



・正義の実力者はシェリーちゃんを救うために新たなライダーシステムを使いたい!

 

数日後……俺は急遽アイリスさんに呼ばれた。その内容というのがこれまた面白いものだった。

 

ヒロミ「シャドウガーデンを名乗る者?」

 

アイリス「えぇ……ここ数日、何名かの一般市民が絞殺されているの。」

 

ヒロミ「絞殺!?剣で殺されたんじゃないんですか?」

 

アイリス「えぇ…殺された男性の首元に手の跡が残っていたわ。」

 

驚きだ…シャドウガーデンを名乗る奴は一体何者なんだ?ふむ……なら作戦を練るしかないな?

 

ヒロミ「アレクシアとニューと一緒に調査してみます。シェリーの護衛はカゲロウとデザストに任せます。」

 

アイリス「けど時間帯は夜よ?シャドウガーデンも出向いてるはず。」

 

ヒロミ「ご安心を……陰に潜む技を持つのは、彼と彼女達だけではありませんので…」

 

そして夜の時間帯。俺はクソ長いアタッシュケースを持ちながら、アレクシアとニューと共に歩いていた。

 

アレクシア「そのデカい箱……ニューが使うものかしら?」

 

ヒロミ「よく気づいたなアレクシア。」

 

俺とアレクシアの他愛のない話をしていた時、後ろから3人ほど気配を感じた。嫌な予感を感じた俺達は隠れるように逃げて眩ませた。そして…

 

ヒロミ「なにしに来てるんだシャドウガーデン……いや、シャドウガーデンじゃないか。」

 

アレクシア「変ね…報告書ではシャドウガーデンに成りすましていたのは男だと聞いたけど…」

 

そんななか上の方から何かが切断される生々しい音が聞こえた。

 

ヒロミ「ニューか……アレクシア。ここを頼めるか?」

 

アレクシア「えぇ、任せてちょうだい。」

 

俺は顔に仮面を被った後に飛び上がり、3人の相手をアレクシアに任せた。そして彼女はドス黒い顔で笑みを見せ…

 

『DESIRE DRIVER』

 

アレクシア「さぁ……これからは…夜のお仕置の時間よ?」

 

そう言って彼女が取り出したのはリボルバー銃を正面から見たような形状をしたバックルを取り出した。それをドライバーの右側にセットする。

 

SET!

 

彼女は自分の髪を綺麗に払ったあとに右手をマグナムレイズバックルのリボルバーに添え、偽シャドウガーデンに左手で指を指す。そして…

 

『SET』

 

アレクシア「変身!」

 

『MAGNUM』

 

『READY FIGHT』

 

そう言って彼女が変身したのはギーツでもダパーンでもない変わったライダーに変身した。見た限りだとカリバーとクローズチャージをごちゃ混ぜにして改造したように見えるが…

 

アレクシア「さぁ、ショーゲーム開始よ?」

 

『MAGNUM SHOOTER 40X』

 

マグナムフォームの標準武器『マグナムシューター40X』を取り出した彼女はその銃の銃身を伸ばし始める。

 

『RIFLE』

 

アレクシア「ふん!」

 

彼女が屋上まで飛び上がると同時に偽シャドウガーデンも追いかけて屋上に着くが、そこにアレクシアの姿は無かった。

 

「どこに行った?」

 

「見失ったぞ?」

 

そんな偽者達の隙を見てアレクシアがライフルモードで撃ち抜く…そして…

 

アレクシア「ごめんなさい。これが私のやり方なの。」

 

アレクシアの狙撃に倒れ込んだ偽シャドウガーデン……そしてその後ろでは…

 

ヒロミ「大丈夫かニュー?」

 

ニュー「ケノン!」

 

ヒロミ「しっかし変だな……アレクシアが対等している奴らといい……この男どもといい……どうやら俺達の知らないところで何かが起きているらしい。」

 

そんなことを語っていたらニューが尋問していた偽シャドウガーデン達が立ち上がり、こんなことを言い出した。

 

教団員「『ジュラピラ……』」

 

教団員「『ジュラピラ。』」

 

ニュー「え?」

 

ヒロミ「ニュー、下がってろ。」

 

そう言って彼らの周りにスライムでなんとデザイアドライバーを生成し、それを腰に装着したのだ。

 

『『「「変身…」」』』

 

『Jyamato』

 

シャドウガーデンはまさかのジャマトライダーに変身。ジャマトにしか変身できないライダーを人間が変身したのだ。その様子を同じく間近で見ていたアレクシアも驚きを隠せなかった。

 

アレクシア「どうなってるのよあれ…」

 

絶対絶命なピンチの時、俺は長いアタッシュケースをニューに投げ渡したあとにスライムで武器を生成。ジャマトライダーに対抗する。

 

ヒロミ「お前のだ。」

 

ニュー「えぇーーー!?」

 

アタッシュケースの開け方が分からないニューは困惑しながらもどこか隠れながらその中身を開けた。そして入っていたのは黒い剣だった。指紋認証らしき場所もあり、彼女がその剣を持つと腰にベルトのような物が自動的に巻かれる。

 

『VISION THRASHER』

 

ニューは剣が自分を認めてくれたことを確信した後、シャドウメトリクサーに指紋認証で自身を特定させる。

 

『NEW LOG IN』

 

ログインが完了した後にシャドウアーマーズカードホルダーからシャドウアーマーズカードを取り出し、それをヴィジョンリーダーに読み取らせた…そして。

 

ニュー「変身。」

 

『INSTALL』

 

彼女の辺りから大量の黒いスライムが現れ、それが次々と彼女に纏わり着く。そしてみるみるとそのスライムが装甲と化して形を変えていく。そして現れたのは…

 

『DOMINATE A SYSTEM NEW』

 

黒い漆黒のアーマーを身に纏った仮面ライダー……『仮面ライダーニュー』が現れた。その光景にアレクシアはまたもや驚いてしまった。

 

アレクシア「あ!なんかズルくない!?」

 

ニュー「覚悟しなさいディアボロス教団……私は、ケノンやシャドウ様のように甘くはない。」

 

そう言ってジャマトライダーに剣を振りかぶり、次々と追い詰めていくニュー。そして…

 

ニュー「終わりです。」

 

『CHECKMATE』

 

ヴィジョンスラッシャーのリーダーにカードももう一度読み込んだあとに、その剣に紫色のエネルギーを生成、それを使って目の前にいるジャマトライダーを木っ端微塵に倒したのであった。

 

一方のアレクシアも襲ってきた3人の偽シャドウガーデンを撃滅……したかと思いきや、2人ほど逃がしてしまった。

 

アレクシア「あぁ……逃がしてしまったわね。」

 

ヒロミ「だな…ーーーアレクシア。お前は寮に戻ってろ。後の仕事は俺達が片付ける。」

 

アレクシア「分かったわ。ま、理由は何となく分かるけど。」

 

そう言ったアレクシアは変身した状態で学園に戻ったのであった。俺のところには変身を解除したニューが現れる。すると…

 

ニュー「ケノン、これを見て下さい。」

 

そう言われた俺は先程アレクシアが倒した偽シャドウガーデンの遺体を見つめる。すると…

 

ニュー「魔力の痕跡がありません……というよりも、魔力自体がそもそも存在してない気がします。」

 

ヒロミ「変だな……」

 

そう思った俺は耳を確認するために女の髪を払う……すると耳の形は尖ったものであった。

 

ヒロミ「エルフ…」

 

ニュー「シャドウガーデンやディアボロス教団とは別に…この世界で悪事を働いているものがいるのでしょうか?」

 

ヒロミ「ふむ……ニュー、これをロゴスの解析班に送れ。この組織は俺達でカタをつけたい。」

 

ニュー「分かりました。」

 

ニューが女性のエルフの死体に魔法陣をかけ、それをロゴスの本部へと送ったのであった。すると…

 

ヒロミ「近くに居たのは分かってたぞ…出て来いよ。」

 

俺がそう言って現れたのは長い金髪で他のシャドウガーデンよりも偉そうな人が現れた。七陰の第一席。アルファだ。

 

アルファ「ケノン。」

 

ヒロミ「やぁアルファ。ちょっと遅かったな?」

 

アルファ「貴方がいるのは予想外ね?教団を倒しちゃったのかしら?」

 

ヒロミ「あぁ、悪かったな?」

 

アルファ「番外零のアナタが…七陰の許可無く暴れるのはよくないと思うのだけれど?」

 

ヒロミ「俺は俺のやり方でディアボロス教団を倒す……お前たちには関係ないだろう?」

 

アルファ「ふっ……まぁいいわ。勝手にやって他の七陰に嫌われることね?」

 

ヒロミ「お前たちも……いつか油断しているとヒロミ・サクラノに拷問されるぞ?」

 

アルファ「くっ……相変わらず皮肉な事しか言わないわね。」

 

ヒロミ「ふっ……いくぞニュー。」

 

ニュー「はい。」

 

その言葉を発して俺とニューはアルファの前から姿を消したのであった。それを確認したアルファは…

 

アルファ「もう時期アナタもおしまいになるわよ。ケノン…いや、ヒロミ・サクラノ、どこまで足掻けるかしら?」

 





仮面ライダーアルネス

アレクシアが変身するデザイアライダー。エントリーやマグナムは変わらないが、頭部はカリバーとクローズチャージをごちゃ混ぜにして改造している。マグナム、ゾンビ、ニンジャ、ビート、モンスター、全てにおいて適正しており、その強さは他のデザイアライダーを凌駕する。

仮面ライダーニュー

ニューがヴィジョンスラッシャーとシャドウアーマーズカードで変身する仮面ライダー。見た目はシャドウガーデンの服装をライダー化したものだがスーツ元は動きやすいためにサーベラを採用。頭部はローグとサーベラを改造。変身したと同時に黒い部分から鋭い赤い瞳を禍々しく光らせる。

ヴィジョンズスラッシャー イメージCV:ブリドカットセーラ恵美
ヒロミがヴィジョンドライバーとカリスラウザーからヒントを得た剣型の変身ツール。使用するにはニューの指紋が必要で彼女以外は使用できない。

次回

・正義の実力者はオリアナ嬢も救いたい!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。